ラカントには危険性がある?理由とメリットまで徹底紹介!

ラカントに発がん物質などの危険性があるのかを調査しました。身体への影響や危険性のある食べ方を徹底調査。なぜ砂糖と違って糖質制限におすすめなのか、甘味料の成分を元にメリットも解説します。ラカントSをはじめとしたおすすめ商品もまとめました。

ラカントには危険性がある?理由とメリットまで徹底紹介!のイメージ

目次

  1. 1ラカントの危険性について調査!
  2. 2ラカントの詳細とメリット
  3. 3ラカントに危険性があるといわれる理由
  4. 4ラカントのおすすめ製品
  5. 5ラカントの危険性を考慮して摂取のしすぎには注意しよう!

ラカントの危険性について調査!

顆粒状のラカント

ラカントSやパルスイートといった、砂糖の代わりに使える甘味料が人気です。糖質やカロリーを抑えることができ、糖質制限中やダイエット中でも食べられるとして、注目を浴びています。しかしネット上では、危険性があるのではないかといった不安の声も見られます。

はたして、ラカントは危険な甘味料なのでしょうか?この記事では、危険性があるといわれる理由や、身体への影響を調査しました。

ラカントの詳細とメリット

人工甘味料の一つ

顆粒状のラカント

ラカントは、砂糖や黒糖のように原材料を煮詰めて作ったものではなく、甘味エキスをもとに作られた人工甘味料です。人工甘味料といっても、化学物質が使われているわけではありません。羅漢果という実から取れる高純度エキスと、トウモロコシの発酵で作られる天然甘味成分のエリスリトールという成分からできている、自然派の甘味料なのです。

ラカントの原料

ラカントの原料である羅漢果

ラカントの主成分はエリスリトールであり、99.2%を占めています。しかし、エリスリトールだけでは甘さは砂糖の約7割程度で、甘さをあまり感じません。そこで、もう一つの甘味成分として、羅漢果から抽出された高純度エキスを使用しています。

羅漢果は、中国の桂林にのみ自生するウリ科の植物であり、昔から漢方として使われていました。煮出して作る通常のエキスは、砂糖の50倍の甘さでカロリーのある糖です。ラカントで使われる高純度エキスは、そこから更に絞って抽出されたものです羅漢果の実から1%しか採れない貴重なエキスであり、砂糖の約300倍もの甘さがあります。

Thumb羅漢果(ラカンカ)とは?天然甘味料だが危険な果実の成分や効能! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

ラカントが購入できる場所

ラカントを扱っているスーパーのイメージ

人気商品のラカントSは、スーパーやドラッグストア、楽天やAmazonなどの通販で購入することができます。スーパーやドラッグストアでは、砂糖やパルスイートなどの甘味調味料コーナーにありますので、探してみてください。店舗などによっては欠品していることもあるので、チェックしておきましょう。また、公式通販サイトでも購入できます。

自然派のSARAYA公式通販

糖質制限におすすめされている

顆粒状のラカント

ラカントは血糖値に影響がなく、カロリーゼロであることから、糖質制限におすすめされています。なぜ甘いのにカロリーゼロなのでしょうか?理由は、ラカントの原料であるエリスリトールという糖質にあります。人間の身体にはエリスリトールを分解する酵素がないため、吸収されても代謝されず、尿と一緒に排出されるのです。

そのため、甘いのにカロリーゼロで、血糖値にも影響がありません。また、もう一つの原料である羅漢果も食後の血糖値上昇を抑制したり、抗糖尿病作用が発見されており、糖尿病への効果が期待されています。ラカントSを食べた後血糖値が上がらなかったという検証もあり、糖尿病患者にも有効であると考察されています。

本試験において対象とした被験者 12名の空腹時血糖値150mg/dl、HbAlc 6.8%という軽症糖尿病においてもラカントSは血糖値およびインスリン値に影響しなかった。この結果からラカントSは糖尿病息者における砂糖代替甘味料として有用であることが考えられる。

砂糖と同じ甘さで料理に使いやすい

ラカントと比較される砂糖

ラカントは砂糖と同じ甘さになるよう調整されているため、砂糖の代わりに使う時、重量の換算が不要です。また、加熱しても品質に問題ありません。飲み物に入れたり、料理やお菓子作りなどに使う際、そのまま砂糖の分量と同じ量で使うことができます。

羅漢果エキスの甘味は砂糖の300倍ありますが、量を抑えることで、後味などの性質も砂糖に似るよう工夫されています。そのため、そのまま置き換えても、味に違和感なく使うことができます。

ラカントに危険性があるといわれる理由

発がん性がある?

顆粒状のラカント

ラカントには危険性があるのではないかといわれる要因は、人工甘味料には発がん性物質が含まれている可能性があることを危険視されているためです。1970年代にアメリカの実験で、人工甘味料に発がん性があると報告されたことがありました。これを機に、人工甘味料は体に悪いイメージが広がったといいます。

しかし、ラカントに含まれる羅漢果のエキスやエリスリトールについては、発がん性を指摘した文献や実験などはありません。製造過程で厳しく品質管理しており、農薬の残留や重金属の検出はなく危険性はないと公式サイトでも、説明されています。

また、羅漢果が育てられている桂林地区は、大気汚染とは無縁の土地です。現地で栽培した新鮮な羅漢果を現地の工場で加工しており、厳しい品質チェックもされています。

ラカントSは、契約栽培という厳しい管理のもと作られた「羅漢果」を使用し、日本国内の自社工場にて徹底した品質管理のもと製造されています。
その「羅漢果」から、高純度に精製・抽出した「ラカンカエキス」と、最終製品「ラカントS」には、残留農薬、重金属は検出されていないとの結果が、国内の外部機関によって確認されています。

エリスリトールの影響

ラカントの原料である羅漢果

ラカントの主成分であるエリスリトールには、身体への影響はあるのでしょうか?エリスリトール自体は、もともとトウモロコシの「でん粉」から作られるブドウ糖を酵母により発酵させて作られた糖質です。ワインや日本酒、ビールなどにも含まれるほか、きのこ、すいかなどの自然の農作物にも含まれます。

さらには、人、動物の体組織や体液にも含まれていることがわかっています。このことから、エリスリトール自体は他の食品や飲料からも自然と身体に入っているものであり、自然に存在する成分です。そのため、体内に入っても、危険性はありません。

Thumbエリスリトールとはどんな甘味料?副作用や危険性は?害の有無を調査 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

インスリンの分泌が減る

シロップ状のラカントのイメージ

ラカントSやのラカントシリーズの商品自体に危険性はありませんが、長期に渡って常用し続けることによって、インスリンの分泌量が減る危険性が考えられます。ラカントやパルスイートのようなカロリーゼロの甘味料であっても、甘味を摂取すると、血糖値を下げるためのインスリンが分泌されます。

しかし、甘味を摂取したにも関わらず血糖値が上がっていないため、身体の機能が混乱してしまうのです。この状態が長期間続くと、インスリンの分泌機能が低下し、糖尿病になるおそれがあります。

また、常用していると甘味に身体が慣れてしまい、満足度が低下してしまう可能性があります。その結果、お菓子など甘いものの食べ過ぎを招き、肥満や糖尿病になるリスクもあるのです。

ラカントの過剰摂取は危険

顆粒状のラカント

ラカントの過剰摂取も身体に影響があるため、気をつける必要があります。エリスリトールは、ほとんどが胃ではなく小腸で吸収されるため、胃に負担をかけずお腹に優しいといわれます。しかし摂取量が多いと、小腸で全て吸収できずに大腸へ以降してしまうこともあるようです。

その結果、体調や体質によっては一時的に下痢を引き起こすことがあります。このような影響を出さない量として、1日あたりの摂取限度量は40g、1回の摂取量は0.66g~0.8gとされています。限度量を超えて摂取しすぎないよう気をつけましょう。

妊娠中や子どもでも食べられる?

顆粒状のラカント

エリスリトールは、自然由来の成分であり、厚生労働省の基準をクリアしている甘味です。そのため、妊娠中の女性や子どもが食べても問題ありません。ラカントに使われるエリスリトールは、さまざまな試験を経て安全性を証明していると、サラヤの公式サイトで説明されています。


ただし、妊娠中の女性はホルモンバランスの変化などにより、普段食べているものや問題ない成分でも体調に影響が出る場合があります。また、アレルギー性試験での安全性を証明しているものの、アナフィラキシーを起こす可能性もゼロではありません。乳幼児に食べさせるのは控えた方が良いでしょう。心配な場合は、医師に相談してみてください。

「ラカント」の主成分である「エリスリトール」は、単回経口投与、反復経口投与、生殖毒性、変異原性・抗原性試験(アレルギー性試験)、および代謝試験などが実施されており、安全性は証明されておりますのでご安心ください。
ただし、妊娠中は普段口にされている食品でも体調を崩される方もいらっしゃることから、心配な方はご利用時には担当の医師にご相談されることをおすすめします。

ラカントのおすすめ製品

ラカントS シロップ

シロップ状のラカントのイメージ

ラカントの主力商品であるラカントSには、顆粒タイプとシロップタイプがあります。ラカントSロップは溶けやすいので、特に冷たい飲み物やデザートに使うのがおすすめです。もちろん、顆粒タイプと同じように料理やお菓子作りに使うこともできます。

ただし、砂糖のように煮詰めてカラメル化はできないので、注意しましょう。ラカントSシロップは、公式通販のほか、スーパーやドラッグストアなどでも購入できます。

ラカント ジャム

ラカントを使ったジャムのイメージ

ラカントを使うことで、砂糖を使ったジャムよりカロリーを1/2もカットしたジャムです。さらに、大さじ1杯でレタス1.5個分の食物繊維を摂取することができます。甘味をしっかり感じるので、食べた後の満足感も高いです。

ジャムはイチゴ、カシス、オレンジ、ブルーベリーの4種類あり、公式通販限定商品となっています。公式通販をチェックしてみてください。

ラカントカロリーゼロのど飴

ラカントが使われる飴のイメージ

ラカントカロリーゼロのど飴は、カロリー制限や糖質制限中に小腹が空いた時、ちょっとしたおやつにおすすめです。シュガーレスの飴はあってもカロリーゼロの飴はなかったことから、ラカントを愛用する人々の声から生まれました。

エリスリトールに高純度羅漢果エキス、カロリーゼロの食物繊維を加えており、美味しい甘さはそのまま、カロリーを気にせず食べられます。スーパーやドラッグストアで購入可能です。

ラカント 低糖質カフェインレスカフェオレ

ラカントが使われるカフェオレのイメージ

ラカントの低糖質カフェインレスカフェオレは、糖質を抑えながら、スッキリした甘さとミルク感を楽しめるカフェオレです。ラカントに使われる甘味料を主成分とすることで、1本3.7gと低糖質を実現しています。さらに、女性の意見を取り入れており、カフェインレスで葉酸や鉄分も摂取することができます。妊娠中の女性でも安心です。

低糖質カフェインレスカフェオレは、ドラッグストアやスーパー、ベビー用品店などで購入可能です。

ラカント すき焼のたれ

ラカントが使われるすき焼きのたれのイメージ

ラカントのすき焼きのたれは、砂糖使用のすき焼きのたれより、カロリーを50%カットしたたれです。知らずに糖質を摂取してしまうすき焼きですが、ラカントのたれを使うことで、ヘルシーに楽しめます。味については、ミシュランの星を獲得している一流のシェフが監修しており、上品な味わいです。

すき焼きにはもちろん、煮物などにも使うことができます。スーパーの調味料売り場で購入可能です。

ラカントの危険性を考慮して摂取のしすぎには注意しよう!

顆粒状のラカント

ラカントは、自然由来の成分でできた人工甘味料です。砂糖と同じ甘味なのに、カロリーゼロで血糖値にも影響がないため、糖尿病の人でも使える甘味料として注目が集まっています。成分自体に危険性はなくても、長期の摂取や過剰摂取で身体に悪影響が出る場合もありますので、摂取し過ぎないように使いましょう。

ThumbラカントSで糖質制限できる?妊婦や子供には危険な甘味料? | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb人工甘味料を料理に使う安全性と危険性とは?種類一覧から詳しく解説! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」
Thumb人工甘味料は太る?カロリーゼロなのに太る理由!種類による違いも解説 | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ