カレー粉の代用品には何がある?使うときの注意点もあわせて紹介

カレー粉がなくて料理のときに困ったことはないでしょうか。この記事ではカレー粉には代用品があるのか、その代用品を使ったレシピなどを紹介しています。カレー粉の代用品を知ることで、様々な料理に使え、さらに自分好みの味にすることもできるので、ぜひ参考にしてください。

カレー粉の代用品には何がある?使うときの注意点もあわせて紹介のイメージ

目次

  1. 1カレー粉の代用品になるもの
  2. 2カレー粉の代用品を使うときの注意点とは
  3. 3スパイス類を使ったオリジナルのカレー粉の作り方
  4. 4カレー粉の代用品を用いたレシピ
  5. 5カレー粉の代用品を使って料理を作ってみよう

「作りたいレシピにカレー粉が必要だけど、家に置いていない」
「カレー粉の代用品になるものって何かあるの?」
「代用品を使ったおすすめのレシピはある?」
このようにカレー粉が使いたいときに手元にないことや、カレー粉の代用品があるなら知りたいという方は多いのではないでしょうか。


この記事ではカレー粉の代用品や使うときの注意点、カレー粉の代用品を使ったレシピなどを紹介しています。


カレー粉の代用品を知っていれば、カレー粉が使いたいときに使えて、さらに美味しい料理が楽しめるようになります。また、カレー粉の代用品を使ったレシピで、新しい料理に出会えるきっかけにもなるでしょう。


カレー粉の代用品や、レシピについて詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

カレー粉の代用品になるもの

カレー粉はどのようなもので代用できるのでしょうか。代用品について知っておくことで、万が一、カレー粉がなかったり足りなかったりした際に、困ることなく対応できるようになります。


1つ1つどのようなものか、特徴などと一緒に説明していくので参考にしてください。

カレールー

カレールーは常備している家庭も多く、代用品として取り入れやすいといえます。
特にカレー作りの際にはぴったりな代用品になります。


カレールーはスパイスではありませんが、カレー粉以外にも野菜ブイヨンや塩などが含まれており、味に深みやコクがあるのが特徴です。

ターメリック

ターメリックは、カレー粉の色付けとして代用できます。
原料は、ウコンの茎根の部分を乾燥させて、パウダー状にしたものです。


カレー粉のようにスパイシーな香りや味などはないため、他のスパイスと合わせることで、カレー粉の代用にできます。


また、料理に色味を足せるため、ターメリックライスなどに使うのがおすすめです。

ガラムマサラ

ガラムマサラは、約3~10種類のスパイスを組み合わせたミックススパイスのことをいいます。


カレー粉との共通点として、ナツメグやシナモン、クローブといったスパイスが使われているため、香りや辛味の部分で代用できます。


カレーのようなスパイシーな味を再現しやすく、カレー味の料理に使えるでしょう。

コリアンダーシード・パウダー

コリアンダーシード・パウダーとは、香菜(パクチー)の実の部分を乾燥させたものです。
カレーをスパイスから作る際に使われており、カレー粉の代用品にピッタリといえます。


香りが強い葉の部分とは異なり、クセが少なく、爽やかな香りで味をまとめてくれます。
ソーセージなどの肉料理、ピクルスやマリネ、焼き菓子などの料理におすすめです。

チリペッパー

チリペッパーとは、乾燥させた唐辛子を粉末状にしたものです。
原材料が唐辛子のため、辛さを加えたいときの代用品として重宝します。


カレー粉のような香りや味にするためには、他のスパイスと合わせて使いましょう。


また、チリペッパーは様々な食材と合わせやすく、キムチや麻婆豆腐などに使われることもあります。

サフラン

サフランは辛味こそありませんが、カレー粉の代用として色付けや香りづけに使うことができます。


サフランは、アヤメ科の花サフランの雄しべから採取するスパイスのため、他のスパイスよりも非常に高価です。


カレー粉の代用品というよりも、サフランの代用品としてカレー粉を使われる方が多いといえます。

クミン

クミンは辛みと香りの両方を持ち合わせているため、これ1つでカレー粉の代用になります。


カレーを作る際にクミンは欠かせないスパイスで、カレーの香りはクミンによるものが大きいです。


スパイシーな辛味や香り、苦みは、カレー以外にも様々なエスニック料理に適しています。

カルダモンホール・パウダー

カルダモンホール・パウダーは、ガラムマサラの中に含まれているスパイスでもあり、カレー粉の代用になるといえます。カルダモンも、カレー粉より高価で知られています。


スパイスの女王と呼ばれており、爽やかな香りと刺激的な辛味、苦みを持ち合わせているのが特徴です。


焼き菓子やパン、チャイなどの飲み物に多く使われています。

オールスパイスホール・パウダー

オールスパイスとは、フトモモ科の植物の果実が原材料です。


使われているのは1種類の実だけですが、シナモン、ナツメグ、クローブの3種の香りに似ているためカレー粉の代用品になるでしょう。


どんな食材とも相性が良く、肉や魚、シチューなどの料理の香り付けや焼き菓子などにも活用されています。

五香粉

五香粉とは、クローブやシナモン、八角、花椒、陳皮などを組み合わせたミックススパイスとのことです。


カレー粉と同じスパイスがブレンドされているため、深みのある香りを料理に出すことができます。


主に中華料理で用いられますが、ソースやマリネ液の材料としても活用されています。

シナモンスティック・パウダー

シナモンは甘い風味が特徴的で、お菓子や飲み物などによく使われています。
クミンやカルダモン、ジンジャーなどと合わせることで、カレー粉の代用になります。


また、カレーを作る際に、シナモンスティックを半分に折って煮込み始めのときに加えると香りが出やすいので、ぜひ試してみてください。

クローブホール・パウダー

クローブは、オールスパイスやガラムマサラの主原料として使われています。
単体でもカレー粉の代用にはなりますが、香りが強いため入れすぎには注意しましょう。


主に、ポトフやビーフシチューなどの煮込み料理に活用されることが多いです。
また、焼き菓子や、ホットワインなどのドリンクの香り付けにも使われています。

ミックススパイス

ミックススパイスとは、複数のスパイスやハーブを調合した調味料のことをいいます。
「スパイスミックス」や「シーズニングスパイス」などと呼ばれることもあります。


カレー粉の代用として使う場合は、クミンやカルダモン、コリアンダー、チリペッパーなどがブレンドされているものがおすすめです。

カレー粉の代用品を使うときの注意点とは

カレー粉の代用になるものが、たくさんあることがお分かりいただけたでしょうか。


これだけの種類があると、いざ使うときに気を付けなければいけないことがあります。続いて、カレー粉の代用品を使うときの注意点を説明していきます。

スパイス類は色や辛さをチェック

それぞれのスパイスには色付けや辛味などの役割があります。


例えばターメリックは色付けで使いますが、使いすぎると苦みが強くなるので注意しましょう。
また、辛いのが好みならクミンを多め、辛さを控えたかったらコリアンダーを多めなど、調整する必要があります。


色や辛さをチェックしながら、スパイスを少量ずつ加えて味を整えていきましょう。

カレールーは入れすぎない

カレールーをカレー粉の代用にする際には、レシピに記載してある量の半分以下にしましょう。


カレー粉と同じ分量を使用してしまうと、固まりすぎたり、とろみが出すぎたりしてしまうため注意が必要です。


またカレールーには、野菜ブイヨンや塩なども含まれています。
他の味付けが必要な場合は、味付けは控えめにした方が良いでしょう。

スパイス類を使ったオリジナルのカレー粉の作り方

ここまでで、スパイス類の特徴や注意点を知ることができたでしょう。


それでは実際に、スパイス類を使ってオリジナルのカレー粉を作っていきましょう。
続いては、作る際の注意点や配合などを説明していきます。

作るときの注意点

スパイス類を使ったオリジナルのカレー粉を作る際には、フライパンにスパイスを入れて火にかけます。


このときにスパイスを焦がさないように注意しながら、じっくり煎るのが美味しく作るためのポイントです。
そうすることで、香り高いオリジナルのカレー粉が完成します。

基本的な配合の比率

カレースパイスの配合比率は、クミンシード4:ターメリック1:カイエンペッパー4:コリアンダー8:クミンパウダー4:ガラムマサラ2を基本として覚えておくと良いでしょう。


基本さえ覚えていれば、カレー粉作りの難易度も下がり、作りやすくなります。

好みに合わせて調合する

基本的な配合比率を覚えたら、自分好みのスパイスを調合してみましょう。


インド風のカレーにしたい場合は、クミンやコリアンダーを少し多めにすると良いです。
マイルドで色鮮やかなカレーを楽しみたい場合は、ターメリックを多めにするのがおすすめです。


好みの香りのスパイスを増やすなどして、オリジナルカレーを作ってみましょう。

カレー粉の代用品を用いたレシピ

カレー以外のレシピで、カレー粉の代用品を使ったレシピはたくさんあります。


ここでは代用品を使ったレシピを3つ紹介していきます。
どれも手軽にできるものなので、ぜひ作ってみてください。

カレールーで最高の焼き上がり♪『タンドリーチキン』下味冷凍可

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カレールーでできる、本格タンドリーチキン。漬け込んで焼くだけなので、冷凍しておくといつでもたべられて便利ですよ。 大勢が集まるパーティーやバーベキューでも活躍しそうです。 お子様がいるご家庭では、カレールーの辛さで味をコントロールできるので、家族みんなでおいしく食べられます♪

カレールーでタンドリーチキンを作ってみましょう。


カレールーやケチャップなど、自宅に常備されているもので簡単にできます。


チキンも、もも肉やむね肉など、好みのものを使って作れる料理です。
冷凍もできるため、いつでも食べることができるおすすめのレシピです。

【簡単・子供ウケ抜群!】基本のうまうまタコライス

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野菜不足を感じたときには、子供もよろこぶタコライスの出番♪材料が少なくて済むのも、思うように買い物にいけないときにも便利なひと品です。先にほんの少し野菜を和えておくことでシャキシャキ感を残しつつ食べやすさも満点になりますよ。

タコライスでカレー粉ではなく、オールスパイスを使ったレシピを紹介します。


オールスパイス自体は少量使用するだけであり、大人にはもちろん、子どもウケが良いのも嬉しい1品です。


レタスやトマトを使うことで野菜も摂ることもできるため、野菜不足を感じる方にも良いでしょう。

スパイスは2つでOK!本格スパイシーチキンカレー

スパイスは2つでOK!本格スパイシーチキンカレー
スパイスカレーは難しい?たくさんのスパイスを用意しなければならない?
そんなことはありません!スパイスは2つ用意すればOK!!充分スパイシーで本格的なカレーが作れます。
他の材料も普通のものばかりなので、初めてスパイスカレーにチャレンジする方におすすめのレシピです。

難しそうなスパイスカレーが、スパイス2つでできてしまう便利なレシピを紹介します。


ターメリックパウダーとクミンパウダーを使用しているため、これだけで本格的なカレーになります。初めてスパイスカレーを作る方におすすめです。

カレー粉の代用品を使って料理を作ってみよう

カレー粉の代用品は数多くあり、レシピもいくつか紹介しました。


代用品になるスパイス類には特徴があり、使い方によって辛さや香り、風味などが変わっていきます。カレー粉の代用品を知っておくことで、カレー粉としてはもちろん、代用品の一味違った新しい味も楽しめるでしょう。


カレー粉がなくても心配せず、代用品を使いながら日々の料理に活用していくのはいかがでしょうか。

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