2021年05月10日公開
2024年11月10日更新
冬至の食べ物はかぼちゃだけではない!由来やおすすめレシピも!
冬至の食べ物はかぼちゃだけではなく、その他にもあるので詳しく紹介します。冬至の食べ物が持つ由来も解説していきましょう。また、冬至の食べ物を使用したおすすめのレシピもまとめたので、地域柄など参考にして料理に取り入れてください。
冬至の食べ物の由来とおすすめレシピを紹介!
Hi!おはよう!
— 藤田桂輔 (@KeisukeFujitajp) December 20, 2018
明日は冬至、かぼちゃとゆず湯、柚子湯に入るのは風邪をひかないため、かぼちゃが冬至の日の食べ物なのは運盛りの語呂合せ、それだけなのでしょうか。冬至にはもっと深い理由があるのです。太陽が生まれ変わり「一陽来復」冬至を境に運が向いてくるとしているんです。
Have a nice day! pic.twitter.com/saLFNP9Wah
冬至とは北半球で一番お昼の時間が短い日になり、一年の中で太陽が低い位置にある日です。冬至に特別なことをする家庭は今でも多くあり、中でも冬至に食べるとよいとされている食べ物を取り入れる方が多いです。では、冬至におすすめの食べ物にはどのようなものがあるのでしょうか?また、その由来も解説していきます。
冬至の食べ物と由来
冬至の食べ物①小豆粥
【小豆粥で“冬至の日”もぽかぽか温まりましょう♪】
— アピタ・ピアゴ【公式】 (@apita_piago_uny) December 17, 2019
小豆には、女性に嬉しい美容効果がたっぷり含まれているそうですよ♡疲労回復のお手伝いもしてくれるから、年末にかけて忙しい方にもおすすめです!#小豆粥 を食べて栄養をたっぷり取り、春まで元気に過ごしましょう♪#アピタ #デイジーラボ pic.twitter.com/u1UOPb4uEU
小豆粥は鬼を祓う力があると言い伝えられていることから、冬至に食べることで邪気を払うとされています。翌日から運気を呼び込むという意味も込められており、昔から小豆粥は冬至の食べ物として有名です。もともと中国の風習になりますが、日本でも冬至には小豆粥を食べる地域が残っています。
冬至の食べ物②こんにゃく
【冬至こんにゃく】
— なおみん☺︎健康と美容の中医学 (@naominkubo) December 21, 2017
12月22日、『冬至』は運気アップと共に厄を落とす日でもあります。
昔からこんにゃくは『砂落とし』とも呼ばれ、体内の余分なものを排出する効果が高い=厄落とし と考え、冬至に食べられています。
こんにゃくで解毒してから冬至七種を食べると効果がアップするかも!? pic.twitter.com/MVD9sv2BhB
こんにゃくの効能として有名なのが、老廃物を体外に出すことです。そのため、こんにゃくを冬至に食べると身体に溜まった砂を出すという意味合いから、胃腸の掃除をする食べ物として親しまれています。
1年分の汚れを落として、きれいな身体で新しい1年を迎えるという意味があります。こんにゃくは比較的料理に使いやすいので、取り入れるのが簡単なのが特徴です。
冬至の食べ物③「ん」のつく食材
🌟冬至の七種(ななくさ)
— 安戸ひろみ (@ankohappy) December 20, 2020
おはようございます。
冬至の日に「ん」が2回つく食べ物をとると運が上がる~運盛りの縁起担ぎがあるそうです↓
なんきん(南瓜/カボチャ)
れんこん(蓮根)
にんじん(人参)
ぎんなん(銀杏)
きんかん(金柑)
かんてん(寒天)
うんどん(饂飩/うどん)
柚子湯以外にも楽しめそう😊 pic.twitter.com/GbhAcN3N7G
冬至の食べ物で有名なのが、「ん」が2つ入っている食材です。れんこんやにんじん、ぎんなんなどが挙げられます。中でも有名なのが南瓜(なんきん)です。南瓜はかぼちゃになり、冬至の食べ物で一番に名前が挙がる食材です。「ん」のつく食材は冬の七草と言われる7つの野菜などが挙げられ、全てを取り入れると魔除けになると言われています。
冬至の食べ物のおすすめレシピ
いとこ煮
【材料】4人分
- 乾燥小豆…60g
- かぼちゃ…300g
- カツオだし汁…500ml
- 砂糖…小さじ4
- 醤油…小さじ4
【作り方】
- 小豆を水洗いしたら、水に入れて煮立たせて一度茹で汁を捨てる
- 再度水を加えて火にかけて煮立ったら、弱火にしてアクを取りながら煮る
- かぼちゃは皮面をところどころそぎ、一口大に切って面取りをする
- 別の鍋にだし汁と(3)を加えて煮立たせて、3~4分ほど弱火で煮る
- 砂糖と醤油で味を調えたら、(2)を加える
- かぼちゃが柔らかくなるまで煮えたら完成
冬至に食べる料理でも身近なのが、かぼちゃと小豆を似たいとこ煮です。どちらも冬至の食べ物になるため、最適な料理といえるでしょう。かぼちゃとあずきの甘みが口の中に広がり、どこか懐かしい気持ちになると評価も高いです。味付けがシンプルなので、子供も食べやすいレシピです。
豚肉とれんこんのきんぴら
【材料】
- 豚もも薄切り肉…150g
- れんこん…200g
- 赤唐辛子…1本
- ごま油…大さじ1
- 砂糖…大さじ1
- 醤油…大さじ1
- 酒…大さじ1
- 水…大さじ1~2
【作り方】
- れんこんの皮をむいたらいちょう切りにして、サッと水で洗ってザルにあげる
- 豚肉を5cmほどの長さに切りそろえる
- フライパンにごま油を入れて熱し、(1)を炒める
- 透き通ってきたら(2)を入れて炒め合わせる
- 半分に切って種を取り除いた赤唐辛子を加えてサッと炒める
- 砂糖と醤油、酒を加えて炒め煮にし、煮詰まりすぎたら水を加え、絡めて完成
冬至の食べ物でも「ん」が付くものは多くありますが、料理に取り入れやすいのがれんこんです。メイン料理にもなるレシピなので、冬至にぴったりでしょう。もちろんおつまみにも最適なため、昼の時間が短い冬至では早々と晩酌をするのもおすすめです。
柚子のシャーベット
【材料】4人分
- 柚子ジャム…120g
- 水…200ml
- 卵白…2個分
- ミント…適量
【作り方】
- 鍋に水と柚子ジャムを入れて沸騰させたら、一旦冷ましておく
- 卵白をつのが立つ程度まで泡立てて、(1)と混ぜ合わせる
- バットに移し替えたら、冷凍庫に入れて1時間に1回かき混ぜる
- 固まるまで繰り返したら、空気を入れるように混ぜながら器に盛る
- ミントを乗せたら完成
冬至といえば「柚子湯」に入る方も少なくありません。そのため、冬至の食べ物として柚子は外せない食材です。柚子を使用したレシピでも人気なのが、シャーベットです。さっぱりとした柚子の味わいは、大人から子供まで美味しく食べられること間違い無しでしょう。
冬至の食べ物から伝統や地域色を感じてみよう!
二十四節気の1つ「#冬至(とうじ)」になりました。「日短きこと至(きわま)る」という意味で、一年の内で最も昼が短く夜が長くなります。昔の人々は夜が長いことを死に近づくことだと考え、その厄を祓うために「ん」のつく食べ物や暖かいお汁粉を食べるなどして無病息災を願いました。#神社検定 pic.twitter.com/dOFBNPIW6S
— 神社検定⛩️6/27オンライン検定実施 (@jinjakentei) December 22, 2019
冬至におすすめの食べ物は意外にも多くあり、地域によって食べ方もさまざまです。自分の地域に根付いている食べ方をしてもよいですし、他の地域で有名な食べ方で取り入れるのも楽しいでしょう。
昔から日本で根付いている冬至という歴史あるイベントを、家庭でも楽しく取り入れてみてはいかがでしょうか?美味しい料理を振舞って、家族で過ごすのもおすすめです。