2019年05月21日公開
2024年09月16日更新
木綿豆腐のカロリーは?絹ごし豆腐と違う?ダイエット向けレシピも紹介
木綿豆腐のカロリーはどのくらいか知っていますか?豆腐なのでカロリーは低いのではないか?と想像ができます。木綿豆腐と絹ごし豆腐は食感や見た目に違いがありますが、それ以外にも違いがあります。今回は木綿豆腐に着目しながら、木綿豆腐一丁のカロリー、木綿豆腐と絹ごし豆腐との違いである製造方法・カロリー・栄養面の紹介、最後に木綿豆腐や絹ごし豆腐を使ったダイエットレシピを紹介していきます。
木綿豆腐とは?
豆腐にもいろんな種類がありますが、木綿豆腐が好きという方も多いでしょう。木綿豆腐は鍋の具材としても美味しいですし、食べごたえがあります。一方絹ごし豆腐やプルプルとしていてなめらかな食感があり美味しいです。
今回は木綿豆腐に着目して紹介していきます。木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い、木綿豆腐や絹ごし豆腐を使ったダイエットレシピも見ていきます。まずは木綿豆腐について簡単に紹介していきます。
木綿でこしたものではない
木綿豆腐は木綿でこしたものと思っている方もいるかもしれませんが、そうではありません。木綿豆腐は薄い豆乳を使ってにがりを加えたあと固めたものをくずします。そして圧力をかけ水分を絞って固めたものになります。食感はぼそっとしていますが、歯ごたえがあり食べごたえがあります。
一丁のカロリーはご飯とほぼ同じ!?
木綿豆腐一丁のカロリーはご飯とほぼ同じになります。木綿豆腐一丁は300g~350gくらいになります。一丁辺りの量は地域によって差もあるでしょう。木綿豆腐一丁を300gとした場合、木綿豆腐のカロリーは216kcalになります。ご飯一膳分は140g程度になりますので、カロリーは235kcalになります。
木綿豆腐一丁とご飯一膳分のカロリーがそれほど変わらないのがわかるでしょう。ですが、木綿豆腐一丁というと結構な量があります。一丁でお腹にもたまりますので、食べる量などを考えればカロリーがそこまで高いというわけではないでしょう。
木綿豆腐の糖質量は?
木綿豆腐の糖質はほとんどありません。木綿豆腐は大豆が原料になりますので糖質はほとんどありません。糖質は木綿豆腐でも絹ごし豆腐でもほとんど含まれていないということになります。
木綿豆腐と絹ごしの違い
木綿豆腐と絹ごし豆腐には食感など明らかに違う部分もあります。木綿豆腐と絹ごし豆腐には食感や製造方法だけでなく、カロリーや栄養素にも違いがありますのでみていきましょう。
製造方法の違い
木綿豆腐と絹ごし豆腐は製造方法に違いがあります。木綿豆腐の作り方は、薄い豆乳を使ってにがりを加えて固め、それをくずしてから圧力をかえて水分を絞ってから固めたものになります。一方絹ごし豆腐は、木綿豆腐以上に濃い豆乳を使ってにがりを加えたあと、そのまま固めたものになります。
木綿豆腐は水分を絞って固めているので凝縮された食感で、ぼそっとはなりますが食べごたえや歯ごたえがあります。絹ごし豆腐は水分が多いっまですので、柔らかくて食感もなめらかです。
原料はどちらも大豆で、大豆を煮てから分離器を豆乳とおからに分けられます。豆乳ににがりを加えて固めるという工程までは木綿豆腐も絹ごし豆腐も一緒になります。絹ごし豆腐はここから固めて完成ですが、木綿豆腐は固まった豆腐を木綿の布を敷いた型に詰めてから水分を絞って固めます。
カロリーの違い
木綿豆腐と絹ごし豆腐はカロリーにも違いがあります。木綿豆腐のカロリーは100gあたり72kcalです。絹ごし豆腐のカロリーは100gあたり56kcalになります。少しではありますが木綿豆腐の方がカロリーが高くなります。製造方法は途中まで同じですが、なぜカロリーに違いがあるのかというと製造方法にあります。
水分にはカロリーがほとんどありませんので、水分が多い方がカロリーが低いということになります。絹ごし豆腐は水分が多いまま固めていますが、木綿豆腐は水分を抜いて圧縮しています。水分を絞って栄養素が凝縮するのでカロリーがやや絹ごし豆腐より高いということになります。
糖質の違い
木綿豆腐も絹ごし豆腐も大豆が原料になっているので糖質はほとんど含まれていません。木綿豆腐100gあたりの糖質は0.7gで、絹ごし豆腐100gあたりの糖質は0.9gになります。
栄養価の違い
木綿豆腐と絹ごし豆腐は製造方法によって栄養素も変わってきます。木綿豆腐は水分を絞っているので栄養素が凝縮されます。木綿豆腐の方がタンパク質やカルシウムは多くなりますが、水分を絞ってしまうのでビタミンやカリウムといった栄養は流れてしまいます。
絹ごし豆腐は水分を絞らずに水分量が多いまま固めているので、木綿豆腐では流れてしまうビタミンやカリウムは残った状態になります。
木綿豆腐以外の豆腐のカロリーと糖質
木綿豆腐や絹ごし豆腐以外にも豆腐にはいろんな種類があります。豆腐という名前がついているだけで実際には豆腐ではないものもありますが、いろんな豆腐のカロリーと糖質を見ていきましょう。今回紹介するのは、卵豆腐・ごま豆腐・沖縄豆腐です。
卵豆腐
卵豆腐は鶏卵とだし汁を混ぜて、蒸して固めたものになります。卵豆腐の見た目が豆腐に似ているので、卵豆腐という名前になったと言われています。卵豆腐のカロリーと糖質は、100gあたりのカロリーは79.1kcalで、糖質は100gあたり0.1gと糖質はかなり低いです。
卵豆腐には栄養素も豊富に含まれており、糖質や脂質の代謝を促すビタミンB群が豊富に含まれています。また、身体に欠かすことのできないタンパク質も豊富です。脂肪の吸収を抑えるカルシウムも豊富に含まれています。
ごま豆腐
ごま豆腐は、葛粉とだし汁、白ごまをすったものを火にかけてから練り、豆腐の形に冷やして固めたものになります。ごま豆腐のカロリーは、100gあたり81kcalです。糖質は100gあたり8.1gとなっています。糖質が多いですが、でんぷん製品になるごま豆腐は糖質が多くなります。
沖縄豆腐
沖縄豆腐は島豆腐ともいわれます。水分が少ない木綿豆腐のことになります。水分が少ないのでチャンプルーなどのように炒めたりしても崩れないというのが特徴です。沖縄豆腐は水分が少ないのでカロリーは高くなります。沖縄豆腐のカロリーと糖質は、100gあたりのカロリーが106kcalで、100gあたりの糖質は1.0gになります。
木綿豆腐や絹ごし豆腐のダイエット向けレシピ
木綿豆腐や絹ごし豆腐はカロリーが低めでダイエットにも活用することができます。木綿豆腐は食べごたえもありますので、お腹にもたまりやすくダイエットのサポートになるでしょう。
木綿豆腐や絹ごし豆腐を使ったレシピも多くありますので、ダイエットレシピに活用してみてください。木綿豆腐や絹ごし豆腐を使ったダイエット向けレシピを紹介していきます。
木綿豆腐のオリーブオイル焼き
- 木綿豆腐
- オリーブオイル
- 木綿豆腐のパックの水を捨てて4等分にカットします。
- キッチンペーパーに横にして水切りをします。
- フライパンにオリーブオイルをたっぷりしき、木綿豆腐を並べます。
- 焼き目がつくまで3分焼きます。裏面も同じように焼き目をつけて完成です。お好みで塩やお酢、ポン酢をかけて食べると美味しいです。
絹ごし豆腐の白だしスープ
- 絹ごし豆腐一丁(150g)
- A白だし大さじ1
- A水大さじ5
- 万能ねぎ適量
- レンジで使える器に一口大にカットした豆腐とAの材料を入れて、レンジで500W強で5分程度を目安に様子を見ながら温めます。
- 万能ねぎをかけて完成です。
ふわふわ豆腐丼
- 絹ごし豆腐150g
- A味噌小さじ1
- A白だし小さじ1
- A味塩お好み
- Aごまお好み
- A青じそチューブお好み
- A梅チューブお好み
- 卵1個
- ご飯
- 卵は卵白と黄身に分けておきます。絹ごし豆腐は水切り不要で、スプーンなどでぐちゃぐちゃに潰します。
- Aの材料を潰した豆腐に混ぜます。
- 卵白を入れて混ぜ、ご飯に盛り付けます。
- 中央に黄身をのせ、好きなトッピングをしたら完成です。
木綿豆腐は量を考えてカロリーコントロールしよう
今回は木綿豆腐について紹介していきました。木綿豆腐と絹ごし豆腐との違いも製造方法・カロリー・栄養素などありました。絹ごし豆腐は水分が多いまま固めているのに対して、木綿豆腐は水分を絞っているのでカロリーが少しだけ高いです。
木綿豆腐は水分が凝縮されているので食べごたえもありお腹にもたまりやすいので、ダイエット向けのレシピも参考にしながら美味しく木綿豆腐を食べてください。