魚の粕漬けは焼く前に洗うのか?焼く際のポイントについて紹介

魚の粕漬けの下処理方法や調理器具ごとの焼き方のポイントをご存じでしょうか。本記事では、美味しく焼き上げるためのポイントについてご紹介します。知ることでより魚の粕漬けをより美味しく召し上がることができるようになるかもしれません。是非チェックしてみてください。

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目次

  1. 1魚の粕漬けは洗うのか?
  2. 2魚の粕漬けを焼く際のポイント
  3. 3冷凍の粕漬けを焼く際のポイント
  4. 4魚の粕漬けの焼き方を知って美味しく食べよう

「魚の粕漬けは、焼く前に洗って酒粕を落とした方が良いの?」
「焦がすことが多いので、上手に焼く方法を知りたい」
魚の粕漬けを自宅で焼く際、このように思う方もいるのではないでしょうか?


赤魚や鮭などのスーパーで売られている魚で作ることができる粕漬けですが、酒粕が焦げやすいため、上手に焼き上げることが意外と難しい魚料理です。


この記事では、魚の粕漬けを焼く前に洗う方が良いのかという疑問の解決から、調理器具ごとの焼き方のポイント、冷凍保存した粕漬けを美味しく焼くためのポイントまで詳しく紹介していきます。


ポイントを押さえることで自宅でも失敗することなく魚の粕漬けを焼くことができるでしょう。
  
魚の粕漬けを自宅で焼いてみたい方は、是非この記事を読んでみてください。

魚の粕漬けは洗うのか?

粕漬けは、酒粕に肉や魚、野菜を漬けた日本の伝統食です。


酒粕のうま味が食材に染み込み美味しさをより引き立ててくれます。


魚の粕漬けには様々な種類がありますが、赤魚や銀鱈、マグロなどが人気です。
自宅で焼く際は、美味しさの鍵となる酒粕をそのまま焼いてしまうと焦げの原因になります。
魚を軽く洗うか、酒粕を落としてから焼くのがポイントです。


簡単な下処理で焦がさずに焼くことができるので、是非取り入れてみてください。

軽く洗うか手で拭って粕を落とす

焼く前に魚を洗うと焼き上がった時の風味が変わってしまうのではと不安に思う方もいるかもしれません。


しかし、魚の粕漬けは、身に味がしっかりと染み込んでいるため、魚を洗ってしまっても風味に影響はでないので安心してください。


魚を洗うことに抵抗がある方は手で表面についている酒粕を拭って落としましょう。

水気を十分拭き取る

酒粕を落としたらペーパータオルで十分に水気を拭き取ります。


正しい下処理を行うことで、焦げつきにくく美味しく焼き上げることができるので丁寧に処理をしてください。

魚の粕漬けを焼く際のポイント


下処理が終わると焼いていく工程に入りますが、焼き方のポイントについても知っておきましょう。
家庭で使用する調理器具によって焼き方が異なります。


ここでは調理器具ごとの焼く際のポイントについて紹介しますので是非参考にしてください。

  • フライパンの場合
  • グリルの場合
  • オーブントースターの場合

フライパンの場合

初めて魚の粕漬けを焼く方、食事の支度を急いでいる方には、フライパンで焼くのがおすすめです。


フライパンは焼き加減をこまめにチェックすることができるため、焦がす失敗が起きにくく上手に焼き上げることができます。


まず、フライパンにクッキングシートを敷いてください。
片面を弱火でじっくりと5~6分程、皮に軽く焦げ目がつくまで焼きましょう。
さらに片面を約3~5分程焼き上げます。


魚の身の厚さ、種類によって焼き上げる時間は異なりますので、こまめに焼き加減を確かめてください。
火の通りが心配な場合は蓋をして蒸し焼きにしましょう。


焼いている途中に魚から出てくる水分は、キッチンペーパーでこまめに拭き取るよう心掛けてください。


グリルで焼き上げるのと比べると多少味は劣りますが、上手に焼き上げやすいフライパンで挑戦してみてはいかがでしょうか。

グリルの場合

自宅でもお店で食べるような本格的な魚の粕漬けを食べたい方には、グリルで焼くのがおすすめです。


グリルの焼き上がりは網焼きに近く、余分な水分を落としながら焼き上げることで魚本来のうま味を引き出すことができます。


網焼きを自宅でできないという方でも、グリルを使うことで手軽に網焼きに近い味わいを楽しむことができるのでおすすめの食べ方です。


まず、アルミホイルをグリルに敷いてください。
アルミホイルはよく揉んだものをグリルに敷くことで網に魚の身がつきにくくすることができ、身崩れを防ぐことができます。


片面を弱火でじっくりと5~6分程軽く焦げ目がつくまで焼きましょう。
さらに片面を同様に軽く焦げ目がつくまで焼いてください。


魚の身の厚さ、種類、グリルの機種によって焼き上げる時間は異なりますのでこまめに焼き加減をチェックすることがポイントです。


グリルは網の後片付けが面倒なのが難点ですが、アルミホイルを使用することで網を汚すことなく焼き上げることができるので是非挑戦してみてください。

オーブントースターの場合

グリルがないご家庭ではオーブントースターで焼くのがおすすめです。


魚の粕漬けを良く揉んだアルミホイルの上に置き、包み込み弱火で7~8分程焼き上げます。
オーブントースターで包み焼きにすることで焦げつくことがないのがメリットです。


表面に焦げ目をつけたい場合は、アルミホイルの上部を開き焼き上げます。


魚の身の厚さ、種類、オーブントースターの機種によって焼き上げる時間は異なりますのでこまめに焼き加減をチェックしましょう。


表面に焦げ目をつけることによって、オーブントースターでもグリルで焼き上げた時のように焼きあげることができるためグリルがないご家庭にもおすすめできます。

冷凍の粕漬けを焼く際のポイント


魚の粕漬けは冷凍保存することができます。
市販で売られているものはもちろん、自宅で作った粕漬けを冷凍保存することも可能です。


赤魚や鮭など安く購入できるタイミングで、多めに購入して粕漬けを作り冷凍保存しておくことで、解凍後に焼くだけで夕飯や、お弁当のおかずになり時短にもなるため作ってみてはいかがでしょうか。


冷凍保存した粕漬けを美味しく焼くためには、きちんと解凍をしてから焼くことが重要です。
適切な解凍方法を知ることで風味を損なわず美味しく焼くことができます。


解凍方法はいくつかありますが、特におすすめしたいのは、『冷蔵庫解凍』または『氷水解凍』です。


『冷蔵庫解凍』は、半日程度チルドルームに入れることで自然に解凍することができます。
解凍に時間は要しますが、風味を損なわず、美味しく焼き上げることができるので、事前に翌日使いたいとわかってる場合は前日のうちに冷蔵庫へ移動しておくと良いでしょう。


次におすすめな解凍方法は『氷水解凍』です。
粕漬けを袋ごと氷水につけておくことで2時間程度で解凍することができます。前日に解凍を忘れてしまったという方でも当日時間に余裕がある場合は、氷水で解凍をしてください。


当日時間に余裕がない方は『流水解凍』が良いでしょう。
粕漬けの袋に流水を当て続けることで20分~40分程で解凍が可能ですが、流水を当て続ける必要があるため、水が勿体ないと感じる方にはおすすめはできません。


他の解凍方法としては『常温解凍』、『電子レンジ解凍』がありますが、魚から水分が出てしまい美味しさが損なわれてしまいます。


粕漬けを解凍する際は『冷蔵庫解凍』または『氷水解凍』、『流水解凍』のいずれかがおすすめです。


解凍後は上述で記載したいずれかの調理器具で焼き上げることで美味しく食べることができます。


冷凍保存した粕漬けを美味しく焼きあげるポイントは、計画的に解凍を行うことが重要となるため、解凍時間に時間が取れない日は翌日以降に解凍するのがよいでしょう。

魚の粕漬けの焼き方を知って美味しく食べよう


本記事では、焼く前に魚を洗う方が良いかどうかの疑問解決と美味しく食べるための焼き方、解凍方法を紹介致しました。


魚の粕漬けは、焼くだけなので簡単と思われがちですが焦げやすいため、酒粕をよく落とすことがポイントです。


調理器具ごとで美味しく焼き上げる方法も異なるため、自身にあった調理器具の焼き方を理解して美味しく召し上がってください。

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