2021年05月17日公開
2024年11月10日更新
人工イクラとは?天然イクラとの見分け方や特徴・成分も調査!
人工イクラについて、詳しく説明しています。人工イクラと天然イクラの違いも、徹底的に解説しました。また、見分け方や特徴もわかりやすくまとめています。さらに、成分や味についてもリサーチしているので、ぜひ参考にしてみてください。
人工イクラとはどんな食材なのかを解説!
( ῀ᢦ῀ )イクライクラ pic.twitter.com/jUBERdAvmq
— ぴーぷん@花魁ロス (@_pi_pun_) May 12, 2021
人工イクラは、天然イクラと全く変わらないコピー食品の一つです。天然イクラと比べてコレステロールが少なく、ダイエット食品としても利用できます。本記事では人工イクラの成分や特徴について、詳しく掘り下げました。
同時に、誕生した経緯も解説しています。また天然と人工との違いの見分け方も、わかりやすく掲示していますので、ぜひチェックしてみてください。
人工イクラの特徴と成分
人工イクラの特徴
#おいしいおごおり #おうちごはん
— スイーツ部 (@F5o9pZYuOTHDQOy) January 15, 2021
ゴールデンライムペッパーアンドソルトを入れた人工イクラを作ってみました pic.twitter.com/3c3YsxiqW0
人工イクラの特徴について解説します。人工イクラが生まれたきっかけは、当時、日本カーバイド工業という化学工業で医療用のカプセルの研究中に、偶然発見されたのがきっかけです。発見されたイクラ状のゲルの作成方法を水産加工業者に持ち込み、世界で初めて人工イクラが誕生したとのことです。
その後、イクラにそっくりな食べ物として世間に広まり流行りました。しかし、現在では一般的なマーケットでは人工イクラが出回ることは少ないと言われています。天然の筋子が昔に比べ安価になり、手に入れやすくなったためです。代わりに人工イクラは業務用として、外国産業に売られることが多いです。
成分と味
初めてロシアスーパーに行ったから、お昼はいくら丼にした🥳
— kuma🇩🇪💎ドイツ語勉強中 (@deutscheKUMA) April 17, 2021
人工いくらだから、形が歪で目がない😮
でもちょっと醤油たらしてわさびと海苔を添えれば…いくら!!!(塩分強いから塩抜きはした方がいい)
ロシアスーパーにいくらがあるという知識を得られたのも、ツイッターのおかげ🤩 pic.twitter.com/HgAxmyu7Ev
膜の主な成分は、アルギン酸ナトリウム水溶液という海藻に含まれている物質です。中身は少しでも食感を生み出すために、ゼラチンなどの食品に粘りを生み出す物質の混合物になります。また見た目を本物のイクラに寄せるために、人参に含まれているβカロチンなどで着色しています。
味に関しては天然のものは磯の香りが感じられ、ほのかに甘いです。それに比べ、人工イクラはもともと味がついていないので、味をつけるために醤油やダシに漬けます。そのため、天然のものより人工のものの方が塩気を強く感じられるでしょう。香りも磯の香りではなく、調味料の香りが目立ちます。
また、人工イクラは天然のものより食感が若干劣ります。なぜならば、膜の成分に使われているアルギン酸ナトリウム水溶液は、塩分に弱く膜のハリが無くなるからです。しかし天然でも人工でも劇的な違いがあるわけではないので、よほど味覚の感度が良くない限り気づくことがなく、変わりはほとんどありません。
人工イクラと天然イクラの見分け方
見分け方①皿の上で転がす
【ブツブツ注意】
— ホイミソ (@WSLKAILZESVRR99) May 9, 2021
ネットで調べた時、お腹の中でバラバラになってて、オレンジの点が入ってる卵は過熟卵と言って、加工に適さないってあったけど
それっぽいのができた!
スプーン山盛りで試食😋
うまい!
夕飯はサーモンイクラ丼じゃぁ! pic.twitter.com/bS1zMeold4
イクラを皿の上で転がしてみると、天然か人工かを容易に見分けがつくと言われています。天然のイクラの場合は、魚卵の内部にある小さい玉が周りの卵黄に固定されています。そのため、イクラを転がしても動くことはないです。その反面、人工のイクラは魚卵の内部が卵黄ではありません。卵黄の味に似させた油分でできています。
よって、小さい玉は固定されていないので、転がす度に小さい玉は動き常に上部に移動します。上部に移動する理由は油分の比重が軽いので、浮くためです。イクラを転がしてみて、魚卵の内部にある小さい玉が動く場合は人工と判断できるでしょう。機会がありましたら、ぜひ試してみてください。
見分け方②お湯をかける
天然イクラうまうま(o´艸`) pic.twitter.com/eixdB9YcG4
— ニーナP@金麦厨🍺 (@NinaP_L260) October 22, 2020
天然のイクラか人工のイクラかを見分ける方法は、お湯をかけてもわかりやすいと言われています。天然のイクラは膜がタンパク質でできているため、お湯をかけると白く色が変化します。人工のイクラはお湯をかけても白く変化せずにきれいな紅色を保ちます。
人工のイクラの膜はアルギン酸ナトリウム水溶液でできていて、タンパク質ではないからです。お湯をかけても、色が白くならずに紅色のままでしたら人工と言えるでしょう。
人工イクラの特徴まとめ
今日のランチ😋はイクラ丼🎶イクラに含まれるEPAやDHAと呼ばれる脂肪酸は動脈硬化や高血圧などの生活習慣病に効能があり脳や神経にもよい影響があります🎶更に血流を良くし、記憶力の低下や認知症、動脈硬化を予防する効果が期待💛🙆#おうちごはん #健康食材 #美肌効果 #土曜日 #簡単ランチ #ハワイ pic.twitter.com/GRQqoqXjJB
— ALOHAGATE555 (@Alohagate555) May 8, 2021
現在では人工のイクラは市場ではほとんど出回っていませんが、味は天然のイクラとそれほど変わりはありません。見分ける方法は皿の上で転がしたり、お湯をかけたりすればすぐに天然のイクラと人工のイクラの違いが分かります。
この記事では、人工イクラの成分や特徴をそれぞれわかりやすくまとめました。また個人でイクラを作るためのキットも販売されているので、機会がありましたら、ぜひ挑戦してみてください。