塩麹の代用となるものはこれ!冷蔵庫の中にある代用品まとめ!

塩麹の代用となる食材を徹底紹介します。塩麹は料理を美味しくする調味料として人気ですが、使用したい時に塩麹がなかった時に代わりになるものがあれば便利です。冷蔵庫の中にあるような身近な食材が代用品になるので、ぜひチェックしてみて下さい。

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目次

  1. 1塩麹の代用に冷蔵庫の中のものが使える!
  2. 2塩麹の代用品を紹介
  3. 3塩麹の代用品の注意点
  4. 4塩麹がなくても家にあるもので代用できる!

塩麹の代用に冷蔵庫の中のものが使える!

塩麹の代わりになる食材を徹底解説します。塩麹は肉や魚、野菜などの食材を漬け込んだり、炒め物の味付けとして使用したりする調味料です。もし塩麹がない場合、冷蔵庫にある食材を代用品として使用することができれば、わざわざ買いに行かずに済むので助かります。

本記事では、どの家にも大抵ある塩麹の代用品となる食材をまとめたので、ぜひ参考にして下さい。

塩麹とは何?

塩麹とは文字通り塩と麹で作られた調味料です。麹に水と塩を加えて約1週間ほど常温で発酵させると、塩麹ができあがります。本来の塩麹は粒々としていてドロッとした感じですが、市販品にはペースト状のものやさらっとした液体のものもあります。

味は麹の甘さと旨みに塩の辛さが合わさったような感じです。塩麹は唐揚げの下味やきゅうりなどの野菜に揉みこんだり、スープに加えて旨味を出すなど、幅広い用途で使用されています。ちなみに、醤油麹は醤油と麹で発酵させたものです。

塩麹に漬けこむことで、適度な塩味がつくと同時に食材の美味しさが引き出され、肉や魚はやわらかく仕上がります。料理に調味料として加えると、塩味だけでなく、旨味や甘味が足されます。

塩麹の役割と効果

塩麹の役割は、食材を柔らかくする・食材を消化しやすくする・食材が持つ旨みを引き出してくれる・減塩効果がある・発酵食品のため腸の状態を調えてくれるなど実に沢山あります。塩麹は料理が美味しく仕上がるだけでなく、健康面にとても良いおすすめの調味料です。

塩麹の代用品を紹介

塩麹が手元にない時に、代わりになる食材が結構あることをを知っていますか?ここでは塩麹の特徴を活かせる代用品を紹介していきます。

塩麹の代用品①味噌

発酵食品である味噌は、塩麹と同様の麹が使用されている場合がほとんどです。そのような理由から味噌は塩麹の代わりに活用することができます。発酵によってタンパク質や糖質を分解し、肉などの食材を柔らかくしてくれます。味噌には味がしっかりついているので下味にもなりますが、少し味が濃いと感じたら水を加えても良いでしょう。

塩麹の代用品②甘酒

塩麹と見た目や味が似ている甘酒は、役割としても充分塩麹の代用品として活用できます。使用する料理によっては、甘酒に少し塩を加えても美味しいです。甘酒には米麹から作ったものと酒粕から作ったものがあります。より塩麹に近い効果を発揮するには、米麹から作られた甘酒を代用した方が良いでしょう。

塩麹の代用品③ヨーグルト

塩麹の代用品の役割として肉を柔らかくしたいのならヨーグルトがおすすめです。ヨーグルトに含まれる乳酸菌によって作られる酵素が、肉を柔らかくしてくれます。特に鶏の胸肉などタンパク質の多い部位に効果を発揮します。ヨーグルトは酸性なので、肉類などの保水性を促す働きもあり代用品として良いことばかりです。

塩麹の代用品④玉ねぎや大根

玉ねぎを細かく刻んだり摩りおろしたりしたものを肉に漬け込むと柔らかくなり塩麹の代わりになります。料理によっては玉ねぎのにおいが強調され過ぎることもあるので、その時は他の代用品を使用しましょう。すりおろした大根も同様に、肉を柔らかくしてくれるので代用することができます。

塩麹の代用品⑤パイナップルなどのフルーツ


パイナップルに含まれる酵素が、肉に含まれるタンパク質を分解して肉質を柔らかくする働きがあります。そのため、パイナップルを細かく刻んで生肉に漬け込むことで、塩麹の代わりとして使用することが可能です。

酢豚などに使う肉の場合は、パイナップルの形が残っていても美味しく食べれます。できれば、パイナップルの缶詰より生の果肉を代用した方がより効果的です。他にもパパイヤ・イチジク・キウイ・りんご・メロンなどのフルーツも代用品として活用することができます。

塩麹の代用品⑥舞茸

舞茸にも酵素が含まれており肉を柔らかくするので塩麹の代わりとしておすすめです。舞茸は味に特徴がないので、割とどんな料理にも代用することができて便利です。肉料理のソースとして使用するのも良いでしょう。

塩麹の代用品⑦重曹

重曹を肉に漬け込むことによって肉が柔らかくなります。重曹を代わりに使用する場合は、塩と水も一緒に加えましょう。その際は重曹や塩の溶け残りがないように、しっかり混ぜ合わせて下さい。

重曹に漬けておいた肉を使用する時は、キッチンペーパーなどで拭いてしっかりと重曹水を切っておくのがポイントです。

塩麹の代用品⑧ビール

ビールは肉を柔らかくする効果があるので、調理する前に10分程ビールに浸けておくと良いでしょう。

ビールは加熱せずにそのまま代用して下さい。また、ビールには甘みや辛味はないので料理に合わせた味付けをしておきます。ビールに含まれる酵素が食材の旨味を引き出してくれるのも、代用品として嬉しい効果です。

塩麹の代用品⑨コーラ

炭酸飲料であるコーラも塩麹の代用品として活用することが可能です。炭酸水素ナトリウムが肉の灰汁を溶かして臭みも消す働きをします。コーラなら手軽に入手できるので、代用品として便利です。ただ、コーラ自体が甘いので塩辛さも加えたい時は調節して下さい。甘みをつけたくない場合は、普通の炭酸水を代用しても効果を発揮してくれます。

塩麹の代用品⑩塩

塩は塩麹の原料の一つにもなっており、塩麹の代わりに活用することができます。料理レシピに表記されている塩麹の量の半分量の塩を代用するのが最適です。料理によっては塩に料理酒を少し加えると、味にまろやかさとコクがでます。

しかし、塩は塩分を代用することができても、塩麹特有の甘みや旨みを引き出すことはできません。また、塩麹を主体として構成された料理レシピには、塩の代用は向いていないので注意して下さい。

Q:レシピに塩麹と書いてあり、それがありません。
塩と酒では、同じ感じの味になりますか?

A:同じ感じにはなりません。
例えば塩麹焼きなら、塩焼きになります。

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塩麹の代用品の注意点

塩麹の代用品をいくつか紹介してきましたが、食材によっては注意して使用しなければならないものがあります。ここでは、その代用品の食材と注意するポイントを解説します。

味噌を使う際の注意点

塩麹の代わりに味噌を使用する理由は、味噌の酵素で肉を柔らかくすることができるからです。しかし、酵素が含まれていない味噌を使用すると代用の役割を発揮できません。

なので、加熱処理をしておらず麹菌や発酵菌が生きた味噌である生味噌を使用します。発酵菌が生きているということは、生味噌は容器の中で常に発酵し続けているということです。よって、生味噌は容器やパックの中で発酵して膨らんでいくので、放っておくと容器やパックが破裂してしまいます。

そうなることを防ぐために加熱処理をして販売している味噌が多いのです。塩麹の代用品として味噌を使用する前に、生味噌か加熱処理をされた味噌なのか確認をするようにしましょう。

生味噌の見分け方

生味噌であることを見分けるポイントを3つ紹介しましょう。1つ目は、生味噌の場合は発酵によって破裂しないように、容器やパックにガス抜きバブルが付いています。2つ目は、生味噌の菌の活動を抑制するために、アルコールを使用している生味噌があります。その場合はラベルにアルコールまたは酒精と表記されているので、確認してみましょう。

3つ目は低温保存をすると菌の活動が停止するため膨張することを防げるので、冷蔵して販売されています。以上の3つのポイントに当てはまる状態で販売されていたら、生味噌と判断して良いでしょう。

甘酒を使う際の注意点

甘酒も味噌と同様に加熱処理されていない生甘酒を代用します。非加熱の甘酒は酵母菌が生きているので、もちろん酵素も生きていることになります。缶の甘酒は加熱処理をされているので、酵母は生きておらず塩麹の代用にはなりません。

パックで販売されている甘酒も加熱処理をされていることが多いので、使用する前にラベルの確認をして下さい。冷蔵や冷凍で販売されている甘酒は、パックが膨張しないので使いやすくておすすめです。生甘酒に塩を加えれば、より塩麹に近い効果と味に近づけることができます。

塩麹がなくても家にあるもので代用できる!

塩麹の代用品になる食材を紹介しました。代用できるほとんどの食品が酵素が含まれていることが分かりました。そして、簡単に手に入る身近な食材で代用することができて、活用の仕方によっては塩麹より美味しい料理に仕上がります。作る料理によってどの食材で代用するかを選択して、上手に活用してみて下さい。

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