2021年03月27日公開
2024年11月08日更新
ふきの下処理のやり方は?簡単にできる下ごしらえ・保存方法を紹介
ふきの下処理のやり方を紹介します!美味しいふきの選び方や、塩を使った簡単な下ごしらえの方法を解説しました。あわせて、冷蔵・冷凍での保存方法についてもまとめています。下処理や、調理の際の参考にしてください。
ふきの下処理と保存の方法を紹介!
🐷豚肉の昆布巻き
— むぎの (@mugin0_mugin) November 2, 2018
🐤鶏肝の黒酢煮
🌱ふきの炊いたん
🍚古代米の赤飯
ザッ和食!
下処理面倒だけどふき大好き😋
ネットでお米を買ったら、もち米と古代米がおまけで付いてきたのでお赤飯〜! もち米美味し〜😭💕#料理好きな人と繋がりたい #おうちごはん #夜ごはん #和食 #お腹ペコリン部 pic.twitter.com/JtPkdsrh3K
ふきは独特な香りと、苦みのある味わいが売りの食材です。和食においてかかせない食材とも言えます。美味しい反面、下ごしらえが面倒なイメージがあるのも事実です。
当記事では、簡単にできる下処理の方法と、美味しいふきの選び方を紹介します!あわせて、冷蔵・冷凍での保存方法についても解説したので、料理の際の参考にしてください。
ふきの選び方と下ごしらえの方法
美味しいふきの選び方
蕗の選び方。蕗は写真の様に三本から生っています。真ん中は固くて美味しくないので左右のどちらかを選びますが、切ってみて水分の多い方がお勧めです。茎が赤くなっている所謂赤蕗は、渋味が強いので食用としてはお勧め出来ません pic.twitter.com/7S1uufyB
— くひこ (@badhumankuhiko) May 23, 2012
美味しいふきを選ぶ際に、チェックするべきポイントは3つあります。ひとつは、葉がきれいで、鮮やかな緑色であること。ふたつめは、葉柄がまっすぐで、ハリがあること。最後に、葉柄の太さがどこも等しく、太めであることです。
葉柄とは一般的に食用とされている、ふきの茎のように見える部分のことをいいます。葉が変色していたり、葉柄に元気がなく持ったときに折れてしまうものは、収穫から時間が経っていると考えられます。また、葉柄の太さはふきの柔らかさを見るポイントです。葉柄が太めな方が柔らかく、美味しく食べることができます。
下処理①葉と柄を切り離し板ずりをする
下ごしらえをするにあたって、まずは葉と葉柄(茎)を切り離します。次に、葉柄を家にある一番大きなフライパンや、鍋のサイズに合わせてカットします。カットしたら、まな板の上で塩を使って板ずりしていきます。
板ずりする際はまずまな板の上で、一束に対して大さじ山盛り1杯の塩をふりかけます。ふりかけたら、両手でふき同士をこすり合わせるように転がしましょう。以上で板ずりは完了です。板ずりをすることによって、茹でても変色しにくくなり、皮もむきやすくなります。
下処理②茹でて皮をむく
実家のお庭に自生している蕗(フキ)を頂いたので下ごしらえ。板ずり→さっと茹で→氷水に取り→スジを剥く。いい香り! pic.twitter.com/lsTlT1afej
— kitchen hime / たにりり (@himenotable) May 20, 2019
板ずりが終わったら、ふきを茹でていきます。まずは、フライパンや鍋にたっぷりのお湯を沸かします。沸いたらふきを塩が付いたまま入れ、細い部分は3分、太い部分は5分程度茹でていきます。次に、冷水を用意して、茹で終わったものから順番に取り出して冷やします。
十分に冷えたら続いては、皮むきと筋取りをしていきましょう。爪を立てて太いほうから皮をむいていき、むき残しは反対側から同じようにして、皮を取り除きます。下ごしらえで特に重要なのは、この皮むきと筋取りです。ふきの皮や筋は固く食べにくいので、しっかりとここで取り除いておきましょう。
ふきの保存方法
冷蔵保存の場合
どしゃ降りのなか、暇潰しに春野菜の下ごしらえを🌸
— ダイニングバーKUU (@kuu33278421) April 18, 2020
大きな筍やふきを茹でて保存したり
キッチンを大掃除してスッキリ。
爽やかなキッチンで春野菜天ぷら。
こごみ、ふきのとう、タケノコ、マイタケ、レンコン。冷蔵庫にも作り置きおかずを常備して明日は通し営業、頑張ります🎵 pic.twitter.com/4YwavKXZkd
ふきは、冷蔵庫で5日ほど保存することが可能です。下処理が終わったふきは、保存容器にはいるサイズにカットしておきます。カットしたふきを、水に浸るようにして保存容器に入れたら完了です!
ただし、保存容器の水は毎日取り換えるようにしましょう。水につけて保存することで、下処理だけでは取り切れなかったアクも、しっかりと抜けてくれます。そのため、急がない場合は、調理の前日などに下処理を行うのがおすすめです。
冷凍保存の場合
ふき(葉)は
— もっきーさん#信州プロレス🍎 (@mockeytrikystar) June 7, 2019
茹でて冷水で色止めしたのを #アイラップ のスライドジッパーNEOに入れて冷凍保存❄
冷凍ストックのパセリ同様に彩り用として適宜使用する予定だに。#栄村 #秋山郷#田植え体験#田ウェーイww#おいしくなぁれ#栄村ふるさと観光大使#無茶フェスin栄村#信州プロレス🍎 pic.twitter.com/935Yco3Txe
ふきは冷凍の場合、約1か月ほど保存ができます。冷凍保存をする場合のポイントは、下ごしらえの際に「標準の時間よりも短くゆでること」です。茹でたふきは粗熱をとり、表面の水分をキッチンペーパーで拭き取ります。そのあと小分けにラップをしてから、冷凍用保存袋で保存しましょう。
冷凍したふきは、冷蔵保存よりも繊維の触感が多少強くなります。そのため、煮物や汁物などにおすすめです。調理する際は、解凍せずに凍った状態でそのまま調理します。また、冷凍する場合は、調理してから保存するのもおすすめです。
ふきの下処理は一度覚えれば簡単に出来る!
美味しいふきの選び方と、下処理の方法について紹介しました。下処理の工程は多くないので、覚えてしまえば簡単にできるようになります。
また、ふきの保存は冷蔵、冷凍どちらでも可能です。ただし、冷凍する場合は、繊維の触感が多少強く感じるようになるため、煮物などに調理するのがおすすめです。下ごしらえをマスターして、美味しいふき料理を食べましょう!