そら豆をおいしく食べる方法まとめ!焼き方や茹で方まで!保存方法も紹介

そら豆はおつまみにしたりと美味しい食べ方があります。今回はそら豆の美味しい食べ方を、焼き方と茹で方に分けて紹介していきます。そら豆の薄皮の剥き方も紹介していますので、そら豆を手に入れた際には参考にしてみてください。

そら豆をおいしく食べる方法まとめ!焼き方や茹で方まで!保存方法も紹介のイメージ

目次

  1. 1そら豆の食べ方でおいしい方法は?
  2. 2そら豆の美味しい食べ方【下処理・剥き方】
  3. 3そら豆の美味しい食べ方【焼き方】
  4. 4そら豆の美味しい食べ方【茹で方】
  5. 5そら豆の保存方法
  6. 6そら豆の美味しい・好みの食べ方を探してみよう

そら豆の食べ方でおいしい方法は?

そら豆はマメ目マメ科ソラマメ属の植物で、原産地は西アジアやアフリカと言われています。その歴史は古く、古代エジプトや古代ギリシャから世界中で栽培されて食べられていたようです。

日本に伝わったのは奈良時代で、インドから持ち込まれて広まったという説があります。江戸時代の文献でそら豆の記載があるので、江戸時代にはすでに日本に伝わっていたと考えられます。

そんな古い歴史を持ったそら豆ですが、栄養も豊富です。ビタミンC、ビタミンB、植物性タンパク質、カリウム、鉄分などが含まれています。ビタミンCとビタミンBは肌荒れを予防したり肌にハリを与える効果が期待できます。カリウムは余分なナトリウムを排出することで血圧を下げる効果が期待できるとされています。

鉄分は貧血を予防したり免疫力を上げる効果が期待できるようです。今回はそんなそら豆の美味しい食べ方を焼き方や茹で方、皮はどうするのかについて紹介していきます。

そら豆の美味しい食べ方【下処理・剥き方】

そら豆は鮮度が落ちやすく、そら豆3日という言葉まであります。さやから出してしまうと傷みやすいので、スーパーなどで売られているものはさやがついているものが多いです。

食べる直前に剥く

そら豆は鮮度が落ちやすく傷みやすいので、食べる直前に剥くようにしましょう。早めに剥いてしまうと鮮度も落ちますし変色してしまいます。

剥き方

さやの端から指を入れて開き、中に入った豆を取り出すのが一般的な剥き方でしょう。枝からぶら下がっている状態のものは枝を引っ張るとさやが外れます。その際にいい感じに穴が開くので穴に指を入れれば簡単に剥けます。

さやだけのものは穴が開けにくいものもありますので、その場合には両手でさやを握って絞るようにねじります。そうすると真ん中あたりがめりっと割れてきますので、中に入った豆を取り出します。思い切ってねじると上手くいきます。

薄皮の剥き方

そら豆は厚みのある部分と平たい部分があります。厚みがる部分には黒い筋が入っていますが、その筋に対して垂直に親指の爪をたてます。膨らんだ部分の下のあたりに爪をたてましょう。爪をたてたら筋を剥がすようにして皮をめくっていきます

反対側の平たい部分をつまむと豆が押し出されます。ぎゅっとつまむとツルッ豆が出てきますので、この方法が簡単な薄皮の剥き方でしょう。

爪をたてるのが痛いときには包丁を使ってください。包丁を使う場合にも爪をたてる薄皮の剥き方と同じです。膨らんでいる下の部分の黒い筋と垂直になるように切れ目を入れて、黒い筋を取るように包丁でそぎ取ります。その後反対側をつまんで押し出します。

そら豆の美味しい食べ方【焼き方】

茹でたそら豆はおつまみの定番でビールと一緒に食べる地美味しいです。薄皮がついたままのそら豆をさっと茹でるだけですが、素材の美味しさがしっかりと味わえます。茹でるのが定番ではありますが、焼いても美味しいです。さやがついたままのそら豆を真っ黒になるまで焼いていきます。

さやは黒く焦げても中の豆は蒸し焼き状態になっているので、ホクホクしています。味わいも濃厚ですし香りもいいです。

さや付きのままグリルで焼く

グリルを使った焼き方は簡単で、さやがついたままの状態で並べて焼くだけです。破裂するのが心配な場合には、さやの横に浅い切込みを入れておけば破裂しません。オーブンのグリル機能を使った焼き方は、約8分焼きましょう

魚焼きグリルを使った焼き方は、まず片面を7分~8分焼き、裏返して5分~6分焼いていきましょう。焼き上がりの目安はさや表面に焦げ目がついて中の豆に火が通っていれば大丈夫です。そら豆の大きさでも焼き時間が変わってきますので、大きさに合わせて時間を調整してください。

フライパンで焼く

フライパンを使えば焼きそら豆が簡単に作れます。フライパンに重ならないようにさやごと並べ、強めの中火で4分~5分焼いていきます。黒く焼き目がついたら裏返して弱火で3分~4分焼いていきましょう。さやごと焼けばフタは必要ありません。

焼いたそら豆は塩をつけて食べると美味しいです。さやの内側に入っているワタもすくって食べると甘くて美味しいので、お好みで食べてみてください。

トースターで焼く

トースターでも簡単に焼きそら豆が作れます。焼き方はフライパンを焼くときと同じです。さやがついたまま並べて焼きましょう。破裂が心配なら魚焼きグリルで焼くときと同様にさやの横に浅い切込みを入れてください。

焼き時間の目安は10分~12分です。さや表面に焦げ目がついてそら豆に火が通れば完成です。そら豆の大きさによって焼き時間が異なりますので、焼くそら豆の大きさで調整してください。

そら豆の美味しい食べ方【茹で方】

そら豆はさやから取り出すと鮮度が落ちやすいので、さやから取り出したらすぐに茹でましょう。傷むのも早いので、購入する際には新鮮なさやつきのものを選ぶのもポイントです。では、茹で方を見ていきましょう。

豆のくぼみに切り込みを入れる

さやを剥いたら黒い筋がある部分の反対側に軽く切り込みを斜めに入れます。まっすぐ切り込みを入れてしまうと実が割れやすくなってしまいますので気をつけましょう。切り込みを入れることで皮にしわが寄ることなく茹でれるので食べやすいです。

茹で方

茹で方は、まず鍋に3%の塩水を用意して沸騰させたらそら豆を入れて茹でていきます硬めに茹でたいのなら1分半~2分程度、しっかりと茹でたいのなら3分程度を目安に茹でてください。そら豆の大きさによっても茹で時間を調整しましょう。塩水は1Lの場合には30gの塩を入れます。

そら豆の独特の青臭さが苦手という方はお酒を混ぜて茹でてみてください。酸の成分が臭いが抑えられます。茹でたらザルにあげて水気を切りましょう。そのまま冷めるのを待ちます。冷水のさらすと水っぽくなってしまうので自然に冷ましたほうがいいでしょう。

変色を防ぐにはすぐ薄皮を剥く

そら豆を料理に使いたいのなら茹でたあとすぐに薄皮を剥いてください。こうすることで変色が防げます。

そら豆には黒い筋みたいな部分がありますが、この部分はお歯黒と呼ばれています。鮮度が落ちていたり参加して黒く変色しているだけで食べても問題ないです。気になる方は取り除いて食べるかもしれませんが、気にならない方はそのまま食べてしまっても大丈夫です。

そら豆の保存方法

生の場合

そら豆は鮮度が落ちやすくさやから出すと傷みやすいので、新鮮な状態での冷凍保存がおすすめです。生の状態のものはさやごと冷凍することで風味がそのまま保存できます。保存方法は洗って水気を拭き取りフリーザーバックなどに入れて空気を抜き冷凍庫に入れるだけです。

食べる際には電子レンジを使って軽く解凍し、さやから取り出して3分程度塩茹でをしましょう。冷凍保存を行った際の保存期間の目安は1ヶ月程度です。すぐに食べないという場合には購入後そのまま冷凍して、食べる際に食べる分だけ解凍するといいでしょう。

さやごとの冷凍がおすすめですが、場所をとってしまって邪魔という場合はさやを剝き薄皮の状態で冷凍しましょう。解凍する際に破裂しないか不安という場合には、黒い筋の部分に切り込みを入れて冷凍してください。

解凍は塩水を沸騰させて3分程茹でるか電子レンジで解凍しましょう。料理に使うという場合には冷凍のまま使えます。保存期間の目安は同じく1ヶ月程度です。

加熱調理後

茹でたそら豆はフリーザーバックやタッパーに入れて冷蔵庫で保存してください。焼いたものも同じです。保存期間の目安は1日~2日程度と短いので、長期保存をしたい場合には加熱せずに冷凍保存を活用しましょう。

そら豆の美味しい・好みの食べ方を探してみよう

今回はそら豆の美味しい食べ方で焼き方と茹で方、保存方法について紹介していきました。そら豆は美味しいのは3日と言われる程鮮度が落ちやすく傷みやすいです。さやから取り出すと空気に触れて風味が落ちていきます。調理する直前にさやから取り出して、すぐに食べない場合には冷凍保存を活用しましょう。

茹でたり焼いたりするだけで美味しく食べれますので、ぜひともそら豆を上手に活用してみてください。

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