2018年08月16日公開
2024年07月30日更新
糖質制限ダイエットの効果の真相を調査!痩せないやり方もある?
ダイエットは本来ある健康な体を維持するために行うものですが、効果的な方法として糖質制限ダイエットがあります。糖質制限ダイエットは、その名前の通り、糖質を制限することによって、健康を損なわず、無理なく本来ある体に戻していく方法です。しかし、糖質制限ダイエットを実践することで本当に効果はあるのでしょうか?そこで今回は、「糖質制限ダイエットの効果の真相を調査!痩せないやり方もある?」と題しまして、糖質制限ダイエットの効果・やり方について詳しくお伝えしていきたいと思います。
糖質制限ダイエットは本当に効果がある?
ダイエットは本来ある健康な体を維持するために行うものですが、効果的な方法として糖質制限ダイエットがあります。糖質制限ダイエットとは、その名前の通り、糖質を制限することによって、健康を損なわず、無理なく本来ある健康な体へ戻していく方法です。しかし、糖質制限ダイエットを実践することで、本当に効果はあるのでしょうか?そこで今回は、糖質制限ダイエットの効果・やり方について詳しくお伝えしていきたいと思います。
糖質制限ダイエットは、様々なダイエット方法がある中で、今最も人気があり効果があるとされているダイエット方法です。糖質制限ダイエットは、お伝えしている通り、糖質を制限することによって、無理なく効果的に本来ある体に戻していく方法です。ただ、糖質制限ダイエットは、誤った解釈で実践されている場合もあり、全く効果が出ないといった意見を耳にすることもあります。では、誤った解釈とはどのようなものなのでしょうか?
これは、糖質制限ダイエットだけに限った話ではなく、全てのダイエットの方法に言えることですが、ただ単に食事制限をするだけでは効果は出ません。お伝えしている通り、ダイエットは本来ある健康な体を維持するために行うものです。体に必要な栄養素がバランスよく摂取され、規則正しい生活をし、適度な運動をすることによって効果が継続されるものです。ダイエットに焦りは禁物です。では、どのように実践していけば良いのでしょうか?
糖質制限ダイエットの効果の真相を解説!
糖質制限ダイエットは、カロリー制限を行う従来のダイエットの方法とは違い、糖質だけを制限するダイエットのことです。糖質は簡単に言えば、炭水化物から食物繊維を抜いたものです。糖質を控えると血糖値を下げるインスリンの追加分泌が抑えれます。また、摂取した余分な糖質を脂肪として体に蓄積する作用も抑えられます。糖質制限ダイエットでは、血糖値を上げないタンパク質、脂質、食物繊維はカロリーを気にせず摂取可能です。
糖質は体に必要のない栄養なの?
糖質制限ダイエットで誤解されやすいのが「糖質は必要ない」といった情報です。これは大きな誤りです。また、100%糖質を抜いた食事は不可能です。私たち現代人は、普段から糖質に依存していると言われています。その依存を数字で表すと60%にも及びます。この数字から見ても、カロリーだけを制限するダイエットが如何に無意味だということがわかります。糖質は、1日に必要な摂取量を超えないようにすれば本来は問題ないのです。
糖質制限ダイエットは、糖質を制限するダイエットのことで、糖質を抜くダイエットではありません。糖質を抜いた食事を続けると確かに体重は落ちて痩せますが、筋肉量までもが落ちてしまいます。無理な糖質制限を行うと肝臓や筋肉の中にあるグリコーゲンが減り、体温が下がったりスタミナがなくなったりします。また、グリコーゲンが減ると、体全体が乾燥し易くなり、一気に老化が進みます。これはとてもダイエットとは言えません。
糖質制限ダイエットのやり方とは?
糖質ダイエットのやり方の前に、ダイエットの基本をお伝えします。ここは必ず押さえておいてください。食事は必ず3食摂るようにしましょう。これは基本です。ダイエットで重要なのは、1日の摂取エネルギーが基礎代謝を下回らないことです。基礎代謝の計算方法は、男性が66+13.7×体重kg+5.0×身長cm-6.8×年齢、女性が665.1+9.6×体重kg+1.7×身長cm-7.0×年齢となっています。ここで出た数字が基礎代謝ということになります。
仮に1日の基礎代謝が1800kcalだとしたら、この数字よりも下回らいエネルギーの摂取が必要です。糖質ダイエットのやり方は「ご飯は控え、おかずをたくさん食べる」と覚えておきましょう。ご飯は抜くのではなく、ご飯は制限するということです。一般的な糖質制限食は、1日の糖質の摂取量が70~100gと推奨されています。糖質以外の栄養素である、タンパク質、脂質、食物繊維は基礎代謝を下回らないように摂取するのがポイントです。
糖質制限ダイエットとカロリー制限との違い
糖質制限ダイエットは、糖質を制限するダイエットです。多くの方がここで誤解をしますが、カロリーは熱量のことです。基礎代謝を下回るカロリー制限は非常に危険です。簡単に言えばガソリン切れの状態になるということです。糖質制限をすると身体は体内から糖を補おうとします。最初は肝臓に蓄積されているブドウ糖やグリコーゲンから補い、続いて糖新生という代謝により糖を作ります。これが糖質制限ダイエットの仕組みです。
糖新生はタンパク質を材料に糖を作られます。しかし、基礎代謝を下回るカロリー制限を続けていると、体内のタンパク質では補えなくなり、使っていない筋肉をアミノ酸に変えて糖を作り始めます。簡単に言えば、筋肉量が落ちるということです。筋肉量が落ちるということは、脂肪の燃焼もできなくなり、健康を害してしまいます。糖質制限とカロリー制限の違いはここです。これはダイエットをする上で非常に重要なところだと言えます。
糖質制限ダイエットのメリットとデメリット
糖質制限ダイエットのメリットは、糖質制限すればカロリーをそれほど気にせず、簡単に実行できるという点です。一般的な糖質制限食では、1日に摂取可能な糖質量は70~110gと推奨されています。ここさえ押さえておけば、余程偏った食事をしない限り、健康を損ねることはありません。また、お酒に関しても、ウィスキーや焼酎、ブランデーなどの蒸留酒は、少しの量なら飲んでもダイエットに影響されることはありません。
糖質制限ダイエットのデメリットは、脳の栄養とされる糖質を極端にカットした場合、1日中頭がボーっとしたり、やる気や集中力がなくなったりします。しかし、これは糖質を極端にカットした場合であって、お伝えしている一般的な糖質制限では考えられません。もし、糖質制限でやる気や集中力がでなくなった場合は、毎日のようにお菓子類やスナック類、ご飯(パスタやパンなども含む)などを食べ過ぎていた可能性が考えられます。
糖質制限ダイエットの効果どれくらいの期間で現れる?
糖質制限ダイエットの効果や期間に関しては人により様々です。これは糖質制限ダイエットに限った話ではありません。繰り返しお伝えしていますが、ダイエットは本来ある健康な体を維持するために行うものです。短期間で効果を期待するのはストレスに繋がり、結果として健康を損ねてしまいします。糖質制限ダイエットは、いきなりヘビーな糖質制限は避け、最初はゆるい糖質制限から始め、徐々に糖質の量を減らしていくのがポイントです。
糖質制限ダイエットで直ぐに効果が感じられるものは、昼食後の眠気がなくなったり、短時間の睡眠でも疲れが残らなくなったりといったものが挙げられます。この辺りは後程詳しくお伝えします。ただ、糖質制限ダイエットは決して痩せられないわけではありません。早い人なら軽い運動を適度に加えることで、数カ月で目に見えて体重が落ちることもあります。糖質制限ダイエットの効果は基礎代謝による個人差もあることを覚えておきましょう。
ゆるい糖質制限でも効果はある?
糖質制限ダイエットを初めて試される方は、ゆるい糖質制限から始めるようにしましょう。ゆるい糖質制限食では、1日の糖質の摂取量が110~140gと推奨されています。一見すると少ないように感じるかもしれませんが、ご飯(白米やパンなど)は1日2食分までなら摂取可能だということです。これでも長期間継続しているとダイエット効果は必ず出てきます。糖質制限では痩せないという口コミを見かけますが、本当にそうなのでしょうか?
糖質制限ダイエットはお伝えしているように、基礎代謝に影響されるので、ダイエット期間に関しては個人差がどうしても出てきます。しかし、糖質制限ダイエットで痩せないということはありません。長期間続けていて痩せない場合は、本当に適切な糖質制限を行っているかチェックしてみましょう。思った以上に糖質を摂取している可能性があります。チェックの仕方は簡単で、1日に口した食べ物を全部リストアップするだけです。
糖質制限ダイエットは昼食後に眠くならない
適切な糖質制限ダイエットを続けていると個人差はありますが必ず体重が落ちます。痩せないということはありませんし、筋肉量も落ちません。また、肌にハリが出てきて基礎体温も上がります。適切な糖質制限のダイエットを行っていると、身体が絞れる基本的な効果以外に様々なメリットが生じてきます。その一つに眠気がなくなるといった嬉しい効果が現れます。この効果は早い人で糖質制限を始めた直後から表れます。
その効果を体験する方法はとても簡単で、試しに昼食をタンパク質と野菜だけにしてみましょう。メニューで言えば、コンビニのフライドチキンとミックスサラダです。フライドチキン以外ではサラダチキンでも大丈夫です。そして、昼食後に仕事をしていると不思議なことに睡魔が襲ってくることはありません。糖質制限食はタンパク質を中心とした食事なので、消化に負担が掛からなくなり、眠気が出なくなるのです。これは嬉しいメリットですね。
糖質制限ダイエットで睡眠時間が短縮できる
糖質制限食は、お伝えしているようにタンパク質を中心にした食事です。注意する点はタンパク質だけ摂取すれば良いというものではありません。タンパク質を中心としますが、三大栄養素は必ず摂取しなければなりません。適切な糖質制限食を続けていれば、ダイエット効果以外でも様々なメリットが生じてきます。その一つが先ほどお伝えした「昼食後に眠気が出ない」ですが、それに加えて「睡眠時間が短縮できる」というメリットもあります。
「睡眠時間が短縮できる」というのは、就寝時の血糖値に深い関係があります。就寝時に血糖値が上昇すると深い睡眠がとれなくなります。糖質制限食を実践すると、血糖値が上がり難くなるため、睡眠時に脳の糖質消費量は影響を受けることなく、体を休めるための望ましい状態になります。糖質制限食はタンパク質を中心とした食事ですが、ダイエット以外でも様々なメリットがあるわけですね。やはり糖質の摂り過ぎは体によくありません。
糖質制限ダイエットで冷え性が改善
糖質制限ダイエットを続けていると、その期間中にはダイエット効果だけでなく「昼食後に眠気が出ない」「睡眠が短縮できる」といった嬉しいメリットがあります。次にお伝えするメリットは「冷え性が改善される」です。冷え性の原因は、血行障害、自律神経、ストレス、内蔵温度の低下、など様々ですが、実は、糖質過多の生活を続けていると冷え性になる可能性が高まります。では、どうして糖質過多だと冷え性になるのでしょうか?
糖質制限食を続けていると、急激な血糖値の上昇や低下が抑えられ、それに伴う体温の上昇や低下も抑えられます。また、血流が糖に邪魔されなくなるので、血行が良くなるため基礎体温が高くなります。あと、血行が良くなるということは、冷え性が改善されるということです。私たち現代人はあまりにも糖質を摂り過ぎていると言えます。それは、身の回りにある食材を見ればよく分かります。糖質制限食は本来摂るべき食事だと言えます。
その他の糖質制限ダイエットによる効果
糖質制限食によるダイエット以外のメリットは他にもたくさんあります。注目したいのは、その全てのメリットが血糖値のバランスによるものです。血糖値が一定のバランスで保たれている状態は健康そのものだと言えます。糖質制限食と聞くと、何だか難しいように感じてしまいますが、要はバランスの良い食事をするだけのことです。適切な糖質制限食は、本来ある健康な体を維持するためのダイエットに相応しい食事なのですね。
糖質制限食によるその他の効果とメリットには、体質改善、疲れが溜まらない、うつ症状の改善、肌がキレイになる、などがあります。また、見た目の印象も大きく変わってきます。体重の変化はそれほどなくても、二の腕やウエストが引き締まってきます。勿論、糖質制限食を継続すれば体重は減ります。あと、お酒を飲んでも二日酔いにならなくなります。ただし、お酒は糖質を多く含むビールなどは避けた方がいいでしょう。
糖質制限ダイエットので痩せないやり方がある?
糖質制限食は痩せないといった情報をよく目にしますが、適切な糖質制限食を実践していれば痩せないといったことはありません。ただ、お伝えしている通り、糖質制限ダイエットは基礎代謝によって効果に違いが出てきます。基礎代謝は年齢や性別によっても左右されます。しかし、必ず効果はでて痩せます。どうしても痩せないという場合は、痩せない理由が必ずどこかにあるはずです。では、痩せない理由とは何なのでしょうか?
糖質制限しているつもりになっている
糖質制限食を実践していて、どうしても痩せない場合は、1日に口にする食べ物をリストアップしてみましょう。糖質制限ダイエットは、他のダイエットと違い糖質だけを制限するダイエット方法なので、ダイエット期間中のストレスは少ないはずです。しかし、自分では適切な糖質制限をしているつもりでも、口にしている食べ物をリストアップすれば、思わぬところで食材や調味料などに糖質が含まれていることに気付きます。
例えば、調味料で言えば、醤油やマヨネーズには糖質がたくさん含まれています。また、食材で言えば、ジャガイモやサツマイモなどの根菜にも糖質はたくさん含まれています。そして、お菓子類やスナック類も糖質の塊のようなものです。調味料に関しては、それほど神経質になる必要はありませんが、私たちが口にする多くの食材には糖質が含まれていることを改めて確認してみましょう。糖質は必要なものですが、摂り過ぎが問題なのです。
糖質制限により基礎代謝が低下している
ダイエット期間中に注意が必要なのは誤った解釈です。カロリーを気にするあまり、食事の量を減らしたりするのは大変危険な行為です。お伝えしている通り、糖質制限ダイエットは、普段摂り過ぎている糖質を制限するダイエットです。カロリーを制限するダイエットではありません。よって、基礎代謝を下回る食事は健康を害してしまいます。ここは本当に重要なところなので覚えておきましょう。基礎代謝を下回る食事は避けてください。
また、ダイエット期間中に気を付けたいのは、自己流の糖質制限です。例えば、糖質だけでなく脂質までも制限するのはよくありません。また、脂質やタンパク質は充分に摂取しても問題ありませんが、1日に3000kcal以上摂取したら健康を害してしまいます。その他には、根菜類にも糖質が多く含まれているので、他の緑黄野菜を加えて調整するようにしましょう。以上を意識しながら基礎代謝に合わせてダイエットを心がけましょう。
糖質制限ダイエットの効果は男女差がある?
糖質制限ダイエットは痩せないという口コミをよく耳にしますが、適切な糖質制限食を実践していれば痩せないどころか引き締まった体になります。しかし、その効果は基礎代謝に左右されます。また、男女差によって、同じ糖質制限をしていても効果に差が出てきます。どちらかと言えば、女性の方が糖質制限の効果は直ぐに表れ難いかもしれません。というのは、平均的に見て、男性よりも女性の方が筋肉量が少ないからです。
平均的に男性より筋肉量が少ない女性は、基礎代謝量が小さいので、体脂肪が蓄積されやすいのです。女性が糖質制限をする場合に注意しなければいけないことは、基礎代謝を下回る食事は避けることと、筋肉量が落ちないためにも、タンパク質は通常より多めに摂り、筋トレや適度な運動を行うことです。間違っても無理なカロリー制限はしないでください。ダイエット期間中の基本は基礎代謝に合わせた食事と筋トレや適度な運動です。
運動や筋トレはしている?
前述した通りですが、ダイエット期間中は、適切な糖質制限と筋トレや適度な運動がとても大切です。特に女性は男性よりも平均的に筋肉量が少ないので、ここはしっかり押さえておきましょう。筋トレや適度な運動は、ダイエット期間中だけでなく、できれば継続することを強くおすすめします。繰り返しお伝えしていることですが、ダイエットは本来ある健康な体を維持するために行うものです。健康維持に必要なことは続けましょう。
また、ダイエット期間中に行う筋トレとは、筋肉をムキムキに鍛え上げることではありません。ダイエット期間中に行う筋トレとは、筋肉を強化させて、筋肉量を維持するのが目的です。適度な運動に関しては、代謝を良くして、太り難い体にする目的があります。糖質制限を行うと、体は最小限のエネルギーで補おうとするので、筋トレや適度な運動をしなければ、筋肉量が落ち、代謝が悪くなるので痩せ難い体になってしまうのです。
糖質制限ダイエットで停滞期の場合は?
ダイエット期間中に起こる停滞期は、精神的にとても辛いものです。毎日努力して糖質制限と筋トレを行ってきたのに、体重が思ったほど落ちなかったら落ち込んでしまいます。では、ダイエット期間中の停滞期をどう乗り越えていけばいいのでしょうか?実は、ダイエット期間中の停滞期は、体が良い状態へ変わろうとしている大切な時期なのです。この停滞期を乗り越えれば、必ず本来あるべき健康的な体へと変化していきます。
しかし、それを我慢していると精神衛生上よくありませんので、1日だけ糖質制限をしない日を作るようにしましょう。その1日だけは、何を食べても構いません。大好きなスイーツやご飯、パン、炭水化物を1日限定で食べるのです。実際にこれを行ってみると感じることは、思ったほど食べられないことです。つまり、新しい体へ変化していっているということなのです。糖質制限ダイエットは焦らず長期的に行うようにしましょう。
糖質制限ダイエットの正しい知識で効果を出そう!
「糖質制限ダイエットの効果の真相を調査!痩せないやり方もある?」と題しましてお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?糖質制限ダイエットは痩せないとよく耳にしますが、適切な糖質制限を行っていれば、間違いなく健康的に痩せます。大切なのは、誤った自己判断による糖質制限は避け、三大栄養素は必ず摂取し、筋トレや適度な運動を行うことがポイントです。皆さんの参考になれば嬉しいです。