2019年02月28日公開
2024年09月05日更新
春の食べ物/食材25選!旬の野菜や魚を使ったおすすめ春料理もご紹介
春の旬の食べ物といえば、何を想像しますか?春の食べ物には色々なたべものがあり、それぞれにいろいろな健康効果が期待できます。今回の記事では、春に旬を迎える食べ物や食材を紹介してきます。また、春に旬を迎える、野菜や果物、魚などの食材や食べ物の紹介に加えて、おすすめの料理や含まれている栄養などについても紹介していきますので、是非春に旬の食べ物と併せて、料理法などもチェックしてみて下さい。
目次
旬の食材が持つ良い特徴
春は、色々な食べ物が美味しい季節です。春に旬を迎える食材や食べ物というと、様々なものを思い浮かべるのではないでしょうか?今回の記事では、春に旬を迎えるという美味しい食材、食べ物についてジャンルに分けて紹介していきます。おすすめの料理方法や、旬の食べ物に含まれている栄養素などについても紹介していきますので、是非旬の食べ物をチェックしてみて下さい。
味が濃くおいしい
それでは、まずは春だけではなく、旬の食べ物が持っている特徴について見ていきましょう。まず最初に紹介する旬の食べ物の特徴は、味が濃く美味しいという特徴です。旬の食材、食べ物は、一般的に味が濃くなり、美味しいという特徴があります。魚なら、旬の時期のものですと脂が乗って美味しいものになりますし、野菜などですとより旨味を楽しむことが出来るでしょう。旬ならではの美味しさも味わってみて下さい。
他の時期より栄養価が高い
続いて紹介する、旬の時期の食べ物が持っている特徴は他の時期の食材よりも栄養価が高いという特徴です。旬の食べ物は味が濃くて美味しいということを紹介してきましたが、他の時期の食材、食べ物よりも栄養価が高いという嬉しい特徴も持っています。
新鮮で安い
続いて紹介する、旬の時期の食材、食べ物が持っている良い特徴は「新鮮で安い」という特徴です。これは、みなさんも実感があるかと思います。スーパーなどでは、同じ野菜や果物などでもねがんが違うことがあるかと思います。一般的には食材は旬の時期になると新鮮で、安い値段のものを購入することが出来ます。栄養価も高く味も美味しいので、旬の食材、食べ物は良いことづくめであると言えるでしょう。
旬の食材には役割がある
上記で、旬の食べ物は味も濃くて美味しく、栄養価も高いということを紹介したのですが、なぜ旬の時期の食べ物はこのような特徴を持っているのでしょうか?それは、「栄養が最も詰まった時期に収穫するから」です。また、旬の時期の食べ物が美味しいと感じるのにも理由があり、旬の時期の食べ物に含まれている栄養素は、体が欲しているから食べ物を美味しく感じるのだそうです。
夏には、熱くなった身体をひやしてくれる食べ物が美味しいと感じますし、寒い冬には、やはり体を温めてくれる食べ物を美味しいと感じる方が多いかと思います。体が美味しいと感じることで、必要な栄養素を自然に取り入れているという仕組みになっているようです。
春が旬の食べ物や食材と特徴や栄養【魚編】
キンメダイ
それでは、ここからは春に旬を迎える食材、食べ物と、その特徴やもつ栄養素について順番にチェックしていきましょう。まず最初に紹介するのは、魚のキンメダイです。
出典: https://tkjm.jp
キンメダイという魚はその名前の通り、大きな特徴的な目玉が見る角度によって、金色に見えるという特徴を持っています。「キンメの煮漬け」という料理に代表されるように、キンメダイは煮付けにして楽しまれることが多いです。真っ赤な色で、見た目にも美味しそうな魚です。
カンパチ
続いて紹介する、春に時期を迎える魚はカンパチです。カンパチは、地域によっては違う名前で呼ばれているところもあり、成長するにつれ、名前が変わるという魚でもあります。カンパチは刺し身でもよく食べられる魚ですので、料理法はお刺身として発売されているのを見たことがあるという方も多いかと思います。
もちろん、加熱しても美味しく楽しむことが出来るという魚となっていますので、脂の乗った旬の時期のカンパチを料理法は、焼き魚にするのもおすすめです。
カツオ
一年に2度旬を迎えるということでも知られている魚は、「カツオ」です。カツオは旬の時期により戻り鰹と初鰹があるのですが、春の旬を迎えるカツオのことを初鰹といいます。カツオというと、「カツオのたたき」が人気の定番の楽しみ方かと思います。これは、たたきが美味しいこともあるのですが、加熱するとぱさつきやす位という特徴を持つためでもあります。加熱したいというときは、フライがおすすめだそうです。
ホタルイカ
お酒と一緒に楽しまれる方も多いかと思われるのが、「ホタルイカ」です。ホタルイカは、春に産卵の時期を迎えることから、栄養を蓄えているその前などが美味しい旬となっているのだそうです。旬の時期だと生が美味しいのかと思いますが、ホタルイカは傷みやすく、スーパーなどではボイルして発売されていることが多いです。辛子味噌との相性も抜群なので、是非味わってみて下さい。
サワラ
続いて紹介する、春に旬を迎える食材はサワラです。サワラは魚編に春とかくことからもお気づきのとおり、瀬戸内海などでも白子や真子と一緒に、春に楽しまれている魚となっています。しかし、関東地方では主に白身を楽しむという習慣になっているそうでサワラの旬は真冬であるとされているようです。どちらのサワラも美味しいのですが、産卵後となる夏では、あまりおすすめしないので注意しておきましょう。
アサリ
春に旬の時期を迎えるという食べ物としてもう一つ紹介したいのが、「アサリ」です。アサリも、実は1年に2度時期を迎えるという魚介類となっており春と秋が旬となっています。これは、やはり春と秋にアサリが産卵を迎えるからであり、その直前のアサリが、一番身がふっくらとしていて美味しいそうです。アサリの料理法は味噌汁などが定番ですが、炊き込みご飯などとして楽しむのもおすすめです。
春が旬の食べ物や食材と特徴や栄養【野菜編】
キャベツ
ここからは、春に旬を迎えるという野菜について紹介していきます。まず最初に紹介する、春に旬を迎えるという野菜は「キャベツ」です。春になると、スーパーなどで春キャベツが発売されている様子を見かけた方も多いのではないでしょうか?春のキャベツは葉も柔らかいものとなっており、みずみずしいものを楽しむことが出来るとして人気となっています。サラダというシンプル料理もおすすめなので是非試してみて下さい。
玉ねぎ
続いて紹介する、春に旬を迎えるという美味しい食べ物の野菜は、「玉ねぎ」です。玉ねぎは一年中発売されていますし、あまり旬を意識したことがない野菜かもしれないですが、春の玉ネギはみずみずしいものとなっており、甘みも強いので生でサラダなどとして楽しむのにもおすすめとなっています。玉ねぎには中性脂肪を下げてくれるという嬉しい効果もある食べ物でもあります。
スナップエンドウ
さやごと美味しく食べられる、春に旬を迎えるという美味しい食べ物の野菜は「スナップエンドウ」です。サヤエンドウとどう違うのか、と思われる方も多いかと思いますが、スナップエンドウは、サヤエンドウの1種なのだそうです。さやごとそのまま食べることが出来ますので、何もつけずに楽しんだり、マヨネーズを漬けたりした楽しむ方が多いようです。鮮度が落ちてくるとしなっとしてきますので、参考にして下さい。
ルッコラ
少し変わった食べ物から紹介すると、ルッコラという野菜も旬の時期は春となっています。ルッコラも一年に2度旬を迎えるという食材となっており、春と秋が旬となっています。独特の風味が美味しい野菜となっており、少し辛味を感じる味わいが特徴となっています。そのままサラダとして楽しむのもおすすめですが、生ハムと一緒に調理されることも多いので、ピザの具材などとして楽しむのもおすすめです。
レタス
さきほど、キャベツが春が旬の野菜の食べ物であるということを紹介してきたのですが、こちらのレタスも春が旬の野菜となっています。レタスも、一年を通して見かける野菜となっていますのであまり旬を行き来したことがないかもしれませんが、春に旬を迎えたレタスはみずみずしく、サラダなどにしても美味しく楽しむことが出来ます。長野県では、お味噌汁の具材としても楽しまれているのだそうです。
菜の花
アブラナの花芽のことである、「菜の花」も春が旬の食材です。菜の花は、独特の苦味がある野菜となっており、この苦味が好きだという方も多いです。ビタミンや鉄分、そしてカルシウムなどの栄養が含まれている野菜となっています。食べ方としては菜の花が定番となっているのですが、パスタなどの洋食料理とも相性は抜群です。色々なレシピで試してみて下さい。
春が旬の食べ物や食材と特徴や栄養【果物編】
いちご
春の味覚の果物といえば、これを思い浮かべるという方は多いのではないでしょうか?最近では冬にいちごを見かけることも多いのですが、やはりいちご本来の旬といえば春です。旬の春に楽しむことが出来るいちごは甘く、風味も豊かなものを楽しむことが出来ます。いちごももちろん、そのまま食べても美味しい食材となっているのですがスイーツに活用したり、料理に使用してみたりと幅広く楽しむことが出来る果物です。
夏みかん
春に旬を迎える食材の中で意外なものとして紹介する果物は、「夏みかん」です。夏みかんはその名前から夏が旬のように思えますが、実は旬は夏ではなく春なのだそうです。春に楽しむことが出来るフルーツの代表格でもあり、ビタミンCやクエン酸などの栄養素が豊富な果物となっています。ちょうど紫外線が強くなってくる時期でもありますので、夏みかんも摂取しておきましょう。
キウイ
続いて紹介する、春に旬の時期を迎えるというフルーツは「キウイ」です。キウイというとニュージーランド産のイメージが強いのですが、日本でも美味しいキウイが生産されています。愛媛や和歌山などの温暖な地域で作られており、ニュージーランド産のものよりも早く出回るのだそうです。キウイは室温でおいておくと、追熟して美味しく楽しむことが出来ます。キウイが少し硬かった、というときにもおすすめです。
びわ
ゼリーなどでも美味しく楽しむことが出来る春が旬の食材は、「びわ」です。先程紹介したキウイは、室温でおいておくことで追熟させることが出来たのですが、実はびわはおいておいても追熟させることが出来ませんので、びわを購入したときはなるべく早く、美味しいうちに楽しむようにしましょう。美味しいびわを購入したいという場合には、産毛があり、傷の少ないものを選ぶのがポイントです。
マンゴー
南国の果物というイメージが強いのですが、マンゴーも春に旬を迎える果物の一つとなっています。マンゴーは南国のイメージなのですが、宮崎県などを始めとして、日本でも生産されています。マンゴーを保存しておきたいというときには、冷温障害となってしまいますので冷蔵庫で保存するのは止めておきましょう。また、購入するときには全体的にハリがあり、やわらかすぎないものを選ぶのがおすすめです。
はるみ
続いて紹介する、春に旬を迎えるという果物は「はるみ」です。はるみとはどのような果物なのかというと、清美とF2432デコポンとを掛け合わせてできたという果物なのだそうです。みかんよりも大きいサイズの果物となっており、しっかりとした食感がおすすめです。薄皮ごと楽しむことが出来ますので、食べやすさも魅力となっています。
土佐文旦
続いて紹介する、春に旬を迎えるという果物は「土佐文旦」です。その名の通り、土佐ガ名産となっている文旦のことで酸味と糖度のバランスが取れた、絶妙な味わいが人気の果物となっています。食べ方はみかんなどと同じで、皮をすべて向いてしまってから、中の味だけを楽しむ果物となっています。包丁を使用すると、奇麗に皮を向くことが出来るようですので是非旬のおいしい土佐文旦も楽しんでみて下さい。
春が旬の食べ物や食材と特徴や栄養【山の幸編】
たけのこ
ここからは、山菜などの春が旬の山の幸の食材について見ていきましょう。まず最初に紹介する、春が旬となっている山の幸は「たけのこ」です。たけのこは独特のシャキシャキ食感が人気の食べ物で、春になると炊き込みご飯などの具材としてもよく見かけるようになります。採れたての新鮮なたけのこは、お刺身にして楽しむことも出来るのだそうです。新鮮なたけのこを手に入れた際には、是非試してみて下さい。
ふき
続いて紹介する、春に旬を迎えるという山の幸の食材は「ふき」です。ふきは独特の風味豊かな味わいを楽しむことが出来る食材となっていますから、好きだという方も多いのではないでしょうか?低カロリーで楽しむことが出来る野菜となっており、昔は薬としても使用されていたのだそうです。高血圧や花粉症、生活習慣病などの予防にも役立つという嬉しい食材となっています。
たらの芽
続いて紹介する、春に旬を迎える様の幸は「たらの芽」です。たらの芽は山菜の王様とも呼ばれており、山菜のシーズンになると多くの方がたらの芽を狙って山に入るのだそうです。日当たりの良いところでどんどんと育っていくというたらの芽は、比較的見つけやすい食材となっていますので、春にはたらの芽探しに出かけてみるのもおすすめです。自分でとったたらの芽をで美味しく楽しんでみてはいかがでしょうか?
コシアブラ
山菜の王様と呼ばれているたらの芽を紹介しましたが、続いては「コシアブラ」を紹介します。このコシアブラは山菜の女王と呼ばれており、天ぷらで食べると美味しく楽しむことが出来る山菜となっています。たらの芽ほど人気の山菜ではないのですが、コシアブラも美味しく楽しむことが出来る山菜ですので、是非試してみて下さい。まだ開ききっていない状態のものは特に絶品だそうです。
ふきのとう
続いて紹介する、春に旬を迎えるという山の幸は「ふきのとう」です。ふきのとうは、春の山菜としてのイメージも強いかもしれません。春の訪れを知らせる山菜としても知られているのですが、根っこには毒があるそうですので自分でふきのとうを取りに行きたいという場合には注意して下さい。また、雄と雌とがあるのですが、雄はアレルギーを引き起こすこともあるそうですのでしっかりと見極めていきましょう。
ぜんまい
続いて紹介する、春に旬を迎えるという山の幸は、「ぜんまい」です。ぜんまいはくるっとなったビジュアルが特徴の山菜であり、比較的食べる機会もある山菜であるかと思います。ゼンマイの生息している場所はぬかるんでいる場所などとなっていますので、初心者の方には少しとりずらい場所となっているようです。下処理にも時間がかかるようですので、市販されているものを楽しむのもよいかと思います。
春の食材を使った春料理のおすすめレシピ
春キャベツとアサリのパスタ
- 春キャベツ100g
- にんにく1片
- あさり100g
- オリーブオイル大さじ2
- 赤唐辛子1本
- 白ワイン50ml
- パスタ200g
- 塩適量
- こしょう適量
- イタリアンパセリ適量
- まず、春キャベツはざく切りにして、にんにくはみじん切りにしていきましょう。アサリはよく洗います。
- フライパンにオリーブオイル、1のにんにく、種を撮った赤唐辛子を入れたら、弱火にかけて炒めます。
- 2にあさりと白ワインを入れたら、ふたをしてアサリの口が開くまで煮ていきます。
- お鍋に湯を沸かしたら、塩を加えてパスタを茹でます。茹で上がりの1分前には春キャベツを入れてあさっと茹でましょう。
- 3にパスタ、春キャベツを適量の茹で汁を加えて炒めたら、味を整えます。更に盛り付けて、イタリアンパセリを散らしたら完成です。春キャベツの美味しさをそのまま楽しめる料理となっています。
鰆とタケノコの蒸し物
- さわら2切れ
- キャベツ2枚
- しめじ1/2パック
- ゆでたけのこ1個
- にんにくの薄切り1片
- 塩コショウ
- 酒
- サラダ油
- ごま油
- まず、サワラは調理を始める前に、バットにキッチンペーパーをしき、少しおいておきましょう。
- でてきた水気を拭いたら、塩コショウを軽く振って、キャベツは縦半分に切ってから横1センチほどの細さに切ります。しめじは、小房に分けておきましょう。たけのこは、8つほどに切っていきます。
- 耐熱皿にキャベツを広げたら、サワラをのせて、しめじとたけのこを順番にのせたら塩、酒をふりかけていきます。ラップをかけたら、電子レンジで6分ほど加熱して、水気を切って更にもります。
- 小さめのフライパンにサラダ油、ごま油、にんにくを入れて火にかけて、にんにくの色が変わってたら油ごと3にかけて完成となります。電子レンジを活用して、簡単に作ることが出来る料理となっています。
つくしの卵とじ
- つくし500gほど
- たまご2個
- みりん大さじ2
- しょうゆ大さじ2
- だし汁300g
- まず、つくしの袴の部分を、丁寧に掃除していきます。
- 水でつくしを洗っていきます。水を変えながら、何度も洗っていきましょう。
- たっぷりの熱湯で茹でこぼしたら、水にさらして30分ほどおいておきます。もしくは、何度か水換えをしてしっかりとアク抜きをしておきましょう。
- 水気を切ったらざく切りにします。
- 鍋にだし汁と調味料を入れたら、つくしを入れて20分ほど煮ていきます。
- 溶き卵を入れて、フタをして火を止めたら完成です。
春の食材を美味しく食べて身体を目覚めさせよう!
出典: https://tenki.jp
いかがでしたでしょうか?今回の記事では、春の旬として楽しむことが出来る食材を25選紹介してきました。一年中食べられるものから、春の旬の時期にしか楽しむことができない物など色々なものがあります。旬の時期の食べ物は栄養価も高く、美味しいものが多く揃っていますので是非色々な料理の春の旬の食べ物をチェックして、体を春モードへと目覚めさせて見てください。