2022年01月19日公開
2024年11月17日更新
もやしは腐るとどうなる?判断基準のポイントや保存方法まで解説!
もやしは腐るとどうなるかを考察しました。水分との関係性も述べ、何日くらいで腐るのかを詳しく解説しています。また、保存していたもやしを食べることが可能なのかの判断や、見分け方もわかりやすく説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
もやしは腐るとどうなるのか調査!
もやしはどんな料理にも合い、汎用性の高い食材です。味噌汁の具材や、ナムルなどにも利用ができ弁当のおかずにして食べることもできます。どの時期にもスーパーに並んでおり、手に入りやすいです。また、比較的安く購入できるので、財布にも優しい点もポイントです。
この記事では、もやしは何日で食べられなくなってしまうのか、腐るとどうなるのかを徹底的に調査しました。さらに、おすすめの長期的に保存をする方法もわかりやすく説明しています。ぜひ、見分け方を覚えて正しい判断ができるようになってください。
もやしが腐るまでの日持ち期間
もやしは日持ちしない野菜
もやしは腐るのが早く、日持ちがしない野菜です。もやしを使おうとしたら、ネバネバしていたりすっぱい味がしたりすることも多々あります。冷蔵庫に保存して、常備野菜として活躍する便利なもやしですが腐りやすいのが難点です。
しかし、そんなもやしも保存方法を正しく行えば腐る心配もなく、何日間も長期間保存ができます。正しく保存をすれば腐るのを遅らせて、美味しいもやしを堪能できるでしょう。
新鮮なもやしの特徴と選び方
新鮮なもやしは全体的にハリがあります。袋詰めされているもやしを持って、手にずっしりとほどよい重さを感じるものは良質なもやしです。くすみがなく白くて真っ直ぐに伸びているものも、新鮮なもやしと判断できるでしょう。白く真っ直ぐに伸びているもやしは水分を豊富に含んでおり、シャキッとした食感が期待できるからです。
袋の底に水分がたまってしまっているもやしは、避けたほうが無難でしょう。通常黄色いはずのひげや、豆の部分が茶色くなっているものもおすすめしません。美味しいもやしの見分け方を覚えて、新鮮なもやしを味わってみてください。
腐る手前の状態は?
水分が抜けてクタッとしている状態は、腐る手前の状態といえるでしょう。水分が出てしまい、その水分が腐る手助けをしてしまいます。いつものもやしと比べて、触感やにおいに多少違和感がある場合も腐る前兆です。
もやしは使いやすく値段も手頃な食材なので、どうしても大量買いをしてしまいます。そのため、腐る可能性も高くなります。非常にデリケートな食材なので、なるべく記載されている消費期限前に食べましょう。
もやしが腐るとどうなるのかの見分け方
もやしはなぜ腐るのが早い?
なぜ腐るのが早いかというと、もやしは成長中の野菜で常に育っている状態だからです。水分も多く早く腐る条件もそろっています。成長中ということもあり、もやしは非常にデリケートでちょっとした衝撃でも傷みやすいです。
もやしの特性として、日光が照らされない場所で栽培されるので菌に対しての免疫が低いのも要因でしょう。なるべく腐る原因を排除することを意識し、購入したら早めに食べることをおすすめします。
判断基準①におい
においを嗅ぐことで、食べることが可能かどうかの判断ができます。鼻がツンっとするようなすっぱいにおいや、生臭いにおいがすると腐っている可能性が高いです。ただし、生臭い場合はまだ食べられる可能性があります。もやし自体が、もともと生臭い香りを放っていることもあるからです。
判断が難しい場合は水でよく洗い、再度においを嗅いで確認してみてください。洗って生臭いにおいが取れていたら、腐る前の正常なもやしなので問題はありません。
判断基準②見た目
新鮮なものはきれいな真っ白な見た目をしており、ひげも黄色い色をしています。しかし、腐るとひげや豆の部分も含めて茶色く変色し、全体的にくすんだ色になるでしょう。また、腐ると水分が多くなりビチャビチャになります。少しの水分量ならば食べられますが、にごった水が出てきたら要注意です。
さらに、そのまま何日も放置するとドロドロに溶けて、原型をとどめなくなります。明らかに見た目からしても正常ではないので、廃棄してください。
判断基準③触った感じ
腐ると触ったときに、パリッとした固さを感じられなく触感に違和感がでてきます。水分が出てしまい、柔らかくなるためです。さらに腐ると菌が増殖し、ねばりが目立ち糸をひくようになるので非常にわかりやすいでしょう。
手に取ると、ボロボロ崩れ落ちることもあります。手に取ったときにぬめりを感じ、しんなりとした際は食べずに必ず捨ててください。
もやしの適切な保存方法
常温保存は腐るのが早い
常温での保存は寒い時期でも、避けたほうが良いです。夏だと一日も保たずに腐ることもあります。高温多湿のところに、出しっぱなしにしていると腐るのも時間の問題です。短い時間ならば常温でも腐らないにしても、シャキシャキ感がなくなり味気のないものになるでしょう。
また、袋から出すとより劣化を早めます。美味しく食べたいのであれば、常温保存は避けるのに越したことはありません。
保存方法①冷蔵保存
もやしは常温保存には向いていませんので、冷蔵保存を心がけましょう。タッパに入れ水に漬けて冷蔵保存すると、1週間ほど持ちます。空気に触れないようにラップやフタで閉じてください。水を毎日新しい水に変えることも忘れないようにしましょう。このやり方だと水に栄養分が流れてしまうので、早めに食べることをおすすめします。
また、茹でたり電子レンジで加熱してから、冷蔵保存をしても安心して保存が可能です。この場合もなるべく空気に触れないように、密封して冷蔵保存をしてください。
保存方法②冷凍保存
大量に購入して、長期に渡って保存するのであれば冷凍保存が良いでしょう。ジップロックやタッパを使って小分けにすることで、冷凍庫内も整理しやすいです。冷凍する前に水でよく洗い、水気を切ってから冷凍保存してください。冷凍保存だと約2週間ほど保存が可能です。
汁物や炒めもので使うときは、わざわざ解凍をしなくてもそのまま投入することで調理ができます。もやしの歯ごたえは失われてしまうので、加熱調理に利用するようにしてください。
もやしは腐る前に食べ切ろう!
もやしは使いやすく、肉や魚にもよく合い便利なので人気の食材です。旬の時期がとくになく、一年中味が変わらずに美味しく食べられるのも魅力でしょう。しかし、すぐに腐るので保存が難しいのが欠点です。そのため、購入したらすぐに使い切るのが確実です。
いつの間にか腐っていたということもあるので、腐る前兆を見逃さずに見分け方を覚える必要もあります。また、どうしても保存をしたい場合は少しの工夫をすることで、何日も保存ができます。本記事を読んで、正しい保存方法をぜひマスターしてください。