香味野菜の種類一覧!人気な香味野菜の使い方・レシピまとめ

香味野菜と聞くと「ソース」の中にたくさん入っているイメージがありますが、詳しい野菜の種類を聞かれても答えられないのではないでしょうか?そこで今回は香味野菜に注目し、香味野菜の種類一覧!人気な香味野菜の使い方・レシピを一挙まとめて紹介しています。香味野菜を和食や洋食、中華やアジアン向きに種類ごとに一覧にすれば、それに適した料理レシピが生まれます。香味野菜の特徴やレシピを見ていきましょう。

香味野菜の種類一覧!人気な香味野菜の使い方・レシピまとめのイメージ

目次

  1. 1香味野菜とは?
  2. 2香味野菜の種類一覧【和食向き】
  3. 3香味野菜の種類一覧【洋食向き】
  4. 4香味野菜の種類一覧(中華・アジアン向き)
  5. 5香味野菜の使い方
  6. 6香味野菜の人気レシピ
  7. 7香味野菜を使う目的とは?
  8. 8香味野菜の人気レシピをたくさん作ってみよう

香味野菜とは?

香味野菜という言葉はよく聞かれますが、実際どんな野菜のことを香味野菜と言うのか知らない人は多いと思います。香味野菜とは香りを添え、味を引き立てるために用いられた野菜のことを言います。

また、似た言葉で薬味がありますが、料理を引き立てるために作られたり、添えられたりするものの総称のことを言い、香味野菜と混同しやすいですが、薬味は野菜だけでなくハーブや調味料、果物なども当てはまります。香味野菜ではない薬味には、主にゆずや唐辛子などがあります。

このような定義をふまえた上で、香味野菜を使う目的とは大まかに2通りあり、それは香り風味を楽しむために使うものや、食材の臭みを消すために使うものがあります。どちらも料理をする上で必要不可欠なものになります。

では、香味野菜と聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか?日本人としてまず身近なものは大葉茗荷(みょうが)がありますが、しょうがにんにくも定番の香味野菜と呼べるものです。その他にも長ねぎ玉ねぎなど、普段の料理で使うものやパセリ三つ葉など彩りに使うことが多い食材も香味野菜と呼ばれるものになります。

香味野菜がどんなものか一例として分かったところで、今回のテーマはこの香味野菜にスポットを当て、香味野菜の種類一覧!人気な香味野菜の使い方・レシピをまとめて紹介します。

香味野菜の種類一覧【和食向き】

ここからは、香味野菜の種類一覧として、和食向きな香味野菜を中心に紹介していきます。和食に合う香味野菜の種類や特徴、さらには使い方やどんな料理に生かせばよいのかを、定評のある人気レシピも添えて詳しく紹介しています。日々の料理にぜひ活かして下さい。

茗荷(みょうが)

最初に紹介する香味野菜の種類一覧は、独特な香りが料理をさっぱりとした味わいにしてくれる茗荷(みょうが)です。スッと鼻に抜ける香りが爽やかで、しゃきしゃきとした食感が特徴の夏に欠かせない香味野菜です。使い方としては、主に風味をプラスさせたり冷奴や香味だれに使ったり、蕎麦の薬味にも欠かせない人気がある香味野菜です。

料理の雰囲気が茗荷でがらりと変わるくらい、存在感があります。また、茗荷の匂いで頭がすっきりすると言われるのは、茗荷に含まれているアルファピネンという香り成分の働きによるものです。このアルファピネンはヒノキの香りにも含まれており、リラックスしながら血行を良くするという効果があります。

またアルファピネンは食欲増進や体を温めながら溜まった熱を排出するなどのデトックス効果があります。夏に冷房によって冷えきった体や暑さで火照った体など、不調の時に茗荷を食べると体調が良くなります。

野菜の浅漬け

  • 玉ねぎ1/4個
  • 茗荷(みょうが)2個
  • きゅうり1本
  • 「A」酢大さじ4
  • 「A」砂糖大さじ2
  • 「A」薄口しょうゆ小さじ1
  • 「A」塩少々
  • 「A」輪切りの唐辛子少々
 
  1. 玉ねぎは厚さ5mmにカットし、茗荷は縦4つにカットします。きゅうりは厚さ5mmの斜め切りにします。
  2. 鍋に「A」の材料を入れて火にかけます。砂糖が溶けたら火を止めます。熱いうちに玉ねぎや茗荷、きゅうりを加えます。
  3. 粗熱が取れたら厚手のビニール袋に移し入れて冷蔵庫で半日置いたら食べごろです。

夏にぴったりな野菜の浅漬けの2人分のレシピです。箸休めにもぴったりなさっぱりした味わいです。前日に作っても大丈夫です。冷蔵庫で冷やしてから食べると味が馴染んでより美味しくなります。簡単なのでぜひ挑戦して下さい。
 

大葉・紫蘇(しそ)

次の香味野菜の種類一覧は、薬味としても日本人には馴染み深い大葉・紫蘇(しそ)です。爽やかな香りと独特な風味が特徴で、料理のアクセントにもなり、欠かすことのできないほど人気の香味野菜で、他の食材を引き立てる役割を果たすことから使い方は野菜や肉類、おにぎりやちらし寿司など、どんな食材と合わせても効果を発揮してくれます。

大葉には殺菌効果や防腐効果もあるので、夏は特に積極的に取り入れたい香味野菜です。そんな大葉は古くから薬効があると重宝されており、ビタミンAやビタミンC、ミネラルなども豊富で栄養的にも良い野菜です。食欲を高め貧血を予防したり、精神を安定させたりする効果もあり、がんの予防にも効果が高いと言われています。

長芋の梅肉大葉巻き

  • 長芋6cm
  • 大葉6枚
  • 「A」梅干し1/2~1個
  • 「A」かつお節2g
  • 「A」酒小さじ1
  • 「A」みりん小さじ1/2
  • しょうゆ適量
 
  1. 下処理をします。長芋は皮をむいて水に放ち、キッチンペーパーなどで水気を拭き、縦に太めの千切りをします。
  2. 大葉は軸を切り落とします。
  3. 「A」梅干しは種を取って包丁で叩いてペースト状にし、他の材料と混ぜ合わせます。
  4. 作り方です。2の大葉に3の「A」をつけて長芋を巻き、器に盛ったらしょうゆを添えて完成です。

長芋のしゃきしゃきした食感と大葉と合わせ梅肉が味のアクセントになった長芋の梅肉大葉焼きの2人分のレシピです。大葉で巻くことで食べやすく、前菜としてもぴったりな1品です。簡単な時短レシピでもあるので、ぜひ作ってみて下さい。

三つ葉

次の香味野菜の種類一覧は、爽やかな香りが特徴の三つ葉です。吸い物や茶わん蒸し、丼などの彩りによく使われます。三つ葉の香り成分にはストレスや睡眠などにも効果があると言われています。この三つ葉の香り成分はクリプトテーネンミツバエンです。

これは、神経を鎮めて不眠症を解消したり、食欲増進の効果があります。緑が濃い糸三つ葉にはビタミンAが豊富に含まれています。ビタミンは目や皮膚の粘膜を保護します。そして視力低下や肌トラブルも回避します。また三つ葉は鉄分が多いので、ヘモグロビンが増え貧血も改善されると言います。

三つ葉のふんわりかきたま汁

  • 三つ葉1/4束
  • 玉ねぎ1/4個
  • 卵1個
  • だし汁400ml
  • 「A」酒大さじ1.5
  • 「A」塩小さじ1/2
  • 「A」みりん小さじ1.5
  • 「A」薄口醤油小さじ1.5
  • 「A」片栗粉小さじ2.5
 
  1. 三つ葉は根元を切り落として長さ3cmに切ります。
  2. 玉ねぎは縦幅1cmに切り、さらに横半分に切ります。卵は溶きほぐしておきます。
  3. 「A」の材料は全て混ぜ合わせておきます。
  4. 鍋にだし汁と3の「A」を入れ、よく混ぜ合わせて中火にかけて煮立ったら玉ねぎを加えます。
  5. 玉ねぎが少し透明になったら三つ葉を加えて、卵液をゆっくり流し入れます。菜箸で大きく混ぜて火を止めてお椀によそったら2人分の完成です。

セリ

香味野菜の種類一覧で和食向きの食材といえばせりです。せりは万葉集にも詠われていたくらい、古くから日本に自生していた野菜です。せりの旬は冬から早春にかけての2月から4月が柔らかくて美味しいです。七草がゆでもせりが出てくるくらい、古くから食べられていました。

セリの香りの成分には人間の体温を上げて発汗作用を促す効果があり、風邪による冷えなどに有効とされています。栄養成分ではβ-カロチンやビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、鉄分が含まれ、胃や肝機能を整えたり、血液中の老廃物やコレステロールを排出して浄化する効果が高い食材と言われています。

セリとツナのおひたし

  • せり1束
  • ツナ缶(ノンオイル)小1缶(約40g)
  • サラダ油、塩、粗びき黒こしょう各少々
 
  1. せりは3cmの長さに切り、熱湯に茎のほうから順に入れてさっと茹でてざるにあげます。流水で手早く冷まし、水を絞ってボウルに入れます。
  2. ツナ、油小さじ1を加えて混ぜ、塩、粗びき黒こしょうを各少々で調味したら2人前の完成です。

香味野菜の種類一覧【洋食向き】

続いて、香味野菜の種類一覧で今度は洋食向きの香味野菜を紹介していきます。洋食向きの香味野菜は意外と多くあり、日本でもなじみ深い食材ばかりです。どのような特徴があって最適なレシピがあるのか、見ていきましょう。

パセリ

香味野菜の種類一覧で洋食向きの食材と言えば脇役として使われることが多いパセリです。食べずに捨ててしまうことも多く残念ですが、実はパセリは生理不順を治してくれたり、口臭予防になったりなど、女性に嬉しい効果あります。また、パセリにはビタミンA、B、C、鉄分、カルシウム、ミネラルを含み、β-カロチンが豊富に含まれています。

他にも免疫力強化、ガン予防、体内のサビ化防止、老化防止、アンチエイジングに効果的でもあります。

アンチョビポテト

  • じゃがいも600g
  • イタリアンパセリ(なければ普通のパセリ)10g
  • アンチョビ5~6フィレ
  • にんにく1かけ
  • オリーブオイル70cc
  • 白ワインビネガー(なければ普通の酢)大さじ1
  • 塩・こしょう各少々
 
  1. 鍋に水を入れて沸騰したらじゃがいもを入れて柔らかくなるまで茹でます。
  2. フライパンにオリーブオイルを入れて火にかけます。そこにみじん切りにしたアンチョビフィレやにんにくを加えます。
  3. 茹で上がったじゃがいもに2と白ワインビネガー、塩・こしょうで調味したら最後にみじん切りしたイタリアンパセリを加えて全体混ぜ合わせて完成です。

玉ねぎ

香味野菜の種類一覧で、次におすすめの洋食向き人気食材は玉ねぎです。玉ねぎには食材の臭みを消す効果があります。その他にも、食材として料理に甘みやコクを足したり、薄くスライスしてシャキシャキの食感を楽しんだりと、さまざまな使い方ができる万能食材です。

玉ねぎのまるごと煮

  • 玉ねぎ2個
  • 「A」水4カップ
  • 「A」コンソメ2個
  • 「A」塩小さじ1/2
  • 「A」こしょう適量
  • 「A」バター20g
  • パセリ、粉チーズ、黒こしょう(好みで)各少々
 
  1. 玉ねぎはラップをして電子レンジで約5分間加熱します。
  2. 鍋に「A」の材料を煮立てて、1の玉ねぎを加えて弱火で20分ほど煮て、煮汁ごと器に盛りつけたら2人前の完成です。好みでパセリや粉チーズ、黒こしょうをかけて下さい。

セロリ

香味野菜の種類一覧で、次の洋食向き食材は洋食ではポピュラーな野菜のセロリです。独特の強い香りで好き嫌いが分かれる野菜でもあります。生で食べると香りがきついですが、火を通すことでクセが和らぎ、食べやすくなります。香味野菜として使う場合、セロリの味を楽しむ場合と、食材の臭みを消すために使われたりします。

セロリのきんぴら

  • セロリ2本
  • ゴマ油大さじ1
  • 「A」酒大さじ1
  • 「A」醤油大さじ1
  • 「A」砂糖小さじ1
  • 「A」みりん小さじ1
  • 白ごま適量
 
  1. セロリの筋をひき、細切りします。
  2. フライパンにごま油をひいて火をかけ、セロリの茎、「A」の調味料、セロリの葉の順に加えて水分がなくなるまで炒めます。
  3. 器に盛り、白ごまをかけたら2人前の完成です。

人参

香味野菜の種類一覧で洋食向きの食材といえば人参です。人参はポトフやカレー、サラダなどさまざまな料理に登場する万能野菜です。人参は免疫力を高めて風邪を予防してくれる優れもの野菜です。ビタミンAやカリウム、食物繊維も豊富で、免疫力をアップさせ肌の調子を整えます。

じゃがいも人参のきんぴら

  • じゃがいも2個
  • にんじん1本
  • 白いりごま少々
  • 「A」みりん大さじ1
  • 「A」醤油大さじ1
  • サラダ油適量
  • だし汁1/2カップ
 
  1. じゃがいもの皮を剥き、細切りにします。水にさっとつけてアク抜きをしたら水気を取ります。人参は皮を剥いて長さ4cmの細切りにします。
  2. 鍋にサラダ油大さじ1を入れたら中火で熱し、人参、じゃがいもを加えて炒めます。全体に油が回ったらだし汁を加え、煮立ったら「A」の調味料を加えます。汁気がなくなるまで中火で炒めて器に盛り、白ごまをかけたら4人分の完成です。

ハーブ系(オレガノ、バジル)

香味野菜の種類一覧で洋食によく合う人気食材はオレガノバジルのハーブです。どちらも特徴が似ていて、どちらかがない場合の代用品としても使われています。オレガノやバジルは少し独特な匂いがするので、トマトソースやチーズを使った料理、魚料理によく合い、味のアクセントになります。消化を促進し、胃腸の調子を整える効能があります。

ハーブチキングリル

  • 鶏の手羽元肉5本
  • 「A」乾燥タイム小さじ1/2
  • 「A」バジル10gまたは乾燥バジル小さじ1/2
  • 「A」オレガノ10gまたは乾燥オレガノ小さじ1/2
  • 「A」クレイジーソルト小さじ1/2
  • 「A」ガーリックパウダー小さじ1/2
  • 「A」ブラックペッパー小さじ1/2
  • 酒大さじ2
  • 好みで野菜やレモン
 
  1. 鶏手羽元肉は骨に沿って包丁で切り込みを入れます。
  2. 「A」の材料を全て合わせておきます。
  3. バッドに1の鶏手羽元肉を並べて2の調味料をまんべんなく塗りつけます。その上に酒を回しかけて馴染ませます。ラップをして冷蔵庫で10分ほど寝かせます。
  4. 味が馴染んだら、180℃の余熱したオーブンで約20分ほど焼き、鶏肉に透明な焼き汁が出てきたら、1~2人分の完成です。皿に盛り付けて、好みで野菜やレモンを添えます。

香味野菜の種類一覧(中華・アジアン向き)

ここからは、香味野菜の種類一覧で中華・アジアン向き食材についても紹介します。中華・アジアン向き食材に欠かせない食材といえば長ねぎと生姜、にんにくです。これは日本料理にも欠かせない野菜で冷蔵庫に常備している家庭も多いです。ではそれぞれの特徴を見ていきましょう。

長ねぎ

香味野菜の種類一覧で中華・アジアン向きで欠かせない人気食材はねぎです。長ねぎも生姜と同様に温める効果があり、風邪を治すのに効果的と言われています。昔は風邪を引いたらねぎ湯を飲めと言われていたほどで、風邪の妙薬として用いられてきました。

ねぎの白い部分を細かく刻んでみそ少々と、生姜を擦りおろしたものを少量混ぜて、熱湯で溶いて飲むと体が芯から温まり、発汗が促されて熱も下がります。

ねぎ塩の冷奴

  • 豆腐1/2丁
  • 「A」白ねぎ1/4本
  • 「A」ねぎ(刻み)大さじ1
  • 「A」塩小さじ1/3
  • 「A」ごま油小さじ2
 
  1. 豆腐は水洗いをして半分に切り、器に入れます。
  2. 「A」の白ねぎは粗みじん切りにします。
  3. 「A」の材料全てを混ぜ合わせて、少ししっとりするまで冷蔵庫に入れておきます。しっとりしたら食べる直前に豆腐にのせて完成です。

生姜

香味野菜の種類一覧で次の中華・アジアン向き人気食材は風邪によく効く生姜です。体を温める効果がある生姜は女性には強い味方とされてきた香味野菜の1つです。魚の臭みも消してくれるので常備しておきたい食材です。生姜にはビタミンB1、B2、ビタミンC、鉄分、カロチン、カリウム、カルシウムが主に含まれています。

辛み成分、精油成分であるジンゲロールが含まれていて、この成分が生姜の中心成分です。冷え性や風邪の初期症状である咳やのどの痛みの鎮痛、潰瘍や腫瘍の治療、吐き気の緩和や便秘解消、むくみ防止や消臭など多くの効果が期待できます。

ジンジャーレモンソーダー

  • 「シロップ」生姜160g
  • 「シロップ」水400cc
  • 「シロップ」ざらめ糖160g
  • 「シロップ」レモンの絞り汁100cc
  • ジンジャーレモンシロップ大さじ2
  • 炭酸水100cc
  • ミントの葉適量
 
  1. ジンジャーシロップを作ります。生姜は皮を薄く剥いて繊維に逆らった薄切りにしておきます。
  2. 鍋にシロップの材料の水と生姜を入れて沸騰させます。
  3. 次にざらめ糖とレモン汁を加え、とろみがつくまで煮詰めたらジンジャーシロップの完成です。
  4. 3で作ったジンジャーシロップを炭酸水で割り、ミントの葉を添えたらジンジャーレモンソーダーの出来上がりです。

にんにく

香味野菜の種類一覧で続いての中華・アジアン向き人気食材は、皆が大好きなにんにくです。スタミナ効果があると言われるにんにくは食欲を誘います。しかし、食べた後の匂いが気になりますが、にんにくは消化を助け血小板凝集を阻害することにより、血液をサラサラにして、血液凝固と心臓発作の危険性を減少させます。

ガーリックチャーハン

  • 冷やご飯400g
  • マヨネーズ大さじ2
  • 卵2個
  • ベーコン1枚
  • 玉ねぎ1/2個
  • にんにく3片
  • 青ネギ適量
  • ゴマ油適量
  • 「A」鶏ガラスープの素大さじ1
  • 「A」バター10g
  • 「A」塩・こしょう各少々
  • 「A」醤油小さじ2
 
  1. 冷やご飯をレンジで温めてマヨネーズを加えてまんべんなく混ぜます。
  2. ベーコン1cm角に切り、にんにくと玉ねぎはみじん切りにし、青ネギは小口切りにします。
  3. 熱したフライパンへ2のベーコンと玉ねぎを炒めて、一旦取り出しておきます。
  4. フライパンにごま油を入れて弱火にかけ、にんにくがキツネ色になるまでじっくりと炒めます。
  5. 火力を強くし、1のご飯を4に入れご飯がパラパラになるまで30秒~1分ほど炒めます。
  6. ご飯がパラパラになったら溶き卵を上から回しかけて卵がよく絡むように混ぜ炒めます。
  7. 再びパラパラになったら、3のベーコンと玉ねぎも入れて青ネギと「A」の調味料を加えて味を調えたら2人前の完成です。

パクチー

香味野菜の種類一覧で中華・アジアン向きの食材の最後の紹介はパクチーです。パクチーはタイ料理のハーブとして有名です。独特の味なので好き嫌いがはっきり分かれるのもパクチーの特徴ですが、エスニック料理には欠かせない香味野菜です。パクチーにはデトックスとアンチエイジングという嬉しい効果があります。

パクチーの葉に含まれるβ-カロチンには抗酸化作用があり、ガン予防や肝機能の回復にも効果を発揮し、ビタミン類の他にカルシウムや鉄分を豊富に含んで美肌効果もあります。

シーフードパクチーサラダ

  • サラダえび(ボイル済みのもの)100g
  • ベビーホタテ(ボイル済みのもの)7~8個
  • プチトマト5~6個
  • パクチーソース大さじ1
  • 「ソース」パクチー50g
  • 「ソース」にんにく2~3片
  • 「ソース」塩小さじ1~2
  • 「ソース」オリーブオイル90g
  • 「ソース」白こしょう少々
 
  1. まず、パクチーソースを作ります。「ソース」の材料全てをフードプロセッサーに入れ攪拌したらソースの完成です。
  2. ボウルにサラダえび、ベビーホタテ、プチトマト、1のパクチーソースを入れて和えたら2人前の完成です。

香味野菜の使い方

ここからは、香味野菜の使い方について説明します。香味野菜には擦りおろしたり、刻んだり、手でちぎったりとさまざまな使い方があります。彩りなどの見た目だけでなく、味にもアクセントを加えより美味しくなる秘訣があります。

すりおろして使う

香味野菜で、擦りおろして使う代表食材に生姜にんにくがあります。生姜やにんにくは擦りおろして他の食材と一緒に混ぜ込むこともできれば、炒めたり煮込んだりすることもできるので、大変便利な利用法です。擦りおろす際に使われるのは、おろし金が代表的ですが鋭利なので指を怪我しないように注意しましょう。

その他にも陶器製のおろし器は鋭利な刃がついていないので力もさほど加えることもなく擦りおろせるのでおすすめです。また、おろし金は刃の隙間に食材が残りやすいので、ハケなどを利用して取り除かなければならないですが、おろし器の方は水でさっと洗い流すだけで食材が取れるのも良いでしょう。

みじん切りにして使う

香味野菜の使い方にみじん切りがありますが、その代表的なものは小口ねぎにら玉ねぎにんにくなどです。小口ねぎをみじん切りにすることで料理の彩りになります。味噌汁や冷奴、メイン料理に添えましょう。

にらやたまねぎはみじん切りにして炒め物やひき肉と混ぜ込んでぎょうざやハンバーグを作るなど、味のアクセントに役立ちます。みじん切り食材の繊維を刻むことで香りが飛んで料理を一層美味しく仕上げます。

スライス・千切りで使う

香草野菜をスライス・千切りすることがよくあります。代表的な食材は玉ねぎ人参茗荷セロリなどです。スライスや千切りをすることで、食材の食感を楽しむことができ、見た目にもボリューム感が出せます。炒め物はもちろん、サラダにしても彩りよく美味しく見せることができ、よく使われる活用法です。

手でちぎって使う

香味野菜を手でちぎって使う活用法があります。代表的な食材はバジルクレソンパセリパクチーなどです。ハーブは手でちぎった方が香りが飛ぶと言います。煮込み料理に入れる際もちぎって入れると、料理をグッと本格的に美味しくするこができます。また、ドレッシングやソースに使ってもフレッシュな香りが漂いおすすめです。

香味野菜の人気レシピ

ここでは、より分かりやすく香味野菜を使った人気レシピを紹介しています。3品のレシピは全て2人分のレシピになり、栄養面にも優れて簡単で美味しいので、動画を見ながらぜひ作ってみて下さい。

焼き豆腐の香草野菜ソース

  • 木綿豆腐1丁
  • 小口ねぎ3本
  • 三つ葉4本
  • ゴマ油小さじ2
  • 「A」しょうゆ大さじ1
  • 「A」砂糖小さじ1/4
  • 「A」白いりごま小さじ1/2
  • 「A」粉唐辛子小さじ1/4
 
  1. 豆腐は4等分に切り、キッチンペーパーに包んで重しをします。そのまま約20分豆腐からの水分を取ります。小口ねぎと三つ葉は2~3cmの長さにカットします。
  2. フライパンにごま油を入れて、中火にかけます。1の豆腐を入れて両面に焼き色がつくまで焼いていきます。
  3. ボウルに小口ねぎ、三つ葉を入れてさっくり混ぜたら「A」を材料順に加え混ぜます。
  4. 豆腐を皿に盛り付けて3のたれをかけたらレシピの完成です。

白いんげん豆と鶏のスープ

  • 白いんげん豆(茹でたもの)250g
  • 白いんげん豆の茹で汁と水を合わせて800ml(なければ洋風コンソメをとかしたものでも可)
  • 鶏手羽元6本
  • 玉ねぎ1個(200g程度)
  • セロリ1本
  • にんにく1片
  • オリーブ油大さじ2
  • 粗塩大さじ1
  • ローリエ1枚
  • 塩・黒こしょう各適量
 
  1. 玉ねぎは6等分のくし切りにし、セロリは食べやすい大きさにカットします。その際、葉は残しておきます。にんにくは包丁の腹でつぶします。
  2. 鶏手羽元は骨に沿って包丁で切り込みを入れて、粗塩を擦り込みます。
  3. 鍋にオリーブ油、にんにくを弱めの中火に熱し、香りが出たら中火にして玉ねぎ、セロリを炒めます。
  4. 玉ねぎが透明になってきたら、白いんげん豆のゆで汁と水を合わせた800mlを注ぎ入れ、鶏手羽元、セロリの葉、ローリエを加えます。
  5. 煮立ったらいんげん豆を加えて弱火してさらに10分煮込みます。塩・黒こしょうで味を調えたらレシピの完成です。

香味野菜たっぷり鶏つくね

  • 長ねぎ1/4本
  • みょうが1/2個
  • 梅干し3個
  • 鶏ひき肉250g
  • ごま油適量
  • 水少々
  • 「A」おろし生姜小さじ1
  • 「A」酒小さじ1
  • 「A」塩少々
  • 「A」薄口醤油小さじ1
  • 「A」卵白1個分
  • 長芋200g
  • 水小さじ2
  • めんつゆ3倍濃縮大さじ1
  • 大葉適量(仕上げ用)
 
  1. 鶏つくねの材料で長ねぎ、みょうがはみじん切りにします。
  2. 梅干しは種を抜き、半分にします。
  3. ボウルに1と鶏ひき肉、「A」を入れて粘り気が出るまでよく混ぜます。
  4. 混ぜたつくねを適当な大きさに丸めて、表面に梅干しをつけます。これをごま油をひいたフライパンに並べて中火で焼きます。焼き色がついたら裏に返し、両面焼き付けたら水を少量加えて蒸し焼きにし、中までしっかり火を通します。
  5. 長芋ソースの材料で長芋は皮を剥いて擦りおろします。
  6. 水とめんつゆを合わせたものを600wの電子レンジに入れ、10秒加熱したものを5の擦りおろした長芋に少しずつ加えながらよく混ぜます。
  7. 器に長芋ソース、その上に鶏つくねを盛り付け、千切りにした大葉を飾ったらレシピの完成です。

香味野菜を使う目的とは?

香味野菜を使う目的とは何だと思いますか?それは彩りを添えるだけでなく、料理に深みや味わいを出し、さらに栄養面でも優れているという理由で利用したい野菜になりました。ここでは、香味野菜の使う目的を項目別に説明していますので、見ていきましょう。

香りを出す

香味野菜の魅力は何と言っても野菜からは放つ独特の香りです。香味野菜は刻んでも炒めても香りが出るので炒飯にしても美味しいですし、ちらし寿司などに刻んだ大葉や茗荷を加えても爽やかで美味しくなり、味のアクセントになります。

どんな料理にも味を引き立てる香味野菜は使い方次第でバリエーションも増えていきますので、好みの香味野菜を使って進んで料理に取り入れてみてはいかがでしょうか?

彩りを良くする

香味野菜を使う目的として多くあるのは彩りを良くすることです。その代表的な野菜はパセリ大葉ルッコラなどです。料理に添えるパセリはあるだけで食卓が華やかになります。大葉は冷奴などの上に飾れば高さをつけ立体的に見せるなど、料理を美味しく見せることができます。

ルッコラをサラダにするとレタスよりも色鮮やかで料理の片隅に少し添えるだけでもインパクトがあります。食べることはもちろん、目で見て楽しむのも香味野菜の良い点です。
                                                                                      

味を引き締めて深みが出る

香味野菜を使うメリットは、肉や野菜の煮込みにマリネのように事前に漬け込む時に、香味野菜と一緒に漬け込むようにすると香味野菜の香りが肉や野菜に移り、味を引き締めて深みがでますそのまま炒めたり煮込んだりすればさらに香りを放ち、美味しく仕上がるでしょう。

また、火を使わない魚介類のカルパッチョに香味野菜を刻んで加えると、魚介類の臭みを取り、上品な味の前菜が作れるのでぜひ活用しましょう。

香味野菜の効果効能

香味野菜の効能効果について紹介します。香味野菜は野菜ですからビタミンやミネラルをはじめとするさまざまな栄養成分が含まれています。また、殺菌作用があるので夏場の食中毒を防ぐ効果も期待できます。スタミナをつけデトックス効果もあるので体を健康に保ち、風邪を引きにくくする効果がありますので、積極的に取り入れたい野菜です。

肉野菜の臭みを消す

香味野菜は肉や野菜の臭みを消す効果があります。その代表的な食材は生姜セロリの葉ねぎの青い部分ローリエ(月桂樹の葉)です。香味野菜の独特香りが肉や野菜に染み込んで、臭みはアクとなって出てきますので、それをすくえば臭みのない美味しい料理に仕上げることができます。スープやシチューにおすすめです。

香味野菜の人気レシピをたくさん作ってみよう

今回は、香味野菜の種類一覧!人気な香味野菜の使い方・レシピをまとめて紹介してきました。香味野菜と呼ばれる野菜の特徴や使い方、気になる人気レシピは見つかったでしょうか?

どの香味野菜も、現代では欠かせない野菜の1つで、古くから日本料理にも取り入れられている香味野菜や、外国で馴染みがあった香味野菜が注目され、認知されてきた香味野菜も多くありました。香味野菜は健康にも良く彩りや食感も良いので、今日からでも食卓に香味野菜を積極的に取り入れてみましょう。

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