おすすめの製菓用チョコレートを紹介!選び方のポイントや活用レシピも

製菓用チョコレートのおすすめ商品を紹介します。また製菓用チョコレートの種類や、選び方のポイントも解説。チョコレートを使用した、簡単に作れるレシピもまとめているので、お菓子作りの参考にしてみてください。

おすすめの製菓用チョコレートを紹介!選び方のポイントや活用レシピものイメージ

目次

  1. 1製菓用チョコレートの人気商品や活用レシピを知りたい!
  2. 2製菓用チョコレートの種類
  3. 3製菓用チョコレートの選び方のポイント
  4. 4おすすめの製菓用チョコレート
  5. 5製菓用チョコレートの活用レシピ
  6. 6製菓用チョコレートの味わいを手作りスイーツに活用しよう!

製菓用チョコレートの人気商品や活用レシピを知りたい!

製菓用チョコレートは、クーベルチュールチョコレートとも呼ばれています。溶かしやすくて扱いやすいチョコレートで、コーティングやチョコレート細工などで使われることも多いチョコレートです。

この記事ではチョコレートのお菓子作りに欠かせない、製菓用チョコレートの紹介をしていきます。製菓用チョコレートの種類や選び方をまとめているので、お菓子作りの参考になるはずです。また、おすすめ商品と簡単なレシピも紹介しているので、美味しい製菓用チョコレートを味わってみてください。

製菓用チョコレートの種類

種類①スイートチョコレート

スイートチョコレートとは、ブラックチョコレートのことです。カカオをダイレクトに感じられ、大人な味わいのお菓子作りにぴったりです。一般的にはカカオ分50%前後のものを指し、カカオバターとカカオマス、糖分で構成されています。

チョコレートらしい苦みを味わいたいときに使用するのに適している種類のチョコレートです。色は濃いこげ茶色で、味も見た目も手作りスイーツのアクセントになります。

種類②ミルクチョコレート

ミルクが入ることで、スイートチョコレートよりもまろやかな味わいのチョコレートです。スイートチョコレートに比べてカカオ分が少なくなり、クリーミーさを感じられます。

子どもも一緒に食べるお菓子を作る場合は、スイートチョコレートよりもミルクチョコレートの方がおすすめです。苦いチョコレートが苦手な方もいるので、相手の好みがわからないときには、ミルクチョコレートを選ぶと良いでしょう。

種類③ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレートはカカオマスを使用しないため、色が白くなっています。ミルクチョコレートよりもさらに甘さを強く感じられます。ミルキーでまろやかな味わいが特徴です。一般的なチョコレートに比べてカロリーはやや高めなので、食べ過ぎには注意が必要です。

苦みはなく、フルーツや抹茶などと一緒に使用する製菓用チョコレートとして適しています。フルーツの味を引き立たせてくれるような、甘い味わいのチョコレートです。国によって、ココアバターの量の基準は異なります。選ぶ際は、ホワイトチョコレートの中のカカオバターの量に注目してみましょう。

製菓用チョコレートの選び方のポイント

ポイント①「カカオ分」で選ぶ

カカオバターとカカオマスのことをカカオ分といい、特にカカオマスは苦みや風味に影響します。チョコレートの苦みの度合いは、選び方のポイントのひとつです。カカオマスが多いほど、苦みや香りが強いです。ブラックチョコレートやビターチョコレートは、カカオマスが多く含まれています。

カカオバターはなめらかな口どけが特徴です。スイートチョコレートやミルクチョコレートにも含まれていますが、カカオマスを使わないホワイトチョコレートで特に特徴を感じやすいです。チョコレートらしい味わいはなく、香りもほとんどありません。

ポイント②作るスイーツとの相性で選ぶ

濃厚なチョコレート菓子をおいしく作るための選び方のポイントは、カカオ分です。カカオの苦みを活かしたスイーツを作るときには、スイートの製菓用チョコレートがおすすめです。しっかりとチョコレートを味わえて、焼き菓子にしても味や香りが贅沢に感じられます。

生チョコのような、チョコレートをダイレクトに味わうスイーツで使用する製菓用チョコレートの選び方は、まろやかさです。生チョコでは、ミルクの製菓用チョコレートがおすすめです。ミルクチョコレートはクセが少なく、優しい味わいのスイーツになります。

いちごや抹茶などのフレーバーチョコレートにする場合の選び方は、甘みのバランスです。カカオマスの入っていないホワイトチョコレートはどんなフレーバーとも相性が良いです。フルーツの酸味や甘さを引き立たせるような、甘くてなめらかな口どけのチョコレートになっています。ミルクチョコレートも、フルーツとマッチしやすいです。

また、メーカーによってはいちごの製菓用チョコレートなど、種類豊富なフレーバーを揃えているところもあります。自分で凝った味付けをしなくても、おいしいスイーツを作ることのできる優れものです。生チョコやガナッシュ、コーティング用としてもぴったりの製菓用チョコレートです。

おすすめの製菓用チョコレート

大東カカオ スペリオール エクアトゥール

大東カカオのチョコレートは国内で一貫製造しているため、信頼できる品質と作りたての新鮮で贅沢なチョコレートを味わえます。エクアトゥールはカカオ分70%で、ビターな味わいの製菓用チョコレートです。香料をいっさい使わず、力強いピュアなアロマが特徴です。1kgの大容量で、たくさんのお菓子を作るときに重宝します。

ヴァローナ社 グアナラ

ヴァローナ社の製菓用チョコレートは、世界中のパティシエからも人気があります。ブラックチョコレートの中でも最高級レベルで、深い苦味と力強い香りが特徴です。カカオ分は70%で、チョコレートの力強さを感じられます。

溶けにくい中心部をくぼませて薄くすることで、より早く均一に溶かすことができます。作業性を重視した形も、選び方のポイントのひとつです。削る必要がないので劣化や匂い移りの心配がなく、おいしいチョコレートを維持できます。

ヴァローナ社では、カカオ分の異なるチョコレートが数多く揃っています。製菓用チョコレートにこだわりたい方にぴったりな、選択肢が豊富なブランドです。

ベリーズ EXダークチョコレート62%

ベリーズの製菓用チョコレートは香りやカカオの風味のバランスが良く、さらに溶けやすくて作業性にも優れています。製菓用チョコレートとしても、そのまま食べるにもちょうど良いチョコレートです。カカオ分62%のチョコレートは日本人好みの苦味とカカオ感で、クセがほとんどありません。

他のチョコレートとの相性も良く、お菓子作りに最適です。ガーナ産のカカオ豆を使用していて、マイルドな風味を感じられます。また、天然バニラを使用して、カカオ本来の風味を引き立てています。

高品質で大容量ながらも、低価格で手に入るコストパフォーマンスの良さも魅力です。たくさんの製菓用チョコレートを使ってお菓子を作る場合は、選び方の基準として価格も大事になります。よりたくさんの量を必要とする場合は、ベリーズの製菓用チョコレートがおすすめです。

ペック社 アメールオール66%

ペック社では厳選したカカオ豆を使用し、最高級の製菓用チョコレートを製造しています。アメールオールは、板状の製菓用チョコレートです。カカオ分66%のスイートチョコレートで、上品な味わいと香りが特徴です。他の素材の味を打ち消さない穏やかな味わいで、どんな素材とも相性が良く使いやすさがあります。

カカオバリー ピストールラクテ38%

カカオバリーは、世界最大のチョコレートメーカーであるバリーカレボーグループのブランドです。カカオの香りが強く、深みがあるのが特徴となっています。38%のカカオ分と23%の乳成分で、甘くクリーミーさもあります。バナナやシナモン、トリュフなどいろいろな素材との相性が良く、使い勝手も抜群です。

KAOKA ミコロ32%

KAOKA社はオーガニックチョコレートの会社で、有機JASの認定を受けています。フェアトレードも行い、良質なカカオ豆の産出しているのが特徴です。ミコロ32%の製菓用チョコレートは、穏やかなコクとミルクの香りがポイントのミルクチョコレートです。ガナッシュや焼き菓子、コーティング用として幅広い用途に適しています。

ペック社 ショコライボワール

ショコライボワールは、カカオ分が31%のホワイトチョコレートです。フランスのヴァンデ地方の全脂乳を使用し、なめらかでコクのある製菓用チョコレートになっています。1度食べたらハマること間違いなしの味わいです。ガナッシュや、シャンティ・ショコラとしての使用がおすすめです。

カレボー ゴールド

キャラメル味の製菓用チョコレートは、カレボーのゴールドがおすすめです。焦がし砂糖と焦がしミルクを使用して、コクのあるリッチな風味を感じられます。粒状になっているので、刻むことなく簡単に溶かすことができます。

明治 彩味いちご

人気のお菓子をたくさん揃えている明治の製菓用チョコレートには、色鮮やかないちごのフレーバーがあります。チョコレートの生地を作る最初の工程でいちごを練りこんでいるので、新鮮ないちごの風味を感じることができます。

小粒のキューブ状で、そのまま食べるのもおすすめです。濃厚でなめらかな口どけが特徴の、おいしい製菓用チョコレートです。

製菓用チョコレートの活用レシピ

チョコレートマフィン

【材料】

  • 無塩バター 50g
  • 卵 1個
  • グラニュー糖 65g
  • 牛乳 100ml
  • 薄力粉 130g
  • ベーキングパウダー 6g
  • ココア 10g
  • アーモンドプードル 20g
  • チョコレート 50g
  • トッピング用チョコ 20g

【作り方】
  1. チョコレートをあらかじめ刻んでおきます。
  2. ボウルに入れたバターを混ぜ、グラニュー糖を加えてさらに混ぜます。
  3. 別のボウルに卵を割り、混ぜます。
  4. 混ぜた卵をバターに少しずつ加えながら混ぜ、牛乳も入れてさらに混ぜます。
  5. 薄力粉とココア、ベーキングパウダー、アーモンドプードルをふるいにかけながら4のボウルに入れて混ぜます。
  6. 刻んだチョコレートを加えて混ぜます。
  7. カップに生地を流し入れ、トッピング用チョコをのせます。
  8. 180度に予熱したオーブンで25分焼きます。

生地とトッピングにチョコレートをたっぷりと使った、チョコレートマフィンのレシピです。ブラックチョコレートやミルクチョコレートなど、種類を変えて作ってみるのもおすすめです。とても簡単に作れるレシピなので、プレゼント用としてたくさん作りやすくなっています。

生チョコクッキー

【材料】
<生チョコ>

  • 製菓用チョコレート(スイート) 300g
  • 生クリーム 200g
  • 牛乳 50g
  • 無塩バター 20g
<チョコレートクッキー>
  • 無塩バター 120g
  • 粉砂糖 60g
  • 製菓用チョコレート(スイート) 50g
  • 卵黄 1個
  • 薄力粉 210g
  • アーモンドプードル 30g
  • ココアパウダー 10g

【作り方】
  1. はじめに生チョコを作ります。製菓用チョコレートを刻みます。
  2. 鍋に生クリームと牛乳を入れて中火で沸騰させます。
  3. 1に生クリームを加えて、なめらかになるまで溶かします。
  4. 室温の無塩バターを加えて混ぜます。
  5. バットに紙を敷き、生チョコを流して平らにならし、冷蔵庫で一晩冷やします。
  6. 次に、チョコレートクッキーを作ります。 製菓用チョコレート(スイート)を湯煎で溶かします。
  7. 室温の無塩バターを柔らかくなるまで練ります。
  8. 7に粉砂糖を加え混ぜ、6と卵黄を加えてその都度混ぜます。
  9. 薄力粉とアーモンドプードル、ココアパウダーをふるって加え、切るように混ぜます。
  10. 生地を半分ずつにしてラップに包み、5ミリの厚さに伸ばし、冷蔵庫で1~2時間冷やします。
  11. 冷えたクッキー生地を5cm×5cmの大きさに切り分け、180℃に予熱したオーブンで11~14分焼きます。
  12. お湯で温めたナイフの水気をふき取り、生チョコを5cm×5cmの大きさに切り分けます。
  13. 生チョコをチョコレートクッキーに挟んで、完成です。

製菓用チョコレートをたっぷりと使用した、チョコレートを贅沢に味わえるレシピです。クッキーをバニラクッキーにしたり、生チョコをミルクやホワイトの製菓用チョコレートに変更しても美味しく作ることができます。チョコレート好きの方は、生チョコを分厚くすることでチョコレート感をアップさせましょう。

簡単に作れる紅茶の生チョコレート

紅茶の茶葉を使用した、大人な味わいの生チョコレートの作り方です。カカオ分の高い製菓用チョコレートを使うことで、風味の豊かな生チョコレートができます。火を使うのは一度だけで、あとはレンチンで作ることができます。普通の生チョコレートとは違った上品な味わいで、プレゼントにもぴったりです。

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チョコマカロン

マカロンは作り方が難しいイメージがありますが、このレシピなら簡単においしいマカロンが作れます。マカロナージュや乾燥が不要で、チョコレートをたっぷりと味わえるマカロンが完成します。メレンゲをしっかり泡立てたり材料を混ぜすぎないようにするなど、ポイントをしっかりとおさえることでマカロン作りを成功させましょう。

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おからの濃厚チョコケーキ

糖質量が少なく、栄養素たっぷりなおからを使ったレシピです。耐熱ガラスを使用して、レンジで作ることができるのでとても簡単です。製菓用チョコレートは、カカオ分が高いものを使うと良いでしょう。ラム酒を使って、本格チョコレートケーキを作ることができます。糖質制限していても安心な、濃厚チョコレートケーキを味わってみましょう。

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製菓用チョコレートの味わいを手作りスイーツに活用しよう!

製菓用チョコレートの選び方次第で、スイーツのおいしさが決まります。濃厚なものやまろやかで優しい口当たりのものなど、種類によって異なる味わいを楽しめます。いろいろな種類のチョコレートを贅沢に味わってみてください。選び方のポイントに注目して、おいしい製菓用チョコレートでスイーツを手作りしましょう。

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