2022年02月28日公開
2024年11月19日更新
ソイジョイが体に悪いといわれる理由は?メリットや上手な食べ方も
ソイジョイが体に悪いといわれる理由を解説します。大豆を使ったソイジョイの原料や栄養、体に悪いといわれる理由について詳しく説明!カロリーや糖質、食べることによるメリットも紹介します。上手な食べ方も載せているため、ぜひ参考にしてください。
目次
ソイジョイが体に悪いといわれる理由を徹底調査!
ソイジョイは手軽に食べられる栄養食品で、ダイエット食としても人気のある商品です。栄養が豊富なソイジョイですが、体に悪いといわれることもあります。
なぜソイジョイが体に悪いといわれるのか、その理由を調査して解説します。カロリーや糖質、栄養成分など、基本情報も改めてチェックしましょう。
ソイジョイの基本情報
ソイジョイの原料
種類 | ブルーベリー |
容量 | 1本(30g) |
原料 | 大豆粉(遺伝子組み換えでない)、レーズン、マーガリン、 ブルーベリー加工品、卵、パイナップル加工品、ココナッツ、 難消化性デキストリン、砂糖、ホワイトチョコレート、 イヌリン、脱脂粉乳、食塩、香料 |
ソイジョイにはいろいろな種類がありますが、どの商品も主な原料は大豆粉です。大豆粉の他にはマーガリンや砂糖、フルーツやナッツなどが使われています。
使用されている添加物は香料だけで、あとはすべて食品から作られています。難消化性デキストリンやイヌリンは食物繊維の一種で、添加物ではありません。
ソイジョイのカロリーと栄養成分
エネルギー | 134kcal |
---|---|
タンパク質 | 4g |
脂質 | 7.4g(飽和脂肪酸:3g、トランス脂肪酸:0g) |
コレステロール | 5〜11mg |
炭水化物 | 15.2g(糖質:11.3g、食物繊維:3.9g) |
食塩相当量 | 0.07〜0.17g |
大豆イソフラボン | 18mg |
カリウム | 244.2mg |
リン | 69mg |
ソイジョイブルーベリー味のカロリーは、1本当たり134kcalです。商品によって多少数値は異なりますが、多くても150kcal程度です。
主な原料に大豆を使っているため、一般的なシリアルバーよりタンパク質が多くなります。また、大豆イソフラボンが多いという特徴があり、美容効果も期待できます。
ソイジョイが体に悪いといわれる理由
理由①マーガリンが含まれている
ソイジョイにはマーガリンが多く使われているため、体に悪いといわれることがあります。マーガリンが体に悪い理由は、トランス脂肪酸が多いためです。
しかし、ソイジョイのマーガリンには、トランス脂肪酸はほぼ含まれていません。そのため、ソイジョイを食べても、トランス脂肪酸による悪影響はほとんどないといえます。
理由②イヌリンや難消化性デキストリンが含まれている
ソイジョイには、イヌリンや難消化性デキストリンといった、食物繊維が含まれています。これらの食物繊維は、過剰摂取すると下痢や便秘、腹痛を起こすことがあります。食べるとお腹を壊してしまう人がいるため、体に悪いといわれることもあるようです。
しかし、イヌリンや難消化性デキストリン自体は、体に悪い成分ではありません。腹痛を起こさないためには、胃腸の調子が良いときに適量食べることが大事です。
イヌリンは食物繊維の一種であり、健康を害することは考えにくいでしょう。ただし、サプリメントなどで過剰摂取をすると、腹痛や下痢、下痢によるミネラル欠乏症を引き起こす恐れがあるため注意が必要です。
理由③アレルギー成分が含まれている
ソイジョイには大豆が使われており、大豆アレルギーがある人はアレルギー反応を起こしてしまいます。大豆の他にも、ナッツや卵、乳製品などのアレルギー特定原材料が含まれています。
これらの食材にアレルギーがある人は、体に悪い影響を与えることがあるでしょう。万一アレルギー反応のような症状があった場合は、それ以上食べるのはやめましょう。
ソイジョイを食べることのメリット
メリット①便秘解消効果が期待できる
ソイジョイには食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消に役立ちます。水溶性食物繊維の一種であるイヌリンは、腸内細菌のエサになりやすい成分です。イヌリンは悪玉菌のエサにはならず、善玉菌にのみ作用してくれます。
その結果、腸内環境が整い、お通じも良くなるのです。また、同じく水溶性食物繊維である、難消化性デキストリンも便秘解消に効果的です。
メリット②糖質が低く血糖値が上がりにくい
一般的なお菓子は小麦粉が使わていることが多く、糖質量も高くなりがちです。しかし、ソイジョイの主原料である大豆は、糖質が低いことで知られている食材です。その大豆を使ったソイジョイも、一般的なお菓子に比べて糖質が低くなります。
糖質が低いソイジョイは、空腹時に食べても血糖値が急上昇しません。血糖値の急上昇が抑えられると、体に脂肪が溜まりにくくなります。ダイエットに効果があるだけでなく、成人病などの予防にも効果的です。
メリット③タンパク質が豊富で腹持ちが良い
ソイジョイが他のお菓子と大きく異なる点は、タンパク質が豊富なところです。タンパク質には動物性と植物性の2種類がありますが、ソイジョイには植物性のタンパク質が豊富です。
植物性のタンパク質は食事で摂ることが難しいですが、ソイジョイを食べることで手軽に補給できます。ダイエットをしていると筋肉量が落ちることがありますが、筋肉が落ちると代謝が悪くなります。
代謝が悪くなると太りやすくなるため、筋力の低下はダイエットに逆効果です。しかし、タンパク質が豊富なソイジョイを食べることで、筋力を落とさずダイエットすることができます。また、タンパク質が多いと腹持ちも良くなり、食べ過ぎを防ぐことができます。
メリット④カロリー調整しやすい
ソイジョイは1本当たり120kcal程度で、おにぎり1個分よりも低カロリーです。この程度のカロリーであれば、他の食事で十分調整がききます。120kcalを他の食事で減らしたいときは、白いご飯の量を少し減らすだけでOKです。
ソイジョイの上手な食べ方
食べ方①水分を摂りながら食べる
ソイジョイを食べるときのポイントは、水分も一緒に摂るようにすることです。ソイジョイには食物繊維が多く、食物繊維が腸の水分を吸ってしまいます。
そのため、水分をしっかり摂らないと、便秘になる可能性が高くなります。ジュースなどを飲むと糖分の摂り過ぎになるため、水やノンカフェインのお茶を一緒に飲むようにしましょう。
食べ方②適量を食べる
ソイジョイは食べ過ぎると、食物繊維の過剰摂取により下痢や腹痛が起こることがあります。間食として食べるときは、食物繊維の摂り過ぎに気をつけましょう。
ただし、食事の代わりとして食べるときは、ソイジョイだけでは食物繊維が足りません。足りない分の食物繊維は、他の食材で補ってください。
また、いくら糖質が低いとはいえ、食べ過ぎれば糖質の摂取量も増えてしまいます。糖質を摂り過ぎると太りやすくなるだけでなく、糖尿病などの原因にもなります。1日に1〜2本を目安として、適量を食べるようにしましょう。
ソイジョイは体に悪いだけではなくメリットも多い
ソイジョイが体に悪いといわれる理由は、マーガリンや難消化性デキストリンなどによるものです。難消化性デキストリンやイヌリンは摂り過ぎると腹痛などを起こしますが、基本的には体に良い成分です。
ソイジョイは適量を守って食べることで、ダイエットや健康に役立ちます。本記事で紹介した食べ方を参考に、間食や食事に上手に取り入れましょう。