ミックスナッツのカロリーは高くて太る？ダイエット中は食べ過ぎに注意

まずはミックスナッツのカロリーをみていきます。ナッツには様々な種類がありますが、それぞれのナッツ含まれている栄養素も合わせて紹介するので是非参考にしてみてください。

おつまみとしても食べられているミックスナッツは栄養価が高く様々な栄養素を摂取することができますが、ナッツそのもののカロリーが高く太る可能性があります。なので食べすぎに注意しなければならない食品でもあります。また加工しているものは塩分が多いものもあります。ですが摂取量に気を付ければ健康効果や美容効果も期待できます。

先ほど紹介したようにミックスナッツはカロリーが高いので食べすぎには注意が必要です。ですが食べる量を気を付ければ、ミックスナッツには良質な脂肪が含まれているので健康効果が期待できます。脂肪分が多いナッツは「太る」「健康を阻害する」と思われがちです。

しかしナッツに含まれているのは良質な脂肪分である不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸はダイエットにおいても重要な栄養素だと言われています。太る原因となる脂肪をつきにくくしたり、脂肪を燃焼しやすくする働きがあるからです。

「オメガ6」とも呼ばれているn-6系不飽和脂肪酸や「オメガ3」と呼ばれているn-3系不飽和脂肪酸は体内で作れないので食品から摂取する必要がある脂肪酸です。こちらも摂取すればするほど良いというわけではないので、ナッツだけでなく様々な食品からバランス良く摂ることをおすすめします。

良質な脂肪を含むミックスナッツは少量で満腹感を得ることができます。食事にプラスして食べることで間食の量を減らせるのでダイエット効果もありますが、食べ過ぎると太る可能性があります。ミックスナッツはおやつやおつまみにも最適です。

特にダイエット効果が期待されるのはクルミとアーモンドですが、カロリーが高いので食べ過ぎると太る可能性もあります。また塩などで味付けしているものは特に高カロリーなものが多いです。それでは実際にミックスナッツのカロリーを見ていきましょう。

アーモンドは100gあたり598kcalです。アーモンドには食物繊維だけでなく、抗酸化力があるオレイン酸やビタミンEなども含まれています。アンチエイジングや生活習慣病の予防効果もあります。ビタミンEには酸化防止の働きはもちろんのこと、細菌を撃退したり免疫力を上げる効果もあります。

アーモンドには食物繊維・オレイン酸・ビタミンだけでなくミネラルなども含まれているので栄養価が高いです。例えばアーモンドを15粒食べると、食物繊維の一日の摂取基準約10%を摂ることができます。それ以外のナッツでも約7%ほど摂ることができます。そして余分な脂肪や糖の吸収を防ぐ効果もあります。また豊富に含まれているナイアシンは悪酔いや二日酔いを防いでくれる力を持っています。

クルミは100gあたり674kcalです。クルミは200万年ほど前からあり主に長野県で多く作られています。ポリフェノールが豊富なクルミの薄皮には抗酸化作用があります。クルミの抗酸化値は沢山の種類があるナッツの中でも高いです。ポリフェノールは心臓を悪玉コレステロールなどから守ってくれる働きがあります。
 

またクルミはミネラルや食物繊維も含んでいるので、食べる量に注意すれば肌や髪の毛や爪などの美容効果も期待できます。オメガ3脂肪酸を沢山含んでいるクルミを毎日少しずつ摂取してみてはいかがでしょうか。

海外でも注目されているタイガーナッツは100gで409kcalです。最近ではスペイン産のものが多いタイガーナッツは沢山の食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える働きがあるので便秘解消の効果も期待できます。また血液中のコレステロールの濃度を低くしたり血糖値が上がるのを抑えてくれる働きもあります。

またタイガーナッツのおすすめポイントは、豊富な栄養分を含んでいるのにナッツの中ではカロリーが低めなところです。そのまま食べるのはもちろんのこと、トッピングとして何かと一緒に食べるのも良いでしょう。

カシューナッツは100gで576kcalです。ナッツの中で比較すると低カロリーに思われがちですが、食品全体で考えると高カロリーの食品です。他のナッツに比べ食感がソフトで甘いので食べやすいです。鉄、ビタミンK、亜鉛、マグネシウムなども多くの栄養素が含まれています。

栄養効果はありますが、カシューナッツは他のナッツに比べて糖質量が高いので食べすぎると太る可能性があります。市販のカシューナッツは塩味やバター味に加工されているものも多いのでより糖質が高くなってしまいます。味付けすることでカロリーがプラスされてしまうので、特にダイエット中の方は食べる量に注意が必要です。

今回紹介したナッツの他にも健康効果・ダイエット効果のある食品がたくさんあります。抗酸化力のあるビタミンEを含むヒマワリの種やミネラルを含むカボチャの種、食物繊維やたんぱく質を多く含む大豆などです。そしてチョコレート菓子としても親しまれているマカダミアナッツは、美容に良い脂質であるパルミトレイン酸が豊富に含まれています。

またナッツの女王とも言われ栄養価の高いピスタチオはカリウムや不飽和脂肪酸やマグネシウムを豊富に含んでいます。そのため代謝アップやむくみ解消効果も期待できます。そして不足してしまいがちなマグネシウムはミネラルと一緒に骨を作ったり糖尿病のリスクを減らしてくれる効果もあります。最近では様々な商品が販売されているので是非チェックしてみてください。

ナッツの栄養素を種類別に紹介しました。それぞれ含まれている栄養素や食感・見た目に違いがあることが分かりましたが、共通していることは食品全体で考えてみるとカロリーが高いということです。続いてはそんなミックスナッツの特徴を上手く利用したダイエット方法を紹介します。

先ほども紹介したようにナッツには様々な栄養素が含まれています。そのためミックスナッツを食べると色々な種類の栄養を摂取することができるのです。おつまみとしても食べられているミックスナッツは何度が噛まないと飲み込むことが出来ないため、噛むことを繰り返すうちに満腹中枢が刺激されます。

なのでミックスナッツは少量でも満足しやすい食品です。たくさん運動したとしてもその消費カロリー以上にカロリーを摂取してしまうと太ることがありダイエットの効果はありません。腹持ちの良いミックスナッツをゆっくり噛んで食べる方法にすると総摂取カロリーを押さえやすいのでおすすめです。

ミックスナッツには良質な脂肪である不飽和脂肪酸が含まれているので、健康効果や美容効果も期待できます。リノレン酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸は善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減少させる力があります。

老廃物をスムーズに排出するだけでなく血流改善にも役立ちます。ダイエット方法として食べるだけでなく健康にも良いミックスナッツは間食やおつまみとして食べる際、量に気を付ければ身体に嬉しいことがたくさんあるのです。

ミックスナッツは満腹感や豊富な栄養素だけでなく、食物繊維を含んでいるので便秘に悩んでいる方にもおすすめです。便秘だと脂肪や糖分や老廃物をため込んでしまいますが、食物繊維には腸内環境を整える作用があります。

ミックスナッツを利用したおすすめのダイエット方法ですが、まずは間食やおつまみとしてミックスナッツを少量食べることをおすすめします。食事をミックスナッツで置き換えてしまうと、身体に必要な栄養素全てを補うことはできないのでおすすめしません。また食べ過ぎてしまい太る可能性も高いです。

間食やおつまみとして時間をかけてゆっくりとミックスナッツを食べる方法は満腹感があり、次の食事の食べ過ぎも防ぐことができます。また糖質の高いお菓子などを食べるよりは、栄養のあるミックスナッツがおすすめです。

ダイエット方法としてここで重要なのはお菓子などの代わりにナッツを食べるということです。お菓子にプラスでナッツを食べてしまうとカロリーや糖質を摂りすぎてしまうだけになってしまいます。最近では適量で個包装されているものや、チャック付きの袋に入っているものも販売されていますので是非チェックしてみてください。

ミックスナッツの特徴を利用したダイエット方法を紹介しました。続いてはなぜミックスナッツを食べすぎると太りやすくなってしまうのかをみていきます。ダイエット中や健康の志向の方におすすめのミックスナッツの選び方も紹介します。

ダイエット方法として利用する場合や健康志向の方におすすめなのは、塩などの味付けや油調理をしていない素焼きのミックスナッツです。販売しているものの多くは素焼きタイプと油で調理したタイプがあります。また糖質を抑えた素焼きのミックスナッツの中でも特に無農薬で栽培されているものがおすすめです。

最近では色々なミックスナッツが販売されていますが、パッケージに材料や原産地や調理法などが表記されているので是非チェックしてみてください。会社や学校など外出時の間食にやおつまみに食べることが多い方は、1回分の食べきれる量がパックされているタイプもおすすめです。

ミックスナッツはそれ自体が高カロリーなので、塩やバターなどで味付けしてあったり油で調理してあるとより高カロリーになり太る可能性が高くなってしまいます。また塩などの味が付いているとおつまみとしてスナック感覚でたくさん食べてしまうこともあります。

そして味付けに使われている塩分はむくみや高血圧につながる可能性もあります。おつまみタイプのミックスナッツは塩分を多く含んでいる物も多いのでダイエットをしている方にはおすすめしません。

そして素焼きタイプのミックスナッツはナッツ自体のカロリーのみなので、糖質もおさえることができます。調理して塩などの味を付けたミックスナッツは、味付けに使った材料自体の糖質もプラスされてしまうのです。糖質は太る原因にもなるので注意が必要です。

ミックスナッツはそのものが高カロリーなので、健康志向の方やダイエット中の方はできるだけ加工をしていない「素焼きのミックスナッツ」を選ぶと良いことが分かりました。続いてはナッツの食べ方やどうしてもお酒が飲みたい方におすすめである糖質低めのお酒も合わせて紹介していきます。

居酒屋やバーのおつまみとしても親しまれているミックスナッツは、色々な種類のナッツが入っているので飽きにくいのが嬉しいポイントです。またナッツによって含まれる栄養成分の種類や量は異なるので、ミックスナッツを食べることによって様々な栄養素を摂取することができます。

そしてダイエットしている方におすすめのお酒は蒸留酒です。蒸留酒とはウイスキーや焼酎は糖質がゼロなので太りにくいのです。ただアルコール度数がお酒が多いので、お湯や水で割って飲むのをおすすめします。ダイエット方法として取り入れる場合は、太りにくいお酒と共におつまみとしてミックスナッツを食べるのも良いでしょう。

ミックスナッツの食感は硬めのものが多いので噛む回数が増えます。たくさん噛むと満腹中枢が刺激されるので少ない量でも満腹感を得やすいです。なので間食やおつまみとして食べる時、量に気を付ければダイエット方法として利用できます。

これまでミックスナッツに含まれる栄養素や効果を紹介してきましたが、沢山の量を食べれば食べるほど身体に良いというわけではありません。とにかくミックスナッツは高カロリーなので、食べる量には注意しましょう。

ミックスナッツを食べる量は一日に手の平に軽く一杯くらいの量である25g程度が目安です。アーモンドを25gほど食べた場合は約150kcalになります。塩や油などを使っていない素焼きのナッツ25gほどを、少しずつゆっくり噛んで食べるのが理想です。

一日の理想の摂取量25gは粒で表すと大きさによって異なりますが、アーモンドは約25粒、くるみは約8粒、カシューナッツは約17粒ほどです。一つの種類を沢山食べると飽きてしまう方は、先ほど紹介したミックスナッツもおすすめです。

間食やおつまみにおすすめのミックスナッツやダイエット方法について紹介しました。ミックスナッツには良質な脂肪分をはじめ様々な栄養素が含まれますが、高カロリーな食べ物だということが分かりました。しかし量に気を付ければ身体に良い効果もあるので、うまく利用しましょう。