オクラは冷凍保存がおすすめ!保存・解凍方法や活用レシピもチェック

オクラの冷凍保存方法を紹介します。冷凍保存する前のオクラの下処理の仕方や生のまま、茹でて、カットしてなどそれぞれの冷凍保存の仕方を解説。また、冷蔵保存の仕方や解凍の仕方、冷凍したオクラの人気レシピなども掲載しています。

オクラは冷凍保存がおすすめ!保存・解凍方法や活用レシピもチェックのイメージ

目次

  1. 1オクラの冷凍保存方法を紹介!
  2. 2オクラを冷凍・冷蔵保存する方法
  3. 3オクラの解凍方法
  4. 4冷凍したオクラの活用レシピ
  5. 5オクラを冷凍保存する方法まとめ

オクラの冷凍保存方法を紹介!

夏になると瑞々しいオクラが出回ります。実はオクラは劣化しやすい野菜で、そのまま置いておくと黒ずんでしまいます。オクラは冷凍しても品質が変わりにくいため、長持ちさせたい場合は冷凍保存がおすすめです。冷蔵庫でも保存可能ですが、劣化を遅らせるためにはひと工夫が必要です。

本記事では、オクラの冷凍・冷蔵の仕方や保存期間の目安、解凍したオクラを活用した美味しいレシピなどを紹介します。オクラは、コレステロールの排出や大腸がんのリスクを減らす効果が高い野菜です。正しい保存の仕方を知って日々の献立に摂り入れましょう。

オクラを冷凍・冷蔵保存する方法

オクラは常温では鮮度が落ち、黒ずみしやすい野菜です。4~5日で食べ終わる量であれば冷蔵庫の野菜室でも可能ですが、それ以上になると冷凍庫がおすすめです。ここでは下処理の仕方や、賢い保存テクニックを紹介します。

冷凍する前に下処理をしておく

オクラは産毛を取るなど一手間かけると、口当たりがよくなり美味しく調理できます。また、アク抜き効果があり調味料も染み込みやすくなるため、事前の下処理は大事です。一つまみの塩をまぶして、まな板の上でコロコロと手のひらで転がしてください。表面の産毛が取れ、滑らかな食感になります。

この後水で塩気を洗い流し、水気をしっかりと拭き取ります。包丁でガクの硬い部分を一周薄く剥いておきましょう。

冷凍保存①【生のオクラ】

オクラは生のままでも冷凍可能です。普段使っている量または3~4本ずつをラップに包んで冷凍しておくと、調理時に必要な分量だけを取り出すことができ便利です。保存容器やフリーザーバッグに並べて入れ、口をしっかり閉じて冷凍庫へ保管します。美味しく食べることのできる期間は、およそ1カ月です。

ただし、冷凍中でも鮮度は少しずつ落ちているため、新鮮なうちになるべく早く食べることをおすすめします。

冷凍保存②【茹でたオクラ】

忙しい人は茹でて冷凍しておくと、解凍してすぐに食べることができて大変便利です。沸騰したお湯で10秒ほど茹で、ザルに引き上げます。美味しい食感に仕上げるためには、予熱で柔らかくなることを考えて硬めに茹でるのがポイントです。柔らかい方が好みの場合は、20秒ほど茹でるとよいです。

茹でるときは、ヘタを付けたまま茹でてください。ヘタを切り落としてから茹でると、中に水が入り味や食感が悪くなります。お湯から引き上げた後は冷水にさらさず、しばらく放置して自然に冷めるのを待ちましょう。急いで冷ますために水に浸すと、水っぽくなってしまいます。急ぐ場合は、うちわなどであおぐとよいです。

冷ました後は水気をよくふき取り、容器やフリーザーバッグに重ならないように並べて保存します。また、だし醤油などお好みの調味料で味を付けて保存してもよいです。もう一品欲しい時にそのまま食卓に並べることができるし、お弁当のおかずにもできます。茹でたり味を付けたりした場合も、保存期間はおよそ1カ月です。

冷凍保存③【カットしたオクラ】

オクラは凍ったまま調理可能な野菜です。そこで、取り出してすぐに鍋に加えることができるように、炒め物や味噌汁用など料理別にカットして保存することをおすすめします。また、1回分ずつをラップに包んでおくと取り出しやすく便利です。冷凍した野菜の基本的な保存期間は、およそ1カ月といわれています。

ただし、カットした野菜は切り口から劣化しやすいため、2週間を目途に食べ終わるようにした方がよいでしょう。

冷蔵庫で保存する場合

オクラの保存に適した温度は、およそ10℃といわれています。温度だけを考えるならば、冷蔵庫の野菜室が適しているようです。ただし、オクラは乾燥に弱い野菜です。そのため、冷蔵庫で保存するときは新鮮さを保つために一手間かけてください。

まず、購入してきたら緑色のネットや袋から取り出し、キッチンペーパーや新聞紙に包んでビニール袋に入れます。その後冷蔵庫の野菜室に入れますが、ヘタの部分は下にして立てた状態で保存します。または、ビンやコップに5mmほどの水を入れ、オクラのヘタを下にして水に浸けて冷蔵庫に入れるのもよいです。

その場合は、ビンの蓋やラップで口を封じ1日おきに水をとりかえましょう。湿気は黒ずみを起こさせる要因です。どちらの方法でもオクラは洗わずに保管し、調理の時にさっと洗って使います。

冷蔵保存期間の目安

オクラを手に入れたときの鮮度の状態で、保存期間は変わってきます。冷蔵庫の野菜室では、キッチンペーパーにくるんで袋に入れた場合でもビンに立てた場合でも、およそ1週間が目安です。美味しく食べたい場合は、4~5日くらいまでには食べ終わるようにしましょう。

新鮮なオクラを選ぶのもポイント

家庭菜園で収穫したものや収穫したばかりのものを多くもらった場合は、新鮮なうちに正しい方法で保存します。購入する場合は、なるべく鮮度の高いオクラを選びましょう。新鮮で美味しいオクラは、全体の色が濃い緑色で産毛で覆われています。また、長さが7~8cm位のものが柔らかく、切り口が新鮮なものがおすすめです。

また、ヘタがピンと張っており角がしっかりしているものも新鮮です。切り口が変色しているものは、時間がたっている可能性があり、大き過ぎるものは種が詰まって硬く食感が悪いことがあるため避けるようにします。

オクラの解凍方法

凍ったままの加熱調理がおすすめ

オクラは凍ったまま味噌汁やスープなどに加えても、味や食感に大きな変化は見られません。そこで、カットして冷凍したものは、使いたい分量を取り出し凍ったまま鍋に加えます。カットされていないものは、冷凍庫から出して1~2分ほど常温に置いておくとよいでしょう。包丁が入りやすくなり、お好みの大きさにカットしやすくなります。

自然解凍も可能

味を付けて冷凍したものをそのまま食べる場合や和え物の彩に添える場合は、自然解凍がおすすめです。シャキシャキと歯ごたえが残り、美味しく食べることができます。急ぐときは電子レンジで解凍してもよいですが、解凍時間は短めがおすすめです。

茹でた後小口切りにして保存したものは、1分ほどで解凍できます。麺つゆをかけて常温に置いておくと、味も染み込み美味しいお浸しになります。

冷凍したオクラの活用レシピ

冷凍オクラとはるさめのスープ

オクラのとろみと春雨ののど越しが美味しい、ヘルシーなスープのレシピです。鶏がらスープの素に濃い口醤油とごま油を加え、さっぱりと仕上がっています。小口切りにした冷凍オクラがあると、忙しい時でもすぐにできて便利です。暑い夏には細かくスライスしたトマトやキュウリを加え、冷やして食べても美味しいでしょう。

簡単!冷凍オクラとはるさめのスープ by まるいし 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが336万品

冷凍オクラと明太子のパスタ

スパゲッティにオクラを加えて明太子、バターで味付けしたパスタのレシピです。スパゲッティを茹でるときにオリーブオイルを少量加えると、吹きこぼれが起きにくくなります。若くて新鮮なオクラは、生でも食用可です。

このレシピでは茹でて加えていますが、シャキシャキとした食感を味わいたい人は生を薄くスライスして使ってもよいでしょう。

冷凍オクラと明太子の簡単パスタ❗ by 野良エもん 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが336万品

冷凍きざみオクラ鰹節のサラダ

玉ねぎ入りポン酢で簡単に味付けした、さっぱり味のサラダの作り方です。にんにくや七味唐辛子、鰹節の旨味がきいた大人の味で、おつまみにしても美味しいレシピです。オクラは常温で解凍しやすいため、自然解凍して加えます。暑い夏には、凍ったまま和えても美味しいです。

冷凍きざみオクラ鰹節のサラダ by スナックあられ 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが336万品

オクラを冷凍保存する方法まとめ

オクラは、栄養豊富でさまざまなレシピに登場する人気の夏野菜です。ただし鮮度が落ちやすいため、多く手に入ったときは正しく下処理してから、冷凍しておくことをおすすめします。生のままでもよいですが、茹でたり味を付けたりして冷凍しておくとすぐに食べることができて便利です。

茹でる時間がない人は、600Wの電子レンジで40秒ほど加熱するとよいでしょう。夏場は特に短時間で解凍できるため、味が付いているオクラを少し早めにテーブルに出しておくとそのまま美味しく食べることができます。またお弁当のおかずにしてもよいでしょう。

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