赤紫蘇の栽培方法のポイント!種まきの時期や水やりの間隔など徹底解説!

赤紫蘇を栽培する方法のポイントについて解説します。初心者でも簡単にできる赤紫蘇栽培の基本的な育て方から、種まきの時期や水やりの間隔などを徹底的に説明!赤紫蘇の収穫時期や害虫対策、上手な保存方法まで紹介していきます。

赤紫蘇の栽培方法のポイント!種まきの時期や水やりの間隔など徹底解説!のイメージ

目次

  1. 1赤紫蘇の栽培方法が知りたい!
  2. 2赤紫蘇の栽培の基本情報
  3. 3赤紫蘇の栽培・育て方
  4. 4赤紫蘇の保存方法
  5. 5赤紫蘇を自宅で栽培してみよう!

赤紫蘇の栽培方法が知りたい!

赤紫色の葉っぱをいくつも付けている赤紫蘇

赤紫蘇は濃い赤紫色の葉で、梅干しの色付けやふりかけなどによく使われています。赤紫蘇は料理に色を添えるだけでなく、独特な香りが食欲をそそる役割も果たす薬味です。そんな赤紫蘇ですが実は育て方が簡単で、初心者でも育てることが可能です。

家で赤紫蘇を育てることができれば、料理の香り付けやハーブの代わりなどいつでも好きなだけ利用することができます。育て方の簡単な赤紫蘇栽培ですが、いくつかの簡単なポイントを抑えるだけでも大量の赤紫蘇を収穫できるでしょう。そこで、本記事では赤紫蘇の栽培方法について詳しく見ていきます。

赤紫蘇の栽培の基本情報

赤紫蘇の特徴

赤紫蘇はシソ科シソ属の一年草で、中国やヒマラヤが原産国として知られています。日本では縄文時代から自生してたといわれるほど古い歴史を持っています。大葉と同じ紫蘇の種類で、葉の色が赤紫色の種類を赤紫蘇と呼びます。葉が縮れているタイプが一般的ですが、縮れていない種類もあります。

一般的な赤紫蘇は葉先が縮れて縮緬紫蘇と呼ばれます。枝は緑色ですが、葉は両面とも濃い赤紫色です。大葉と似たような香りがあり、生のまま食べるとアクが強くえぐみが多いのであまり美味しいとはいえないでしょう。梅干しの色付けやゆかりと呼ばれるふりかけに加工されたり、刺身の薬味に使用されたりします。

赤紫蘇に含まれる栄養素や効用

栽培した赤紫蘇をかごいっぱいに収穫している

シソニンは、酸と反応することで鮮やかな赤色になる特徴があり、梅干しを赤く色付けすることができるんです。シソニンには、体内で作られた活性酸素を除去する強い抗酸化作用があり、動脈硬化の予防やアンチエイジングの効能が期待できます。

赤紫蘇が赤紫色なのは、シソニンという色素が含まれるからです。シソニンは活性酸素を除去する強い抗酸化作用を持っており、動脈硬化の予防やアンチエイジング効果が期待できるでしょう

赤紫蘇はβカロテンも豊富に含んでいます。βカロテンの含有量は人参よりも多く、ヨモギやアシタバの2倍以上です。βカロテンは活性酸素をを抑えて動脈硬化などの生活習慣病の予防や、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。また、免疫力を高めてがん予防にも効果を期待できるようです。

他にも赤紫蘇にはビタミンやミネラルが豊富に含まれます。赤紫蘇の香りには、細菌の繁殖を抑える強い防腐・殺菌作用があります。そのため刺身のツマなどに利用されることが多いようです。また、香りには食欲増進の効果もあります。

赤紫蘇の栽培は初心者向き?

赤紫蘇は丈夫な植物で病気の心配も少なく、害虫もあまりつきません。特別な育て方やこまめに手入れする必要もないので、土の乾燥さえ気を付ければ初心者でも栽培しやすいでしょう。土を選ぶ必要もなく場所をあまり取らないので、ベランダなど限られたスペースでも簡単に栽培できます。

赤紫蘇の栽培時期

赤紫蘇を栽培するためには暖かい気候と日光が必要です。約22度で発芽するため、種まきには3~5月が適しています。苗まではセルトレーで育てたほうが栽培しやすいでしょう。直接地面に種をまいて栽培することも可能ですが、苗の生育に差が出たり種がこぼれて辺り一面に広がってしまう可能性があります。

苗植えは4~5月が適しています。セルトレーで育てた苗や市販のものを地面や鉢、プランターに植えていきましょう。1年草なので植え替える必要はありません。

赤紫蘇の栽培のポイント

栽培している赤紫蘇が日光を浴びてすくすく育っている

赤紫蘇は日光を好みます。日に当たらないと発芽しないため、20~25度ほどの気温で日光に当たる場所に置くのが元気に育つポイントです。乾燥に弱いので水分を切らさないようにします。直射日光に当てると葉が固くなるので半日陰で栽培するのがおすすめです。

寒い地域や早まき栽培を行う場合には、セルトレーやポットで育てるのがよいでしょう。密集すると日当たりが悪くなって着色が悪くなります。収穫も兼ねて葉と葉が混みあわないように、葉や茎を間引きするのもポイントです。

赤紫蘇の栽培・育て方

①土づくり

赤紫蘇は発芽して本葉が4~6枚ほど出てきたら植え替えをします。プランター栽培または地植えのどちらでも構いません。赤紫蘇は湿った土を好むので、野菜用の用土を用意して水はけや水もちのバランスが良い土で栽培するのがおすすめです。

自分で土を配合する場合は、赤玉土と腐葉土を同じくらいの割合で混ぜます。肥沃な土で育てるとやわらかく食べやすい葉に成長し、香りも強く感じるでしょう。

プランターの場合

プランターか鉢で栽培する場合は、幅65cmほどのプランターに20cm感間隔で苗を2~3個植えます。根腐れを防止するために排水用の穴が空いているのもが良さそうです。鉢底ネットと鉢底石を一番下に敷きます。

畑の場合

畑で栽培する場合は半日陰の場所で腐葉土を3割ほど混ぜ込みます。1~2週間寝かせて土の水はけ具合をチェックし、気になるようなら腐葉土を混ぜます。畑の石や木片などがあったら取り除いておきましょう。

②種まき・植え付け

シソの発芽適温は25~30℃なので、十分暖かくなってからタネまきします。100cmのベッドに条間30cmのスジまきを標準とします。バラまきもできますが、間引きに手間がかかります。ポット育苗して本葉が4~5枚になったころに植えつけることもできます。タネを一晩水につけて吸水させてからまくと、発芽がはやまります。好光性種子なので覆土は薄くします。間引きをして本葉が4枚くらいで株間30cm程度の1~3本立てにします。

赤紫蘇の種は最初に1日ほど水に付けておきます。できればセルトレーなどに種まき用の培養土を入れて、1区画に1粒ずつ種をおきます。薄く土をかぶせたら、日当たりの良い半日陰に置いて土が乾かないように注意しましょう。10日ほどで発芽したら、土が乾いてから水やりをします。

本葉が4~5枚ほど生えて丈が10cmくらいになったら、プランターや地面に植え付けしましょう。

③水やり・肥料

赤紫蘇は湿度が高い状態を好みます。種を植えて発芽するまでの間と植え替えして根付くまでの間は、乾燥しないようたっぷり水をあげるのが育て方のポイントです。

プランターで栽培するときは、土の表面が乾き始めたら底から流れるくらいたっぷり水を与えます。地植えの場合は日照りが続いたり土が乾いている時だけ水を与えればよいだけなので、育てるのも簡単です。夏は気温が高くなり水分も蒸発しやすいので、乾燥していないか注意しておきましょう。

肥料は植える時に緩効性化成肥料を土と一緒に混ぜ込みます。肥料を混ぜておけば追肥する必要はありません。葉に元気がない、黄色っぽいなどの症状が現れたら追肥しても構いません。追肥が必要な時は1~2週間に1回程度液体肥料を薄めて与えます。

④摘芯

摘芯は葉を収穫するために重要なポイントです。収穫量を増やすために株の頂点の芽を摘み取ります。草丈が20~30cmほどになったら、真ん中の茎の新しい芽を数cmカットします。こうすると花や種を作ることなく脇芽が増えて、やわらかい葉をたくさん付けるようになるようです。摘芯は赤紫蘇が枯れ始める秋まで繰り返して行いましょう。

⑤収穫

赤紫蘇の収穫は草丈が20~30cmほど、10枚以上本葉が出たら可能です。早くて6月から収穫できるようになります。収穫の際には下の方の葉から順番に取っていくのがポイントです。初期のころにできた本葉は固くて味もあまりよくありません。やわらかくて新鮮な下の方の葉から収穫していきましょう。

下の葉を取ることで脇芽も増えて収穫量も増加します。育ちすぎて固い葉は早めに摘んで処分するのがおすすめです。秋になると穂が実って葉はもう成長しなくなるため、すべての葉を収穫しましょう。穂紫蘇も刺身のつまや実紫蘇として食べることができます。

病気や害虫の対策は?

赤紫蘇は病気や害虫の心配はあまりしなくて大丈夫です。収穫期前後になるとまれに株が弱まって病気にかかることもあるようです。さび病、ウイルス病、青枯れ病などに注意しましょう。

また、時々バッタやアブラムシに葉っぱを食べられてしまうことがあるようです。害虫はガムテープなどで取り除きます。肥料をやり過ぎたり湿度が高すぎると、アブラムシを引き寄せてしまうことがあります。追肥は適量を守り、なるべく株の間を広く取って風通しを良くしておくのがポイントです。

赤紫蘇の保存方法

栽培した赤紫蘇の葉ですが、収穫した後はどのように保存したらよいのでしょうか?ここでは日持ちしやすいおすすめの保存方法を紹介します。

野菜庫で保存

栽培した赤紫蘇を収穫したら、水気を含んだキッチンペーパーに包んでビニール袋などの保存袋に入れて冷蔵庫で保存します。冷蔵庫で保存してる間も鮮度が落ちて香りも抜けてしまうので、早めに使うようにしましょう。枝や根が付いたままの赤紫蘇は、バケツに少し水を張って根元が水に浸かるように室内に置いておくと日持ちします。

塩漬けにして保存

赤紫蘇を長く日持ちさせたい場合には、塩漬けにするのがポイントです。葉の部分に塩をまぶしてよくもみ込んでアク抜きをします。密封の保存袋に入れて冷蔵保存することで、簡単に2週間ほど日持ちさせることができるでしょう。

さらに梅酢を加えて数か月漬けたものを天日干しし、乾燥した赤紫蘇を細かく刻めばゆかりのふりかけとして利用できます。

赤紫蘇を自宅で栽培してみよう!

赤紫蘇と青紫蘇を地植えで栽培している

赤紫蘇は丈夫なので病気や害虫の心配もあまりなく、初心者でも育て方に迷うことなく簡単に栽培することができます。乾燥させないように気を付ければ枯れる心配もなく、2か月ほどで収穫できるようになるので栽培方法も簡単です。赤紫蘇は秋まで収穫し続けることができ、葉だけでなく穂も含めて長い期間楽しむことができるでしょう。

赤紫蘇栽培はプランターからでも手軽に始めることができます。ぜひこちらの記事を参考にして赤紫蘇の育て方のポイントを抑えながら、家で赤紫蘇の栽培を楽しんでみましょう!

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