卵焼きの作り置きの日持ちはどれくらい?日持ちさせる保存方法も

卵焼きの作り置きをしている人も多いかもしれませんが、どの程度日持ちするのかを詳しく紹介。卵焼きを作り置きした場合の日持ちの期間や、冷凍や冷蔵など、おすすめの保存方法をピックアップ。また、作り置きに適した卵焼きの作り方も併せて解説します。

卵焼きの作り置きの日持ちはどれくらい?日持ちさせる保存方法ものイメージ

目次

  1. 1卵焼きの作り置きの日持ちは?
  2. 2卵焼きの作り置きの日持ちと保存方法
  3. 3卵焼きの作り置きを日持ちさせる方法
  4. 4卵焼きの作り置きをお弁当に入れるときの注意点
  5. 5卵焼きの作り置きの日持ちは短い!早めに食べよう

卵焼きの作り置きの日持ちは?

お弁当に欠かせないおかずの卵焼きですが、準備の短縮のため、あらかじめ卵焼きを作り置きしておくと非常に便利です。しかし、作り置きをする場合には、卵焼きがどのくらい日持ちするのか知っておく必要があるでしょう。本記事では、作り置きの卵焼きの日持ちについて解説しています。

また、日持ちのする卵焼きの作り方や、保存のさいのコツなども併せて紹介しますので、ぜひチェックしてください。

卵焼きの作り置きの日持ちと保存方法

お弁当に欠かせないおかずのひとつの卵焼きですが、一から作るとなると時間がかかってしまうのが難点です。そのため、時間があるときに卵焼きを作り置きをしておけば、お弁当やおかずとして食べたいときにすぐに食べらます。

しかし、卵焼きを作り置いておく場合は、どのくらい日持ちするのでしょうか?ここでは、保存状態ごとの日持ちと、適切な保存方法を紹介しています。

常温の場合の日持ち

卵焼きの作り置きを常温で保存した場合、気候にもよりますが2時間ほどが限度です。気温が高く、食べ物が傷みやすい環境の場合だと、卵焼きがすぐに傷んでしまう可能性が高いです。卵焼きを常温で置いておくと、食中毒の原因となる菌が増殖し、危険な状態になってしまいます。

卵焼きを作り置きする場合は、常温での保存はできるだけ避けましょう。作り置きした卵焼きを翌日以降も食べる場合は、粗熱が取れたらすぐに冷蔵庫などに入れておくことをおすすめします。

冷蔵の場合の日持ちと保存方法

作り置きした卵を冷蔵保存した場合の日持ちは2日程度です。朝に作った卵焼きの場合は、できれば次の日までには食べきるようにした方がいいでしょう。保存の際には、十分に粗熱を取り、ラップやタッパーでしっかりと密閉してから冷蔵庫に入れてください。お弁当に入れる卵焼きは、最高でも2日前までに作ったものにしましょう。

しかし、冷蔵庫でも菌の増殖を完全にシャットアウトすることはできません。そのため、卵焼きを大量に作り置きしてストックしておく場合には、冷蔵保存よりも冷凍保存が向いています。また、市販の卵焼きも保存状態によって日持ち期間が異なります。賞味期限や消費期限に関わらず、早めに食べきるようにしてください。

冷凍の場合の日持ちと保存方法

作り置きした卵焼きを長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。保存の際は、しっかりと冷ました卵焼きを数切れずつ小分けにして、ラップなどでしっかりと包んで密閉しておきましょう。冷凍の場合の日持ちは、2週間程度が目安ですが、できるだけ早めに食べきるようにしてください。

また、水分の多いだし巻き卵や、半熟の卵焼きは、解凍したときの食感が悪くなるため冷凍には向きません。卵焼きを冷凍する場合には、水分が少なく、しっかりと火を通した卵焼きを作ってから保存しましょう。

卵焼きの作り置きが食べられるかどうかの見分け方

作り置きしていた卵焼きですが、冷凍保存をしていた場合でも時間や状態によって傷んでしまうこともあります。時間が経ってしまった卵焼きが食べられるかどうかは、以下の点に注意するといいでしょう。

まず、卵焼きの見た目の変化に注意してください。カビが生えていたり、明らかに黒くなっている場合は気を付けましょう。次に、ニオイや味に変化がある場合は気を付けた方がいいでしょう。異臭がしたり、酸っぱい味がする場合は、卵が傷んでいるので、食べると食中毒になる恐れがあります。

傷んだ卵焼きを食べてしまった場合は、数時間後または1日後に体に不調が現れます。体調に変化を感じた場合は、すぐに病院に行き、適切な処置を行ってください。

卵焼きの作り置きを日持ちさせる方法

作り置きした卵焼きを長期間できるだけ美味しく保存するためには、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。ここでは、日持ちする卵焼きを作るためのアレンジやコツを紹介します。

水分を少なめにして作る

卵焼きを長期保存するために適しているのは冷凍保存です。しかし、だし巻き卵などの水分を多く含む卵焼きを冷凍保存した場合、解凍するとぼそぼそとした食感になり、美味しくありません。

そのため、卵焼きを作り置きするときは、だしや水などの水分を加えずに調理するといいでしょう。また、火を通す際は、中を半熟にせずに、しっかりと火を通してください。

酢を加える

卵焼きを作る際、少しの酢を加えて作ることをおすすめします。これは、酢の成分が火を通した際の卵の凝固を助け、まとまりやすいフワフワの食感に仕上げることができるからなのだそうです。また、加熱することで酢の酸味が飛んでしまうため、卵焼きの味にも大きな影響はありません。

酢を加える分量は、卵3個に対して小さじ1を目安にしましょう。酢を加えてふっくらと仕上げた卵焼きは、冷凍保存しても食感が失われず、美味しく食べられます。

マヨネーズを入れる

卵焼きを作る際に、卵液にマヨネーズを加えると、柔らかい食感に仕上がります。冷凍保存した状態から解凍してもフワフワの食感が残るのでおすすめです。マヨネーズの割合は、卵2個に対して大さじ1/2程度を目安に加えましょう。

マヨネーズがない場合は、少量の酢と油を加えると、マヨネーズを加えたときと同様の仕上がりになります。

片栗粉を使う

しっかりと火が通った卵焼きを作る場合は、卵液に片栗粉を混ぜてから焼き上げる方法がおすすめです。片栗粉を使用することで、卵がまとまりやすくなり、中まで火が通った食べ応えのある卵焼きに仕上がります。また、片栗粉を加えた卵焼きを作る場合には、一緒に砂糖を加えるとより一層美味しく仕上がります。

砂糖には保水力があり、時間が経ってもしっとりとした食感が持続するため、卵焼きを作り置きする際にはぜひ試してみてください。

卵焼きの作り置きをお弁当に入れるときの注意点

作り置きした卵焼きをお弁当に入れて活用する人も多いことでしょう。ここでは、卵焼きをお弁当に入れる際の注意点を紹介します。これを知っておくことで、毎日のお弁当作りの時間を短縮でき、安心で美味しいお弁当が食べられるので、ぜひチェックしておきましょう。

しっかり火を通す

中が半熟の状態で卵焼きを冷凍保存すると、解凍した際に雑菌が繁殖してしまい、食中毒の原因になります。そのため、卵焼きを作り置きする際には、しっかりと火を通したものを数切れずつ小分けにして、密閉して保存しましょう。

卵焼きはしっかりと火を通すことによって、見た目もよく、保存性もアップします。保存する際にも切り分けやすいため、作り置きの際にはしっかりと火を通した卵焼きを作りましょう。

味付けは濃い目に

卵焼きの調味に使用する塩や砂糖には殺菌効果があると言われています。そのため、卵焼きを作り置きする際には、しっかりと濃いめの味付けにすると、傷みにくく日持ちがするでしょう。

また、ワサビや梅にも殺菌効果があるため、味のアクセントとして卵焼きに加えてもいいでしょう。レシピサイトなどさまざな卵焼きのアレンジレシピがあるので、ぜひ参考にしてみてください。

梅など殺菌作用のあるものをお弁当に入れる

作り置きした卵焼きをお弁当箱に詰める際には、梅などの殺菌効果のある食材をいれると傷みにくくなるでしょう。また、コショウやショウガなどの香辛料や薬味も殺菌効果があるため、お弁当に入れておくと食材の劣化を緩和する働きが期待できます。

また、市販のお弁当用の抗菌フィルムも効果的です。特に夏場などは気温が高く食材が傷みやすくなるので、注意をしておく必要があるでしょう。

冷めてから蓋をする

食中毒の原因となる菌の繁殖が最も活発になる温度は30~40度だと言われています。そのため、お弁当の粗熱が取れていない状態で密閉してしまうと、お弁当箱の中で菌が増殖し、食中毒を引き起こす可能性もあり危険です。お弁当を作る際には、卵焼きをはじめとした中身の粗熱が取れてから蓋をするようにしてください。

冷凍保存をした卵焼きをお弁当に詰める場合は、凍ったまま詰めることをおすすめします。冷凍状態でお弁当に詰めることで傷みにくく、食べるころには常温に解凍されているため、より安全性が高くなることでしょう。お弁当は、可能であれば食べる直前まで冷蔵庫に入れておくといいでしょう。

卵焼きの作り置きの日持ちは短い!早めに食べよう

卵焼きの作り置きに適した保存方法や、日持ちさせる方法について紹介しました。また、作り置きしておいた卵焼きをお弁当箱に詰める際にも、さまざまなコツや注意点があるので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

卵焼きはお弁当には欠かせないおかずのひとつです。時間のある時に多めに作り置きしておくと、朝の忙しい時間や、もう一品おかずが欲しい時に非常に重宝すること間違いなしです。本記事を参考に、美味しくて日持ちがする卵焼きを、ぜひ作ってみてください。

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