ヤマザキ・ローソンで人気の台湾ドーナツの魅力とは？作り方も紹介

タピオカブームをきっかけに、次々と台湾グルメに注目が集まっていますが、今もっとも熱いスイーツが台湾ドーナツです。日本にも美味しいドーナツ専門店が多数ある中、なぜ今、台湾ドーナツが人気となっているのでしょう。

本記事では、台湾ドーナツの特徴や人気の理由など、その魅力について詳しく解説していきます。さらに、自宅でも簡単に作れるレシピを紹介するので、ぜひおやつに作ってみてください。

ドーナツといえば、ふわふわ食感やしっとり食感を想像する人が多いと思います。ですが、台湾ドーナツは、しっとりでもふわふわでもない、サクサクっとしたクリスピーな食感が特徴です。現地では脆皮鮮奶甜甜圏と呼ばれ、店舗には行列ができるほどの人気です。

一口食べると外側の生地がサクッと、中の生地はもっちり柔らかです。この2つの食感が楽しめるのが、台湾ドーナツの魅力といってもいいでしょう。サクサク生地の秘密は、ドーナツに衣をつけて揚げているからです。そのため、独特のサクサクしたクリスピーな食感が生まれます。

さらに外側にはたっぷりの砂糖と、ミルクパウダーが振りかけられているのも特徴です。甘さ控えめで素朴な味わいのミルクパウダーと、独特のクリスピーな食感にハマる人が続出中です。

コンビニのローソンや、大手パンメーカーのヤマザキからも台湾ドーナツが販売され話題になりました。ヤマザキ製パンのドーナツはリニューアルして、今年の7月に再登場しています。本場のドーナツよりサクサク感は少ないですが、現地の味をイメージして作られています。

「本場の味とは少し違う」「サクサク感が少ない」という声も聞かれますが、どのような味か確かめたい人は要チェックです。

そのまま食べても美味しい台湾ドーナツですが、やはり出来立てにはかないません。そこで、市販のドーナツを、もっと美味しく食べるための裏技を紹介します。袋から出したドーナツを耐熱皿に乗せ、500wのレンジで5〜10秒ほど加熱するだけです。

サクサク感は少なくなってしまいますが生地がふっくらし、コーティングの香りもグンと引き立ちます。加熱しすぎるとコーティングが溶けてしまうので、時間には注意しましょう。

【材料】
　<ドーナツ生地>

• ホットケーキミックス…180g
• 卵…1個
• 牛乳…30ml
• バター…20g

• 薄力粉…50g
• ベーキングパウダー…小さじ1/8
• 水…90ml
• サラダ油…小さじ1

• ミルクシュガー…適量

ドーナツと衣、トッピングの3種類の材料が必要ですので、用意する食材はやや多くなります。ですが、スーパーで簡単に手に入るものばかりですので、チャレンジしやすいレシピです。ミルクシュガーがあれば本場の味に近づきますが、なければ普通の砂糖でもOKです。

【作り方】

1. 広く浅めのお皿に、衣用の薄力粉とベーキングパウダーを入れて混ぜます。
2. 均一に混ざったらサラダ油と水を加え、ダマがなくなるまでかき混ぜます。
3. きれいに混ざったら、冷蔵庫で30分冷やします。
4. 大きめのボウルにドーナツ用の卵、牛乳、溶かしたバターを加えます。
5. よくかき混ぜたら、ホットケーキミックスを数回に分けて入れてかき混ぜます。
6. 打ち粉(分量外)をしたまな板に移し、生地を6等分します。
7. 細めのドーナツ型に成形します。
8. 揚げ油を160度に温めます。
9. ドーナツに衣を薄く浸して、油で揚げます。
10. 両面キツネ色になるよう揚げます。
11. 仕上げにミルクシュガーをまぶしたら完成です。

ドーナツは大きめの輪っかに成形すると、本場の形に近づきます。さらに細めに成形する事で、サクサク感が引き立つでしょう。揚げ時間は両面合わせて、5分程度が目安です。冷める前にミルクシュガーをたっぷりかけて、揚げたてを頬張ってください。

台湾ドーナツの魅力は、カリカリした食感とミルクシュガーの素朴な味わいです。日本でも購入できるので、機会があったらぜひ食べてみてください。本場の味により近づけたい場合は、手作りすることも可能です。スーパーで手に入る材料で作れるので、おやつに作ってみてはいかがでしょうか？