パプリカの離乳食はいつから大丈夫?初期・中期・後期のレシピ集
赤ちゃんの離乳食はいつから始めるのも悩みますがこれは上げていいのか悩みます。その中でもピーマンの仲間であり離乳食向きといわれているのはパプリカです。色も黄色、赤と鮮やかなパプリカですが、その中身の栄養価はとても高くまさしく離乳食向きと言われている食材の一つです。しかし、いつあげたらいいのか悩みますし、どんなレシピがあるかもわからないです。そんな人にいつからあげていいのか、また離乳食の初期・中期・後期それぞれにお勧めするレシピをご紹介します。
目次
赤ちゃんの離乳食としてパプリカは大丈夫?
4ヶ月を過ぎると新米お母さん達もベテランお母さん達も悩むのが我が子の離乳食です。何から食べさせたらいいというアドバイスは多くの育成書に乗っていても、いざ子どもに上げたら食べなかったりと苦労が絶えません。そんないつから始めても大変な離乳食の中で赤ちゃんの栄養を考えて作らないといけないと大変です。そこで今回はある食材を使った離乳食メニューをいくつか教えたいと思います。その前に少し別の紹介をします。
一体何の紹介をするの?と思われますが、そもそも離乳食の時期を把握できていますか?育児書や周りの意見にとらわれすぎてもう始まってもおかしくないのに、となるお母さんも多いはずです。しかし育児書はあくまで本です。資料として扱うものであり、赤ちゃんには赤ちゃんのペースでの離乳食を開始タイミングがあります。それを見失うと離乳食もうまくいかなくなるので、しっかりそのタイミングを見極めてください。
離乳食を開始する時期について知る
先ほど上で伝えた通り、離乳食には初期、中期、後期、完了期とあります。段階をしっかり踏んでしないとこの先の食育にも影響が出ます。それぐらい大事な時期です。そんな離乳食の初期を始めるのはいつからがいいの?と思う方はいると思いますが、初期はまさしく赤ちゃんが欲しがり始めたときが始めるチャンスです。あくまで赤ちゃんが興味を持って味を知ることを始めるのが初期の離乳食の最大のテーマであります。
しばらく1ヶ月ほど続けているとだんだん離乳食という事を赤ちゃんは知る様になるので、そうなると1日に2回食べる2回食へと切り替えます。一番大変なのはこの中期での離乳食の準備です。どろどろな味は卒業しつついるので、少しずつ形があるものを口に入れるようになります。ただ準備は大変ですが使える食材が一気に増え、また素材、食感へのステップアップの時期ともいわれています。この時期は離乳食の中で大事な時期です。
離乳食初期のいつから始めたらいいだろう?いつからでもいいのかしら?という悩みを一気に吹き飛ばしてくれるのが離乳食後期です。この頃には自分の意志が出てくる時期もあり、思う様に食べてくれないと悩むのも多い時期です。しかし、思い詰めずに、子ども目線で考えながら楽しく食事をすることを心がけてください。また中期よりもさらに料理の幅を広げて、大人と同じか近い料理を出していくといいです。
離乳食としてパプリカをいつから使うのか?
離乳食材として使うパプリカの使い方
さてここで離乳食に使うのにおすすめの食材をご紹介します。それは「パプリカ」です。パプリカっていつから使っていいの?と思う方もいますが、いつから使えるかはのちに紹介します。そのパプリカですが、栄養が実はすごく優れている野菜であることをご存知ですか?カロテン、ビタミンCをたくさん含み、抗酸化や美容作用そして疲労回復を持つだけでなくカロテンは油を吸うと吸収がよく、ビタミンCは熱にも強いのです。
離乳食として使うパプリカの下ごしらえや調理法
そんなパプリカを離乳食でうまく使うための下ごしらえを今から教えましょう。初期、中期、後期など時期に合わせて作る必要があります。さっと水洗いをしてパプリカを切り、ヘタと白ワタを取ります。それから沸騰したお湯にくぐらせて冷水にさらし、表面の薄皮を剥き後はそれぞれに合わせて作っていきます。薄皮と白ワタは必ず丁寧に取ってください。薄皮剥けたらまたお湯に入れて柔らかくする。それで下準備は終わりです。
パプリカはアレルギーはないの?
いつから使うのも気になるけど、アレルギーは起きない?と心配なお母さんもいると思います。国が発表するアレルギー食品の中にはありませんが『口腔アレルギー症候群』というアレルギーです。食後に口周りや口の中などが赤く腫れたりする症状があります。即時性は食事中に出ますが遅延性の時もあります。離乳食をあげている時の赤ちゃんの様子を必ず確認しながら何か異変があればすぐに辞めて様子を見てください。
アレルギーは特に親が見極めないと子どもの命の危険につながります。特に幼ければ幼いと自分では判断できません。国の提示しているアレルギー食品にないとはいっても個々それぞれ出る食材は様々です。もしパプリカの離乳食を始めているときに口周りに違和感を感じた際はすぐにやめて様子をみてください。それでも収まらない時はすぐに小児科もしくはアレルギー科へ行くのが無難です。気になる人にはパッチテストもあります。
離乳食初期のパプリカレシピ:5~6ヶ月
さて、ここからパプリカを使った離乳食について紹介していきましょう。パプリカはいつから使えるのがやはり気になる所です。しかし初期は最初に説明した通り、離乳食の始まりであり、赤ちゃんは初めて口に食べ物を入れるという事を知ります。食に対しての興味を持つ時期でまだ歯も少しずつ生えてきたという所です。そんな時期にパプリカのような果肉の強い野菜を使う事はほぼできません。
初期は赤ちゃんが食べることに興味を持つ時期なので、パプリカは使えませんが、玩具として100均などで売っているパプリカの模造品を見せたりするのにはいいです。赤ちゃんにとって視覚は見る物全てが不思議な物であり、興味ひかれるものばかりです。食べれなくても遊びを通じて食材を教えることも一つの食育の一環になりますし、いざパプリカを使う離乳食が出たときに教えてあげると子どもも楽しめます。
離乳食中期のパプリカレシピ:7~8ヶ月
離乳食中期におすすめなパプリカレシピ①パプリカペースト
さて次は離乳食中期に入りました。ここでようやくパプリカを使うレシピをご紹介できます。その中でも中期向けのレシピとして3品ご紹介します。1品目は最初に作っておくと便利な「パプリカペースト」です。元の形を作っておけばいろんな料理に足すことができますし、忙しい時にもお気軽に作ることが出来ます。またペーストがあれば後期でも味付けに使う事が出来るので作るとお得なレシピです。100均にある氷の器はおすすめです。
そんなパプリカペーストの作り方は簡単です。1食分レシピですがパプリカ15gと適量の水だけです。パプリカがあれば出来ます。パプリカはヘタ、ワタ、種を丁寧に取り除いて電子レンジで30秒加熱します。加熱出来たパプリカを冷水ですぐにさらし薄皮を向きます。それをみじん切りにしてすりつぶし、水を加えて滑らかにする。簡単です!そしてそれを氷を固める器に入れておけば冷凍保存も可能です!便利レシピです。
離乳食中期におすすめパプリカレシピ②ベビー麻婆豆腐
次におすすめするのは、離乳食初期の段階で食べ終わっている豆腐を使った離乳食中期パプリカレシピです。その名前も「ベビー麻婆豆腐」です。この時期位になると、大人が食べている物と自分が食べている物の違い大人の食べている物に興味を持つ時期でもあります。その為に出来ればメニューも似たようなメニューを作っていくといいです。嫌がる時もありますがその時は無理に食べさせずに楽しく食べることを優先してください。
*毎日更新・オススメ離乳食レシピ*
— mogcook (@mogcook_2014) January 31, 2018
---お味噌とケチャップで---
🐟
【ベビー麻婆豆腐】
(後期〜/調理時間約6分)
🐟
→モグックの魚は解凍して軽くほぐし、豆腐、パプリカ、ニラは食べやすく… https://t.co/9LqeB1Hc6r
白身魚をひき肉の代わりに使います。軽くほぐして、豆腐、パプリカ、ニラを食べやすく刻んで電子レンジで1分ほど加熱します。野菜スープと野菜を小鍋に入れて少し火をかけて煮ている所に、魚、豆腐を咥えて更に似た後、味付けに味噌、ケチャップで味付けをします。最後に水溶き片栗粉でとろみをつければ、麻婆豆腐のできあがりです。野菜は電子レンジで30秒ぐらいしてから取り出して小鍋にいれると丁度いいです。
離乳食中期におすすめパプリカレシピ③パプリカのポタージュ
★離乳食136日目 夕 110g
— てとら (@rainforest1978) December 20, 2017
6粥 大2
ツナとブロッコリーのポタージュ 大2
パプリカの玉ねぎスープ 大2
ベビーダノン 大1.5
今日は3食とも完食&10時と15時に、おやつにアンパンマンのパンをそれぞれ1/2〜1/3本くらい。
今のところ、量は一食100g以上は増えなさそう。少食なのかな?🙄#クマ太郎離乳食 pic.twitter.com/p6MA1ILl2u
最後に紹介する離乳食中期におすすめパプリカレシピは、パプリカのポタージュです。恐らくペーストを作ってしまえば一番簡単に楽に作れる料理ではないかと思います。また形からはいると嫌がる子もいると思いますので最初はスープ状にした所から始めるのもいいかもしれません。パプリカは一個ではポタージュにはしにくいのでなかなか食べてくれない野菜を合わせたパプリカのポタージュの作り方もいれて次に紹介します。
夜の離乳食
— ikuko (@ikuko_nude) April 10, 2017
きなこ7倍粥、ツナと山東菜の出汁あんかけ、ジャガイモとパプリカのポタージュ風青のりパラパラ、スイカデコポンヨーグルト
汗を大量にかいて喉が渇いてたのか飯なんぞいいからミルク出せー!と文句タラタラ。赤ちゃんってこんなに汗かくのかよってドン引きするくらいシプシプ! pic.twitter.com/hYb8x659O3
パプリカだけではポタージュにしにくいのでジャガイモやほかの野菜を一緒にいれて作るといいでしょう。野菜は2センチ角に切ります。皮があるのはしっかり剥きます。その後、鍋に切った野菜とひたひたの水をいれて火をかけ柔らかくなるまで茹でます。野菜はざるに上げてください、その後コシ器で裏ごしをしたのを再び鍋に戻して牛乳もしくは豆乳を大匙2入れて塩を加えてよく混ぜ、弱火で温めればできあがりです。
離乳食後期のパプリカレシピ:9~10ヶ月
離乳食後期におすすめなパプリカレシピ①ラタトゥイユ
昼の離乳食
— はる@双子1歳 (@f_twins2) April 4, 2018
おにぎり&しらすとかぼちゃの茶巾絞り&ラタトゥイユ&イチゴ
やっとマトモな離乳食作れた。 pic.twitter.com/J38vhvwtsd
ようやくここまで来たらお母さん達の大変だった離乳食づくりも一気に楽になります。離乳食後期になると歯もしっかり生えそろえ、かみかみ期にはいります。この時期になると食事もほぼ大人とほぼ同じ感じで作っていけます。その中で多くのお母さん達に中で大人気のレシピがこちら!「ラタトゥイユ」です。大人と同じ過程で作り、味付けだけ離乳食用に小鍋に移せばいいという事もあり大人気のレシピです。アドバイスをご紹介します。
離乳食、ラタトゥイユが万能すぎる〜〜〜〜〜!!!!
— もえ@育休中可愛い息子とつゆだく (@grassdaymoon) December 13, 2017
トマト🍅
ナス🍆
にんじん🥕
ズッキーニ(絵文字なし)
ピーマン(絵文字なし)
パプリカ赤、黄、オレンジ(絵文字なし)
玉ねぎ(絵文字なし)
が、いっぺんに食べられる!!!!あと全然絵文字ない!!!!!!!!!!!!!
作り方はほぼ大人が食べているラタトゥイユのレシピで大丈夫です。注意すべきはひと口が小さいのとまだ上手に噛み切れない子もいるので煮込み終わった後、離乳食用に小鍋に移した後、キッチンバサミで子どもが食べれる7~8ミリサイズに切ってあげるといいです。もう手づかみからスプーンで食べることを覚え始めているので自分で食べることもできます。味付けもアレルギーがなければ大人と同じでほぼ大丈夫です。
離乳食後期におすすめなパプリカレシピ②パプリカ入り茶碗蒸し
離乳食後期😝カミカミ期🍴😍
— マホガニスタン (@mahoganisutan) January 26, 2017
茶碗蒸し美味しかったみたいで完食😊❤️嬉しい😭😭 pic.twitter.com/o9gnLqQ5kZ
次に紹介する離乳食後期メニューは茶碗蒸しです。茶碗蒸しは素材に玉子を使うので、この時期にはアレルギー反応が出て分かる頃です。その時に玉子アレルギーが出ていた場合は豆乳などで代用しても大丈夫です。茶碗蒸しの場合、子どもは殆ど完食してくれる料理の一つであり、またお野菜も入れやすく、蒸し器がなくても大きなお鍋とお皿で蒸し器を作ればほぼ作れる料理です。
今日はこれ作ってみた。野菜スープの具と刻んだパプリカいれてみたけど気に入ったみたい、やったー(๑✪ω✪๑)
— にくぞう-息子もーすぐ2歳 (@nikuzo555) February 26, 2017
離乳食後期☆簡単レンチン茶碗蒸し by dechikg https://t.co/dPUIuFYNuU #cookpad
また蒸し器がない、ゆっくり作っている余裕がないという方には電子レンジで簡単に作れる方法もあります。耐熱皿にパプリカをはじめとした野菜、水、玉子1/2個(アレルギーの子は豆乳で代用)を入れて混ぜてチンをすれば完成です。レシピ的な時間としては500Wで1分半した後、様子を見て火が通って居なかった場合は10秒ごとに確認していくのが一番おすすめです。必ず加熱しているか確認しながら作ってください。
離乳食後期におすすめパプリカレシピ③彩りレタスチャーハン
お昼のレシピは旬のレタスを使った離乳食後期〜完了期☆彩りレタスチャーハンです。http://t.co/aiGUkpIvBE 材料:ご飯、卵、レタス(葉物野菜)、パプリカ(赤い野菜)、玉ねぎ、ハム、塩
— 旬菜レシピ (@shunsaibot) June 4, 2015
次におすすめする離乳食後期レシピは旬の野菜を使った野菜チャーハンです。画像はレタスですが、旬の野菜であればなんでも大丈夫です。その野菜とパプリカ、玉ねぎ、玉子、ハムと塩、そしてご飯で作った王道的なチャーハンは子どもたちも大好きなメニューです。もちろん大人と一緒につくっても大丈夫です。1歳に近くなると大人と同じ切り口でも食べれるようになるので分ける必要もありません。
離乳食完了期のパプリカレシピもついでに知っておこう
栄養満点のパプリカライス
ここで特別に完了期のパプリカレシピを教えましょう。それはパプリカのみで作ったパプリカライスです。1歳を超えると本格的に野菜、果物など食べ物の名前を理解すると同時に、あれが嫌い、これは好きという食材の好き嫌いが出てきます。それを防ぐ意味もあり、パプリカの場合はその甘味を利用して炊飯器を使ってミキサーでドロドロにしたパプリカと刻んだパプリカを混ぜたご飯を作ると少しは好き嫌いが減るかもしれません。
パプリカは冷凍保存ができる
またパプリカを毎回切る時間がないと思っている方にも朗報です。パプリカは冷凍保存が出来ます。だけどラップに包んでいる時間もないぐらいパプリカが一杯の時におすすめな冷凍保存道具としてシリコン製小分け保存容器です。今や冷凍にも電子レンジにも対応してくれている保存容器が多くあります。そんな容器を使って茹でたパプリカをどんどん冷凍保存してしまいましょう。これで時間の問題も解決します。
赤ちゃんの様子を見ながらパプリカを使った離乳食を進めよう
離乳食は赤ちゃんが次へ成長する上でかならなず通る道です。パプリカは栄養満載であることが分かってもいざ作ったら食べてくれないと落ち込むこともありますが、それは間違いです。食べてくれないのはその時が食べる気分じゃなかった、眠かったのかもしれない、もしかしたお腹が空いていないのかもしれない。等赤ちゃんの状況もあります。食べてくれなかったら駄目だった。と落ち込む前に、しばらく時間を置くことも大事です。
赤ちゃんは人形ではありません。意志のある人間です。たとえ食べてくれなかったなら、今日は違うのを上げようという気持ちで切り替えないとどんどんお母さんは追い詰められます。今日は無理でも明日は食べてくれるかもしれない。そんな気持ちを持ちながらも食べてくれた時は喜んであげてください。お母さんも赤ちゃんも楽しく過ごすのが離乳食の大事な過ごし方です。パプリカを使った離乳食レシピはぜひその一環で使ってください。