卵焼きのカロリーと糖質は？卵の数と砂糖なしに使う調味料や具材でも変わる！

卵を使った料理で一番最初に思い浮かぶのはなんでしょうか？ほとんどの方が卵焼きを想像すると思います。和食から洋食、果ては中華や他の様々な料理に於いて欠かせない卵ですが、具材や調味料が無くても簡単に作れる卵焼きはとても人気です。

砂糖と牛乳を入れた甘い卵焼きが大好きな子供もいると思います。それほど作るのに手間が掛からないながらもお弁当のおかずとしても大人気です。しかし、そんな甘い卵焼きを食べているとどうしてもその甘さからカロリーが気になってしまいますよね？

今回は砂糖を入れた卵焼きのカロリーや砂糖なしで作った場合のカロリーと砂糖の代用に使用できる調味料や食材について調べてみましたので紹介していきます。どれも普段家にあるようなもので簡単に代用できますので気になった方はメモして、実践してみて下さい！

卵焼きのカロリーを知る前にまずは一般的な甘い卵焼きの作り方についておさらいしてみましょう。普段から料理をするような方なら説明するまでも無い事かもしれませんが、調味料の配分についての確認や、自分がいつも作っているレシピとの確認をしてみてください。

箸や泡立て器でよく溶いた卵2個に対して砂糖を小さじ1杯と醤油を小さじ2杯いれます。中火でよく熱したフライパンの上に卵を流し込み裏側が固まってきたら好みの形に折りたたんで、表面が焦げ付かない程度まで火を通したら完成です。火加減とタイミングを見極めるだけで美味しく作れるので、家でもよく卵焼きを食べる方は多いと思います。

卵焼きを作る際は四角い形のフライパンを使うと綺麗に巻けます。上手く作れなかったり卵焼きの形にこだわりたいという方は使用をおすすめします。四角く巻くと見た目が綺麗でお弁当のおかずにも使いやすくて便利です。

卵1個分を使った卵焼きのカロリーは約145キロカロリーと言われています。この数値は砂糖や塩等の調味量を使用した際の数値なので、砂糖なしで作ればこれより多少は下がります。このカロリーの数字は決して高くはないのですが、砂糖を使うとどうしても糖質が気になってきます。

最近はメディア等でも糖質という言葉を聞く機会が増えたように感じます。糖質制限ダイエット等も話題となり書籍化もされたりする等、話題となって久しいのではないでしょうか？

糖質と聞くとよく勘違いで多いのが「甘いものが糖質」というものです。勿論砂糖などの甘いものも糖質に含まれていますが、更に広く言うとでんぷんやブドウ糖等も糖質に含まれ、ご飯や麺類等も糖質に分類されます。よく聞く炭水化物はこの糖質と食物繊維という要素を広くくくった1つのカテゴリなんです。

つまり上にも書いてあるとおり砂糖は糖質に分類されます。というよりも糖そのものなので、10グラム使えばそのまま10グラム糖質になります。年を重ねる毎にこの糖質が多く取ると血糖値が上がりやすくなり、太りやすくなってしまいます。この事から糖質はダイエットに置いては敬遠されがちな理由です。

卵焼きにも当然糖質は含まれていますが、そのほとんどは加えた調味料によるもので、仮に卵焼きを砂糖なしで作った場合は糖質を大幅に抑えられます。卵焼きはカロリー自体は少ないので砂糖なしで作れば毎日食べても太る心配はなさそうです。

とはいっても砂糖は卵焼きを作る上で、味に大きな影響を与えています。普段作っている美味しい卵焼きは砂糖なしでは作れないという方もいるかもしれませんが、ここからは砂糖なしでも美味しく作れる具材や調味料やレシピを紹介していきます。糖質を少しでも抑えたいという方は試してみて下さい！

牛乳は卵焼きをふっくらと仕上げ、入れることによりふっくらと仕上がりやすくなります。牛乳は常備している方も多いでしょうし、栄養価も高いです。気になる糖質ですが牛乳は糖質ではなく、乳糖と言われる成分が含まれています。

乳糖は糖質と違い、体に吸収されることはほとんどなく、カルシウム等の栄養素の吸収を促進して消えるので適正量ならダイエット中にも使用して問題ありません。タンパク質やビタミン等も豊富に含まれているので、卵焼きに入れてあげれば子供にも上手く栄養を取らせてあげる事が出来ます！

卵焼きを作る上で定番の調味料の1がみりんです。みりんを入れると上品な味に仕上がります。砂糖なしでも薄口の醤油等と合わせて使用すれば和風テイストでカロリーと糖質を減らした美味しい卵焼きが出来ます。

おからを入れると甘くて食感の柔らかい卵焼きが作れます。パックで販売されているものではなく粉末タイプのものを溶き卵に入れましょう。牛乳を合わせて入れると甘さがぐっと増して更に美味しくなります。

おからは食物繊維を多く含む具材で、お腹の調子を整えてくれる働きがあります。安価で手に入りますし、口当たりも豆の甘さでマイルドですので子供でも食べやすいので万能な食材と言えます。カロリーも少ないのでダイエット中にも最適の具材です。

はちみつは卵焼きの隠し味として実は密かに人気があります。はちみつは甘さが強く糖質も砂糖と同様に含まれていますが、含んでいる栄養素に大きな違いがあります。はちみつはビタミンBやビタミンCに加え抗菌作用を持っています。はちみつの抗菌作用は喉の炎症に働きかけ役に立ってくれます。甘さも独特なのではちみつ好きの方は試してみてはいかがでしょうか？

赤ちゃんの離乳食に卵焼きを食べさせてあげる事もあるかもしれませんが、その際にははちみつは絶対に使わないようにして下さい。細菌に対して耐性のない赤ちゃんがはちみつを摂取するとボツリヌス中毒を引き起こし最悪死に至りますので覚えておいて下さい。

卵焼きの具材として人気なのがほうれん草です。ほうれん草は鉄分やビタミンC等の栄養素が豊富で、サラダやおひたし等幅広い料理で活躍する具材です。卵焼きとも相性が良く、洗ったほうれん草をレンジで軽くチンしてカットしたものを卵に加えて焼くだけなのでレシピも簡単です。

青のりも卵焼きとの相性抜群です。スーパー等で買ってきた青のりのパックを入れて焼くだけなので簡単です。青のりはカルシウムやビタミンが豊富で肩こりや動脈効果の抑制にも役立つと言われています。味噌汁や薬味意外に中々使用する機会のない青のりですが、たくさん余っている際には卵焼きに入れても美味しく食べれるので便利です！

少し和風テイストな卵焼きにしたい場合は薬味ネギを溶き卵に薬味ネギを入れて焼いてみましょう。白ダシを一緒に入れると薬味ネギのアクセントがよくきいて美味しい卵焼きに仕上がります。薬味ネギが余ってしまった時には是非試してみて下さい！

甘さを卵焼きに加えたい場合にはにんじんを加えてみましょう。小さく賽の目状にカットしてからレンジで温めてから卵焼きに加えてみましょう。にんじんの甘味が卵焼きによく滲み出て丁度いい塩梅に仕上がります。野菜嫌いの子供も食べやすいのでおすすめです。

甘い卵焼きを砂糖なしで作りたいならかぼちゃも具材として適しています。蒸らすかレンジで温める等してかぼちゃを柔らかくして溶き卵に加えよくかき混ぜましょう。フライパンで焼く際には卵が重くなり少し巻きづらくなりますので、少しだけ慣れが必要です。かぼちゃ特有の甘さが癖になる1品でおやつとしてもいけます。

ここまで砂糖なしの卵焼きの具材や調味料について紹介しましたが、勿論砂糖だって優秀な調味料なんです。糖質は確かに高いですが、砂糖はブドウ糖を多く含んでおり脳が正常に活発に働く為にはこのブドウ糖は不可欠です。砂糖の摂り過ぎは確かに毒ですが、適正量であれば人体にとっては有用です。卵焼きを作る際等には普段の食生活を鑑みながら正しい使用量に努め、上手く付き合っていきたいものです。

今回は砂糖を入れた際の卵焼きのカロリーや糖質についてや、砂糖の代用となる調味料や具材についてまとめてみました。卵焼きのレシピは単純ですが、卵は色んな食材と相性が良いのでそのバリエーションは大量にあります。気になった方はカロリーや糖質を抑えるという観点だけでなく、一番美味しい組み合わせの食材を探してみて下さい。