2019年01月16日公開
2024年08月29日更新
食パンの上手な冷凍保存・解凍方法を紹介!レンジやトースターでふわふわに?
食パンをたくさん買ってしまった時や頂き物でどどうしても食べきれない時にどうしたらよいか迷ったこともあるかと思いますが、食パンは上手な保存方法で冷凍保存することができます。また、解凍する際も高めの温度でレンジやトースターを使ったり自然解凍やフライパンを使う方法などいろいろな方法で解凍することができ、また購入時に近いほどふわふわな美味しい食パンとして食べることができます。冷凍保存した食パンのおすすめレシピなども交えながら紹介します。
食パンを上手に解凍して美味しく食べよう!
食べきることが出来ない食パンはどのようにしていましたか?無理して食べていたり、冷蔵庫で保存していたり、またカビをはやしてしまい食べられなかったこともあるかもしれませんが、実は食パンは冷凍保存がおすすめの食品になります。冷凍保存することで長期保存することができ、また、解凍方法も簡単で、美味しく食べることができるので、冷凍する方法や解凍する方法、冷凍した食パンを使ったおすすめのレシピを紹介します。
まずは食パンの冷凍方法
食パンの冷凍方法とはどんな方法なのでしょうか?冷凍するコツとして4つのポイントを詳しく紹介していきます。ポイントを抑えることで、美味しい味のまま冷凍保存することができ長期保存が可能となります。
冷凍のコツ①小分けにしておく
食パンの冷凍方法のコツとしてまず1つめに、食パンを小分けにしておきましょう。食パンの場合1枚1枚を個別にラップで包みます。その後、ジプロックなどのジッパー付きの袋に入れて乾燥を防いで空気に触れないようにしましょう。空気をなるべく抜くことがポイントになります。ジッパー袋はパンの大きさにあったものを選び、あまり大きすぎないものを使うようにしましょう。
冷凍のコツ②ラップやアルミホイルで包む
食パンはラップやアルミホイルを使って1枚づつ包むようにしましょう。空気に触れないようにすることが大切で、小さく切り分けた場合でも一回に取り出す分量ごとに包んでおくことで冷凍焼けを防ぐことができます。熱伝導率の良いアルミホイルを使うことで低温で早く冷凍する事ができ、ラップに包むことで乾燥や臭い移りを防ぐ事ができる利点があります。包んだ後はさらにジプロックなどの密閉できる袋に入れ空気を抜きましょう。
冷凍のコツ③急速冷凍させる
小分けにした食パンはなるべく急速冷凍させるようにしましょう。アルミホイルで包むことで熱伝導率が早く低温で急速冷凍させることができたり、また金属トレイにのせることで早く冷凍させることができます。また、冷凍庫に保存した後は冷凍庫の開け閉めはなるべくしないようにしましょう。開け閉めの回数が多いと冷凍庫内の温度が高くなってしまうため、急速冷凍することができなくなってしまうので気を付けましょう。
食パンの冷凍保存期間
食パンの冷凍保存期間は2週間から1ヶ月になります。一度、密閉した袋から取り出し、残りを冷凍庫に戻した場合は保存期間は2週間程度になります。夏場の暑い時期は冷凍庫の開け閉めの回数が多くなってしまい、冷凍庫内の温度が変わりやすくなってしまうのでなるべく早めに食べるようにしましょう。冷凍庫内の温度の変化が少ない場合は約1ヶ月ほどは美味しく食べることができます。
食パンは臭いが移りやすいので臭いがある食材は、食パンの近くに置かないようにしましょう。
食パンを冷凍するメリット
食パンは水分が多くて乾燥しやすかったり、カビが生えやすかったりと日持ちがしません。冷蔵庫で食パンを保存するとでんぷんが劣化してしまい食パン自体が固くなって美味しくなくなってしまいますが冷凍保存にすることででんぷんの劣化を抑え美味しさを保ちながら長期保存することができます。
また、食パンを冷凍保存することで、表面の水分が適度に蒸発してトーストした時にカリカリとした食感を楽しむことができます。おすすめのレシピとしてピザトーストなどは凍ったまま具をのせるだけでカリッとした美味しい食感になります。もし、しっとりとした食パンが好きな方は、霧吹きや水分を含ませたキッチンペーパーで表面に少し水分を含ませるとしっとりしたパンとしても美味しく食べることができます。
食パンの解凍方法
冷凍した食パンを解凍する際の方法として、レンジを使った方法、トースターを使った方法、フライパンを使った方法、自然解凍での方法を詳しく紹介します。解凍方法で食感も変わってくるので、お好みの解凍方法で食べましょう。
解凍方法①レンジを使ってふわふわ
レンジを使っての食パンの解凍方法は、トースター前の下準備になります。まずはじめに凍ったままの食パンをレンジの中に入れます。特に厚めの食パンの時にはレンジを使うことをおすすめします。ラップに包んであるものを600Wのレンジで30秒ほど温めましょう。その後、レンジだけでは焦げ目がつかないのでトースターで軽く焼くようにしましょう。そうすることで、厚めのパンは火が通りやすくふわふわに仕上がります。
解凍方法②トースターを使ってふわふわ
トースターを使った解凍方法は、まずはじめにトースターをあたためておきます。凍ったまま食パンを入れて焼くようにしましょう。中には、表面だけ焼けてしまい中が冷たいと言う場合があります。そういう時には、自然解凍をしてからトーストすることをおすすめします。冷凍することで、食パンに含まれる水分が少なくなります。霧吹きなどをかけることでやわらかくなりふわふわの食パンに仕上がります。
解凍方法③フライパンでカリふわ
フライパンを使って冷凍の食パンを解凍する方法は、凍ったままの食パンをフライパンに入れて蓋をします。中弱火で点火し、2~3分じっくり焼きます。食パンをひっくり返してまた2~3分じっくり焼きます。食パンから出る水分がフライパン全体にスチームのような感じになります。そうすることで、外側はカリカリ、中はふわっとした食パンに仕上がります。フライパンを使った解凍方法もおすすめです。
解凍方法④自然解凍で手軽
時間があるときには、冷凍した食パンを自然解凍することをおすすめします。また、食べる前の日に冷蔵庫で自然解凍する方法もおすすめです。もし、サンドイッチをお弁当にと考えている場合は水分などが出ない具材を挟んで冷凍しておくことで、朝、冷凍庫からだし、お弁当に詰め、お昼頃に自然解凍され食べごろになるのでおすすめです。具材のおすすめはジャムやチーズ、調理した卵、芋のペーストなどになります。
解凍のポイントは高めの温度
食パンを解凍する際には、なるべく高い温度にしておきましょう。高い温度にしておくことでふわふわでサックっと焼きあがります。トースターなどを使う場合には先に温めで置いて、トースターの中を高い温度にしておきましょう。事前の自然解凍なしで、簡単にふわふわでサクッとした食感になります。目安として200℃で3分程度予熱し、凍ったままの食パンをトースターに入れて、6枚切りの場合4分ぐらい焼くようにしましょう。
食パンを冷凍・解凍したときのおすすめレシピは?
冷凍食パンを使ったおすすめのレシピとして、贅沢な朝食になるもちもちのフレンチトースト、とっても簡単なおやつの冷凍食パンで作るサクサクラスク、簡単で絶品の冷凍パングラタンのレシピを詳しく紹介します。冷凍食パンのレシピを参考に、活用していろいろ作ってみましょう。
贅沢な朝食に「もちもちフレンチトースト」
- 冷凍食パン1枚
- 卵1個
- 牛乳70cc
- 粉チーズ大さじ2
- ブラックペッパーお好みで
- 冷凍の食パンはラップで包んでレンジにかけます。食パンの間にチーズを挟めるように切り込みを入れてとろけるチーズを入れます。
- 卵、牛乳、粉チーズ、塩を混ぜます。食パンをしっかり浸して、バターをひいた中火のフライパンで焼きます。
- 焦げ目がついてきたらブラックペッパーをかけて裏返しします。この時、火は弱火にしましょう。
- お皿に焼きあがったフレンチトーストをのせたら完成です。
とっても簡単なおやつ作り「冷凍食パンでさくさくラスク」
- 冷凍食パン2枚
- スティックシュガー1~2本
- オーブンは160度に予熱しておきます。冷凍の食パンは好きな形に切ります。厚さ5mmがおすすめの厚さになります。
- オーブンの天板にクッキングシートを敷いて、好きな形に切った食パンを並べます。
- スティックシュガーを食パンに振りかけます。
- 160度で15分程焼き。そのままオーブンの中で5分から10分程置いておいたら完成です。
簡単絶品の昼食に「冷凍パングラタン」
- 冷凍食パン1枚
- ハーフベーコン4枚
- とろけるチーズ2枚
- バター適量
- グラタン皿にバターを塗り、一口大に切った食パンをグラタン皿に並べます。
- 600wのレンジで1分程加熱します。食パンがふわふわしていたら大丈夫です。
- ベーコンを1cmの幅に切り、温めたパンの上に並べます。その上にチーズを並べて、トースターで4分から5分焼きます。焦げない程度に焼き色が付いたら完成です。
食パンの解凍方法をマスターしよう!
今回、食パンを上手に冷凍する方法をポイントを抑えて紹介しました。そして、冷凍した食パンを解凍する方法もレンジやトースター、フライパンなどを使って解凍する方法や冷凍した食パンを使ったおすすめのレシピなども交えて詳しく紹介しました。一度覚えてしまうと簡単な方法で、より美味しく食べることができる冷凍の食パンは、もし食べきれない食パンがある時にぜひ、この方法を活用してみましょう。