2019年01月22日公開
2024年08月29日更新
クーベルチュールチョコレートとは?そのままでも食べられる種類も紹介!
クーベルチュールチョコレートとはどのようなチョコレートなのかを知っていますか?名前を聞いたことがある方は多いかと思いますが、詳しくどのような物なのかを知っているという方は少ないかもしれません。今回の記事では、健康にも良いというクーベルチュールチョコレートの人気のおすすめ商品の種類、選び方や使い方、保管方法などについても紹介していきます。そのまま食べても美味しいクーベルチュールチョコレートの美容効果や、健康効果についても紹介していきますので是非チェックしてみてください。
目次
クーベルチュールチョコレートについて調査!
クーベルチュールチョコレートはよくその名を聞きますが、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか?今回の記事では、そのクーベルチュールチョコレートは一体どのようなものなのかに加え、良い状態で保管しておくための保管方法や美容、健康への効果、人気商品や選び方などについて詳しく紹介していきます。
お菓子用のチョコレート
クーベルチュールとはどのようなチョコレートで、普段私達が食べているチョコレートとはどこが違うのでしょうか?クーベルチュールチョコレートとはお菓子用のチョコレートの事になります。原料の基準が厳しく定められており、この厳しい国際基準をクリアしないとクーベルチュールチョコレートとは認められないそうです。カカオバターが多く含まれていますので、カカオの味を存分に楽しむことが出来るチョコレートです。
しかし、お菓子用のチョコレートでありながら、クーベルチュールチョコレートの中にはそのまま食べて楽しむことが出来る種類もあるようです。これについては後程詳しく紹介していきますので、是非チェックしてみてください。また、「クーベルチュール」というのはフランス語でカバーという意味があるそうです。
普通のチョコレートとの違い
それでは、普通のチョコレートとクーベルチュールチョコレートは一体どこが違うのかを詳しく見ていきましょう。クーベルチュールチョコレートには基準があると書きましたが、チョコレートにもカカオ分の基準があります。しかし、それは割合などが決まっているだけでクーベルチュールチョコレートほど厳しい基準ではありません。
一方、クーベルチュールチョコレートはカカオの割合だけではなく、カカオバター以外に使用してよい油の量も決まっています。ですので、お菓子に使用した際には滑らかにチョコレートが溶けて、製菓作業もスムーズに進むのだそうです。
クーベルチュールチョコレートの特徴
そんなクーベルチュールチョコレートの特徴とは一体どのようなものなのでしょうか?まず用途についてみてみましょう。先ほど、クーベルチュールには「カバー」という意味があると紹介しましたが、その名の通りトリュフをコーティングしたり、洋酒チョコのコーティングの際のチョコレートとして使用されるのだそうです。食べると滑らかな舌触りを楽しむことが出来、カカオの味と香りをストレートに楽しむことが出来ます。
滑らかな舌触りを楽しむことが出来るクーベルチュールチョコレートは、デリケートなので保管方法も大切になってきます。クーベルチュールチョコレートの上手な保管方法については後程紹介していきますので、是非チェックしてみて下さい。
クーベルチュールチョコレートの使い方
それでは、続いてクーベルチュールチョコレートの使い方についてチェックしてみましょう。お菓子作りに使用されるというクーベルチュールチョコレートですが、どのようなお菓子でどのような使い方がなされているのか、板チョコで代用するという使い方ができるのかなどについてみていきましょう。
ケーキなどお菓子に混ぜる
まず、クーベルチュールチョコレートはケーキなどのお菓子に混ぜるという使い方があります。チョコをお菓子作りで使用する際、困ってしまうのはチョコレートが分離してしまう状況です。
チョコレートにクーベルチュールチョコレートを混ぜるという使い方をすることで、分離しにくくなるのだそうです。分離せずに上手にチョコレートを使用したお菓子を作りたい場合に、クーベルチュールチョコレートを使用するという使い方が効果的です。
お菓子のコーティングに使う
また、クーベルチュールチョコレートはお菓子のコーティングという使い方もされます。さきほど少し紹介しましたが、クーベルチュールにはカバーという意味があります。クーベルチュールチョコレートは流動性が高いチョコになっていますので、お菓子のコーティングにするという使い方がぴったりとなっています。カカオバターの割合も高いため、滑らかな舌触りを楽しむことが出来るというメリットもあります。
普通の板チョコで代用できる?
クーベルチュールチョコレートはお菓子に混ぜるという使い方や、コーティングにしたりという使い方が出来るのですが、少々手に入りづらく値段も少しお高くなっています。クーベルチュールチョコレートは普通の板チョコで代用することはできるのでしょうか?ここで少しクーベルチュールチョコレートについて補足しますと、クーベルチュールチョコレートは製菓用のプロ仕様ともいえるチョコレートになっています。
高級感のある仕上がりに仕上げることが出来る一方、温度調節が難しいという難点がありマーブル上のムラもできやすくなってしまいます。その一方、普通の板チョコですと一度溶けてから固めてもムラになりにくく、お菓子作りがあまり慣れていない方にもおすすめです。味はやはりクーベルチュールチョコレートには劣りますが、代用としての使い方も十分できます。
クーベルチュールチョコレートのそのまま食べられる人気種類
国産ブランドのチョコレート「大東カカオ スペリオール エクアトゥール カカオ分70%」
使い方に続いては、ここからはクーベルチュールチョコレートのそのまま食べられる人気種類についてチェックしましょう。まず最初に紹介するそのままで美味しい人気種類は、「大東カカオ スペリオール エクアトゥール カカオ分70%」です。こちらは「大東カカオ」というメーカーから発売されており、国産ブランドのクーベルチュールチョコレートとなっています。香料などを使用しない、ピュアな美味しさを楽しむことが出来ます。
上品なカカオの味わいを楽しむことが出来るこちらのクーベルチュールチョコレートは、製菓用に購入したのに、そのまま食べるのが美味しくてつい無くなってしまう、といった口コミもあるほどです。1kg入っていますので、そのまま食べても十分な量を楽しむことが出来るかと思います。
濃厚な美味しさが楽しめる「きくや アリバ チョコレート」
続いて紹介する、そのままでも美味しいクーベルチュールチョコレートのおすすめ人気種類は、「きくや アリバ チョコレート」です。こちらのきくや アリバ チョコレートはカカオ72%となっており、先ほど紹介したものよりもよりビターな味わいを楽しむことが出来るものになっています。イタリア産のクーベルチュールチョコレートとなっており、濃厚で薫り高い美味しさを楽しむことが出来るのが特徴になっています。
カカオを72%含んでいるこちらのクーベルチュールチョコレートは、しっかりとしたビターな味わいを楽しむことが出来ますので甘すぎないスイーツを作りたいという方にもおすすめできるチョコレートとなっています。ビターな味わいは、そのまま食べればお酒のおつまみにもピッタリの味わいとなっています。
世界のパティシエにも人気「ヴァローナ フェーブ カラク」
続いて紹介する、そのまま食べても美味しい人気のクーベルチュールチョコレートは、「ヴァローナ フェーブ カラク」です。こちらのクーベルチュールチョコレートはフランスのチョコレートメーカーのクーベルチュールチョコレートとなっており、ナッツのような香ばしさやカカオのしっかりとした風味のバランスが良いと人気のチョコレートとなっています。
世界のパティシエにも愛用されているというこのクーベルチュールチョコレートは、そのまま食べてもカカオの良い香りを楽しむことが出来る美味しいチョコレートとなっています。また、楕円形をしていますので均一に溶けやすく、製菓に使用する際にも溶かしやすいというメリットがあります。
ベルギー製の絶品チョコ「セレクティー クーベルチュールチョコレート Noir」
続いて紹介する、そのまま食べてもおすすめの人気クーベルチュールチョコレートの種類は、「セレクティー クーベルチュールチョコレート Noir」です。こちらのクーベルチュールチョコレートはコートジボワール産のカカオ豆が使用されており、ベルギーで作られたという絶品チョコとなっています。カカオマス、ココアバターと砂糖以外には乳化剤のみと余計なものはあまり入っていません。
タブレット状になっていますのでお菓子に使用する際にももちろん便利なのですが、お菓子としてそのままつまむのにも食べやすく、ちょうど良い大きさにもなっています。製菓用として購入するのもおすすめなのですが、ちょっとリッチなおやつとして購入してみるのはいかがでしょうか?
ココアで有名なあのメーカーの商品「バンホーテン エキストラダークチョコレート 70%」
続いて紹介する、そのまま食べても美味しい人気のクーベルチュールチョコレートの種類は、「バンホーテン エキストラダークチョコレート 70%」です。ココアで有名な、あの「バンホーテン」から発売されているクーベルチュールチョコレートとなっています。製菓用のクーベルチュールチョコレートですと小さめの大きさの場合が多いのですが、こちらは少し大きめのサイズとなっています。
ですので、お菓子作りに使用するには少し大きいけれどそのまま食べるのならばちょうど良い大きさ、といった内容の口コミもあります。こうカカオのチョコレートの割には少し甘めのチョコレートとなっているようで、ビターな味わいを期待して購入すると少し甘いと感じるかもしれません。ビターなチョコ初心者の方にもおすすめなチョコレートです。
コスパも良いチョコレート「ベリーズ クーベルチュール チョコレート ビター」
続いて紹介する、そのまま食べても美味しいクーベルチュールチョコレートの種類は、「ベリーズ クーベルチュール チョコレート ビター」です。こちらのクーベルチュールチョコレートは天然のバニラビーンズを使用して作られたというクーベルチュールチョコレートとなっています。クーベルチュールチョコレートは少しお高めの値段となっていますが、独自発注生産しているためコスパも良いのも特徴です。
500g入って1000円以下で楽しむことが出来るそうなので、是非チェックしてみてください。カカオの香りも良く、そのまま食べてももちろんおいしいチョコレートになっていますし、製菓用に使用したときにもほかの材料と混ぜやすいので製菓用としても人気があるのだそうです。
お手頃価格も人気「プティパ クーベルチュールチョコレート スィート」
続いて紹介する、そのまま食べても美味しいクーベルチュールチョコレートの人気種類は、「プティパ クーベルチュールチョコレート スィート」です。こちらのクーベルチュールチョコレートは、少量パックの200gとなっており、大きいパックを購入しても使い切れないという方や少し味見をするのに少し購入してみたい、といった方にもぴったりとなっています。値段も600円弱と購入しやすい価格です。
カカオは49.5%となっており、他の高カカオチョコレートに比べるとマイルドな美味しさを楽しむことが出来るクーベルチュールチョコレートとなっています。他のクーベルチュールチョコレートではビターすぎて食べられなかった、という方にもおすすめしたいチョコレートとなっています。
リピーターも多い人気チョコ「大東カカオ スペリオール プラティーク」
続いて紹介する、そのまま食べても美味しいクーベルチュールチョコレートの人気種類は、「大東カカオ スペリオール プラティーク」です。このクーベルチュールチョコレートはカカオ含有率が56%となっており、ビターすぎるチョコレートは苦手、という方にもおすすめしたいマイルド系なクーベルチュールチョコレートとなっています。こちらの「大東カカオ」のチョコレートは日本人の口にも合うと好評です。
こちらのプラティークは、すっきりとした甘さを楽しむことが出来るチョコレートとなっており、そのまま食べても美味しいですし製菓用として使用すれば、高級感あふれるスイーツを作ることが出来るとして人気となっています。コストパフォーマンスも良いので、リピーター率も高い人気のクーベルチュールチョコレートとなっています。
クーベルチュールチョコレートの選び方
それでは、続いてクーベルチュールチョコレートの選び方についてみていきましょう。せっかく購入するのなら、自分にぴったりのものを見つける選び方が気になるかと思います。クーベルチュールチョコレートを選ぶ際に気を付けたいポイントはいくつかありますので、是非選び方に迷った際にはチェックしてみてください。
カカオの含有量で選ぶ
まず最初に紹介するクーベルチュールチョコレートの選び方は、カカオの含有量をチェックするという選び方です。カカオの含有量は%で表示されています。板チョコで目にしたことのある方も多いのではないでしょうか?この含有率はクーベルチュールチョコレートを購入する時の選び方にも活用してみてください。
やはりカカオの含有量が多いほど苦みが増え、少ない物ですとマイルドな味わいを楽しむことが出来ます。最初で%数を見ても選び方がよく分からない、という方は50%から70%のものを購入してみるのがおすすめです。
容量の多さで選ぶ
続いて紹介するクーベルチュールチョコレートの選び方のポイントは、容量の多さで選ぶという選び方です。クーベルチュールチョコレートは普通の板チョコとは違い、お徳用の大容量パックで発売されていることが多いです。多い物ですと数キロ単位で売られているものもありますので、よく製菓をするという方は多めのパックを、という選び方が良いかと思います。正しく保管すれば長期間保存できますので、是非チェックしてみて下さい。
もちろんクーベルチュールチョコレートは大容量パックのものばかりではなく、500gほどの購入しやすい大きさのものもあります。普通の板チョコは50gほどとなっていますので、これでも普通の板チョコに比べると多めのサイズになっています。
カカオの産地にこだわって選ぶ
続いて紹介するクーベルチュールチョコレートの選び方のポイントは、カカオの産地にこだわって選ぶという点です。産地にこだわるというのは、少し上級者向けの選び方かもしれません。
カカオは産地によって、味わいも変わってくるそうです。生クリームと相性が良い、というものや生チョコづくりに向いているというものなど、産地によっておすすめの用途も変わってきますのでこだわり派の方は産地にこだわった選び方をしてみましょう。同じ用途に使用した場合ですと、味の違いも楽しめてこれもまたおすすめです。
保管の方法も覚えておこう
クーベルチュールチョコレートを使用した美味しいお菓子を造ろうと思う方なら、保管の方法もチェックしておきましょう。先ほども少し紹介した通り、クーベルチュールチョコレートはデリケートで、温度調節も難しい物となっており、保管の状態も大切です。クーベルチュールチョコレートは鮮度も風味に大きく影響しますので、正しい保管方法で保管しておくことはとても重要です。
開封前のクーベルチュールチョコレートなら、16℃から18℃ほどの場所で涼しさを一定にしておける場所で保管しておきましょう。急激な変化を嫌うので、一定の温度にして保管することは重要です。開封後のクーベルチュールチョコレートは、他のにおいが移らないように密封容器や密封袋で保管しておきましょう。鮮度の良いまま楽しむなら、開封した後は1か月から2か月ほどで使い切るようにするのをおすすめします。
クーベルチュールチョコレートの美容・健康効果
保管方法に続いて、クーベルチュールチョコレートを楽しむことで期待できる美容・健康効果についてみていきましょう。お菓子に使用すれば本格的な味わいを楽しむことが出来るクーベルチュールチョコレートですが、ただ美味しいだけではなく美容・健康にも良い効果があるとなれば是非チェックしておきたいところです。クーベルチュールチョコレートに含まれるどのような栄養素が美容・健康に良いのかを見ていきましょう!
カカオポリフェノールが活性酸素を抑えて健康に!
まず最初に紹介するクーベルチュールチョコレートの美容・健康効果は、カカオポリフェノールによる効果です。カカオポリフェノールには抗酸化作用があり、活性酸素が増えるのを抑えてくれるという健康効果があります。活性酸素が増えないという事はがんや花粉症、動脈硬化や老化などを抑えてくれるという事ですので、多くの方に嬉しい効果となっているのではないかと思います。
カカオプロテインが腸内環境を整え美容にも効果
続いて紹介する、クーベルチュールチョコレートを食べることによって期待できる美容・健康効果はカカオプロテインによる美容効果などです。クーベルチュールチョコレートにはカカオプロテインという栄養素が含まれているのですが、この栄養素は難消化性のたんぱく質となっています。難消化性という事は小腸でも消化されないという事で、大腸まで届きます。
大腸まで届いた難消化性たんぱく質のカカオプロテインは、便のかさを増やしてくれ、腸内を刺激するのでぜんどう運動を活発にしてくれます。ぜんどう運動が活発になると便秘解消につながりますので、便秘に悩んでいる方に是非おすすめしたい効果となっています。また、カカオプロテインには腸内環境を整えてくれるという健康効果もありますが、更に美容効果も期待できます。
カカオプロテインは腸内にある善玉菌のエサとなって善玉菌が増える助けとなってくれます。善玉菌が腸内で増えることによって腸内環境はどんどん良くなっていきますので、ダイエット効果や美容効果なども期待できる、というわけです。腸内環境を整えて、中から美容効果を得たいという方にもおすすめの効果となっています。美容にも健康にも効果あるクーベルチュールチョコレートを是非チェックしてみてください。
クーベルチュールチョコレートを食べよう!
いかがでしたでしょうか?今回の記事では、クーベルチュールチョコレートはどういったものなのかという紹介をはじめとして、人気のおすすめクーベルチュールチョコレートの種類や、劣化しないための保管方法、そして使い方、健康効果などについて紹介してきました。色々な使い方が出来るクーベルチュールチョコレートは、そのまま食べても楽しむことが出来るものとなっています。
また、本格的な味わいを楽しむことが出来るクーベルチュールチョコレートは、美容効果や健康効果も期待することが出来るものになっています。クーベルチュールチョコレートにはカカオポリフェノールやカカオプロテインも含まれており、これらが健康や美容に良い効果をもたらしてくれます。種類によって違った美味しさを楽しむこともできますので、是非お気に入りのクーベルチュールチョコレートを見つけて楽しんでみてください。