わさび菜の食べ方はサラダ以外にも!茎の調理方法・人気レシピも!

わさび菜を皆さん知っていますか?わさびの茎の部分を想像する方もいらっしゃると思いますが、実は違うものです。栄養価は高く、今注目の野菜です。主に食べ方としては、サラダとしてが多いのですが、簡単に火を通して食べられる方もいらっしゃいます。今日は色々な調理の方法を模索しながら詳しくこのわさび菜の食べ方について紹介したいと思います。ピリッとした辛みが特徴の注目健康野菜です。

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目次

  1. 1今注目のわさび菜とは?
  2. 2わさび菜の食べ方をレシピで紹介
  3. 3わさび菜との付き合い方・食べ方編
  4. 4様々なわさび菜の使い方:食べ方や彩りのアクセントに
  5. 5わさび菜の活用方法
  6. 6わさび菜で家庭菜園してみませんか?
  7. 7わさび菜との上手な付き合い方

今注目のわさび菜とは?

わさび菜と聞いて思いつくのは、まず多くの方がわさびの茎やその葉っぱの部分かと思います。でもわさび菜は、わさびではないんです。正確には芥子菜(からしな)の一つです。芥子菜は主に九州で自生していた野菜で、高菜なども含まれます。ピリッとした辛みが特徴で、シャキシャキとした歯ごたえと共に口の中をさっぱりさせてくれる食べ方のできる野菜です。見た目はサニーレタスのような感じに見えます。

わさび菜は、近年では研究の結果、老化防止、がんの抑制、ストレス軽減などの効果があるとされています。またビタミン類が豊富で、特にβカロテン、ビタミンB2、ビタミンC、が含まれています。また辛み成分のアリルイソシチアネートは辛子やわさびの辛み成分と同じで、軽く鼻に抜ける爽やかな辛みが特徴です。西洋マスタードとは少し違った辛みがあり、食べ方は好みによります。

ビタミンB2は疲労回復効果と全身の代謝を促してくれますので油脂分や廊下部室を排出したりする効果が期待できます。ビタミンCは美肌効果やコラーゲンの合成を助ける効果があり美容や美白には欠かせない栄養素です。またメラニン色素の排出にも効果があるとされています。食べ方を工夫するだけで美しくなれます。

また鉄分を多く含んでおり、冷え性や貧血などの解消にも効果的です。カルシウムも多く、骨粗しょう症対策にもなりますので、積極的に取りたい野菜です。健康面だけでもこれだけ効果があって美味しく使いやすい野菜なので上手に食卓に取り入れる食べ方をしましょう。

芥子菜はその種子を原料として辛子が作られます。また、芥子菜自体も様々な料理に利用されることが多いです。九州では辛子高菜をとんこつラーメンに入れて食べ方をする店もあります。芥子菜の伝来は弥生時代と言われており、平安時代の書物に書いてあります。

わさび菜の食べ方をレシピで紹介

わさび菜の調理方法なのですが、もちろん生でサラダにして食べられる方、さっと簡単に茹でる方がそれぞれいらっしゃいます。今回は、生と茹でる、の両方の調理法を見ていきましょう。また炒めても油で揚げてもおい食べ方です。

わさび菜の食べ方その1・サラダでさっぱりと頂く方法

まずは茹でるまでもなく生で食べる方法から見ていきましょう。生のわさび菜をさっと洗い、手で葉の部分と茎の部分に分け、葉の部分をサニーレタスのように食べます。ドレッシングはわさびとも相性が良い和風系のものが良いんじゃないでしょうか。茎の部分は少し歯ごたえがあるため、軽く茹でて火を通してあげると食べやすい食べ方です。

わさび菜を食べる方にはサラダで取られる方が多いようですが、辛みが気になるという方もいらっしゃいます。つんとした辛みがさっぱりして美味しいという方もいらっしゃいますのでそれぞれの好みで用問い合わせて使うようにしましょう。

わさび菜の食べ方その2・わさび菜のお浸し

次は先程残った茎の部分の調理をしていきましょう。まずは茎の部分を茹でる事から始めましょう。あまり火を通し過ぎると辛み成分は和らぐものの、大事な栄養素が壊れてしまいますのでさっと簡単に茹でる程度にしておきましょう。

まずはきざんだ油揚げをお湯で簡単に茹でる事にします。これをすることで余計な脂が抜け、また味も浸みやすくなるのでヘルシーに油揚が扱えます。脂が抜けたら一度火を止め、鍋のお湯を捨て、出汁で油揚げを煮ます。味が染みてきたところでわさび菜の茎を入れてさっと茹でる事で簡単に出来上がりです。お好みで醤油で味付けしましょう。

わさび菜の食べ方その3・ステーキソース

作り方は簡単です、きざんだ生のわさび菜の葉の部分をステーキソースに逢えるだけ。ステーキソース自体もさっぱりと作ってしまいましょう。まずはポン酢にすりおろした生ニンニクとすりおろした生玉ねぎを混ぜて、わさび菜の葉の部分を投入します。隠し味にすりおろしたしょうがを少し加えてもいいでしょう。わさびの辛み成分は口直しにもいいのですが、大トロなどで使われるように、脂をある程度さっぱりさせる効果があります。

動物性の脂がわさび菜の辛みをある程度和らげてくれるので、霜降りのステーキにはある程度多めにわさび菜をのせてもいいかもしれません。また、ステーキ以外で焼肉を食べるときにも、油の多いカルビなどと組み合わせたり、サンチュのように使っても大丈夫です。

わさび菜の食べ方その4・天ぷら

わさび菜に含まれるβカロテンは脂と一緒位取り入れる事で吸収率が高まります。天ぷらの作り方なのですが、まず小麦粉は水と混ぜるとグルテンが作られることを覚えておいてください、パンなどを作るときには大事なグルテンですが天ぷらを作るときにはカラッと上がらず持ったりとした天ぷらになる要因の一つです。

このグルテンをいかにつくらないかが天ぷらをうまく上げるときのコツです。そのためには材料をまず冷やしておくことが大事です。特に小麦粉と混ぜる水は氷を入れておいてもいい位です。その水を氷ごと小麦粉と混ぜてやります。この時あまりかき混ぜない事です。混ぜてしまうとグルテン発生の原因になります。それを天ぷら油で揚げてあげるだけ。この時に少し胡麻油を隠し味で入れましょう。

またどうせ天ぷらを作るなら、一緒に大葉やキノコ類や野菜類も相性がいいのであげてやるとさらにおいしく簡単にわさび菜がいただけます。

わさび菜の食べ方その5・お刺身と一緒に

わさび菜の辛子成分は、わさびやからしのものと同一です。鼻につんと抜けるようなすがすがしい辛さが特徴です。それらは動物の持つ油とは相性が良いことは先程も述べたとおりです。では、マグロやサーモンなどの刺身とももちろん相性は良いですし、アジなどはよりおいしく食べられます。いつもと少し気分を変えてお刺身の薬味として野菜のわさび菜を使ってみるという変わった食べ方はいかがでしょう。

わさび菜の食べ方その6・きのこと合わせてバターソテー

きのこは火が通りにくいので、下準備として茹でておきます。わさび菜も葉の部分よりは茎の部分の方が火を通すにはより相性がいいです。葉の部分だとすぐにだれてしまいます。下準備が終わったらフライパンにバターを溶かして、まずきのこ類を炒めてやります。この時にあればベーコンを入れると味がまた変わって美味しいです。ある程度火が通ってきたらわさび菜を入れて軽く火を通すだけで出来上がりです。

わさび菜との付き合い方・食べ方編

上手にわさび菜を使うコツは、適量を考える事です。栄養価は高いですが、つんと来る辛みが苦手な方、特にお子様には敬遠されがちです。ではどのような使い方が良いのでしょうか。辛みを取るには火を通すことが一番早いです。軽く茹でてシャキシャキの食感を残したまま火を通すことが良いでしょう。

また、わさび菜の辛さがどうしても苦手な方は、油を使って炒めてあげると、高菜のように使えます。火を通すことで辛みがまろやかになり、また様々な用途に使いやすくなります。例えば辛子高菜のようにとんこつラーメンに入れるのもOKです。

様々なわさび菜の使い方:食べ方や彩りのアクセントに

わさび菜は基本的には野菜ですが、薬味としても使えます。もう一味欲しい時は簡単に使えるので便利です。食欲が少しない時などはご飯に混ぜてやるだけでさっぱりいただけますし、野菜としてサラダでもメインで使うだけでなく、飽きの来ないように味を変えるために薬味としてサラダに使うのもいいと思います。使い方の範囲の広い野菜ですので、皆さんで色々アレンジしてみてください。

わさび菜の活用方法

わさび菜の特徴を考えるなら、茹でるよりやはり生のサラダで食べたい所ですが、軽く火を通すことで万人受けするような使いやすさもあります。ただわさび菜の辛み成分のアリルイソリオシアネートは、腸内でガスを発生させやすいので、好きだからと言って食べ過ぎない方が良いようです。バランスよく食事をする上で、適量のわさび菜の摂取を目指しましょう。

わさび菜で家庭菜園してみませんか?

サラダで美味しく食べられるわさび菜ですが、比較的簡単に育てる事ができます。また成長が早いので、家庭菜園にすることで毎日おてごろにわさび菜を補給できます。また辛み成分のアリルイソチオシアネートには防腐効果なども含まれているので、それこそワサビのように使ってやる事ができるので非常に便利です。

わさび菜との上手な付き合い方

わさび菜は、痰にわさびの代用品ではなく、純粋に旨みを楽しめる野菜です。そのシャキッとした歯ごたえと鼻につんと抜ける辛さが人気の野菜で、健康の観点からも今注目されています。大量に取ってしまうのも考え物ですが、ある程度定期的に取って健康のために有効活用してみてはいかがでしょうか?

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