おにぎりはどれくらい日持ちする?市販・手作りで検証!長持ちのコツは?

おにぎりの日持ちについて詳しくまとめました。市販品と手作りの日持ち期間や具材ごとの日持ち、おにぎりを長持ちさせるコツなどを解説します。腐ったおにぎりの見分け方も紹介しているので、おにぎりをよく食べる方は必見です。

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目次

  1. 1おにぎりがどれくらい日持ちするのか知りたい!
  2. 2おにぎりの日持ちの詳細
  3. 3おにぎりが腐ったときの見分け方
  4. 4手作りおにぎりを長持ちさせるコツ
  5. 5おにぎりの日持ちまとめ

おにぎりがどれくらい日持ちするのか知りたい!

片手で食べられるおにぎりは、朝食や昼食はもちろん、小腹が空いたときや夜食にも人気の食べ物です。口にする機会も多いですが、どれくらい日持ちするか知っているでしょうか?本記事では、おにぎりの日持ちについて手作り・市販品別に調査しました。腐ったときの見分け方や日持ちさせるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

おにぎりの日持ちの詳細

おにぎりは、私たちの食生活に欠かせない料理のひとつです。中の具材をアレンジしたり握り方を変えたりと、いろいろな食べ方が楽しめるのも魅力でしょう。お弁当用に手作りすることも多いですが、日持ちが気になることはありませんか?まずは、おにぎりがどれくらい持つのか詳細をチェックしてみましょう。

賞味期限と消費期限の違い

コンビニやスーパーでおにぎりを購入すると、必ず消費期限が記載されています。消費期限とは、加工食品が安全に食べられるまでの、ある一定の期日を記したものです。この消費期限が表示されるのは、おにぎりをはじめ、ケーキや弁当、サンドイッチなどの傷みやすい食品です。

消費期限と似ているものに、賞味期限があります。賞味期限とは、加工食品がおいしく食べられるまでの期限を表したものです。消費期限と異なるのは、製造してから3か月以上持つ、傷みにくい食品に表示されるという点です。

消費期限切れの食品がすぐに食べられなくなるのに対し、賞味期限切れの食品は味や臭いに問題なければ食べてもよいとされるのも違いといえます。

おにぎりの日持ち期間【市販品】

市販のおにぎりを購入し、食べ切れなくて期限が切れてしまった経験はないでしょうか?コンビニのおにぎり場合、製造日または翌日までを消費期限としているものが多いです。ただし、市販のおにぎりは製造から販売まで時間がかかるため、余裕を持って消費期限を設けています。従って、多少期限が切れても問題ないと言えそうです。

おにぎりの日持ち期間【手作り】

素手を使わなければ翌日は平気です。 ラップで握った後冷やして包み込でください 2日後でも大丈夫でした。ただし固くなります(特に表面)

手作りのおにぎりの場合、日持ち期間は半日(12時間)程度といわれています。これは、清潔な環境、清潔な手で調理することに加え、冷蔵庫で保存した場合に限ります。清潔な環境とは、まな板や包丁、おにぎりを入れる容器も含まれます。

自宅で作るときは湿度や室温にも左右されるため、早めに食べ切るに越したことはありません。食中毒の危険はありますが、自分で食べるのであれば翌日に持ち越してもよいでしょう。この場合も、必ず10℃以下の冷蔵庫で保管してください。

おにぎりの市販品と手作りの違い

市販品と手作りのおにぎりで大きく異なるのは、添加物の有無です。市販のおにぎりは店頭に並ぶまでにさまざまな工程を経るため、傷まないよう保存料などの添加物が加えられています。このおかげで、手作りのおにぎりよりも日持ちが良くなるのです。

とはいえ、市販品を購入してからの日持ちは手作りのおにぎりとさほど変わりません。添加物が気になる方は、あえておにぎりを手作りしてもよいでしょう。

市販品の賞味期限は適切な保存がされている場合に限る

これまで紹介してきた市販品のおにぎりの消費期限は、冷蔵庫で保存していた場合に限ります。言い換えると、常温保存していた場合は、期限が切れていなくても食べられなくなることがあるということです。

さらに、冷蔵庫に入れるまでに時間かかかったり、暑い時期に持ち歩いていたりする場合も、品質が悪くなる可能性が高いです。湿気の多い梅雨や夏場は特に気をつけましょう。

消費期限と同様に、賞味期限のついた加工食品も保存方法によっては食べられなくなる場合があります。パッケージに書かれた保存方法を守り、商品が劣化しないように努めましょう。ちなみに、一度開封してしまうと賞味期限は関係なくなります。どの食品も早く食べ切るようにしてください。

おにぎりの具でも日持ち期間が異なる

おにぎりは、具材によっても日持ちが変わります。日持ちの良い具材というと、梅干しや塩昆布、塩鮭など塩分の高いものです。これらはおにぎりの定番具材であり、昔から日持ちする食べ物として重宝されている食品でもあります。

一方、日持ちしない具材には、エビマヨやツナマヨ、明太マヨなどマヨネーズをベースにしたものが挙げられます。いくらや明太子なども傷みやすいため、注意が必要です。チャーハンや炊き込みご飯、混ぜご飯の場合も、具材によっては日持ちが悪いことがあります。

おにぎりが腐ったときの見分け方

ここからは、おにぎりが腐った場合の見分け方を解説します。湿度や温度が高い時期は、具の種類にかかわらず、おにぎりが腐ることがあります。食べられるか見分けがつかないときにも、ぜひこちらを参考にしてください。

おにぎりが腐ったときの見分け方:見た目

おにぎりが腐ったときに一番わかりやすいのが、見た目で判断する方法です。腐敗したおにぎりは、ご飯に白色や黒色のカビが発生します。食べる前に海苔をめくり、カビが生えていないか確認しましょう。ご飯に通常とは異なるネバつきやベタつきがあるときも、腐っていると考えられます。

また、ご飯からネバネバとした糸が引いているときは、腐敗菌が繁殖している証拠です。腐敗菌とは食材を腐らせる菌のことで、目に見えないだけでキッチンにも普通に漂っています。自宅で作る際は、特に腐敗菌が繁殖しやすいので注意してください。

おにぎりが腐ったときの見分け方:におい

保存方法が悪かったり消費期限を過ぎてしまった場合には、見た目だけでなくニオイもしっかりと確認しましょう。

おにぎりが腐ったときは、見た目でわからないこともあります。そんなときはにおいで判断しましょう。腐敗したご飯は、酸っぱいにおいや納豆をイメージさせる腐敗臭がします。このにおいの違いは、腐敗菌の種類の違いによるものです。鼻に近づけた際にいつもと違うにおいがした場合は、残念ですが処分してください。

おにぎりが腐ったときの見分け方:味

見た目とにおいで見分けがつかなければ、最終的に味で判断します。ご飯を口に含み、味におかしな点がないか確認しましょう。酸味を感じる場合は腐っている可能性があります。

噛んだときにネチャッとしたネバつきを感じる場合も、食べずに吐き出してください。腐りかけているご飯は、味に違和感を感じることもあります。いつもと違う味がしたときも、食べない方が無難です。

腐ったおにぎりを食べるとどのような症状が出る?

体調が悪いときに腐ったおにぎりを食べると、食中毒になることがあります。食事をした後に腹痛や下痢、嘔吐、発熱などの症状が出た場合は、食中毒の可能性を疑いましょう。軽いものなら下痢や嘔吐で細菌などが体外へ出され、徐々に症状は落ち着いていきます。

しかし、小さな子供や高齢者が食中毒になると、脱水が進んで危険な状態になる恐れもあります。大丈夫だと自己判断せず、早いうちに医療機関へ受診してください。

手作りおにぎりを長持ちさせるコツ

あまり日持ちのしないおにぎりですが、いくつかのポイントに気をつけると長持ちさせることができます。最後に、日持ちを良くするコツを3つにわけてまとめました。どれも簡単にできるので、自宅で手作りする際はトライしてみてください。

おにぎりを握るときのポイント

おにぎりは素手で握らず、ラップや使い捨て手袋を使うと日持ちが良くなります。実は手には目に見えない細菌やウイルスが付着しており、それらがご飯について繁殖すると食中毒の原因になることがあります。中でも食中毒を引き起こすとされる代表的な菌が、黄色ブドウ球菌です。

特に手に傷を負ったり化膿していたりする場合は、食べ物を汚染する可能性が高まります。調理前には石鹸で手を洗い、アルコール消毒をしておくと安心です。おにぎりに入れる食材にも直接手を触れないことを意識しましょう。

手作りおにぎりの保存方法

手作りのおにぎりは、冷凍保存すると日持ち期間を延ばすことが可能です。冷凍する際は1個ずつラップで包み、ジッパー付き保存袋に入れて空気を抜いてから冷凍庫へ移しましょう。この方法で約1か月は保存できます。

ただし、冷凍できるおにぎりには向き不向きがあります。冷凍に向いているのは、梅干しや塩昆布、塩鮭、佃煮など水分が少ない具材を使ったおにぎりです。ツナマヨや明太子、いくらなどは食感が変わるので、冷凍しないようにしてください。

具材にも注目する

先に日持ちの良い具材を紹介しましたが、大葉やおかか、ごまなども日持ちするといわれています。梅干しと同様、酸味のあるゆかりを混ぜるのもおすすめです。他には、ご飯を炊く際に酢を加えても日持ちを良くすることができます。米2合につき酢を大さじ1加えるだけのため、手間がかからないのもポイントです。

おにぎりの日持ちまとめ

市販と手作りおにぎりの日持ちについて紹介しました。基本的に、おにぎりは保存期間の短い食べ物です。市販はもちろん、自宅で作った場合も早めに食べ切るようにしましょう。少しでも長持ちさせたいときは、冷凍保存をおすすめします。握り方や中に入れる具材でも日持ちは変わるので、工夫しながら美味しいおにぎりを作ってみてください。

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