2019年12月27日公開
2024年10月07日更新
干物の焼き方!フライパンやグリルでも美味しく焼く方法をご紹介
干物の焼き方をテーマに、フライパンやグリルの上手な使い方や、焼く時のコツを紹介します。干物の美味しさを長持ちさせるための保存方法についても解説しています。干物の上手な焼き方を学んで、美味しくいただきましょう!
干物の焼き方を徹底解説!
今夜は煮物と干物 pic.twitter.com/o1RX65IJue
— 葉の上かえる (@hanouekaeru) December 23, 2019
ご飯のお供にも酒のおつまみにも美味しい魚の干物。上手に焼きたくても自宅ではなかなか思うように焼き上げるのは難しいものです。本記事では皮はぱりっと身はふっくらと仕上がる干物の焼き方をまとめました。この記事に従って干物を焼けば、お店のように美味しく焼き上がること請け合いです!
干物の焼き方
干物は意外と焼き方が難しく、自分で焼くとどうもパサパサになってしまいがちです。せっかく買った干物を美味しくいただくために、上手な焼き方を覚えましょう。
ガスコンロと網を使うのがおすすめ
飲み屋のつきだしが鯵の干物がガスコンロに、感動ー pic.twitter.com/mIQLTl9RMk
— タナミ ユキ 「来れば?ねこ占い屋」発売中 田波有希 (@JBuranaiyuki) April 21, 2017
家庭で美味しく焼き上げるのにおすすめなのが、ガスコンロと網を使った焼き方です。一般的に家庭用グリルを使用する方が多いですが、通常のグリルだと焼き上がりが水っぽくなり、皮がぱりっとしにくいです。
皮をぱりっと身をふっくらと焼き上げたい場合は、昔ながらのガスコンロの上に焼き網をセットする焼き方が一番です。焼き網にもさまざまな種類がありますが、なるべく遠火で焼くために網に足がついたものを用意しましょう。
じっくり焼くのがコツ
ACLの浦項スティーラーズ戦アウェイに行って1年という事は、アタッシュケース踏み台事件から1年、浦項スティールヤードで干物を自分でガスコンロを使ってあぶるというスタグルに衝撃を受けて1年。 pic.twitter.com/7MQz2XQxGO
— うっず (@woods_crz) February 25, 2015
干物を短時間で焼いてしまうと中まで火が通らず生焼けになってしまいます。また時間がないと焦って途中で何回もひっくり返すと身が崩れてしまう場合があります。干物を焼くときは時間をかけてじっくりと焼くようにしましょう。
中火から弱火で焼く
ガス火は火力が強いため強火で焼くと表面だけで真っ黒に焦げてしまい、中には火が通っていないということがよくあります。火加減は中火~弱火で十分です。焼き網の底面に炎がつくかつかないか程度の火力で問題ありません。
冷凍された干物を焼く場合
牡蠣フライ、豚カツ、魚肉ソーセージフライ作って夕飯。フライ祭り。味噌汁とお新香は写メ省略。メインのみ。今食べ終わって後片付け中。食材すべてホテル卸の問屋から。冷凍牡蠣は生食用じゃないけど1kgなんと1550円税込み!スーパーで買えば3倍。鯵の冷凍干物一匹58円だし!この鯵はエボ鯛以上です pic.twitter.com/ScoJU0murs
— みんみん (@TToyIGgoTt4W8k9) December 23, 2019
干物を取り寄せた場合、冷凍の状態で届くことが多いです。冷凍された干物の焼き方はあじやさんまなど比較的薄い干物は解凍せずにそのままい焼いてOKです。ほっけなどの肉厚の干物は冷凍のまま焼くと火が通りにくいため、冷蔵庫で半日ほどかけてゆっくり解凍してから焼くとよいでしょう。
冷凍ものなら、冷蔵庫でゆっくり解凍後に焼き始めるといいでしょう。
干物を美味しく焼く方法【フライパン】
ここから干物の焼き方を調理器具別に紹介していきます。まず取り上げるのはどの家庭にもあるフライパンを使った干物の焼き方です。ここでは代表的な干物である開き、みりん干し、丸干しの3種類の美味しい焼き方をそれぞれ解説します。
干物の開きの焼き方
グリルは洗うのが大変だから…。
— 元・杉長水産右の人 (@beer_gyoza) April 9, 2019
と、干物を躊躇っているあなた!
フライパンでも美味しく焼けますよ。
アルミホイルを敷いて、
その上で焼きますと、後片付けも簡単!
私も杉長水産のサバみりんを焼く時はフライパン派です😉
本日は杉長水産は定休日です⏰ pic.twitter.com/ZLBexl3tuC
フライパンを使った干物の開きの焼き方ですが、まずフライパンが汚れないようにアルミホイルをひいてください。この時アルミホイルをクシャっと丸めて広げると、アルミホイルに干物がくっつきにくくなります。続いてフライパンにひいたアルミホイルの上に、皮目を下にして中火で焼きます。
火加減を見ながら皮に焦げ目がついてきたら、裏返してください。身にも程よく焼き色が付いたら出来上がりです。この時干物を焼き過ぎるとうま味が流れ出てしまい、パサつきの原因になります。美味しく焼き上げるためにくれぐれも焼き過ぎないように注意してください。
みりん干しの焼き方
せっかく海沿いに来たんだから海のものたべようぜ。というわけで買ってきたみりん干し。なんとホッケをみりん干しに。フライパンに入りきらないぜ……あじが楽しみです。 pic.twitter.com/Il2R8hNnpK
— Kuma (@honet_r) April 10, 2019
続いてフライパンを使ったみりん干しの焼き方です。みりん干しも開きの焼き方と同様にフライパンにアルミホイルをひきます。次にみりん干しの身を下にして弱火で焼きます。火加減を見ながら身に焼き色が付いたら裏返してください。皮に程よい焦げ目が付いたら焼き上がりです。
みりん干しは開きよりも糖分が高いため、焦げやすいです。そのため焦げないように細心の注意を払って焼くようにしてください。
丸干しの焼き方
今日のお昼ご飯は、にぎすの丸干し
— 熊野 小道 (@komichi1024) April 4, 2012
網がないからフライパンで焼いちゃった(; ̄ェ ̄) pic.twitter.com/Bk3nEU1g
フライパンを使った丸干しの焼き方を紹介します。丸干しの場合もフライパンにアルミホイルをひき、丸干しを乗せて片面を中火で焼いて下さい。火加減を見ながら片面に焼き色がついたら裏返します。
反対側も同様に焼き、全体に焼き色がついたら出来上がりです。丸干しはほっけなどの大きな魚を使ったものが多く、どうしても火が通りにくいです。中までしっかりと火が通るようにじっくりと焼くようにしましょう。
小魚の干物の焼き方
今日は ヒゲの兄貴のお店の 沖ギスの干物焼いてます!
— nobuo🔪🐡 (@NobuoTeam) August 26, 2019
フライパンで焼くと 脂の乗りが 凄いなぁー😆👍
頭から腹は 少し苦味があり ビール🍺によく合います😆👍
身の方は 甘みもあり 脂がジュワッと、、、😆
是非 皆さんに食べてもらいたい逸品です💕#丸勘商店#ヒゲの兄貴 pic.twitter.com/kjj37eQbev
あじなどの小魚の干物もフライパンで焼くのがおすすめです。小魚は非常に焦げやすく、目を離すとあっという間に真っ黒に焦げてしまいます。フライパンにアルミホイルをひいたら小魚の干物を乗せ、軽く焦げ目が付く程度に中火で焼きましょう。焼き過ぎると身が固くなり美味しさが損なわれてしまいますので、注意してください。
干物のにおいを抑えるポイント
鯵の干物、油ひいたフライパンに蓋して焼くとしっとりふっくらジューシーやん!もう魚焼きグリルなんて使えねえ! pic.twitter.com/KqEl85HASF
— あきんこ (@akinkokosu) November 21, 2019
フライパンで干物を焼くとどうしてもにおいが広がりやすいため、調理を躊躇してしまう方も少なくありません。フライパンで干物を焼くとにおいが広がる原因のひとつは焦げによる煙です。そこで干物にかからない程度に少量の水を入れ、蓋をして蒸し焼きにして下さい。こうすることで煙の量も抑えられ、においの広がりが最低限で済みます。
さらににおいの広がりを抑えたい方は、干物をアルミホイルで包んでから焼くという焼き方もあります。アルミホイルで包むことで中の水分が流れ出ることを防ぎ、ふっくらと焼くことが出来ます。後片付けも簡単なので、においが気になる方はぜひ試してみて下さい。
蓋をすることでにおいの広がりを抑えられます。
干物を美味しく焼く方法【グリル】
続いて魚焼きグリルを使った美味しい焼き方を紹介します。キッチンに魚焼き専用グリルが備え付けしてある方はぜひ参考にしてください。
焼く前に塩をかける
#山羊の人
— 山羊と猫 with Youtube (@yagi_to_neko) October 31, 2019
そしてメインディッシュのホッケ干物のグリル焼き。
グリルの感覚、わかってきたぞ。
(`・ω・´)
なにせ高脂血症なので、脱肉して、魚に走りたいのだ。
(´д`) pic.twitter.com/5N6wSCaHTx
魚の塩焼きを焼く場合、焼く前に塩をかけるのがおすすめです。カレイなどの白身魚は焼く10分~30分前、サバなどの青魚は焼く30分~1時間前に塩を振ると美味しく焼くことが出来ます。
タレや味噌につけこんである魚は、焦付きを防ぐため、軽く拭き取ってから焼きましょう。
グリルの中の温度のムラを活用する
ほっけは解凍して魚焼きグリルで焼いて、1切れを3等分に切り分けて冷凍!!
— 𝙎𝙖𝙧𝙖 𝙒𝙞𝙡𝙗𝙪𝙧𝙮 (@SaraWilbury) December 21, 2019
食べたい時にチンor常温解凍したらすぐ食べられるよ〜🥰
(塩鮭はムニエルとか色々アレンジ出来るから焼かずに1切れづつ分けて冷凍庫) pic.twitter.com/EjqlzWf57O
魚焼きグリルは構造上、庫内の温度にムラが生じてしまいます。どのグリルも基本的には手前よりも奥、中央よりも端の方が高温になります。そのためアジやサバの干物を焼く場合、火の通りにくい頭側を奥にして置くと良いでしょう。
火加減に注意する
三浦の実家から金目鯛の干物送ってきてくれたんだけど🐟
— みなみ♡←魔法主婦 (@keislot777) May 17, 2018
大きすぎて魚焼きグリルに入んないw😳😳 pic.twitter.com/KSV37l26XL
家庭用の魚焼きグリルは炎から近く距離の調整ができないため、強火で焼くとすぐに表面だけが焦げてしまいます。焼き魚は強火の遠火で焼くのがベストです。おすすめは最初にグリルの庫内を5分ほど強火で熱し、しっかりと温度を上げてから焼き始めるときに弱火にする方法です。
この時網に油を塗っておくと魚の皮がくっつきにくくなります。焼いている途中で黒く焦げるようならアルミホイルをかぶせるなどして調整するようにして下さい。
前もってグリルを十分に温めておくこと。そうすることで、魚が焦げにくくなり、ふっくらと焼きあがります。
オーブントースターで干物を焼く場合
金目鯛の干物で新たな料理を作ろうとしている…(^^;;
— 築地魚河岸〜魚屋あべちゃん (@abehiro13) April 15, 2017
オーブントースターで、簡単旨いっていうのがテーマ#築地魚河岸 #築地 #阿部水産 pic.twitter.com/rvf8UfOW1S
家に魚焼きグリルがない場合、オーブントースターを使って焼くこともできます。オーブントースターを使うと失敗も少なく、後片付けも楽です。
焼く前にオーブントースターをしっかりと余熱しておくとこびりつきを防ぐことができます。まず脂が落ちても大丈夫なようにアルミホイルをひき、腹側4分~5分、次に背側を2~3分焼いてください。最初に背側から焼くと皮と身の間にある脂が落ちてしまうため、必ず腹側から焼くようにして下さい。
干物の保存方法
干物をすぐに食べない場合、冷凍庫または冷蔵庫で保存してください。すぐに食べる場合は冷蔵保存、しばらく食べる予定がない場合は冷凍保存というように使い分けると良いでしょう。
冷凍保存
#鯵の干物 は手作りです。
— 東京のブルーインプ (@nakahirohiro1) March 11, 2016
市販品より美味しいので
o(^o^)o止められません。
ラップで密着して冷凍保存して使います。
今回も美味しく出来た♡嬉しい💕#干物 #鯵の開き #アジの開き #鯵 #自家製 #手作り pic.twitter.com/JOGjdaSGZR
干物をすぐに食べない場合は冷凍保存しておくと旨味を保持することができます。干物を1枚ずつラップで包んだら、さらに上からアルミホイルで包みます。ジップロップなどの保存袋に入れたら、冷凍庫で保存します。この時熱伝導の良いアルミトレイの上に置いて冷凍すると、急速冷凍できるため、さらに美味しさがキープできます。
冷凍保存する場合の保存期間は2~4週間程度です。1ヵ月以上保存すると水分が抜けて美味しさが損なわれてしまいます。そのため1ヵ月以内を目処に早めに食べ切るようにしてください。保存袋に保存した日を記入しておくと、食べ忘れがなくなります。
冷蔵保存
真空で持ちがよくなり干物の冷蔵保存が1週間ほどに伸びました(`・ω・´)
— 仙川町 伊藤食品 (@sengawaitou) October 25, 2019
ご贈答や長期保存をお考えの方は、冷凍在庫をだしますのでお声かけくださいませ#仙川町伊藤食品 #仙川 #調布 #干物 pic.twitter.com/mTSjeFcskp
比較的早い内に干物を食べる予定がある場合は、冷蔵保存して下さい。干物を1枚ずつラップに包み、空気を抜いてから保存袋に入れます。保存する場所は温度が低いチルド室がおすすめです。
ラップで包んだ上に保存袋に入れるのは過剰に思えますが、しっかり密閉することでにおい漏れや酸化を防ぐことができます。保存期間の目安は5日間です。保存期間が長くなると酸化して風味が落ちるため、なるべく早めに食べるのがおすすめです。
干物の焼き方まとめ
今日はデパ地下のお買い得で抜群に美味しいサバの干物焼き。根っ子の赤いほうれん草と野菜、シャウエッセンのバター炒め。けんちん汁を作ってみた。サバの干物は大好物( ´ー`)🍶焼き魚のついでに金目鯛の干物を焼いて、身をほぐして明日の朝は、金目鯛の炊き込み御飯を作ってみる♪ pic.twitter.com/6t0Wlv4Yy9
— 五十匁太郎 (@gojyumonmetarou) December 23, 2019
本記事ではフライパンやグリルを使った干物の上手な焼き方を中心に美味しさが長持ちする保存方法などをまとめてきました。ちょっとしたコツで家庭でも驚く程美味しく焼くことができます。今までパサパサになってしまったり、黒焦げになって失敗していた方はぜひ上手な焼き方をマスターしてください!