インスタントコーヒーの美味しい入れ方!正しい保存で味を保とう!
インスタントコーヒーをおうちで美味しく楽しみたいですよね。今回は、インスタントコーヒーの美味しい入れ方のコツと保存方法を紹介します。インスタントコーヒーの入れ方はほんの少しの手間で何倍も美味しくなるので是非お試しください。
目次
- 1インスタントコーヒーの入れ方を工夫しておうちでおいしいコーヒーを楽しもう
- 2【インスタントコーヒーの入れ方1】適量は山盛り1杯
- 3【インスタントコーヒーの入れ方2】お湯の温度は90℃
- 4【インスタントコーヒーの入れ方3】水で練る?
- 5【インスタントコーヒーの入れ方4】乾煎りする
- 6【インスタントコーヒーの入れ方5】レンジで温める
- 7【インスタントコーヒーの入れ方6】カップを温める
- 8【インスタントコーヒーの入れ方7】鍋で煮る?
- 9【インスタントコーヒーの入れ方8】お茶で入れる
- 10インスタントコーヒーの選び方のコツは?
- 11飲料水にも拘ってインスタントコーヒーをもっとおいしく!
- 12インスタントコーヒーに湿気はNG!保存はこうしよう!
- 13インスタントコーヒーを計量してくれるすごいフタがあった!
- 14お茶の他にも!インスタントコーヒーにちょい足しが美味!
- 15インスタントコーヒーのおいしい入れ方と保存方法についてのまとめ
インスタントコーヒーの入れ方を工夫しておうちでおいしいコーヒーを楽しもう
おうちで手軽に楽しむことが出来るインスタントコーヒー。カップにインスタントコーヒーを入れてお湯を注ぐだけで簡単においしいコーヒーを楽しむことができる優れものですが、実はいつものインスタントコーヒーの入れ方の少し工夫するだけで何倍もおいしくすることができます。これから、おいしいインスタントコーヒーの入れ方のコツを8つ紹介します。
【インスタントコーヒーの入れ方1】適量は山盛り1杯
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツの1つ目は、適量を知ること。インスタントコーヒーの適量はカップ1杯にティースプーン山盛り1杯を入れ、お湯を140㏄注ぐこと。ティースプーン山盛り1杯は重さにして2gなので、普段使っているティースプーン山盛り1は何グラムなのか測ってみると毎回簡単に濃さが安定したインスタントコーヒーを入れることができます。
【インスタントコーヒーの入れ方2】お湯の温度は90℃
インスタントコーヒーのおいしく入れるコツその2は入れるお湯の温度。使うのは飲料水を沸騰させた100℃のお湯?と思いがちですが、インスタントコーヒーをおいしく入れるには少し低めの90℃のお湯がベストです。お湯をカップに注いだらインスタントコーヒーがきれいに溶けるまでよく混ぜましょう。
「90℃のお湯ってどうやって準備したらいいの?温度計なんてないよ?」という方は、沸騰した100℃のお湯を一度マグカップや湯飲みなど他の器に注いでから使ってみましょう。一度ほかの器に移すと沸騰した100℃のお湯は90℃前後になり、インスタントコーヒーをおいしく簡単に入れることが出来ます。熱いのでやけどにはくれぐれも注意しながら移し替えてください。
「お湯の温度でなぜ風味が変わるの?」と思う方もいるのではないでしょうか?インスタントコーヒーの粉にお湯を注ぐとき、温度が熱すぎると苦みが増します。しかし、温度が低すぎるとすっぱさの酸味が増します。なので、適温は90℃。逆にコーヒーの苦みが好き!という人は熱々の熱湯100℃でいれるなど好みで調整してみましょう。
【インスタントコーヒーの入れ方3】水で練る?
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツその3は、なんとインスタントコーヒーを水で練ってからお湯を注ぐ方法です。味はインスタントコーヒーのおいしさを超え水で練るという簡単な工程入れるだけで、ドリップコーヒー並みのおいしさになるというのだからやってみるしかありません。
水で練ってから入れるインスタントコーヒーの入れ方はとっても簡単!カップにティースプーン山盛り1杯のインスタントコーヒーを入れ、飲料水をティースプーン1杯入れたら、インスタントコーヒーが溶けるまで良く練り合わせます。滑らかになって溶けたら、熱々の熱湯を注ぎすこし混ぜたら出来上がりです。これはおいしい!いつもと違う!が簡単に体感できるすご技です。
なぜインスタントコーヒーを飲料水で練っただけで、香りが高くおいしいコーヒーになるのか?不思議ですよね。それは、インスタントコーヒーの粉の中のデンプンが熱湯をいきなり注ぐと固まり粉っぽさが残り、風味や香りを下げて、飲料水で練ることでデンプンがいきなり固まることなくおいしいコーヒーが楽しめるというもの。なるほど!と思いませんか?
【インスタントコーヒーの入れ方4】乾煎りする
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツその4は、インスタントコーヒーの粉を弱火のフライパンでいい香りがするまで乾煎りすること。少し焦げた?と思うくらいまで炒めると香りが高くなり、いつもとは一味違うおいしいインスタントコーヒーを楽しむことができますよ。しかし、焦げると風味が落ちるので何度か試してお好みの煎り方を探してみてください。
【インスタントコーヒーの入れ方5】レンジで温める
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツその5は、レンジで温めるだけです。カップにインスタントコーヒーを入れお湯を注ぎ作った、いつものインスタントコーヒーを30秒間レンジで温めてみましょう。すると…酸味と苦みのバランスがベストの状態になります。レンジで温めるだけの簡単な技なので是非お試しください。
水で溶いたインスタントコーヒーをレンジで温めると?
「ヤカンやケトルがないからお湯を沸かせない。沸かすのが面倒!」というあなたは…カップにインスタントコーヒーをティースプーン山盛り1入れ、飲料水で練って溶けたら水を注ぎ、混ぜたらレンジで温めればOKです。おいしいインスタントコーヒーが簡単に入れられますよ。「お湯を沸かすのが面倒や無理だけど、インスタントコーヒーが飲みたい!」というときにお試しください。
【インスタントコーヒーの入れ方6】カップを温める
インスタントコーヒーのおいしい入れ方そのコツその6は、インスタントコーヒーを入れる前にコーヒーカップに熱湯を入れるなどして、入れる前に事前にカップを温めてから使うという方法です。緑茶などを茶葉から入れるときも湯飲みを温め入れますよね?それと同じで、インスタントコーヒーも温まったカップで入れることにより急激な温度変化を避けることが出来、苦みや渋みが和らぎおいしいコーヒーを楽しむことが出来ます。
【インスタントコーヒーの入れ方7】鍋で煮る?
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツその7は、小鍋に冷たいまたは常温の飲料水とインスタントコーヒーを入れて、火にかけて沸騰後30秒で火を止めてカップに注ぐと香りが広がりおいしいインスタントコーヒーを楽しむことが出来ます。
苦みや酸味が苦手でやさしい味のインスタントコーヒーがお好みの方は、沸騰寸前で止めてカップに注ぐと低温から温めるので苦みや酸味少ないまろやかなインスタントコーヒーを楽しむことが出来ます。沸騰後に火と止めるか、沸騰前で火を止めるかはお好みに合わせて楽しんでください。
【インスタントコーヒーの入れ方8】お茶で入れる
インスタントコーヒーのおいしい入れ方のコツその8は、お湯の代わりに麦茶でインスタントコーヒーをいれるという方法です。インスタントコーヒーの弱点ともいえる香り足りなさを麦茶の香ばしい香りで補い、簡単に香りが高いインスタントコーヒーを味わえます。
麦茶の他にはほうじ茶を使ってインスタントコーヒーを使って入れても、香りが高いインスタントコーヒーを楽しむことが出来ます。ほうじ茶は麦茶とはまた違う香りで一味違う味を味わえます。もちろん、おいしいインスタントコーヒーを入れるためのコツである入れるお茶の温度は90℃で、飲料水であってもお茶であっても同じです。
もっと簡単に楽しみたい方は、インスタントコーヒーを入れたら、ちょい足しで麦茶またはほうじ茶を入れてみましょう。いつもよりワンランク上の香りの高さを簡単に楽しむことが出来ます。量を足しすぎるとインスタントコーヒーが薄くなりますので、入れる量はちょい足しでOKです。
インスタントコーヒーの選び方のコツは?
インスタントコーヒーを選ぶときは何を基準に選んでいますか?パッケージデザイン?それとも価格?味?皆さんそれぞれ基準は違うかと思いますが、インスタントコーヒーには、コーヒーを冷凍し真空状態で乾燥させるフリーズドライ製法(真空凍結乾燥法)と、コーヒーを霧状にし熱風をあて水分を乾燥させるスプレードライ製法(噴霧乾燥法)があります。
フリーズドライ製法は高熱を当てることなく作られるので味も香りも損なわれず製造されるので、感じ方に個人差や好みはあるようですが、フリーズドライ製法のインスタントコーヒーはおいしいといわれています。しかし、スプレードライ製法は熱風をあて乾燥させるので香りや風味が少し失われますが、安価なことと、簡単に飲料水や牛乳などに溶けやすいという良い点もあります。
入れ方別でインスタントコーヒーを選ぼう
アイスカフェラテなどの冷たい牛乳で入れる場合や、アイスコーヒーなど冷たい飲料水を使って入れる場合は、さっと水に溶けるスプレードライ製法のインスタントコーヒーを選びましょう。ダマにならずにさっときれいに溶けるので簡単に冷たい飲み物を用意することができます。用途に合わせて、インスタントコーヒーの抽出方法にも注目して選んでみましょう。
飲料水にも拘ってインスタントコーヒーをもっとおいしく!
インスタントコーヒーをおいしく入れるには、使う飲料水にも気を使いたいと思う方も多いです。インスタントコーヒーに適した飲料水とは『軟水』の飲料水です。軟水の飲料水を使うと苦みや旨味を引き出してくれるだけではなく、まろやかな口当たりにしてくれるので、やさしい味のインスタントコーヒーを味わうことができます。
では、ミネラルが豊富に含まれており美容にも良いといわれている飲料水『硬水』はインスタントコーヒーには不向きなのでしょうか?実は不向きではありません。硬水で入れたインスタントコーヒーは苦みが強くなるので、苦いのが好みという人に向いています。逆に飲料水を超軟水にすると渋みなどが出やすくなるので、飲料水は程よい軟水を使うことをお勧めします。まず、いつも飲んでいる飲料水からお試しください。
インスタントコーヒーに湿気はNG!保存はこうしよう!
インスタントコーヒーをいくらおいしいコツで入れたとしても…インスタントコーヒーの保存状態が劣悪な環境であれば、インスタントコーヒー自体の香りや風味が落ちてしまします。インスタントコーヒーの保存は高温多湿を避け冷暗所で保存するのが良いのですが、一番簡単な保存場所は冷蔵庫です。しかし、冷蔵庫の中であっても結露による湿気には注意してください。
インスタントコーヒーの保存のコツですが、瓶に入ったタイプはフタの開封時についている紙は、ビリビリに破ってしまうとマチマチの段差になり、フタを閉めても段差ができてしまいます。紙はきれいにはがす、もしくは、ナイフなどで切り取って使うようにしましょう。袋の場合は密閉容器に移し替えるなどしてから、多湿を避けた冷暗所で保存しましょう。
これは白カビ?保管中のトラブルとは?
インスタントコーヒーを正しい保存をしていたのに、白いカビのようなものが出来てしまった!それは「カフェインの結晶」です。原因は高温や湿気です。
冷蔵庫や冷凍庫であっても急激に温度が下がってしまうと結露してしまう恐れもありますし、密閉便で保存していても高温であったなどを理由に発生する場合もあります。お湯でカフェインの結晶は溶けて体にも無害のようですが、風味や香りは落ちています。保存場所や保存方法には気を使いましょう。
インスタントコーヒーを計量してくれるすごいフタがあった!
インスタントコーヒーの1杯分の量を計量して入れることが出来る凄いキャップがあります。ダイソー商品なので、108円で毎回のインスタントコーヒーを入れるときに「スプーンはどこ?」「どれ位粉を入れたらいいかな?」と悩まなくて済む優れものなキャップ。サイズはsmallとlargeの2種類で対応銘柄も商品パッケージの裏側で確認することが出来ます。
適量を計ることもおいしいインスタントコーヒーの入れ方のコツ
こちらの商品はダイソー『インスタントコーヒーキャップ』108円。過去にテレビで取り上げられるほどの話題商品です。smallサイズは2振り。largeサイズは1振りしてお湯を注げば出来上がりのお役立ち商品。毎回一定量が計れるので、毎日〇杯とコーヒーの量を決めている人にもインスタントコーヒーの量が一定に入るのでおすすめ。そして、毎回一定量だと美味しく入れ方にもバラツキがなくなります。
お茶の他にも!インスタントコーヒーにちょい足しが美味!
インスタントコーヒーにはお茶の他にもちょい足しするとおいしくなるものがたくさんあります!その中でもお勧めを6つ紹介します。ちょい足しするだけでとても簡単なので是非試してみてください。
塩
インスタントコーヒーにちょい足しするだけで、酸味を甘味に変えてくれるというお塩。お塩は素材の甘味や旨味を引き出してくれる調味料として、重宝されています。インスタントコーヒーにも同じように作用し酸味をやわらげ甘くおいしく変えてくれます。ほんのちょっとのお塩のちょい足しをお試しください。
オイル
オリーブオイルやココナッツオイルなど美容のために積極的に摂取している人も多いと思いますが、コーヒーにちょい足しがお勧めです。アイスコーヒーなど冷たいものだと分離してしまうので、ホットコーヒーなど温かいコーヒーにちょい足しで摂取しましょう。
マシュマロ
これはカプチーノ?を思えるほどおいしい、インスタントコーヒーにちょい足しマシュマロ。お勧めは3~4個のマシュマロを熱いブラックのホットインスタントコーヒーに入れ、マシュマロが溶けてきたら飲み頃です。甘くてほっとする味になります。
ココア
インスタントコーヒーにココアをちょい足しすると…カフェモカ風になります。ブラックのインスタントコーヒーは苦くて苦手という人にも甘くて優しい味になるココアちょい足しはおすすめです。ココアに砂糖のはいっていないものは砂糖も加えてみましょう。
バニラエッセンス
熱々のインスタントコーヒーにバニラエッセンスを1,2滴ちょい足しすると…バニラの香りでリッチな気分が味わえるバニラコーヒーの出来上がりです。バニラエッセンスには香料のみで甘さはないので、甘くしたい方は砂糖も加えてください。
キャラメル
こちらも、熱々のインスタントコーヒーにキャラメルを1粒そのままちょい足しするだけで、甘い香りに包まれる優しく香ばしいキャラメルコーヒーの出来上がりです。色々な味のキャラメルで味の違いを楽しんでみてください。他にも、はちみつやチョコレート、ジャムやレーズンなどインスタントコーヒーにちょい足しするとおいしくなるものはたくさんあります。
インスタントコーヒーのおいしい入れ方と保存方法についてのまとめ
インスタントコーヒーの入れ方や保存方法はいかがでしたか?簡単でたったひと手間で、何倍もインスタントコーヒーがおいしくなるものばかりなので、明日から是非お試しください。