辛ラーメンのアレンジ集！チーズなどを使った辛くて美味しい人気レシピ

インスタントラーメンは、日本でも手軽に食べれる加工食品として人気ですが、お隣りの国韓国でも人気を集めているラーメンがあります。そのインスタントラーメンは辛ラーメン。辛ラーメンは今では日本のスーパーやコンビニ等でも販売されています。今回はこの辛ラーメンの人気アレンジレシピを紹介していきます。

辛ラーメンは1986年10月に韓国で発売されて以来、韓国の国民に愛されるインスタントラーメンとして、長期にわたり高いシェア率を誇っています。そんな辛ラーメンの人気は、今では韓国国内に留まらず、世界各国なんと100カ国以上に輸出されています。世界的にも知名度の高いインスタントラーメンです。日本でも赤いパッケージで「辛」の文字が目を惹く辛ラーメンを目にしたことがある人も多いのではないでしょうか？

韓国の人気アイドルが辛ラーメンを作って食べる動画は見たことありませんか？普段から家で食べているように、鍋のまま食べてしまう、飾らない仕草で話題になりました。このように、辛ラーメンは韓国の国民に愛されている食品であることが分かります。

日本では、ラーメン屋のラーメンと言えば生ラーメンを指しますが、韓国では生ラーメンはあまり使われておらず、ラーメンを注文すると、この辛ラーメンが提供されることが多いそうです。初めて韓国料理屋でラーメンを注文した人はびっくりしたのではないでしょうか？地元韓国では、なんと週5回も辛ラーメンを食べているという愛好家もいるそうです。韓国ではラーメンと言えばこの辛ラーメンということになります。

辛ラーメンの味は、とても「辛い」です。しかしながら、辛い中にも旨味があり、意外にもスッキリとした味わいで、最後まで美味しく食べられます。日本ではポークやチキンのエキスが使われている事が多いですが、辛ラーメンの場合はビーフのエキスが使われています。また、麺も日本の麺よりも太く、強力粉が配合されている為、煮込んでもコシがありモチモチとしているのが特徴です。

カップ麺タイプも袋麺タイプもどちらも美味しい辛ラーメン。手軽に食べれるカップ麺タイプも人気ですが、アレンジするにはやはり袋麺タイプの方がレシピ数も多く人気です。また、通常の辛ラーメンの他に、牛骨ソルロンタンスープを使用し、野菜の旨味でマイルドに仕上げた「ブラック」や、日本人向けに酸味や辛味を抑えた、フリーズドライキムチがトッピングされた「カップラーメンキムチ」も発売されています。

辛ラーメンを開けると、日本のインスタントラーメンよりも少し太めの「麺」と「かやく」「粉末スープ」が入っています。かやくは、ニンジン・シイタケ・ネギ・チンゲンサイ等です。インスタントラーメンの具にシイタケが入っているのは珍しいのではないでしょうか？粉末スープはオレンジ色で、見るからに辛いことが分かります。
 

辛ラーメンの辛さの感じ方は、やはり個人差があります。辛いものが好きな人には、そのままでも辛いけれど美味しく、最後まで食べられると思いますが、辛いものが苦手な人には少しアレンジが必要です。人気のアレンジは、チーズや卵、牛乳などで辛味を抑える方法です。アレンジすることで辛味がマイルドになり食べやすくなります。

カップ麺タイプの作り方は簡単。蓋をあけ、粉末スープを入れ、お湯を注いで待つだけです。袋麺タイプの作り方は、鍋に550ml(カップ3杯弱)のお湯を沸かし、麺とスープとかやくを全て入れ、あとは4分30秒煮込みます。日本の袋麺の作り方ですと、最後にスープを入れますが、辛ラーメンの場合は先に粉末スープを入れ、一緒に煮込みます。煮込む事を想定されて作られている麺は、スープの味をよく含み、美味しく仕上がります。

辛ラーメンを作る時のポイントは、煮込んでいる間に何度か麺を持ち上げることです。持ち上げる事で麺が空気に触れ、更にモチモチと美味しい歯ごたえになります。また、「水を規定量より少なめにする」や、「煮込む時間を少し減らす」等、家庭によって作り方のポイントがあるようです。何度か作って自分に合う作り方を見つけるのも楽しみです。

辛ラーメンはチーズとの相性がとても良く、商品パッケージにもおすすめのアレンジとして書かれています。辛ラーメンは、そのまま食べると唐辛子の辛さをダイレクトに感じ、苦手な方は辛くて食べられないかもしれません。しかしチーズを入れることで辛さは軽減され、数段マイルドになり食べやすくなります。ここからは、このチーズを使ったアレンジレシピを中心に紹介していきたいと思います。

アレンジレシピの中で一番人気が高かったのはこの、チーズ＆卵の組み合わせです。チーズは先程も紹介しましたが、卵を一緒に入れて煮込むだけで、辛ラーメンが美味しく食べやすくなるそうです。半熟卵の黄身を溶かせばまろやかな美味しいスープになります。

辛ラーメンに、ニラ、人参、もやし、きくらげ等、お好みの野菜をごま油で炒めたものをトッピングし、最後に生卵を落としチーズをのせれば、栄養バランスが抜群のラーメンになります。インスタントラーメンは食べ過ぎると体に良くないイメージですが、野菜を沢山のせたり、たんぱく質をプラスすることで一気にバランスが良くなります。このツイートのレシピでは豆腐もトッピングされていて、ヘルシーで美味しそうです。

普通に辛ラーメンを作り、万能ネギなどの細ネギを入れ、キムチをたっぷり入れ、最後に卵とチーズをのせれば完成のレシピです。韓国の歌手が紹介していた食べ方のようですが、流石に辛そうです。キムチは辛いスープに酸味のアクセントをつけてくれそうですし、辛くなったスープは卵を溶くことで食べやすくなりそうです。辛いものが好きな人にはおすすめのレシピです。

辛ラーメンを煮込む時に、一緒にウインナーと卵を煮込み、仕上げにチーズをトッピングしたものです。ツイートのレシピだと隠し味にウェイパーを少し足しているようです。これはウィンナーからの旨味が溶け出し、ウェイパーの旨味もプラスされ、深みが出てとても美味しいスープになっていることでしょう。ウィンナーは、普段から冷蔵庫に入っている食品ですし、ささっと作れて良いです。是非試してみたいレシピです。

韓国料理に辛ラーメンを加えるアレンジレシピも人気があります。元々辛いけれどすっきりとした味わいの辛ラーメンは、どんな料理にも違和感なく溶け込みます。また、韓国料理にラーメンを加えることでボリュームも出て、お腹も満足できそうです。

プデチゲは別名部隊鍋と呼ばれています。韓国軍の若い兵士が食べていた事から、この名がついたようです。チゲの材料に、保存食のスパムやソーセージ等を入れて食べる鍋で、辛ラーメンを使った最もポピュラーな韓国料理です。具材は、「キムチ・ソーセージ・スパム・豆腐・えのき茸・玉ねぎ・長ねぎ」等、何でも好きな具材を入れてOKです。

《作り方》鍋に具材と水を入れて火にかけ、沸騰したら麺と、辛ラーメンの粉末スープ・味噌大さじ1～2・酒大さじ1・中華だし（ウェイパー等）小さじ1を入れて煮込み、火が通ったらチーズをのせて完成です。仕上げにごま油を少し垂らしても美味しそうです。栄養バランスも良く、寒い日には暖まりそうなレシピです。

辛ラーメンに絹ごし豆腐を入れ一緒に煮込み、卵、韓国のり、お好みでとろけるチーズをトッピングしたら、熱々のスンドゥブ風になります。あさりを一緒に入れれば更に本格的な味になります。豆腐の滑らかな食感と、辛ラーメンのもちもち食感の2種類の食感が楽しめます。また、豆腐を入れることでボリュームも増え、お腹いっぱいになる美味しい一品です。

流行している韓国料理のチーズタッカルビも、辛ラーメンを使ったアレンジレシピが人気です。味付けに粉末スープを利用できるのもお手軽です。材料は、辛ラーメン・キャベツ・ジャガイモ・玉ねぎ・鶏もも肉・人参などのお好みの野菜・とろけるチーズ・酒(大さじ2)・みりん（大さじ2）・醤油(大さじ1)・コチュジャン（大さじ1）・辛ラーメンの粉末スープ・ニンニク（チューブ）・生姜（チューブ）ごま油適量。

《作り方》野菜と鶏もも肉を一口大に切ります。粉末スープ(半量)と調味料、にんにく、生姜を、切った鶏もも肉によく混ぜておきます。辛ラーメンの麺は少し固めに茹でお湯を切り、粉末スープ(半量)とかやくとごま油少量を和えます。ホットプレートに少量のゴマ油をしき、まず味付けした鶏もも肉を炒め、野菜を投入。火が通ったら先ほどの麺を入れ真ん中を開け、チーズをタップリといれ、蓋をしてとろけたら出来上がりです。

辛ラーメンをイタリアン風にアレンジしたレシピも、若い女性を中心に人気が出ています。元々韓国料理とイタリアンは、唐辛子とニンニクがアクセントになっている料理が多いので相性が良いのかもしれません。トマトやチーズ等でアレンジしたレシピは、もはやインスタントラーメンの枠を飛び越え、様々な料理に変身します。

水の半量をトマトの水煮缶に変えることで、チリトマトラーメン風アレンジになります。これはトマトの爽やかな酸味とチーズがよく合いそうです。見た目もラーメンというよりもスープパスタのようで、是非食べてみたいアレンジです。

こちらはシチリアーナ風にアレンジしたレシピです。生のトマト半玉を刻んで辛ラーメンと一緒に煮込み、オリーブオイルで炒めたナスやウインナーとチーズをトッピングし、バジルを振れば出来上がり。ナスを炒めるときに、ニンニクや鷹のツメを少々入れ香りを出すと、更に風味が増しそうです。残りのスープまで楽しめるお洒落なアレンジです。

もちもち食感の麺を活かして、今度はパスタにアレンジ！こちらのレシピではエビが入っていて、とても美味しそうです。ぴり辛カルボナーラ風の作り方は、まずフライパンにベーコンを入れ炒めます。そこに水100mlと牛乳200mlをいれ沸騰したら、麺、かやく、粉末スープ、チーズを加え、ほぐしながら汁気が少なくなるまで煮込みます。最後に火を止めて溶き卵を絡めたら完成です。仕上げに乾燥パセリを振っても美味しそうです。

まさか辛ラーメンでピザまで作れるとは、驚きのアレンジレシピです。《作り方》麺を食べやすい大きさに割り、4分半ほど茹でます。茹で上がった麺に、かやく・粉末スープを良く混ぜ、ピザ生地にのせます。あとはチーズをたっぷりトッピングし、オーブンで焼くだけで出来上がりです。お好みでハムやウインナー等をトッピングしても良さそうです。これはどんな味になるのか興味深いです。

辛ラーメンのすっきりとした味わいと辛さは、エスニック風のアレンジにもよく合います。パクチーをのせるだけでも、手軽にエスニック風味を楽しめます。好きな人には堪らないエスニック風アレンジレシピを紹介します。

辛ラーメンに豆乳を入れるアレンジも人気です。水の半量ほどを豆乳に変えて作ることで、辛味がかなり抑えられます。仕上げにパクチーをたっぷりトッピングしたら、エスニック風の豆乳辛ラーメンになります。パクチーの独特の風味が食欲をそそります。

タイ料理で人気のトムヤムクン風にアレンジしたレシピです。辛ラーメンに、パクチー、レモン、エビを入れ、ナンプラーで味を調えれば、辛さがうまくマッチしたトムヤムクン風ラーメンになります。市販のトムヤムクンスープの素を加えても、簡単に本格的な味になります。

辛ラーメンは、煮込んでも伸びにくく、もちもちとした食感が人気ですが、この食感を利用した汁なし麺のレシピも人気があります。どれもスタミナがつきそうで、男性に人気が高いアレンジです。

ロシア風まぜそば、どんな味になるのでしょうか？まだ体験した事が無いですが、ツナとマヨネーズ、チーズ、温泉卵の組み合わせは、美味しいこと間違いないでしょう。レンジで加熱し、チーズを溶かすところがポイントのようです。これは試してみたいレシピです。

辛ラーメンにひき肉をトッピングした混ぜ麺のレシピです。ゴマをたっぷり使用することで食感と香りが楽しめる一品です。がっつり食べたい人は、フライドガーリックのトッピングもお勧めです。麺を食べ終わった後の追い飯が楽しみです。

焼きそばのアレンジレシピは、麺を先に茹でてから具材と共に炒めるレシピと、少な目のお湯で麺と具材を茹で、汁気を飛ばしてから粉末スープで味を調えるレシピの2通りがあります。どちらも味付けは粉末スープを使用し、手軽に作れるのが魅力です。

意外に人気が高かったのが、納豆とチーズをトッピングするレシピです。納豆とチーズは同じ発酵食品ですし、合うことは間違いないですが、辛ラーメンと合わさることにより、どう味が変化するのか大変興味深いです。機会があれば試してみたいレシピです。

カレー粉やカレールウのトッピングは、辛ラーメンのパッケージにもおすすめとして書かれています。辛いスープにカレー粉が加わることにより、味がどう変化するのか楽しみなアレンジです。チーズとカレーの相性は抜群ですから、美味しいこと間違いなしです。

麺をそのまま食べると言うのは、チキンラーメンではお馴染みですが、辛ラーメンでもこのアレンジは美味しそうです。油揚げ麺のサクサクとした食感と、スパイシーな粉末スープのハーモニーが、ウマ辛でビールに合いそうなおつまみになります。

辛ラーメンを食べ終わった後の残ったスープも楽しみの一つです。シメにご飯をいれて、余韻を楽しみましょう。ご飯を入れて煮込み、チーズをたっぷり入れれば、お腹も満たされ幸せに包まれます。

王道のチーズトッピングですが、韓国のりを散らすことで風味が増し、更に美味しくなります。鍋を出すのが面倒な時にカップ麺は助かります。仕事の休憩中に、おにぎりと一緒に食べても美味しそうです。簡単で美味しいアレンジです。

こちらは、卵とキムチをのせてキムチラーメンにアレンジしています。生卵でも良さそうですが、温泉卵をいれても美味しそうです。キムチと卵は辛ラーメンにぴったりのトッピングです。

今回は辛ラーメンのアレンジレシピについて紹介して来ましたが、試してみたいレシピはありましたか？家庭ごとに辛ラーメンのレシピがあるというほど、辛ラーメンが愛されている事がわかりました。皆さんもスーパーやコンビニで手軽に手に入る辛ラーメンをアレンジして食べてみてみませんか？辛ラーメンの魅力が伝われば嬉しいです。