にんにくによる口臭を消す方法！食前食後・翌日のケアとおすすめの口臭ケアグッズ

にんにくを使った料理には焼肉やラーメン、餃子や肉料理など、パンチの効いたスタミナのつく物が代表的で、疲れた時などに無性に食べたくなります。しかし、にんにく料理を食べた後の口臭が気になる方も多いですが、あの強烈な口臭を消す消し方や原因が分からず、食事の度ケアに苦労していると聞きます。

そこで今回のテーマは、にんにくによる口臭を消す方法!食前食後･翌日のケアとおすすめの口臭ケアグッズを一挙紹介します。これでにんにくによる口臭の原因に悩ませられることもなくなるでしょう。

にんにくによる口臭のケアのしかたを覚える前に、そもそもにんにくの、あの独特な臭いの原因は何なのか?気になります。根本的な原因を理解することで、具体的なブレスケアの方法が見えてくるでしょう。

にんにく特有の臭いの元は「アリシン」という成分です。にんにくにはアイリンという物質が含まれています。アイリン自体には臭いはありませんが、にんにくを細かく切ったりすり潰したり、叩いたりするなどをして傷を付けるとアリナーゼという酵素と結びつきます。するとアリシンという成分に変化して、強烈な臭いを発する仕組みになっています。

アリシンは、空気に触れて酸化すると臭いが発生するので、口の中に残って口臭の原因になってしまいます。強い臭いを放つにんにくには強い抗菌作用があり、滋養強壮に効果があることから、スタミナ食材として昔から知られています。

にんにくの臭いの原因には主に2種類あり、口の中に残る口臭と体の中に吸収されて臭いを生み出す体臭に分かれます。前者の口臭は歯磨きを入念に行えば3時間ほどで消えてしまいますが、後者の体臭によるにんにくの臭いは驚きの16時間という長い時間まで体内に残るのだそうです。

体の中で消化･吸収された後、血液によって全身に運ばれ、にんにくの臭い成分が体内に残ってしまうからだと言われています。また、個々の体質や代謝によっても差が出るため、完全に臭いが消えるまでに48時間（2日間）かかる場合もあります。

ここからはいよいよ、にんにくの口臭を消す方法を紹介していきます。まずは食前のケアとしての事前対策をして効果的だったものをいくつか挙げていきます。では早速、口臭による臭いの原因を食前のケアで解決できるのかを実践してみましょう。

にんにくの口臭を消す消し方として、食前のケアに効果があるのは「牛乳を飲む」ことです。牛乳に含まれるたんぱく質や脂質がアリシンを包み込んでにんにく臭の元をブロックします。にんにくに含まれているアリシンがたんぱく質と結びやすい性質を持つため効果が期待できます。

牛乳の中でもたんぱく質を多く含む低脂肪乳がおすすめです。牛乳は食後に飲むものではなく、食前に飲んでおくものと考えましょう。牛乳は常備している家庭も多いので、時間がなくてもすぐに実践できるという面でもメリットがあります。

次に紹介する、にんにくの口臭を消す消し方として、食前のケアに効果的なのは「緑茶を飲む」です。お茶に含まれている茶カテキンには強い殺菌･消臭効果があり、にんにくの臭いを抑える働きがあります。特に濃度が濃いお茶にはより多くの茶カテキンが含まれているので、口臭予防効果がさらに期待できます。

茶葉から淹れた緑茶が理想ですが、ペットボトルの緑茶でも効果がありますので、時間に余裕がない食前のケアとしても手軽に試せます。

にんにくの口臭を消す消し方として、食前のケアに効果的なのは意外にも「コーヒーを飲む」ことです。コーヒーに含まれるタンニンには強い消臭効果があります。また、高い抗酸化作用のあるポリフェノールがにんにくの臭いの元となるアリシンと結びついて分解･吸収して臭いを抑えてくれます。

アメリカンコーヒーはタンニンが特に多いのでおすすめです。時間に余裕がある日にコーヒーを食前に飲むことで、食事前の空腹感もまぎれて暴飲暴食を防ぐメリットもあります。さらに、にんにくの口臭予防もできるので一石二鳥です。

次もにんにくの口臭を消す方法を紹介していますが、今度は食後のケアとして効果的だったものをいくつか挙げています。こちらもすぐに試せるものばかりなので、ぜひにんにくの口臭効果を実感して下さい。

にんにくの口臭を消す消し方として、食後のケアで効果的なのは「リンゴを食べる」です。リンゴに含まれているポリフェノール（別名･アップルフェノン）とカテキンの働きにより、食後に残るにんにくの臭いを和らげる効果があります。果肉よりも特に皮の部分にこの成分が多く含まれているので、丸ごとかじりつくと絶大な効果が得られます。

時間に余裕がある時、また食事を作っている最中にりんごを丸かじりするなど、空腹を紛らすこともでき、食欲を抑えてくれるメリットもあります。また、皮ごと食べることで食物繊維も摂れてにんにくによる口臭も防げるとなると、良いことづくめなのでおすすめです。

にんにくの口臭を消す消し方として、次に紹介する食後のケアで効果的なのは「チョコレートを食べる」です。チョコレートに含まれているポリフェノールが、口内や体内に残ったにんにくによる口臭を抑えてくれます。

外食の際、にんにく料理を食べる時にバッグの中にチョコレートを忍ばせておけば、時間がなくても食後に口に入れるだけなので、それで口臭が気にならないのは得です。食後のデザート感覚でいただきましょう。

にんにくの口臭を消す消し方として、次の方法も外出先の食後のケアとして気軽にできます。それは「ウーロン茶を飲む」です。にんにくの口臭の元となるアリシンが体の中に取り込まれて分解されると「アリルメチルスルフィド」という物質に変化します。これがあの強烈なにんにくの口臭を生み出してしまう原因物質になります。

食後にウーロン茶を飲むことで、この成分を取り除いてクリーンな息を蘇らせてくれるでしょう。茶葉から淹れたウーロン茶が望ましいですが、市販のペットボトルのウーロン茶でも効果がありますので、時間に余裕がない時でもすぐ飲めるので、持ち歩きをする際にも大変便利です。

次におすすめなにんにくの口臭を消す消し方として最適な食後のケアは「ガムを噛む」です。焼肉屋や中華料理など、にんにくを提供している店のレジ横によくガムが置いてあることがあります。数あるガムの中でもキシリトールは、爽やかなフレーバーがにんにくの臭いを抑えてくれる他、口臭の原因となるバクテリアにも効果が見込めます。

できるだけ長時間噛み続けるとにんにく口臭には良いそうです。ガムなら外出先でもかばんに忍ばせておけるので便利です。

にんにくの口臭を消す消し方として、次に紹介する食後のケアは「歯磨きをする」です。にんにくの食べかすが残っていると、いつまでも口臭が消えない原因になります。

食後の歯磨きは常識ですが、にんにくを食べた直後に磨くとミントフレーバーがにんにくによる口臭を包み込み、うがいによって洗い流してくれるので、口内がさっぱりします。息もリフレッシュするので、ぜひ試して下さい。

にんにくの口臭を消す消し方で、次の方法は意外と思われるかもしれませんが、食後のケアとしておすすめなのは「パセリを食べる」です。

彩りとして、メイン料理のかたわらに添えられていることが多いパセリですが、パセリに含まれている「アルファーピレン」という成分が気になるにんにくによる口臭を分解し、撃退してくれる効果があります。独特な香りと風味なので苦手な方もいると思いますが、にんにく口臭が原因で悩んでいる方はぜひ試してほしい食材です。

にんにくの口臭を消す消し方で、最後に紹介する食後のケアとしておすすめなのは、こちらもちょっと驚愕する方法になりますが「ごま油で口をすすぐ」です。粘り気のあるごま油を口に含んでぶくぶくと口をゆすぎます。通常の水うがいでは落としきれなかった頑固な汚れを取り除いて、にんにくによる口臭を抑えてくれます。

少し大げさに口を上下左右にぶくぶくと大きく動かすことで、唾液が多く分泌されて口内がクリーンな状態になります。ごま油がさらさらの状態になったら口内がきれいになったサインです。

ここでもにんにくの口臭を消す方法を紹介していますが、今度は翌日のケアとしておすすめしたいものを紹介しています。食前･食後にさまざまなケアをしてみてもまだ心配だという方のために、翌日のケアでにんにくが原因の口臭を一気に消してしまいましょう。

にんにくの口臭を消す消し方で、翌日のケアにおすすめな方法として「水分を摂る」があります。にんにくを食べた翌朝にまずはコップ1杯の水を飲みます。できるだけ多くの水分を摂ることがコツで、1日に1.5リットルを目安に飲むようにして下さい。

翌日に水をたくさん飲むことで、利尿作用を促され昨日までに蓄積された体内の老廃物を外に出して、溜まったにんにくの口臭を取り除く効果が期待できます。翌日に置くことで効果が得られる方法です。

にんにくの口臭を消す消し方で、翌日のケアにおすすめな次の方法は「半身浴やサウナに入る」ことです。前日に食べたにんにくは体内に取り込まれて血液によって体中に運ばれているので、毛穴からもにんにく臭を放っています。このようににんにく臭は口臭だけでなく、体内にまで臭いが移ることになります。

そこで翌日に半身浴やサウナに入って汗をかくことで、臭いの原因になる毒素を早く外に出すことができるので、にんにくによる体臭をケアすることができます。普段からシャワーだけで済ましてしまう方も早速翌日に実践してみてはいかがでしょうか?

美味しい料理を作る時に、にんにくは欠かせないものですが、包丁でみじん切りにすることが多いにんにくは臭いが手について、なかなか取れないことはありませんか?口臭ばかりでなく、手についたにんにくの臭いを消す消し方についても紹介します。

手についたにんにくの臭い消す方法の1つめは「レモン汁を使う」方法です。カットしたレモンや絞ったレモン汁を指先や手に擦り込んでから石鹸で洗うと、にんにくの臭いが取れます。これは、にんにくの臭いが酸性のものと中和するためです。

ただし、手に傷がある場合や長時間レモン汁を手につけたままにしていると、ヒリヒリしてくる場合がありますので、傷がある時や手荒れがある場合は使用しないようにしましょう。

手についたにんにくの臭いを消すもう1つの方法は、ちょっと奇抜ですが「歯磨き粉を使う」ことです。歯磨き粉は強い消臭効果がありますが、口の臭い消しに使われる歯磨き粉がなんと手についたにんにく臭を消すのに効果的です。歯磨き粉を少し手に取ってやさしくなじませるように手に軽く擦り込んでから水でよく洗い流しましょう。

強く擦り過ぎると肌を傷つけてしまうので、注意して下さい。また、レモン汁で洗う時の注意点と同様で、歯磨き粉で手を洗う際、手荒れや傷がある時は使用を中止して下さい。

これまで、にんにくの口臭を消す方法として、食前･食後、翌日の3段階に分けて解決法を紹介してきましたが、その他にも市販品でにんにくの口臭ケアにおすすめのグッズがあります。バッグに入れて持ち運びできて便利なグッズなので、使用してみる価値ありです。

にんにくの口臭ケアにおすすめなグッズは、小林製薬の「噛むブレスケア アソート」です。噛むブレスケアはこれまでもさまざまなフレーバーで販売している、お馴染みの商品です。今回紹介するアソートは、レモンやピーチ、グレープの3つの味入りの口臭清涼食品で、にんにく料理やアルコール料理による口臭効果を発揮します。

しかも水なしで飲めるので、にんにくを食べた後、気になったらすぐに飲めます。また、バッグにも忍ばせやすいパウチタイプで、大容量の100粒入りなのも嬉しいです。1回の目安量は1～2粒で、特に気になる時は2～3粒を噛んで下さい。これで嫌なにんにく口臭ともおさらばできます。

にんにくの口臭ケアにおすすめな次のグッズは、サンスターから「GUM（ガム）メディカルドロップ ハーブミント」です。殺菌剤CPC（塩化セチルピリジニウム）配合により、どこでも手軽に口内の原因菌を殺菌･消毒できます。シュガーレスなので虫歯の心配もありません。また、この商品は口臭予防の他、のどの腫れにも効き目があります。

使用方法は、15歳以上及び5歳以上の小児は1回2粒で1日3～6回を口に含み、噛まずにゆっくり溶かして使用します。続けて何回も使用せずに、2時間以上の間隔をおいて使用して下さい。これでにんにくによる口臭も撃退できますので試してみて下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

次に紹介するにんにくの口臭ケアにおすすめなグッズは森永から「口内環境メンテナンス 口臭･口内タブレッド」になります。口臭が気になったらさっと取り出して舐めるだけの手軽さです。1回1個を目安に舐めます。少ない唾液でも溶けやすい処方を採用しています。そのため、若干粉っぽさを感じることがあります。

オーラバリアは、臭いの元に注目したきれいな息をサポートする森永乳業の特許成分（ラクトフェリンとラクトパーオキシターゼ）です。臨床実験も行っているとのことで、森永乳業の自信作なのがうかがえます。外出時はこのタブレットを持ち歩き、にんにくによる口臭予防に努めましょう。

最後に紹介するにんにくの口臭ケアにおすすめなグッズはライオンSystemaより「オーラルヘルスタブレット」になります。生きた乳酸菌（TI2711）を凝縮した、口内環境にアプローチするタブレットです。もともと体内にいる有益な菌を増やして健康な体へと導きます。歯茎が痩せてきた歯周病の方にもおすすめです。

また、口内が乾燥したりネバつきがひどい方は、就寝前に1粒摂取しておくと翌朝の口の不快感が軽減されます。乳酸菌S1をよく知られた名前ですが、ライオンの製品で歯医者さんにしか売っていない「歯科専売品」でもあるので安心･安全です。にんにくによる口臭予防にぜひ試してみて下さい。

ここでは、にんにく口臭ケアに関する口コミについて紹介します。まずは前述冒頭にある小林製薬の噛むブレスケア アソートからです。「これは凄く効果があります。たっぷり入っているのが嬉しいですし、風味も良くて美味しくいただけます。焼肉の後などにこれを食べると違いが分かります（40代男性）」

まず、食べやすいことが大前提で、さらにたっぷり入っていることと、にんにく臭による効果があることでかなりの高評価です。

「食後に口臭が気になるので噛んでいますが、ついでに眠気も取れて口臭もさっぱり取れて嬉しいです。何より、グミタイプで水なしで飲めるので、口臭が気になるタイミングで飲めるのが便利ですね（30代女性）」

食後に噛むブレスケアを噛むことで、リフレッシュにもなり、眠気も取れるという口コミがありました。オフィスでも昼食後にブレスケアでにんにく臭の予防だけでなく気分転換になりそうです。

次はGUM（ガム）メディカルドロップ ハーブミントの口コミを紹介します。「このハーブミントの味が気に入っています。オフィスでも口臭が気になった時にバッグに忍ばせておくと安心です（40代女性）」ハーブミントの味が気に入っている方が多かったです。オフィスでもリフレッシュになると使っている方が多いです。

次の口コミは森永の口内環境メンテナンス 口臭･口内ケアタブレットです。「森永の特許成分オーラバリア配合で効果は抜群です。食後に1つ舐めるだけで口臭とおさらばできるのは嬉しいです（50代男性）」オーラバリア配合なので、口臭をすばやく撃退してくれる効果は嬉しいです。いつも携帯できるのも良いです。

「本当に口臭が抑えられます。歯磨きのできない外出中は、舌苔がよく発生して息が臭いのが悩みでした。これは舐めて2時間くらいは全く気にならなくなりました。レモンミント味でラムネみたいで味も美味しいです（50代男性）」レモンミント味が美味しいという口コミが多くありました。食べやすさでも人気のようです。

次の口コミはライオンSystemaオーラルヘルスタブレットです。「ライオンが出している安心で効果的なタブレットがランチの日課になっています（30代女性）」ライオンという大手メーカーが出しているという安心感は大きいようです。ランチの後のお口ケアが定着しているようです。

「口腔ケアも今や乳酸菌の時代ですね。これからの主流になりそうです。」生きた乳酸菌を凝縮したタブレットなので、これからもっと普及して効果が実感していくでしょう。

「口臭に関しては、歯磨きさえ怠らずにこのタブレットを継続して使用するのであれば、抑えられているのかなと思います。寝起きの口臭も抑えられていたので、効果は実感しています。それよりも飲み始めてから1ヵ月になりますが、足の臭いが殆どなくなったのが衝撃でした。体質を改善するほどの効果があるとは思えなかったので嬉しい誤算です」

口臭もそれなりに効果があって、さらに足の臭いまで気にならなくなったのは嬉しいおまけです。臭いの元がこのように解消していくと積極的に行動もできるようになります。続けて使用したのが良い結果を生み出しました。皆さんもこれらの口コミを参考にして下さい。

今回は、にんにくによる口臭を消す方法!食前食後･翌日ケアとおすすめの口臭ケアグッズについて紹介してきました。にんにくによる口臭のメカニズムを知り、口臭ばかりでなく、体内から血液によってにんにく臭が運ばれ、毛穴から臭いが発生することが分かり、体全体でのケアが効果的なのが理解できました。

食前食後のケア、そして翌日のケアとできることから始めてグッズも併用し、口臭のない清涼感あふれたケアをしていきませんか?ぜひ皆さんもにんにくの口臭を消す方法をマスターして快適な毎日を過ごしましょう。