2020年03月07日公開
2024年10月12日更新
ふきのとう人気レシピ!味噌・天ぷら・佃煮から中華やイタリアンも!
ふきのとうの人気レシピを解説します。本記事では、春の山菜として有名なふきのとうの味噌や天ぷら、つくだ煮などの定番のレシピを詳しく紹介します。また、パスタやアヒージョなどの洋風アレンジの簡単レシピも紹介しますので、ぜひ参考にして下さい!
ふきのとうのレシピを紹介!
おはようございます☺
— アスマ🍀 (@TiN8gd9jwtTB4f3) February 28, 2020
ふきのとうがたくさん採れましたよ〜🍀 pic.twitter.com/zcHTZlx6Xm
春になると、どこからともなくふきのとうの話題が出てきます。春の山菜として、うどやわらびなどとともに人気でよく料理されます。少し苦みがありますので、苦手だという人や子供には食べさせづらいと感じている人もいるかもしれません。しかし、その苦みが好きでよく食べているという人も沢山います。
そこで、ふきのとうを美味しく食べられるレシピを本記事では紹介します。ふきのとうと言えば、味噌や天ぷら料理というイメージがありますが、実は洋風やイタリアンにアレンジするレシピもあります。
ただ、ふきのとうを料理する前に下ごしらえが重要になります。方法はいたって簡単です。水洗いしたふきのとうの黒ずんだ部分をきれいに取り除きます。そして、沸騰したお湯に5~6分茹で、一晩水にさらせばあく抜きができます。また、苦みをできる限り抑えたい場合は、水にさらす時間を長くしましょう。
足のむくみを取ったり、高血圧の予防に効果のあるふきのとう。旬の時期に簡単なレシピですので、冬に食べ過ぎて増加してしまった体重をふきのとうで体調管理をしてみてください!
ふきのとうの簡単人気レシピ【和風】
ふきのとう味噌
【材料】
- ふきのとう5ケ
- 田舎みそ100g
- 白みそ100g
- 酒30cc
- 味酢30cc
【手順】
- 鍋にふきのとう以外の材料を入れる。焦げないようによく混ぜる。
- へらからみそが落ちないくらいまで混ぜる。
- ふきのとうはへたを切って半分に切る。放っておくと黒くなり灰汁が出るので、水にさらす。
- たっぷりのお湯に塩をひとつまみ入れてふきのとうを30秒湯がく。
- 湯がいたら冷水でしっかり冷やしよくしぼる。
- フライパンでふきのとうを炒めてみそを合わせたら完成。
人気の定番レシピは、味噌で和えるふき味噌です。ふきのとうは、そのまま保存しておくと1日から3日くらいで黒ずんできてしまいます。その点、ふき味噌にしておけば冷蔵庫で約2週間保存可能です。ふき味噌の作り方は色々ありますが、食感を味わいたい人はあまり細かく刻まないで味噌と合わせましょう。
ふきのとうは基本的につぼみの部分を食べますが、伸び切って花が咲いてしまっても茎の部分は食べる事ができます。あく抜きをきちんとして細かく刻んで味噌と和えたり、きんぴらのように油で炒めても美味しく食べられます。
また、ふき味噌は一度作ると他の料理とアレンジする事ができます。温かいご飯にのせたり、お酒のおつまみにするのは人気があります。例えばトーストにディップしてチーズをのせて焼いたり、パスタに和えて食べるのも美味しいでしょう。ホウレンソウなどの野菜と混ぜて白あえにするのも、人気があってよく食べられています。
ふきのとうの天ぷら
【材料】2人分
- ふきのとう6~8個
- 揚げ油適量
- 塩適量
- 薄力粉70g
- A冷たい水100ml
- A卵黄1個分
【手順】
- 揚げ油は170度に温める。
- ふきのとうの汚れている葉があれば取り除き、葉をしっかりと広げる。薄力粉(分量外/適量あればハケを使用)をまぶし、余分な粉をはたき落とす。
- Aを混ぜ合わせる。薄力粉を2回に分けて加え、だまが少し残るくらいまで溶く。
- 2を3にくぐらせ、花の部分が下になるように揚げ油に落とし、すぐに裏返す。何度か返しながら1~1分30秒揚げたら油を切り、バッドに上げる。塩を全体にふり、天紙をしいた器に盛りつける。
ふきみそや佃煮と同じくらい人気なのが天ぷらです。様々なレシピがありますが、ポイントはつぼみから葉を丁寧に開かせて花のように揚げることです。そうすると、見た目も華やかで食欲をそそります。食べ方は、塩で食べたり味噌につけたりポン酢で食べる人もいます。
また、材料も卵や薄力粉を使わずに片栗粉だけまぶしたり、青のりを混ぜて揚げるレシピもあります。旬の山菜を合わせてかき揚げにして食べるのも美味しいです。
ホタルイカとふきのとうのご飯
ふきみそをご飯にのせて食べるのも良いですが、炊き込みご飯に食べられる簡単なレシピがあります。ホタルイカと炊き込むことによって、イカの淡白な味と素揚げしたふきのとうの苦みがベストマッチします。また、もち米を少し加えることによって粘りが出て味わいが深まります。佃煮にや天ぷらに飽きた時は、ぜひこの一品を作ってみてください。
ふきのとうの佃煮
春を感じる季節の味!「ふきのとうの佃煮」レシピを紹介します https://t.co/s2v0svgF5U #クックパッド pic.twitter.com/WD4zZJVZnS
— クックパッドニュース (@cookpad_news) March 25, 2016
ひと言で佃煮と言っても、中に入れる材料によって味わいが変化します。基本はみそや醤油と和えて、アクセントにちりめんじゃこやすりごまなどを混ぜるでしょう。その他、子どもが食べるなら砂糖とめんつゆで簡単に混ぜたり、梅肉を使うといつもと違う佃煮が作れます。ご飯のお供に欠かせない人気の料理です。
さわらとふきのとうの味噌焼き
【さて、なんと読む?】魚へんに春と書いて「鰆」。このお魚を使った、春らしい“ふきのとう味噌焼き”をご紹介♪ レシピはこちら! http://t.co/sbAyKQ5K6a pic.twitter.com/wnMAjQxd1Y
— SUNTORY(サントリー) (@suntory) March 4, 2014
ふきみそのアレンジレシピになりますが、タラの切り身にも抜群の相性が良いです。焼いたタラにふきみそとくるみを散らして1~2分焼くだけで、ふきのとうとくるみの香ばしい匂いが漂ってきます。タラをただ焼くだけではなく、少しアレンジするだけで豪華な料理が簡単に完成します。
ちなみに、ふきみそのアレンジとして酢味噌和えもあります。酢も一緒に混ぜることによって苦みが和らぐので、苦手な人にはおすすめです。豆腐の上にのせても美味しいですし、たこやきゅうりなども一緒に混ぜ合わせればお酒のつまみにぴったりです。しかし食べ過ぎるとお腹の調子を壊してしまう可能性がありますので、注意してください。
ふきのとうの味噌汁
大人の味になりますが、みそ汁もふきのとうを入れて食べる事ができます。ふきみそや佃煮より苦みを味わう事ができますので、ふきのとうが好きな人にとっては最高のみそ汁です。他の具材と一緒に煮詰めても良いですが、苦みを存分に味わいたい上級者は最後に散らして入れると更に香りが増して苦みが引き立ちます。
ふきのとう簡単人気レシピ【洋風】
ふきのとうのフリッター
天ぷらよりも食べやすく、ワインやチーズにも合うのがフリッターです。卵白を泡立ててふわふわにすることによって、洋風に仕上げる事ができます。また、チーズをまぶしたりマヨネーズやケチャップで食べることもできますので、苦みが苦手な人も食べやすいでしょう。カレー粉や抹茶をまぶしてアレンジレシピにしても美味しく食べられます。
ふきのとうと菜の花のパエリア
菜の花やふきのとうの香り立つ苦みがアクセントになり、ニンニクや油の吸ったお米にピッタリです。いつもの海鮮パエリアをアレンジするだけで、栄養価の高いヘルシーな料理に出来上がります。エビの代わりに鶏肉を入れても美味しいこと間違いなしです。
ふきのとうのハニーマスタード和え
ハニーマスタードの洋風な味付けにふきのとうの苦みがお酒のおつまみにぴったりです。このまま食べても良いですし、パンの上にのせたりポテトサラダと混ぜ合わせても美味しく仕上がります。調味料をめんつゆにしてますが、醤油やごま油、オリーブオイルなど自分好みのアレンジをするとバリエーションが広がります。
ふきのとうのみそマヨチーズ焼き
このレシピはふきのとうを丸ごと茹でて、チーズを上にかけてオーブンで焼くという工程ですが、刻んでチーズと混ぜても色々な料理に使う事ができます。ご飯も混ぜてリゾット風に仕上げたり、ピザ生地にトマトやウインナーと一緒に焼くこともできます。どの料理も、独特の香り高い苦みがチーズ独特の香りとマッチして食欲をそそります。
ふきのとうのチーズグラタン
ふきのとうとチーズは相性抜群ですので、グラタン風に仕上げることができます。食パンでマカロニのような食感を出して、玉ねぎでアクセントを加えることもできます。また、ベーコンやハムを使わずあえて魚肉ソーセージを使うことによって、ふきのとうの苦みが際立ちます。しかも手の込んだレシピに見えて、とても簡単に作れます。
ふきのとうの簡単人気レシピ【イタリアン】
ふきのとうとレモンのパスタ
非常時の中せめて自宅で旬の美味しいものを手軽に食べたいよという方、ふきのとうパスタおすすめです。
— kaoru (@hkaoru) February 28, 2020
参考レシピはこちらhttps://t.co/LCnf4DniTR
材料がなくて、しいたけ→しめじ、にんにく→玉ねぎ、レモン→かぼすの絞り汁にして、2回目はかぼすを多めに入れたら更に美味しくなりました。ぜひ pic.twitter.com/CgHFyijQqm
パスタは、ダイレクトに旨味や苦みを味わう事ができます。また、レモンを加えることによってさっぱりとした後味になります。ポイントは、スパゲッティを太麺にすることによってバランスがとれます。今回は洋風パスタにしましたが、レモンをかぼす、オリーブオイルをごま油にすると和風パスタにすることもできます。
ふきのとうと山菜のサラダ
今しか味わえない……春の味覚、ふきのとうの下ごしらえとレシピ https://t.co/9xCxewSldy pic.twitter.com/j6yl5yhUdO
— All About 暮らし (@allabout_recipe) March 15, 2017
春の味覚を存分に味わうなら、シンプルにサラダにして食べるのが一番です。こごみやタラの芽も一緒に下ごしらえをして、最後にドレッシングをかければ豪華な前菜の出来上がりです。ドレッシングも醤油味の和風にしたり、豆板醤を使った中華、オリーブオイルで洋風にと様々な味の変化を楽しめます。
ふきのとうのオイル漬け
暖かくなり、花粉が辛い季節・・・そんなときは、身体の中の毒素を取り除いてくれる食材をいただくといいのだとか。そんな食材の代表、ふきのとうを使ったレシピ「ふきのとうのオイル漬け」を料理研究家・平野由希子さんが提案。ワインがすすみます!https://t.co/mBYWyzHIqo pic.twitter.com/xUY9QoXd6A
— madame FIGARO japon (@madameFIGARO_jp) March 28, 2017
お酒にぴったりなレシピは、生ハムやチーズと相性抜群です。オイル漬けすることによって保存期間も長くなるため、採りすぎた時には新鮮なうちにオイル漬けするのをおすすめします。もちろんパスタやピザ生地の上にのせることもできまし、レシピも簡単なので春の訪れとともに作ってみてください。
ふきのとうのアヒージョ
アヒージョとは、スペイン語で小さなニンニクを表す言葉で、日本でも人気の料理となっています。よく合う食材は、魚介だとエビやカキ、野菜だとマッシュルームやジャガイモなどが良いでしょう。最近では、タコ焼き器でアヒージョを作る人も増えています。そうすると他の食材と混ざることなく食べられますので、素材本来の味を楽しめます。
ふきのとうジェノベーゼ
松の実やチーズ、オリーブオイルを混ぜて作るジェノベーゼに味のポイントとしてふきのとうはかかせない食材です。もともとチーズやオリーブオイルとは合いますので、こってりしたパスタを食べたいときにおすすめです。ちなみに日本では、ジェノベーゼと言えば緑色と想像しますが、バジルが入ったものはペスト・ジェノベーゼと言います。
ホタルイカとふきのとうのバターソテー
ほろ苦とコクうまで春を感じる「ホタルイカとふきのとうのバターソテー」
— ビール女子 (@beergirl_net) March 2, 2020
ふきのとうをオリーブ油で炒め、ホタルイカとバターを加えてさっとソテーで完成!苦×コクの組み合わせはまろやかなヴァイツェンが合う🍺
↓作り方はこちらhttps://t.co/RA2WzlJUc9#ヴァイツェンと合わせたいおつまみレシピ pic.twitter.com/hIyeJTxg56
ホタルイカも春の訪れを告げてくれる食材です。ホタルイカは小さいので下処理が少し大変ですが、ふきのとうと一緒にバターと混ぜるとどちらの味もころすことなく食べることもできます。レシピではフランスパンに盛り付けて食べてますが、和風でも紹介した炊き込みご飯やパスタに混ぜても合います。
ふきのとうのレシピまとめ
ふきのとうと菜の花の天ぷら#春を味わう pic.twitter.com/9s8odLZB2i
— An (@An_osanpoikuyo) February 23, 2020
ふきのとうは、和風にこだわらずどんな食材や調理でも合う万能な山菜です。料理のアクセントにもなりますので、味がぼやけた時に加えると絶品料理に変化するでしょう。また、独特の苦みは肝機能を強化し、新陳代謝を促進してくれます。冬に増えてしまった体重を取り戻すのに一番効果的な食材と言えます。
ふきのとうは全国に自生していて雪が解ける頃に芽吹きます。なので場所によっては摂れる時期が違いますが、ふきのとうの話が出るときは春の訪れを告げるとも言われています。もし新鮮なふきのとうが手に入ったら、ぜひ本記事のレシピを参考にして美味しい絶品料理を作ってください!