ビーツはどういう味で何に似ている?栄養効果と食べ方も解説!

ビーツの味や栄養効果、食べ方についてまとめました。ビーツはカブに似てるといわれますが、実際はどうなのか?その点も詳しく解説していきます。ビーツの美味しさを活かした、おすすめのレシピも厳選して紹介しましょう。

ビーツはどういう味で何に似ている?栄養効果と食べ方も解説!のイメージ

目次

  1. 1ビーツはどういう味?特徴は?
  2. 2ビーツの基本の食べ方
  3. 3ビーツの味を生かしたおすすめレシピ
  4. 4ビーツは赤カブに似ている栄養価の高い野菜

ビーツはどういう味?特徴は?

ビーツはロシア料理のボルシチに使われる野菜として有名です。ヨーロッパでは奇跡の野菜と言われるほど、健康に効果的な野菜として知られています。まだビーツを食べたことがない人は、いったいどんな味がするのか?気になることでしょう。

そこで本記事では、ビーツの味や栄養は何に似てるのか?詳しく解説します。併せて、ビーツの美味しい食べ方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ビーツとは?

ビーツは地中海沿岸地方原産のアカザ科に属するサトウダイコンの一種です。日本では見た目がカブに似てることから、赤カブと呼ばれていましたが、実はアブラナ科のカブとは種類が違います。根菜の中でビーツは、甘みを強く感じることが特徴です。

ビーツを輪切にすると、赤と白の年輪のような鮮やかな模様が現れます。このような特徴に基づいて、和名では火焔菜と呼ばれるようになったそうです。

ビーツの旬と原産地

日本で販売されているほとんどのビーツが輸入品です。オランダ、オーストラリア、ニュージーランドが主な輸入元になります。そのため、輸入品であれば1年を通して入手可能です。

国内では長野県や茨城県で、栽培されています。国内栽培の場合は、6~7月と11~12月の年に2回旬があります。カルディや成城石井などの海外輸入スーパーやネット通販で、ビーツの缶詰を手軽に購入することができます。

ビーツはどういう味で何に似ている?

ビーツを初めて口にした時に、独特の土臭さを感じるかもしれません。その味を例えると、土臭い芋やほんのり甘い大根に似てるといわれています。しかし、この土臭さがビーツならではの魅力なのでしょう。美味しいと感じる人とまずいと感じる人に、はっきり分かれるようです。ビーツは加熱すると、土臭さが和らぎ甘みが増す特徴があります。

ビーツの食感は?

生で食べると、シャキシャキとした歯ごたえのある食感です。煮込みなどに調理すると、じゃがいもを煮込んだ時に似てる、ほっこりした食感になります。シャキシャキ感を残しつつ多少柔らかくするなら、炒め物が良いでしょう。

ビーツに含まれるNO(一酸化窒素)の効果

体内におけるNO(一酸化窒素)の大切な働きの発見によって、3人の科学者、ルイス・J・イグナロ氏、ロバート・ファーチゴット氏、フェリド・ムラド氏は、1998年、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。この研究成果もあって、最近、スーパーフードとしてのビーツに注目が集まっています。

ビーツを食べることで体内にNO(一酸化窒素)が産生されるということが、健康志向の人たちの中で注目されています。NOの効能は、血行を改善し血管をやわらかくすることです。そのため、血管中にできる血栓の発生を防止したり、動脈硬化の予防効果が期待できます。また、血行を良くなれば、持久力の向上や疲労回復にもつながるでしょう。

ビーツの他の栄養と効果

ビーツの最大の魅力は、NO以外にも豊富な栄養素が含まれていることです。具体的にどのような栄養素と効果があるのか?一緒に見ていきましょう。

カリウム

ミネラルの一つであるカリウムは、私たちの細胞内に存在し、身体の調子を整える大事な役割を担っています。血圧の調節、細胞の代謝、神経や筋肉の働きを活性化させる重要な栄養素です。脳卒中の予防や骨密度の増加などの効果も期待できます。

食物繊維

腸内環境を整える働きがあり、腸内の健康維持に役立ちます。また、血糖値の上昇を抑える効能もあるので、ダイエット効果にも期待できるでしょう。 

ベタシアニン

ベタシアニンは、ボリフェノールの一種です。実の鮮やかな赤紫色は、このベタシアニンによるものです。ベジタニンには抗酸化作用があり、体内の活性酸素を取り除いてくれます。そのため、老化防止や生活習慣病の予防に、効果が期待できるでしょう。

ベタイン

ベタインはアミノ酸の一種で、動脈硬化や糖尿病予防などの健康維持に役立ちます。また、肝機能の活性化や肝臓に脂肪を付きにくくする働きがあり、肝臓保護作用の効果が期待できるでしょう。

ビタミン

ビーツにはビタミンB6が含まれています。ビタミンB6は、たんぱく質(アミノ酸)の代謝に不可欠なビタミンです。肌を健康に維持するための、大切な栄要素ともいえるでしょう。また、ビーツにはビタミンB群の仲間である、葉酸も含まれています。

おいしいビーツの選び方

ビーツを美味しく食べるには、品質や状態が良いものを選ぶことが大切です。ビーツは葉付きのものと付いていないものが、販売されています。葉が付いている場合は、みずみずしく生き生きしているものを選びましょう。

また、実が大きすぎると、中がスカスカになっていることがあります。実は直径7〜8cmの、手のひらにのるくらいのザイスがおすすめです。皮の表面がツルンとしていて、重くて堅めのものを選ぶと良いでしょう。

ビーツの基本の食べ方

生でも食べられる

生のビーツの食べ方は、皮をやや厚めに剥いて食べやすい大きさにカットします。生食でもアクが少なく、シャキシャキとした食感です。サラダや漬物などの具材にすると、見た目も鮮やかで美しい盛り付けができるでしょう。

皮ごと茹でて食べる

生の食べ方も良いですが、生のビーツは土臭さがあるため、火を通す食べ方が一般的です。茹でる食べ方の場合は、茹でる前にビーツの皮を剥かないように注意してください。なぜなら、ビーツの色と栄養が流れ出てしまうからです。

沸騰したお湯にビーツを丸ごと入れて、弱火でじっくり10分以上かけて茹でましょう。時々火の通り具合を確認しながら、中までやわらかくなったらOKです。茹でる時に少量の酢やレモン汁を入れると、さらに鮮やか赤色に仕上がります。他にも、茹でたビーツをミキサーなどで撹拌して、スープにするのもおすすめの食べ方です。

風味を楽しめるホイル焼き

アルミホイルに包んで焼く食べ方も、簡単にできておすすめです。皮付きのビーツに軽く塩をふり、アルミホイルで包みます。その時に十字に切れ目を入れておくと、中までしっかり火が通るでしょう。

180℃のオーブンで40分~1時間ほどかけてじっくり焼くと、ホクホクした食感に仕上がります。ビーツの甘みが引き出されて、とても美味しい食べ方です。

ビーツの葉も食べられる

ビーツは葉も食べることができるので、葉付きのものがあれば、ぜひ葉も一緒に食べてみてください。ビーツはほうれん草と同じヒユ科で味も似てるため、お浸しや炒め物などほうれん草と同じような食べ方で良いでしょう。ほうれん草よりも癖がなく、食べやすい味わいです。

ビーツの味を生かしたおすすめレシピ

ビーツと野菜を使ったボルシチスープ

【材料】

  • ビーツ:300g
  • にんにく:1かけ
  • 玉ねぎ:3個
  • パプリカ:1個
  • 人参:1本
  • じゃがいも:小4~5個
  • ホールトマト缶のトマト:2個
  • 水:適量
  • 牛肉:300g
  • ローリエ:4枚
  • 塩:適量
  • 砂糖:ひとつまみ
  • 酢:小さじ1
  • サワークリーム
  • ディルまたはイタリアンパセリ

【作り方】
  1. ビーツをよく洗って塩をふります。
  2. 酢を染み込ませたペーパーで1包み、さらにアルミホイルで包みます。
  3. 予熱なし140℃のオーブンで、1~2時間ほど柔らかくなるまで加熱します。
  4. 鍋にオリーブオイルとにんにくを入れて熱し、人参と玉ねぎを炒めます。
  5. 残りの野菜も加えて炒めます。
  6. 全体に油がまわったら潰したホールトマトを加えます。
  7. 6が浸かるくらいの水を注いで煮ます。
  8. 焼けたビーツの皮を剥き、小さめにカットします。
  9. ビーツ、牛肉、塩、砂糖、酢を鍋に加え、ローリエを入れて煮込みます。
  10. 30分ほど弱火で煮込んだら、塩で味を調えて完成です。

ビーツの甘みが感じられて、ほっこり温まるポルシチのレシピです。ビーツをオーブンで焼く時は、大きさによって焼き時間が変わるので、様子を見ながら調整してください。竹串が実にスーッと通ればOKです。お好みでサワークリームやディル、イタリアンパセリなどをトッピングして、味の変化を楽しんでください。

ビーツとツナのパスタ

ビーツとツナを組み合わせたパスタです。玉ねぎをじっくりと炒めて、甘みと旨みを出すことが美味しさのポイントになります。ビーツをすりおろす時は、赤い汁が飛び散って洋服に付かないように気を付けましょう。

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ビーツの葉のキンピラ

ビーツの茎は少し硬めなため、先に良く火を通すと食べやすいです。ビーツの葉にも豊富な栄養が含まれているので、ぜひ活用してみてください。いつものキンピラにシナモンの風味を足して、血行改善効果もさらに期待できるでしょう。

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ビーツのスープ

見た目もピンクで可愛らしいビーツのスープです。ビーツは缶詰を使用しても美味しくできます。牛乳の代わりに豆乳、バターの代わりにオリーブオイルを使っても良いでしょう。

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ビーツは赤カブに似ている栄養価の高い野菜

ビーツはどういう味がして何に似てるのか?を、特徴や食べ方と併せて詳しく解説してきました。ビーツは見た目や栄養価が赤カブと似てるのですが、種類が違う食材です。栄養豊富なビーツを、美味しく調理して堪能してください。ちなみに、ビーツを多めに食べると尿が赤くなることがあるそうですが、健康に影響はないので心配いりません。

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