さつまいもはアク抜きをすると料理に活躍する!方法とかかる時間は?
さつまいものアク抜きについて解説します。さつまいものアクに含まれる成分やアク抜きが必要な理由について徹底調査しました。また、基本的なさつまいものアク抜き方法と時間が短縮できるさつまいものアク抜き方法も紹介します。
さつまいものアク抜きを徹底解説
さつまいもはアク抜きをすると格段に美味しいおかずやお菓子になります。しかし、なぜアク抜きをするとさつまいもは美味しくなるのでしょうか。それは、さつまいもに含まれているアクの成分に関係があります。また、さつまいものアクの性質を知って、さつまいもにアク抜きが必要な理由をみていきましょう。
さつまいものアクとは?
さつまいもアク抜き中♪よるごはんに食べる(*´꒳`*) pic.twitter.com/HlUU5VWlbH
— くりか【あゆくま】武道館への道 (@kurika3) November 7, 2013
さつまいものアクは、さつまいもを変色させたり、苦味や渋みを出したりします。見た目や味を悪くするアクは、人間の身体に害を及ぼすのでしょうか。
アクの成分
さつまいものアクの成分は、ヤラピン、クロロゲン酸、タンニンです。ヤラピンは、さつまいもを切るときに出てくる白い汁です。クロロゲン酸やタンニンは、ポリフェノールの一種で、コーヒーや緑茶にも含まれています。
身体に害がある?
さつまいものアクは、人間の身体に全く害はありません。むしろ、身体に良い影響を与えてくれます。ヤラピンは、お腹の調子を整えてくれます。また、クロロゲン酸やタンニンには、抗酸化作用があり、老化を防いでくれます。抗がん作用もあるので、とても健康に良いです。ですから、絶対にアク抜きをしなければいけないというものではありません。
さつまいもにアク抜きが必要な理由
アク抜きをする理由①味染みがいい
この前大量のさつまいもをいただいたので煮物にしてみた😊味見したらおいしかったから時間置いて味しみたら最高だ🤤 pic.twitter.com/MYJN1Zx7X1
— moe (@0moe37) November 21, 2019
さつまいものアク抜きをすると、調味料の味が染み込みやすくなります。それは、アクが抜けた隙間に、調味料がしっかりと吸収されるからです。さつまいもの旨みがアップし、美味しいおかずになります。
アク抜きをする理由②見た目がよくなる
作り置き。明日からの弁当のおかず。黒豆煮、大根のピリ辛煮、鶏肉とさつまいもの煮物、舞茸とズッキーニとパプリカのマリネ、蓮根の炒め物、鶏もも肉のレモンジンジャーソテー、さつまいものきんぴら。 pic.twitter.com/oyWVL0SCRg
— ゆう子 (@harougurou) November 17, 2019
さつまいもはアク抜きをすると、変色を防げます。アク抜きをするときに、レモン汁や酢を加えると、さらに効果的に変色を防げます。
アク抜きをする理由③苦味や渋味がなくなる
さつまいも頂いたのでスイートポテトに。お菓子は手間かける程美味しい。 pic.twitter.com/6yxBsyeqLb
— 渡辺挨拶 (@slvsqt) November 21, 2019
さつまいものアクに含まれるクロロゲン酸とタンニンは、苦味と渋みを持ち合わせています。そのため、アク抜きを怠ると、さつまいもを食べたときに口の中に違和感が残ることがあります。アク抜きをして苦味や渋みを抜き、美味しいさつまいも料理にしましょう。
さつまいものアク抜きの方法
アク抜きの基本のやり方
さつまいも
— 🔰SAORl🔰 (@kid_sa0324) January 30, 2019
アク抜きちゅーー笑
急遽、夜ご飯と明日の父のお弁当を作ることになって張り切ってる笑 pic.twitter.com/BWAp57hwrV
- さつまいもを料理の用途に合わせて切る。
- 切ったさつまいもをボールに入れ、さつまいもが隠れるくらいの水を入れる。
- 水が白く濁ってきたら取り替える。
- 水が白く濁らなくなってきたら、アク抜きの出来上がり。
- キッチンペーパーでさつまいもの水分をしっかりと拭き取ってから、調理する。
さつまいものアク抜きの基本的なやり方についてです。さつまいもを水に浸すと、すぐに濁ってきます。水が白く濁らなくなるまで、2、3回は水を取り替えましょう。
アク抜きの時間や時短方法
#本日の晩ごはん
— あ~る☆ (@c_ry0314) October 24, 2019
さつまいもごはん
肉うどん
玉ねぎのスライスサラダ
さつまいもで炊き込みご飯です!
さつまいもを1cm角に切り、塩水に
つけてアク抜きしておき、二合のお米に
二号分の水を入れ白だし 大2、酒 みりん
各大1、塩 小1を加えかき混ぜて
アク抜きしたさつまいも入れて炊きました! pic.twitter.com/LcOSaljIH2
- さつまいもの皮を5mmの厚さで剥く。
- 皮を剥いたさつまいもは、料理の用途に合わせて、できるだけ小さめに切る。
- 切ったさつまいもをボールに入れ、水に浸す。
- 水に浸したら、手でさつまいもをかき混ぜながらアクを出す。
- 水が白く濁ってきたら、水を取り替える。
- 水が白く濁らなくなるまで、4と5を繰り返す。
- 水の濁りがなくなれば、アク抜きの出来上がり。
さつまいもの基本的なアク抜きには、10~15分かかります。さらに、水が白く濁るたびに水を替えなければいけません。そのため、さつまいものアク抜きが面倒と感じる方も多いでしょう。そこで、さつまいものアク抜きの時短方法を紹介します。
アク抜きの必要がない料理もある
焼き芋や蒸し芋は、アク抜きをする必要がありません。焼き芋や蒸し芋のように調味料を染み込ませる必要がなく、変色が気にならない調理方法のものはアク抜きをする必要がないのです。
さつまいものアク抜きまとめ
さつまいものアク抜きについて解説しました。さつまいものアクに含まれる成分は、人間の身体に良い影響を与えてくれるものです。しかし、アクを抜くことで美味しいさつまいも料理を作ることができます。時間や料理に合わせてアク抜きをし、秋の味覚を楽しみましょう。