エリンギの賞味期限と日持ちは?保存方法やカビの見分け方・においを解説

生鮮食品であるエリンギには賞味期限の表示がなく、うっかりと冷蔵庫に入れてそのまま使ってない場合に食べれるかどうか判断に困ることがあります。本記事ではエリンギの保存方法、傷んでしまった時の見分け方などを解説します。長持ちさせる保存方法も紹介するので、チェックしてください。

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目次

  1. 1エリンギの賞味期限や保存方法について解説!
  2. 2エリンギの賞味期限
  3. 3エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その1「冷蔵保存」
  4. 4エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その2「冷凍保存」
  5. 5エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その3「乾燥」
  6. 6賞味期限が過ぎたエリンギの見分け方
  7. 7美味しくて新鮮なエリンギの見分け方のコツ
  8. 8エリンギの保存方法を工夫してエリンギを美味しく食べよう

エリンギの賞味期限や保存方法について解説!

エリンギは数本がパック詰めにされて販売されていることが多く、何本かを利用して1~2本だけが残るという事も多いです。保存方法によってはにおいがしたり、カビのようなものが生えてしまうこともあります。

本記事ではエリンギについて賞味期限や、食べれるどうかの見分け方、エリンギを日持ちさせる保存方法などを解説していきます。年中手に入るエリンギを正しい方法で保存して活用するのに役立ててください。

エリンギの賞味期限

エリンギの保存には冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。常温で保存すると、エリンギの菌糸が繁殖し、傷んでしまうのが早くなるからです。エリンギを冷蔵保存した場合の賞味期限は5~7日程度です。もっと賞味期限を延ばしたいともう場合は下で紹介する3つの方法を試してみてください。

エリンギを美味しく頂ける日数の目安は約1週間です。ただし、気温や湿度など、周囲の環境に大きく影響を受けます。

キノコ類は冷蔵庫で1週間、と決めてしまうとラクです。買った生鮮食品はその週のうちに使い切る ことを心がけています。

エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その1「冷蔵保存」

ひと手間かけると賞味期限は数日延びる

賞味期限を延ばしたいのであれば、買ってきたパックから出して、エリンギをキッチンペーパーで包んでからジッパー付き保存袋で保存しましょう。これで数日は賞味期限を延ばすことができます。

この時エリンギは水で洗わないようにしましょう。キノコ類のうまみが水で流れ出てしまい、その上料理が水っぽくなってしまいます。汚れが気になるときはキッチンペーパーなどでさっと払い落とすと良いでしょう。

冷蔵庫で保存する場合は、パックから取り出してキッチンペーパーや新聞紙で一つ一つをくるみます。

カットしたエリンギの賞味期限は?

もし半分に切ったりした場合のエリンギを保存する場合はラップに包み、冷蔵庫で3,4日ほどの日持ちとなります。切ってしまったエリンギは冷蔵保存ではあまり日持ちしないので、下の冷凍保存を利用してみるのがおすすめです。

賞味期限が切れる前に作りたいエリンギのレシピ

エリンギは横半分に切って短冊にカットします。バター大さじ1/2をフライパンで熱してエリンギを炒め、脂が全体に回ったら塩少々を入れて混ぜます。

エリンギがしんなりしてきたら、みりん・醤油小さじ1、ブラックペッパー少々を合わせてフライパンに回しいれて、皿に盛り乾燥パセリを振り替えて完成です。弁当にもおすすめの一品となります。

エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その2「冷凍保存」

エリンギをはじめとするキノコ類は冷凍で保存することも可能です。この場合も水洗いはしないで保存します。冷凍するときは使いやすい大きさに切ってジッパー付き保存袋などに入れて空気を抜いて冷凍します。

使う時は解凍せずにそのまま調理に使います。そうすることで細胞膜が壊れて酵素の働きにより、旨味が増すと言われています。カット済みなので手軽に使うことができ調理時間の節約にもなります。

冷凍保存することにより、きのこの中の細胞が破壊され、その中からうまみや風味があふれ出してきます。

エリンギ以外のキノコの賞味期限も一緒に延して利用

エリンギを冷凍保存した場合の賞味期限は約一か月となります。調理しやすい形で切ったエリンギだけを冷凍して保存するのも良いですが、同じキノコ類を何種類か一緒に冷凍してミックスキノコにしておくのもおすすめです。冷凍することでうまみが増すキノコ類は調理に活用しやすくておすすめです。

冷凍保存でも賞味期限切れには注意

買ってきた状態よりも日持ちさせることができた冷凍エリンギですが、日持ちするからと使うのを忘れてしまっては意味がありません。冷凍庫に入れたまま忘れてしまわないように、透明の保存袋に入れたり、保存した日付を記入しておくとよいでしょう。

エリンギの賞味期限を延ばす保存方法その3「乾燥」

エリンギをもっと日持ちさせるには、乾燥させる保存方法がおすすめです。エリンギを乾燥をして「干しエリンギ」にしておくとその賞味期限は常温で3週間となります。干しエリンギの作り方は、縦に6等分程度にカットし、ざるなどに入れた日当たりのいい風通しの良い場所で3~5日ほど干してください。

干しエリンギの保存方法は密封容器にいれて保存します。ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫に入れると長期保存も可能です。乾燥がしっかりと出来ていなかったり、保温方法が悪いとカビが生えることもあるので注意しましょう。

乾燥させたエリンギは水でじっくりと戻すことでだしを取ることも可能です。乾燥したままスープや煮物に入れることでエリンギのにおいがスープに移りとても風味豊かに仕上がります。煮物にすることで独特の食感が得られ、生のエリンギとっはまた違った美味しさを味わうことができます。

乾燥したエリンギは、味噌汁とか鍋とか炒め物とか そのまま使えますよ。

賞味期限が長くなった干しエリンギを使ったレシピ

鶏モモ肉をそぎ切りにして酒大さじ1塩こしょう少々をし、ビニールに入れてかたくり粉入れて揉みます。みじん切りにした生姜とにんにくを油大さじ1で炒め、鶏肉と鷹の爪1本を加えて炒めます。

ざく切りにした青梗菜2株、乱れ切りにしたパプリカ、干しエリンギ4,5本分を加えて炒め鶏がらスープの素小さじ1と水大さじ2程度を加えて味を調えて完成です。厚さ1㎝程度に切った干しシイタケを使っています。

賞味期限が過ぎたエリンギの見分け方

エリンギの賞味期限が切れた頃に、食べれるのか見分け方を紹介します。まずエリンギの状態をよくチェックしてください。冷蔵保存しているときに白いふわふわとしたカビのようなものが見られることがあります。

エリンギにできた白いカビのようなものは実はカビではなく、キノコの一部である「気中菌糸」と呼ばれるものです。エリンギにこの白いカビのようなものが見られても、捨てずに次の項目から紹介する「痛んだ時に見られるエリンギの見分け方」を見て判断してください。白いカビのようなものが少しだけ見られるだけであれば、食べることは可能です。

痛んだ時に見られるエリンギの見分け方

エリンギが食べれるかどうかの見分け方としては、「においがする」「ぬめりが出ている」「汁が出ている」「変色している」「全体にしんなりしている」などの症状になります。エリンギはキノコの中でも癖が少なく、においもないので「においが出ている」場合は腐っている可能性が高いです。

腐ると酸っぱいようなにおいがするので、見分け方としても単純です。それ以外にも汁が出ている、ぬめりがあるというものはエリンギが腐ってしまっている代表的な症状ですので、潔く処分してください。

その他白いカビのように見える気中菌糸がたくさん出ていてエリンギ全体に見られる場合は、栄養が無くなっており、味もにおいも美味しく無くなっています。また、本当にカビが生えてしまっている場合と見分け方が難しいので、たくさんの気中菌糸が見られる場合は処分したほうが良いでしょう。

美味しくて新鮮なエリンギの見分け方のコツ

保存方法で長持ちさせるにはやはり、新鮮なエリンギを購入することが大前提です。新鮮なエリンギの見分け方は、軸の部分が白くて弾力がある物です。見分け方のコツとしてカサの部分が開きすぎているものは成長過多が考えられ味が落ちてしまいます。カサの部分は内側に丸まっているのが収穫時期から日が浅いエリンギです。

エリンギの保存方法を工夫してエリンギを美味しく食べよう

エリンギの賞味期限や保存方法などについて紹介しました。保存方法により日持ちさせることが可能なエリンギですが、うっかり使い忘れた時にはにおいや状態で食べれるかの判断をしてください。干しエリンギなど保存によっては生よりも美味しく食べることができので、ぜひ試してみてください。

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