ほうれん草の賞味期限と保存方法!腐るとどうなる?新鮮なものの選び方も

ほうれん草の賞味期限や保存方法について解説します。ほうれん草の賞味期限や保存期間、更には日持ちさせる方法について調査を行いました。また、ほうれん草が腐るとどうなるのか?や、新鮮なモノを見分けるポイントについても併せて紹介します。

ほうれん草の賞味期限と保存方法!腐るとどうなる?新鮮なものの選び方ものイメージ

目次

  1. 1ほうれん草の賞味期限は保存法や調理法によって違う!
  2. 2ほうれん草の賞味期限と日持ちの目安
  3. 3ほうれん草の賞味期限を伸ばす保存方法
  4. 4ほうれん草の賞味期限が過ぎて腐ると?
  5. 5新鮮なほうれん草を選ぶコツ
  6. 6ほうれん草の賞味期限には気を付けよう!

ほうれん草の賞味期限は保存法や調理法によって違う!

ほうれん草は1年を通して食べることができる私達の食生活に馴染みの深い野菜です。また、カロチンやビタミンC、鉄分などの豊富な栄養素を含んでいるので、健康面でも積極的に料理に取り入れることをおすすめします。そんな優秀なほうれん草の賞味期限や保存法を徹底的に調査しました。

冷蔵・冷凍・調理して保存など様々な保存法があるので、保存期間と照らし合わせながら詳しく紹介します。またほうれん草が腐るとどのようになるのか、その見分け方も解説していきましょう!

ほうれん草の賞味期限と日持ちの目安

料理をする時にほうれん草を冷蔵庫から取り出したら、すでに葉っぱの部分が萎れていたり腐っていたという経験がありませんか?ほうれん草の場合、気付かないうちに傷んでいたということが多いようです。そもそもほうれん草の賞味期限や日持ちはどのくらいなのか、冷蔵・冷凍・常温の場合に分けて見ていきましょう。

ほうれん草の賞味期限はかなり短い

ほうれん草は季節を問わずいつでも食べることができる野菜ですが、一番美味しい旬は冬です。高原など冷涼な気候での栽培に適した野菜なので、冷蔵庫くらいの温度で保存するのが良いでしょう。夏場に常温でほうれん草を放置しておくと、1日で葉が萎れて黄色に変色してしまいます。冬の暖房が効いた部屋の場合でも同じです。

賞味期限が短い野菜なので、適切な保存方法を行うことが大切です。そうすることによって日持ちの期間がかなり違ってきます。

ほうれん草の保存期間の目安

新鮮でよい状態のほうれん草なら、季節にもよりますが正しく冷蔵保存で3~4日、最大限で1週間ほど生で保存することができます。茹でたときは2日ほどと保存期間が短くなります。

冷凍するときは、なるべく新鮮な状態で冷凍して、1~2ヶ月で食べきるのがベスト。購入した直後に冷凍することで、酸化や乾燥、酵素による分解が進まず、栄養素が壊れずに保存することができますよ。しかし、冷凍だからと安心せずに、2ヶ月以内に使い切るのがおすすめです。

ほうれん草を購入してすぐに料理に使用しないのであれば、なるべく早く適切な方法で保存をすることが日持ちするポイントです。常温・冷蔵・冷凍で保存する方法とそれぞれの保存期間を解説していきましょう!用途に合った保存方法を選んで下さい。

常温の場合

ほうれん草を常温で保存する方法は、日持ちがせずにすぐに腐るのであまりおすすめできません。冬場で保存環境が、ほうれん草の保存温度に適している0~5度であるならば常温保存可能です。しかし、常温保存ならばその日のうちに食べ切ってしまうのがベストです。

常温の場合の保存期間は夏場で1日、冬場で2日ほどです。冬場は乾燥に弱いほうれん草を乾燥から守るためにボールに水を張り、ほうれん草の根を水に浸けます。しばらく浸けてから取り出し水分を綺麗に拭き取ったら、湿らせたキッチンペーパーや新聞紙で根元と茎を包んで下さい。さらにポリ袋に入れて根を下にした状態で保存しましょう。

冷蔵の場合

冷蔵庫で保存する場合は、生の状態か一度茹でた状態かで方法が違ってきます。生で保存する場合は、湿らせたキッチンペーパーや新聞でほうれん草を包んで冷蔵庫の野菜室に立てて保存します。保存期間は一週間を目安にして下さい。

茹でてから保存したい場合は、少し固めに茹でておきましょう。茹でたらしっかり水気を切って、ラップで小分けに包んで保存します。みそ汁・おひたし・和え物の具として、すぐに使用することができて便利です。保存期間は短くなり2日ほどで、味落ちせずに美味しく食べれます。

冷凍の場合

作り置きを冷凍保存する場合

ほうれん草の作り置きを冷凍保存する場合は冷蔵庫での保存なら容器に入れての保存でもいいですが、冷凍庫に保存するなら冷凍用の保存袋がいいです。こちらの方が空気を抜きやすく密閉しやすいし、平らになるように入れれば冷却も早くなります。冷凍したものを使う際は電子レンジでまずは解凍し、そのあと耐熱容器に移してレンジで温めるといいです。

冷凍の場合も生のまま、あるいは茹でてからの保存の2通りです。生のままでの冷凍の場合は、ほうれん草の根元をカットしてざく切りにし水洗いをします。水気をよく切ってから密封できる袋に入れて保存しましょう。料理に使用する時は解凍せずにそのまま熱湯に入れて茹でて下さい。保存期間は最大2ヶ月です。

茹でてから冷凍の場合は、使い易い量に小分けにしてラップで包んで密封できる袋に入れて冷凍します。おひたしなどに使用する場合は、前の日に冷蔵庫に移しておくと綺麗に解凍できておすすめです。炒め物やスープなどに使用する場合は、冷凍のまま加えてOKです。保存期間は最大2ヶ月です。ちなみに調理後のものも冷凍保存することができます。

ほうれん草の賞味期限を伸ばす保存方法

ほうれん草を大量にもらったり購入した時は、一度に全部食べることができないかもしれません。そんな時は、賞味期限を少しでも伸ばせる方法で保存したいものです。保存期間が長くなる保存の仕方のポイントを解説します。

日持ちしやすいのは冷凍保存

ほうれん草に限らず、気になるのは冷凍して栄養が損なわれないかということ。結論からいうと、冷凍が原因で栄養価が変化することは基本ありません。むしろ冷蔵庫(野菜室)で保存するよりも、冷凍しておくことで栄養価が保たれるとされているんです。

ほうれん草の保存期間をぞれぞれの保存方法で比較すると、冷凍して保存をするのが一番長く日持ちがします。朝の忙しい時間のお弁当作りやもう一品おかずを足したい時に、冷凍庫から出してサッと使用することができるので大変便利です。生のままでもOKですが、一度茹でてから冷凍した方がほうれん草の色や鮮度を保つことができます。

ほうれん草が日持ちする保存方法

同じ保存方法でもちょっとしたポイントを抑えるだけで、賞味期限を長くすることができます。特に長く日持ちする冷凍保存は「いつ冷凍したのか?」「まだ賞味期限内なのか?」と、分からなくなってしまうことも多いです。これを避ける為にもフリーザーパックなど保存袋の表面には、冷凍保存をした日付を記載しておくと良いでしょう。

手順①:固めに茹でて冷水に浸ける

ほうれん草を茹でて保存する場合は、固めに茹でて冷水に浸けて締めるのがポイントです。茹ですぎてしまうと、解凍した時に柔らかくなり過ぎて味や食感が落ちてしまいます。

手順②:水気を取って小分けでフリーザパックに入れる

水分は腐るのが早くなる原因になるので、水気はしっかりと取っておきましょう。小分けにしてフリーザーパックに入れておくと、料理する分だけ取り出せて便利です。

ほうれん草の賞味期限が過ぎて腐ると?

ほうれん草の賞味期限を過ぎてしまった場合、まだ食べれるかどうか自分で判断しないといけません。ほうれん草が腐ると、どんな状態になるのかここで解説していきましょう。

腐った時の見分け方①異臭がする

ほうれん草が腐るとモワッとした腐敗臭がします。異臭がしたらすでに腐っている状態なので、絶対に食べないようにしましょう。

腐った時の見分け方②葉が溶けてドロドロしている

ほうれん草の葉から水分が抜けて萎びてきたら傷み始めていますが、まだこの状態なら食べることができます。しかし、劣化が進んで葉がドロドロしてきたり粘り気が出てきたら完全に腐っているので食べないで下さい。

腐った時の見分け方③葉が変色し茎が黒くなっている

葉が黄色っぽく変色したり茎が黒ずんでいたりなど、腐っていると見た目にも分かり易く食べる気も失せる状態になっています。新聞紙などに包んで速やかに廃棄しましょう。

腐った時の見分け方④苦い味がする

ほうれん草は腐るとかなり苦い味になるようです。しかし、腐っていなくても苦みのあるほうれん草の種類もあります。味で判断するより見た目や臭いで腐っていると判断した方が良いでしょう。

新鮮なほうれん草を選ぶコツ

購入する時点で新鮮なほうれん草を選ぶことができれば、その分日持ちも長くなります。どういうところをポイントに新鮮なほうれん草を選ぶと良いか解説します。

葉の色が濃くて均一

葉がみずみずしく張りがあり濃い緑色をしているものを選んで下さい。緑色が濃いほど栄養価も高く健康的にも良い効果をもたらします。茎の根元から葉が密集していて、葉の裏側も濃い目の緑のものを選ぶとベストです。店頭に並んでいる時点で、葉に黒ずみのあるものや萎れているものは避けるようにしましょう。

根が太くて赤い

ほうれん草を選ぶときは、根元にも注目してみましょう。根が太くてみずみずしく赤いのが新鮮な証拠です。根元が赤色になっているのは、ポリフェノールやミネラル分の色で赤が濃いほど甘みがあります。料理に使用する時は、栄養素がたっぷり含まれている根元も捨てずに使用しましょう

葉っぱが厚い

葉っぱが厚くみずみずしいものは、新鮮でとても美味しいです。細かく言えば、葉の中央にある葉脈を中心として左右対称であるものがベストです。葉っぱが厚いと萎れにくいので薄い葉っぱより日持ちがするのと、茹でる時に煮崩れしにくいというメリットもあります。

茎が細くて短い

茎が太くて長いほうれん草は、成長し過ぎている可能性があります。あまり成長し過ぎるとアクが強すぎて味が落ちます。そのため、茎が短くて細いものを選びましょう!

ほうれん草の賞味期限には気を付けよう!

ほうれん草の賞味期限と保存方法を詳しく解説してきました。保存方法によって保存期間が変わってきますが、一番長く日持ちして料理に使用するのにも便利なのは冷凍保存です。ほうれん草を購入する時は、新鮮なほうれん草の特徴を参考にしながら、ベストなほうれん草を選んで下さい。

上手に保存をして、ほうれん草をなるべく長く日持ちさせて毎日の食生活で楽しめるようにしましょう。

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