【冷凍可能?】ヨーグルトの冷凍保存!冷凍のコツや解凍方法は?

ヨーグルトは冷凍保存ができる、ということを知っていますか?この記事はたくさん買って余ってしまった市販のヨーグルトや自家製ヨーグルトををうまく冷凍保存する方法や時間、上手な解凍方法を中心に、冷凍すると乳酸菌や栄養成分が変化しないのか、といった疑問にもお答えしていきます。ヨーグルトを冷凍して作る作り方の簡単なアイスレシピも紹介していますので、ヨーグルトを余らせがちな方必見です!

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目次

  1. 1ヨーグルトのおすすめ冷凍方法や作り方を伝授!
  2. 2ヨーグルトの冷凍保存方法
  3. 3ヨーグルトを冷凍するときのコツとメリット
  4. 4ヨーグルトを冷凍したときの解凍方法
  5. 5冷凍ヨーグルトのおすすめアイスレシピ
  6. 6ヨーグルトを冷凍した時の乳酸菌と栄養
  7. 7ヨーグルトを冷凍してヘルシーデザートを楽しもう!

ヨーグルトのおすすめ冷凍方法や作り方を伝授!

特売でたくさん買いすぎたヨーグルトや、作りすぎた市販のヨーグルト。食べきれずに賞味期限が過ぎてしまったら、泣く泣く処分していませんか?あまり知られていませんが、ヨーグルトは冷凍保存することができ、長時間保存することができます。

そもそもヨーグルトは、発酵乳というカテゴリーで、ミルクを乳酸菌や酵母の働きで発酵させて作られた食品です。乳酸菌がミルクに含まれる乳糖を分解して乳酸を作り出すと同時に、ミルクに含まれるガゼインというタンパク質が酸によって固まります。つまり乳酸菌がガゼインを固めることでヨーグルトが出来上がります。

冷凍すると乳酸菌が死ぬのでは?と思ってしまいますが、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は冷凍してもほとんど死ぬことはありません。栄養成分も変わらず、長時間保存できるヨーグルトの冷凍保存はメリット大なんです!この記事では、ヨーグルトの冷凍保存のノウハウを中心に、解凍方法やアレンジレシピなどをたっぷり特集していきます。

ヨーグルトの冷凍保存方法

早速ヨーグルトを冷凍保存する方法について解説していきます。今までヨーグルトを冷凍保存したことがない方は、参考にしてチャレンジしてみてください。

市販の無糖ヨーグルトの場合

市販の無糖ヨーグルトを冷凍保存する場合は、あらかじめ砂糖やジャム、はちみつなどで加糖してから冷凍保存する必要があります。というのも、無糖状態で冷凍してしまうと解凍したときにヨーグルトの液体と固体が激しく分離してしまうのを防ぐためです。冷凍方法ですが、市販のヨーグルトを容器から冷凍可能なタッパーなどに入れ替えます。

次にお好みで砂糖やジャム、はちみつなどを入れ、容器の中でよく混ぜ合わせてください。冷たいものは甘さを感じにくいため、甘味は少し強めの方がおすすめです。あとは、よく混ぜたヨーグルトを冷凍庫に入れ、冷凍すればOKです。

市販の加糖ヨーグルトの場合

市販の加糖ヨーグルトの場合は、パックごとそのまま冷凍することができます。ただ、パックごと冷凍してしまうと回答するときに時間がかかってしまったり、一度に食べきれなない場合があるので小分けにして冷凍するか、製氷機に入れて冷凍すると解凍後一口アイスのような状態で食べやすいのでおすすめです。

また、市販のカップタイプのヨーグルトの場合は小分けにする必要もなく、容器ごと冷凍でき、解凍もそのまま行えばよいので便利です。

自家製のカスピ海ヨーグルトの場合

一時期流行ったカスピ海ヨーグルトを自宅でも作っている方も多いと思います。自家製のカスピ海ヨーグルトももちろん冷凍することができ、その方法もほかのヨーグルトを冷凍する方法と変わりありません。ただ、自家製のカスピ海ヨーグルトを解凍するときは、冷蔵庫もしくは室温で自然解凍させるようにしましょう。

電子レンジで解凍してしまうと、温度上昇により菌が死んでしまう可能性があるため、絶対に避けてください。また、カスピ海ヨーグルトを解凍すると、液体と固体が分離してしまいますが、よく混ぜ合わせて使うとタネとして再利用することができます。

冷凍時間はどれぐらい?

ヨーグルトを冷凍する時間ですが、ヨーグルトの種類や混ぜる甘味を変えても冷凍時間は同じで問題ありません。冷凍時間を調整することで好みの食感に仕上げることができるので紹介してます。冷凍ヨーグルトをしっとりとなめらかなアイスのような食感にしたい場合は、1時間ほど冷凍庫に入れておくとスムージーのようなアイス状に仕上がります。

シャーベットのような食感のヨーグルトアイスに仕上げたい方は、ひと晩しっかりと時間をかけ冷凍保存するとよいでしょう。最初から好みの食感がわからないという方は、試しに1時間ほど冷凍させてみて、もう少し固め食感がよいな、と感じたら冷凍時間を伸ばして調整してみてください。

ヨーグルトを冷凍するときのコツとメリット

ヨーグルトを冷凍するときのコツやヨーグルトを冷凍することで得られるメリットを紹介します。ヨーグルトの冷凍保存には今まで知らなかったメリットがたくさんありました!

小分けにして食べやすく

ヨーグルトを冷凍する時のコツとしてぜひやってほしいのが、ヨーグルトの小分け冷凍です。市販のヨーグルトをパックごと冷凍すると解凍時間がかかるだけでなく、解凍した冷凍ヨーグルトを一度に食べきれず無駄にしてしまう可能性があります。

無糖タイプには糖分を加えるひと手間を

無糖タイプのヨーグルトを冷凍するときは、解凍すると液体と固体が分離してしまうため甘味を加えたほうが良い、というのは前述のとおりですが、その作り方として市販のプレーンヨーグルト300gに対し、はちみつ大さじ2が目安です。ダイエット中の方は市販の人工甘味料でも構いませんし、砂糖でもOKです。

はちみつの代わりにイチゴジャムを使えばいちごヨーグルトアイスができますし、ブルーベリージャムであればブルーベリーヨーグルトアイスができあがります。普通のアイスよりもさっぱりとした味わいでおいしいのメリット大です。ジャムがない方はバナナやいちごなど甘みのあるフルーツをつぶして入れてもおいしいヨーグルトアイスが完成します。

市販の小分けパックならそのまま簡単冷凍

市販の小分けパックタイプの加糖ヨーグルトであれば、容器に移し替えたり、混ぜたりする手間なくそのまま冷凍できるので、とても簡単です。市販のパックごと冷凍庫に入れておけば、冷凍ヨーグルトができあがります。市販のヨーグルトの味で仕上がりの味が変わってくるので、いろんな味を買ってお好みのアイスを見つけ出すのも楽しそうです。

保存期間を長くできる

ヨーグルトの保存期間は意外と短く、未開封であればパッケージに記載されている賞味期限を目安にするとよいですが、一度開封してしまったヨーグルトは2~3日を目安に食べきることが推奨されています。

これはもちろん自家製のヨーグルトでも同様です。ヨーグルトをパックを開けてしまったけど、しばらく食べる予定がないという時は冷凍しましょう。

ヨーグルトを冷凍した場合の保存期間は、3~4週間となります。冷蔵保存した場合が2~3日だったことを考えると劇的に保存期間が長くなります。カスピ海ヨーグルトのタネ用としての保存期間は1ヶ月が目安となりますので、覚えておいてください。

解凍後の再冷凍はNG

一度冷凍したヨーグルトは残念ながら再冷凍はできません。再冷凍してしまうとヨーグルトの食感や風味が劣化したり、栄養成分が変化してしまうこともあります。また、自家製のカスピ海ヨーグルトも再冷凍すると乳酸菌の力が弱まるので、解凍後の再冷凍は不可となっています。

ヨーグルトを冷凍する場合は、あらかじめ一度に食べきれそうな分量ずつ小分けにして冷凍すると解凍後も無駄にすることがないので、小分け冷凍がおすすめです。

ヨーグルトを冷凍したときの解凍方法

冷凍ヨーグルトを解凍する方法について解説していきます。解答に関してはいくつかの方法があるので、順に紹介します。

そのままアイスとして食べる

冷凍ヨーグルトを解凍せずにそのままアイスのように食べるという方法があります。実はこれが一番おすすめで、濃厚だけど後味がさっぱりとしたヨーグルトアイスは、とてもおいしいのです。冷凍する際にアイスを小分けにしておくと、そのまま一口サイズのアイスとしていただくことができるので、小さな子供も食べやすいです。

電子レンジで解凍

冷凍したヨーグルトの解凍を忘れていた、という場合は電子レンジの解凍モードで解凍する方法もあります。ただ、電子レンジを使った解凍方法は、お使いの電子レンジによってうまくできない場合もありますので、なるべく時間をかけて自然解凍することをおすすめします。どうしてもすぐに食べたい時の方法として使うとよいでしょう。

冷蔵庫で自然解凍

冷凍ヨーグルトを解凍する方法、最後は冷蔵庫で自然解凍する方法です。その方法は、冷凍ヨーグルトを食べたい日の前日に冷蔵庫に移しておくだけでOKです。ひと晩かけてじっくりと解凍されるので、食感や味が劣化することもありませんし、乳酸菌などの栄養成分も変化しません。時間があるときはなるべく冷蔵庫での自然解凍がおすすめです。

冷凍ヨーグルトのおすすめアイスレシピ

ヨーグルトを冷凍してアイスにして楽しむためのおすすめレシピを紹介します。まだ食べたことがない方は、ヨーグルトの新しい魅力に出会ってください!

冷凍ヨーグルトのアイスキャンデー

  • Aヨーグルト450g
  • A生クリーム 200cc
  • A砂糖180g
  • フルーツ(いちご、マンゴー、キウイ)適量
 
  1. フルーツは薄さ4mm程度に切っておきます。
  2. 材料Aをよく混ぜ合わせ、アイスの型に流し入れます。
  3. 空気を抜いて5時間程度冷凍庫で固めたら完成です。
     

全ての材料を混ぜるだけの簡単な作り方でできる絶品アイスのレシピです。作り方で難しい工程がないので、子供と一緒に作るのもおすすめです。

大人の甘酒ヨーグルトアイス

  • ココナツミルク 50g
  • 甘酒 100g
  • ヨーグルト(無糖) 50g
  • 豆乳(無調整)  50g
  • 蜂蜜 40g
  • 塩麹 小さじ1/4
 
  1. 全ての材料を容器にいれ泡立て器で混ぜます。
  2. 冷凍庫でひと晩凍らせたら完成です。
     

飲む美容液と言われる甘酒を使ったヨーグルトアイスの作り方を紹介しました。簡単な作り方なので、冷凍庫に作っておやつがわりにストックしておくとよいでしょう。カロリーも低くヘルシーなデザートなので、口さみしい時に食べると空腹を紛らわせることができます。

トロピカルなマンゴーフローズンヨーグルト

  • 冷凍マンゴー 150g
  • プレーンヨーグルト200g
  • グラニュー糖 大さじ3
 
  1. 全ての材料をミキサーで混ぜます。
  2. 製氷機に入れて、冷凍庫で凍らせれば完成です。

ミキサーを使ったレシピで、あっという間にできる作り方です。製氷機で作ると一口サイズになって食べやすいです。レシピのグラニュー糖をはちみつなどに変えてもおいしくできます。コンビニやスーパーに売っている冷凍マンゴーとヨーグルトを使うだけ、と作り方も材料もシンプルなので、お菓子作りに慣れていない方にも簡単です。

桃のフローズンヨーグルト

  • 桃 2~3個
  • Aプレーンヨーグルト250g
  • Aはちみつ 大さじ1~2
 
  1. 桃は皮をむき、種を除き、200gはポリ袋に入れ、残りは2cm角に切ります。
  2. ポリ袋に入れた桃をつぶし、材料Aを入れてよく混ぜたら冷凍庫で冷やします。
  3. 1時間半くらいしたら一度出しかき混ぜたあと再び冷やしたら完成です。

フレッシュな桃を使ったフローズンヨーグルトアイスのレシピです。作り方で一度冷凍庫から取り出して空気を入れることで口当たりがよくなるので、ぜひ試してみてください。レシピのはちみつの量は桃が甘ければ少なくても構いませんし、甘みが少ない桃なら多めにしてお好みで調整しましょう。作り方が簡単なレシピなので、ぜひお試しください。

簡単ジャムでフローズンヨーグルト

  • オレンジマーマレード50g
  • ヨーグルト カップ1
  • 牛乳50cc
 
  1. タッパーに全ての材料をいれて混ぜ合わせます。
  2. 冷凍庫に入れて1時間後に取り出し混ぜ合わせます。
  3. そのあとは2時間ごとに2~3回混ぜたら完成です。

家にあるジャムと、ヨーグルトを使って作れるお手軽な作り方です。レシピではマーマレードを使用していますが、いちごやキウイなどお好きなジャムで構いません。いつも食べているヨーグルトが飽きたかたや、ヨーグルトの大量消費にもぴったりのレシピですので、余りそうなら作ってみてください。作り方も混ぜるだけなので簡単です!

ヨーグルトを冷凍した時の乳酸菌と栄養

ヨーグルトを冷凍したとき、乳酸菌や栄養成分がどう変化するのか気になるところです。最後に乳酸菌と栄養について取り上げます。

乳酸菌は死滅しない

ヨーグルトを冷凍すると乳酸菌が死んでしまう、と思ってしまいがちですが、冷凍保存しても乳酸菌はほとんど死ぬことはありません。つまり冷凍したとしても乳酸菌に変化がないので、安心して冷凍することができます。

栄養もそのまま

ヨーグルトの栄養成分にはカルシウムやナトリウム、カリウム、ビタミンA1、ビタミンB1、ビタミンB2、葉酸など私たちの体に有益な栄養成分が豊富に含まれていますが、これらの栄養成分も冷凍したからといって変化することはありません。
    
ヨーグルトを冷凍しても栄養成分や乳酸菌の量はほとんど変化することなく、ミルクの栄養素と乳酸菌の効果で骨粗鬆症を予防してくれたり、腸内環境を整え便秘を改善してくれるなどさまざまな効果があるため、心配せずに冷凍してもOKということです。

本来の効果を得たい場合は冷蔵保存がおすすめ

ヨーグルトを冷凍保存した時、0度以下になると乳酸菌が活動停止の状態になり乳酸菌が死滅するということはありませんが、本来の栄養成分や乳酸菌の効果を100%得たいという方は、冷蔵保存で食べきることをおすすめします。

ヨーグルトを冷凍してヘルシーデザートを楽しもう!

ヨーグルトを冷凍する方法を中心に紹介してきました。ヨーグルトアイスのレシピも紹介しましたので、ぜひ活用して余りがちなヨーグルトを上手に使い切りましょう!

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