2019年02月21日公開
2024年09月05日更新
レーズンのカロリーや食べ過ぎの危険性!1日何粒が目安?
レーズンは実は高カロリーで食べ過ぎると危険があるのを知っていますか?気軽にパクパクと食べて進んでしまうレーズンですが、高カロリー、高糖質で太る原因になってしまうこともあります。カロリーを生のぶどうと比べてみました。それでは1日に何粒レーズンを食べるのが適正なのでしょうか。レーズンの1日の目安量、ダイエット中に注意することや食べ過ぎないためにおすすめのレーズンの食べ方について紹介します。
目次
つい食べ過ぎてしまうレーズンのカロリーや糖質
レーズンは焼いたり温めたりせずにそのまま食べられる便利な食材です。家にあるとついつい気軽に食べ過ぎてしまう人も多いのではないでしょうか。元はぶどうなのでお菓子をたべるよりは健康に良さそうですが、レーズンは食べ過ぎるとどうなるのでしょうか?
また、レーズンのカロリーや糖質はどのくらいあるのでしょう?今回は気になるレーズンのカロリーや糖質、1日に何粒くらいが適量なのかまとめました。
ぶどうより高カロリー
健康に良さそうなレーズンですが、カロリーはというと実は生のぶどうよりも高カロリーです。レーズンの1粒当たりのカロリーは、約2kcalです。100gにすると約301kcalあります。一方生のぶどうの100g当たりのカロリーは約59kcalとなっています。
生のぶどうと比べると、レーズンは約5倍のカロリーがあることがわかります。ちなみにご飯100gは約168kcalです。ご飯の約2倍のカロリーがあります。比べてみると、レーズンはとても高カロリーなことがわかります。カロリー数を見ただけでも大量に食べてしまうと太るのがわかります。
糖質量もぶどうより高い
レーズンは糖質量も生のぶどうより高いです。レーズンの糖質量は1粒あたり約0.5gとなっています。レーズン1粒を0.6gと換算したときの糖質量なので、レーズンはほぼ糖質でできているといっても過言ではありません。レーズン100gあたりの糖質量は約76.6gです。一方生のぶどうは100gあたりの糖質が約15.2gとなっています。
生のぶどうがレーズンになるだけで糖質量も約5倍になっています。また、ご飯の糖質量は100gあたり36.8gで同量のレーズンの糖質量よりもかなり低いです。レーズンは生のぶどうよりもご飯よりも高い糖質量をもっています。
高カロリーなのでダイエット中は注意
レーズンは生のぶどうを乾燥させて作られます。なぜ高カロリー、高糖質になるのかというと、乾燥時に水分を飛ばした時にぶどうの成分が凝縮されてしまうからです。そのためダイエット中はレーズンの食べ過ぎに注意が必要です。レーズンは美味しく栄養もたっぷり入っていますが、特にダイエット中には適量を守って食べるようにしましょう。
レーズンを食べ過ぎると危険なワケ
レーズンは食べ過ぎてしまうと危険な食材でもあります。美味しいレーズンですが、適量を守って食べることが重要です。なぜ食べ過ぎると危険なのか、その理由について紹介していきます。ダイエット中の方は必見です。
粒が小さいので食べ過ぎて太る原因に
レーズンは粒が小さいのでパクパクと口に運んでしまいますが、ついつい気づかないうちに食べ過ぎていたということがあります。カロリーが高い上に糖質も高いので、勢いで食べ過ぎると太る原因になってしまいます。
レーズンの食べ過ぎは血糖値の上昇に
レーズンは一度にたくさん食べてしまうと太るだけでなく、血糖値を上昇させてしまいます。レーズンに含まれる糖類が吸収の早い糖であるからです。そのためレーズンを一度にたくさん食べすぎるのはとても危険です。
一方、レーズンは高血圧を予防してくれるカリウムがたっぷり入っている食べ物でもあります。カリウムにはむくみを予防する効果もあり、女性にとってはうれしい栄養成分が入っています。太るのを防ぐためにも、適量を守ってレーズンを食べるのが重要です。
食べ過ぎるとお腹をこわす危険性が
もちろんレーズンには栄養も凝縮されて鉄分や食物繊維が豊富に含まれています。しかしレーズンを食べ過ぎると食物繊維をとりすぎてお腹が緩くなり、下痢になってしまうことがあります。お腹をこわさないためにもレーズンの食べすぎには気を付けてください。
一日何粒までならレーズンの食べ過ぎにならない?
食べ過ぎると太る原因になったりお腹をこわしてしまったりと危険が伴うレーズンですが、1日何粒までなら食べても大丈夫なのでしょうか。1日の間食カロリーを目安に1日何粒が目安になるのか見ていきましょう。
間食の1日のカロリーの目安
レーズンは生のぶどうを乾燥させた乾燥果実ですが、レーズンの摂取は間食とされるのが一般的です。1日の間食の目安カロリーは、200kcalとなっています。この間食の目安カロリーから考えるとレーズンは1日何粒食べるのが理想的なのでしょう。
レーズンは1日何粒が理想?
それでは一体レーズンは1日に何粒が理想なのでしょうか。1日の間食の目安カロリーが200kcalでレーズン1粒が約2kcalなので間食では100粒まで食べられる計算になります。しかし、間食といってもレーズン以外にも間食することがあるでしょう。そのため、半分の50粒を目安に食べるのがおすすめです。カロリーにすると約100kcalになります。
しかし、他の間食をたくさんしてしまうとカロリーオーバーになっていまします。ダイエット中の方は総カロリーを意識しながら食べるようにしてください。
レーズンを食べ過ぎないための上手な食べ方
ついつい美味しくて食べ過ぎてしまうレーズンですが、ダイエット中の方や血糖値を気にしている方にはどのようにレーズンを食べればいいのか気になることでしょう。ここからはレーズンを食べ過ぎないために効果的な上手な食べ方を紹介します。
事前に食べる量を決めておく
レーズンは食べ過ぎると太る原因になったりお腹を壊すことにつながります。そのため、事前に食べる量を決めておくのがおすすめです。食べる量を決め、食べる分だけお皿に出しておけば食べ過ぎを防ぐことができます。
決めた量をこまめに分けて食べる
1日に食べる量を決めた上で数回に分けて食べるのもいいでしょう。1回につき30粒、朝の間食時と昼の間食時に各30粒ずつなどとすれば一度に食べ過ぎることがないので太ることを防げます。
レーズンパンは硬めのものを選ぶ
また、パンなどに入っているレーズンもダイエット中の方は要注意です。レーズンパンを間食に食べ過ぎてしまうとパンとレーズン、それぞれのカロリー、糖質が高いので、ついつい食べ過ぎてカロリーオーバー、糖質オーバーになってしまいます。ダイエット中には硬めのレーズンパンを選んでしっかり噛んで食べ満腹感を出すのがおすすめです。ゆっくり噛んで食べることで食べ過ぎを防ぐことができます。
ヨーグルトのトッピングに
レーズンには食物繊維がたくさん含まれていますが、ヨーグルトと一緒に食べることによって乳酸菌が働き、整腸作用効果がさらにアップすることが期待できます。適量を守れば、ダイエットにも効果的です。また、血糖値の急な上昇を防ぐためにも他の甘味料は入れずに食べるのがおすすめです。
サラダに入れて野菜と一緒に
レーズンを食べた際の血糖値の急激な上昇を防ぐために、サラダに入れて野菜と一緒に食べるのもおすすめです。サラダに含まれる食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果があります。野菜の栄養もレーズンの栄養もとれて美味しく野菜が食べられるので一石二鳥の食べ方です。
かぼちゃサラダに入れて食べるのもおすすめです。レンジなどで蒸したかぼちゃ1/4個をつぶします。そこに水につけて少しふやかしたレーズンを大さじ2を目安に入れます。玉ねぎ薄切り1/2個、パルメザンチーズ、塩、コショウ適宜とマヨネーズ大さじ2、生クリーム大さじ2を混ぜ合わせて出来上がりです。
レンジで簡単にできてしまうお手軽レーズンレシピです。おかずの一品にレーズンが入るだけで豪華になります。
砂糖漬けされていないレーズンを選ぶ
レーズンには砂糖漬けされているものが多くあります。硬くなるのを防いだり、甘くして食べやすくするためです。レーズンの糖質やカロリーをさらに上げないためにも砂糖漬けされていないレーズンを選ぶのがおすすめです。成分をよく見てから購入するようにしましょう。
また、レーズンにはレーズン同士がくっつかなくしたり保存しやすくするためにオイルコートされているものもあります。油不使用のレーズン、無添加レーズンもインターネットなどで購入することができるのでチェックしてみてください。
レーズンの食べ過ぎは高カロリーになるので気をつけよう!
レーズンは甘くて美味しいけれど、際限なく何粒も食べてしまうと高カロリー高糖質のため太ることにつながってしまいます。ダイエット中の方でなくとも食べ過ぎには気を付けましょう。1日約50粒を目安にして太るのを防ぎながら上手にレーズンの栄養を摂るのがおすすめです。
1日に何粒食べるか前もって決めておく、食べる回数を分けて一度に食べる量を少なくするなどの方法がおすすめです。またヨーグルトにいれたりサラダと一緒に食べたり食べ方を工夫することによりレーズンの食べ過ぎを防ぐことができます。レーズンの豊富な栄養を賢く摂取しましょう。