花の舞酒造は見学が出来る!梅酒・純米酒や樽酒なども紹介!

花の舞酒造は、静岡県浜松市にある静岡でも有数の酒蔵です。花の舞酒造は、杜氏と一緒に酒蔵見学が出来るのが特徴です。なかなか直接、杜氏からお話を聞けることはないので、とても貴重な思い出に残る酒蔵見学になることは間違いないでしょう。見学後の、試飲も楽しみのひとつです。花の舞酒造は、梅酒の作り方が一般のものと違います。是非、一度味わってみてください。しぼりたての生原酒や樽酒に純米酒を仕込み水片手に、お楽しみください。

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目次

  1. 1花の舞酒造の酒造りを見学してみたい!
  2. 2花の舞酒造について解説
  3. 3花の舞酒造での見学について解説!
  4. 4花の舞酒造の梅酒や純米酒・樽酒などを紹介
  5. 5花の舞酒造で杜氏の話を聞きながら見学を楽しもう!

花の舞酒造の酒造りを見学してみたい!

酒造りを見学させてくれる酒蔵は、良い酒蔵です。更に、これから紹介する花の舞酒造は、蔵を杜氏と一緒に見学することが出来ます。杜氏と一緒に酒蔵見学、いったいどんな話が聞けるのでしょうか、今から楽しみです。

花の舞酒造について解説

静岡県にある花の舞酒造は、地元愛の強い酒蔵です。静岡県で地元産の山田錦を作り、杜氏も地元、静岡県人にこだわって、お酒を造っています。昔ながらの製法を大切に、新しい技術も受け入れながら、さらに挑戦し続けている酒蔵です。花の舞酒造、一度覗いてみませんか?

花の舞酒造とは?

花の舞酒造の社名「花の舞」の由来は、天竜川系に古来から伝わる奉納踊りのひとつの「花の舞」からきています。「花」は命の糧となる稲の花を表していて、五穀豊穣を祈願するという意味です。
 

花の舞酒造の酒造りのこだわりは、やはり厳選した原材料にあります。地元、静岡産にこだわった、米、水、そして杜氏です。①酒米の最高峰、地元産の山田錦を使用しています。花の舞酒造は、地元農家と契約を結んで、上質の酒造好適米、山田錦で「地酒」を作っています。

また、1980年(平成10年)から静岡山田錦研究会を設立して、兵庫県産の山田錦に負けないものを作ろう!とさまざま活動、勉強会などを開いています。その活動はレポートとして花の舞酒造ホームページに報告されています。

②仕込み水は、天然地下水を使用しています。花の舞酒造の背後にある、南アルプス赤石系の地下天然水です。地下から湧き出る天然水は、酒造りに最適な軟水です。水は、酒造りになくてはならないものです。酵母づくりやもろみの糖化、発酵、さまざまな行程に多量の水が必要です。花の舞酒造は、まさに、日本酒を造る最適な環境で酒造りをしています。

③花の舞酒造は、杜氏も地元杜氏にもこだわります。花の舞酒造の杜氏は静岡県出身の土田一仁氏です。花の舞酒造の酒蔵見学では、この土田杜氏のお話が直接聞けるという、とても貴重な嬉しい時間も用意されています。

花の舞酒造の歴史について知っておこう

花の舞酒造の創業は、元治元年です。花の舞酒造の創業者は、高田市三郎で遠江国あらたま村宮口清酒製造業を始めました。それから一千年を越える歴史がある、花の舞酒造の今も変わらぬこだわりは、最上質の原料米の吟味、買い付けから、蔵の管理や、杜氏、蔵人による、地元に対する、花の舞に対する、日本酒に対する、愛情、たゆまぬ努力、研鑽にあります。

花の舞酒造の場所と営業時間は?

花の舞酒造で蔵見学が出来る時間は、10時~18時です。休業日は年始の1月1日~5日のみです。見学の対応人数は1~50名まで可能です。無料の駐車場も完備しています。ただ、車だとドライバーの方が飲めませんので、交通機関を利用して行くようにしましょう。

電車でのアクセスは、浜松駅から徒歩6分、新浜松で遠州鉄道(西加島行)に乗り33分、西鹿島で下車。天竜浜名湖鉄道(新所原行)に乗り換え、宮口駅下車、花の舞酒造まで徒歩で5分です。蔵見学には、事前予約が必要です。必ず電話かインターネットで予約をして行くようにしましょう。

花の舞酒造での見学について解説!

花の舞酒造の酒蔵見学は、杜氏自ら、酒蔵を案内してくれます。杜氏が酒蔵を案内してくれることは、とても珍しく、なかなかない機会ですので、気になることなどあれば、色々聞いてみましょう。杜氏不在の時でも、花の舞酒造の職員の方が、丁寧に案内、詳しく説明してくださいますので安心して見学することができます。でもやっぱり杜氏から話を聞きたいという方は、事前に確認して日程を決めましょう。

杜氏の話を聞きながら見学できると人気!

そもそも杜氏とは何でしょうか。杜氏(とうじ、とじ)とは、酒造りの最高製造責任者のことをいいます。また、酒造りの技術職人集団という意味で使われることもあります。蔵人(くろうど)の監督でもあります。酒造りをしている職人を、蔵人と呼びます。

杜氏の仕事は、蔵の管理から、酒造りのすべての行程に目を配っています。杜氏のもと、作業別に役職をもつ蔵人と共に酒造りを進めています。花の舞酒造の杜氏、土田一仁氏は、杜氏の中でもとても有名な方で、お話もとてもじょうずと評判です。

花の舞酒造の料金は無料!

花の舞酒造の酒蔵見学にかかる費用はありません、無料で見学することができます。蔵見学が出来る上に、杜氏のお話まで聞けて無料なんて嬉しい限りです。

花の舞酒造の見学の所要時間は?

花の舞酒造の蔵見学の所要時間は、人数にもよりますが、スムーズにいけば30分~60分、余裕を持って90分ほどみておけば十分です。

初めに、酒が出来るまでのDVDを15分程度鑑賞します。その後に、酒蔵を見学します。見学しながら聞ける、そこでしか聞けないとっておきのお話を聞いて更に楽しさが倍増します。そして、メインイベント、試飲タイムです。

花の舞酒造では搾りたての生原酒の試飲ができる!

ここでしか味わえない、搾りたての生原酒を、まず最初にいただきましょう。説明を聞きながら味わう生絞り原酒の味は格別のことでしょう。ひとつだけ注意です。生原酒のアルコール度数は、18.5度あります。くれぐれも飲み過ぎないように注意しましょう。日本酒は、仕込み水と酒を交互に飲む、これが鉄則です。

お酒が苦手な人はぜひ仕込み水を試飲してみよう!

酒造りに使われる水を「仕込み水(しこみみず)」といいます。日本酒造りには、大量の水を使用します。酵母づくりに始まり、もろみの糖化や発酵、そして洗米や割水、瓶詰など日本酒造りの要が水にあります。酒を仕込むときに用いる水が仕込み水です。

また、試飲の際のチェイサーとして出して貰える水も仕込み水です。これも、蔵見学ならではの贅沢な特典です。花の舞酒造では、酒造りから瓶の洗浄まで、すべての工程でこの仕込み水が使われています。

商品の試飲もできる!

約30種類のお酒の試飲ができます。仕込み水を片手に、自分のお気に入りをじっくり味わい、お土産を見つけましょう。

花の舞酒造は、日本酒のほかにも、焼酎やリキュール類も製造しています。お米と水だけでできた微発泡のぷちしゅわ日本酒は、プレーン、メロン酒、イチゴ酒、ブルーベリー酒、ユズ酒と種類も豊富です。花の舞酒造の純米梅酒は、試飲必須です。お忘れなく!

花の舞酒造、蔵見学のお土産には、お酒と一緒に酒蔵の社名入りの御猪口を買うのもおすすめです。蔵見学をして、自宅に御猪口がどんどん増えていくのもまた楽しみと思い出のひとつです。

花の舞酒造の梅酒や純米酒・樽酒などを紹介

花の舞酒造の歴史に触れて、蔵を満喫した後の試飲は格別です。気に入ったお酒をおみやげに、自宅で一杯、贅沢な時間です。作りたてのお酒を、蔵から自分の手で自宅へ持ち帰る。まさに、産地直送です。

梅酒は2017年品評会で銀賞を受賞

南高梅を使用した梅酒で、一般の梅酒と作り方が違います。高級純米酒に肉厚の南高梅を漬けこんでます。甘さ控え目で、すっきりした味わいの新しい梅酒です。ストレート、ロック、ソーダ割などで美味しくいただけます。容量は、1800ミリリットル、720ミリリットル、500ミリリットル、300ミリリットルがあります。

全国新酒鑑評会金賞受賞の大吟醸「花の舞」

赤石の山麓で、じっくりと醸しだされたお酒です。吟醸香とフルーティーな香りが特徴で、深い味わいのあるお酒です。720ミリリットルサイズは、六角柱の特徴あるカートン入りです。精米歩合45パーセントです。容量は、720ミリリットル、300ミリリットルがあります。

スッキリとした味わい「純米酒超辛口」

純米酒をより仕込みの期間が長い分、すっきりとした味わいです。ゆっくりとアルコール抽出した辛口の酒です。精米歩合は60パーセントです。容量は、1800ミリリットル、720ミリリットル、300ミリリットルがあります。

やわらかいお米の香り「ふくよか純米酒」

静岡県産米に酵母も静岡県酵母を使用して醸した地酒で、ふくよかなお米の香りが特徴の純米酒です。冷やでもぬる癇にしても美味しくいただけます。精米歩合60パーセントです。容量は、1800ミリリットル、720ミリリットルがあります。

サラッとした飲み口が特徴「花の舞樽酒」

華やかな絵柄の木樽に本醸造酒を詰めた樽酒です。スギの香りの酒が祝事を華麗に盛り上げてくれるでしょう。精米歩合60パーセントです。樽酒の容量とサイズは4斗(72リットル)から1斗(18リットル)まで6種類あります。用途によってサイズを選べるところが良いです。

花の舞酒造で杜氏の話を聞きながら見学を楽しもう!

近年、女性同士での酒蔵見学がじわじわと浸透しています。花の舞酒造は、女性でも行きやすい酒蔵のひとつです。なにより樽酒のデザインが可愛い!この樽酒、なにかのイベントに使いたいと思うほどです。杜氏の話を直接聞ける酒蔵はとても貴重です。日本酒初心者の女子でも、是非一度、立ち寄って見てください。

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