レモンの賞味期限や日持ちはどれくらい?長持ちさせる保存方法も紹介

レモンの賞味期限や日持ちさせるための保存方法について解説します。また、日持ちさせるためのレシピや、腐るとどのような状態になるのかも併せて紹介します。切ったレモンやレモン汁、ポッカレモンなどの賞味期限の参考にもしてください。

レモンの賞味期限や日持ちはどれくらい?長持ちさせる保存方法も紹介のイメージ

目次

  1. 1レモンの賞味期限を徹底解説!
  2. 2レモンの賞味期限はどれくらい?
  3. 3レモンを日持ちさせる保存方法
  4. 4レモンが賞味期限切れに!腐るとどうなる?
  5. 5レモンの賞味期限まとめ

レモンの賞味期限を徹底解説!

レモンを柑橘類の上で絞っている様子

レモンは1年を通して店などで手に入れられる食生活に身近な果物です。しかし、たくさん買って腐らせてしまったという経験はがありませんか?本記事ではレモンの賞味期限と、日持ちする保存方法について調査しました。また、長持ちさせるためのレシピや腐るとどのような状態になるのかも紹介します。ぜひ参考にしてください。

レモンの賞味期限はどれくらい?

レモンは保存状態によって賞味期限が変わります。そのままの状態、切った状態、冷凍の状態など、状態によっての賞味期限の違いについて紹介します。

一般的なレモンの賞味期限

一般的な賞味期限は、2週間から1ヶ月程度です。自宅の庭で収穫したものの賞味期限は、10日~15日程度です。市販の場合は、どこで収穫したものかによって賞味期限に違いがでます。

レモンの賞味期限は国産か輸入かによって異なる

国産品の賞味期限は2週間程度です。保存は冷蔵庫の野菜室が望ましいです。国産品は腐敗処理がされていないため、皮ごと食べても安全です。しかし、長期間の保存は難しいです。

一方で、海外からの輸入品は防腐処理が行われているため、賞味期限は1か月程度と比較的長いです。涼しい場所で常温保存、または冷蔵庫の野菜室で保存してください。

丸ごとのレモンの賞味期限

丸ごとのレモンの賞味期限は1ヶ月程度です。その際、皮が乾燥しないように、ラップやポリ袋、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保存してください。1週間以内で使い切ってしまう場合は、常温の冷暗所でも問題ありません。
 

丸ごと1個のままのレモンは意外と日持ちします。乾燥しないようにラップもしくはポリ袋に入れ冷蔵庫にて保存すると1ヶ月程度は日持ちします。

カットしたレモンの賞味期限

カットしたレモンの賞味期限は1日程度です。レモンは乾燥に弱く、切り口が空気に触れてしまうと一気に鮮度が落ちてしまいます。カットした状態で保存する場合は、しっかりラップに包み、短期間でも必ず野菜室に入れて保存してください。

チルド室で冷蔵した場合の賞味期限

チルド室での冷蔵保存する場合の賞味期限は、丸ごとか切ったかによって変わります。丸ごとの場合の賞味期限は1ヶ月程度です。半分にカットした場合の賞味期限は5日間程度です。輪切りであれば、賞味期限は1日程度です。

レモンを冷凍した場合の賞味期限

冷凍保存した場合の賞味期限は1ヶ月程度です。丸ごとの場合でも、櫛形や輪切り、果汁を絞った状態でも賞味期限は同じです。必要な量だけ解凍して、解凍後は速やかに使用してください。
 

レモンの消費期限はどれくらい?

生鮮食品は加工食品とは違い、具体的な期限を設けられていません。レモンが腐っていないかどうか、状態から見極める必要があります。

一方、ポッカレモンなど果汁の加工食品は、開封後冷蔵庫で保存して1〜2週間程度と短いです。保存状況によっては賞味期限内であってもカビが発生することがあります。特にポッカレモンは保存料が使われていないため、早めの消費を心がけてください。

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レモンを日持ちさせる保存方法

レモンを長期間保存するためには、冷凍保存や保存食に加工する方法があります。切り方やアレンジ方法も豊富なので、1つずつ紹介します。レモンの使い方に合った保存方法、加工方法をぜひ参考にしてください。

丸ごとのレモンを冷蔵保存する

丸ごと冷蔵保存する場合には1つ1つをラップや新聞紙に包むか、ジップロックなどに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。レモンの保存に適した温度は6~8℃程度のため、冷蔵庫のドアポケットでの保存も可能です。

丸ごとのレモンを冷凍保存する

丸ごと冷凍保存する場合は、まずはよく洗います。タオルやキッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取り、丸ごとラップで包むもしくはタッパーに詰めてそのまま冷凍します。冷凍した果汁や皮は凍ったままで料理に使えます。

凍らせたレモンの皮には苦みが出にくいため、皮も含めて無駄なく使用できます。また、冷凍すると果汁が絞りやすくなります。果汁を使用したい場合、まずは冷凍しておけば無駄なく使用できます。
 

スライスしたレモンを冷凍保存する

スライスしたレモンを冷凍する場合、切り口同士が重ならないようにジップロックに並べるのがポイントです。しっかりと空気を抜いて冷凍してください。料理に使用する際は、自然解凍すると良いでしょう。使いたい形に切って冷凍しておけば、使い勝手が良いのでおすすめです。

レモンを絞って冷凍する方法

果汁を冷凍保存したいときは、絞り汁をそのまま製氷皿で凍らせる方法がおすすめです。冷凍したら、製氷皿から取出しそのままラップやジップロックに移して保存します。

また、ポッカレモンも果汁同様に製氷皿で凍らせると良いです。ポッカレモンは果汁100%を使用しており、賞味期限が比較的短いです。そのため、冷凍保存すると長持ちさせることができます。

凍らしたものを、水やソーダ、紅茶などに入れると、簡単にレモンドリンクが作れます。ただし、必要な分のみを解凍して使うようにしてください。

冷凍した果汁や皮は、凍ったまま料理に使えます。
皮と果汁を一緒に冷凍したものは、冷蔵庫に移し、自然解凍してから使います。

はちみつレモンにして保存する方法

【材料】

  • レモン  適量
  • はちみつ 適宜
 

【手順】

  1. レモンを水洗いする。
  2. 3~5mm幅でスライスする。
  3. 苦みを抑えるため種をしっかり取り除く。
  4. 保存容器にレモンとはちみつを交互に入れる。
  5. 冷蔵庫で保存する。

はちみつレモンは夏バテ防止や風邪予防にもなります。そのまま食べても良いですし、飲み物などにも使うことができます。はちみつレモンに加工することで、賞味期限を6ヶ月程度まで日持ち可能です。

より日持ちさせるためには、保存容器を事前に消毒しておくことと清潔な手で行うことがポイントです。保存は冷蔵庫でしてください。はちみつレモンは皮まで丸ごと食べるため、国産の無農薬のものを使いましょう。

塩レモンにして保存する方法

【材料】

  • レモン 5個
  • 塩 75~100g(レモンの15~20%)
  • 清潔な瓶1個 

【手順】
  1. 瓶をよく洗い、熱湯をかけて消毒する。
  2. レモンはよく洗い、ペーパーやふきんなどで水気をよく拭き取る。
  3. 瓶に塩を入れ、レモン、塩の順に重ねて入れ、最後に塩を入れて蓋をする。
  4. 直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で1週間以上おく。

塩レモンは肉や魚だけでなく、パスタなどにも使える便利な調味料です。取り出す際には清潔な箸やスプーンを使って取り出すことで、より日持ちします。賞味期限は1ヶ月程度です。皮ごと使用するため、国産品を使用しましょう。

レモンの砂糖漬けにして保存する方法

【材料】

  • レモン 3個
  • 砂糖 適量
  • タッパー
 
【手順】
  1. レモンを水で綺麗に洗う。
  2. 1mm程に輪切りする。
  3. タッパーに厚さ1mm程砂糖を敷き詰める。
  4. 輪切りにしたレモン1枚ずつ裏表にたっぷり砂糖を付け、砂糖を敷き詰めたタッパーの上に重ねる。
  5. 蓋を閉め、密封状態にし冷蔵庫で半日〜1日寝かせる。

レモンの砂糖漬けは、疲労回復やお湯に溶いてホットレモネードなどにアレンジできます。分厚すぎると酸っぱさが残ってしまうため、薄く着るのがポイントです。また、砂糖はたっぷりと使用するのがおすすめです。賞味期限は1ヶ月程度です。

乾燥させたり皮と果汁を別にする方法もOK

レモンは乾燥させることでも日持ちが期待できます。作り方はスライスして天日干しにするか、ノンフライヤーで調理するだけと簡単です。冷蔵庫にそのまま入れて乾燥させることもできます。旨味がぎゅっと濃縮され、お菓子作りや紅茶に入れて楽しめます。

また、皮と果汁を別に保存してするのもおすすめです。例えば、皮は砂糖漬けやレモンピールに、果汁は小分けにして冷凍保存します。別々に保存することで、余すところなく長期保存できます。

保存する時は農薬をしっかり洗い落とす

皮まで食べられるレモンですが、輸入品は防腐処理が心配です。また、皮にはワックスや農薬などがついているものもあります。塩などを使ってよく洗い、ワックスや農薬を落としてから保存、調理しましよう。防腐剤は洗っても落ちないため、皮まで食べるなら国産品を選ぶようにしてください。

洗っても落ちないのは防腐剤。多くの人が一番問題にする薬品ですね。これは口にしたくないもの、してはいけないもの。もし皮まで食べる目的なら、少しお値段は張りますが国産品を買いましょう。

レモンが賞味期限切れに!腐るとどうなる?

ここまでレモンの賞味期限と保存方法を紹介しましたが、賞味期限の期限内であってもカビが生えてしまったり、変色してしまう場合があります。ここでは、レモンが腐るとどうなるのかを紹介します。腐ったときの見分け方、その対処方法も併せて紹介しますので、参考にしてください。

腐った時の見分け方①カビが生えてくる

レモンが腐っているかどうかのは見ためで判断できます。腐るとまずカビが生えます。カビが目に見えて出てきたときには、カビが生えていない部分であっても菌が潜んでいる状態です。この状態になった場合は迷わず捨ててください。

腐った時の見分け方②レモンが茶色っぽくなる

表面に異常がなくても、腐っている場合もあります。カットしたときに果肉が中心の部分から変色をし、茶色や黒に近い色になっているものは腐っています。

この状態のものは食べることはできません。しかし、輪切りにして、湯船に浮かべてレモン風呂にすると良いでしょう。食べることはできませんが、香りを楽しむことはできます。

腐った時の見分け方③レモンの果肉がパサパサになる

表面に異常がなければレモンを切ってみましょう。切ったときに、果肉の水分が抜けてパサパサな状態のものは腐っています。この状態のものは食べることはできません。レモン風呂にして香りを楽しむことをおすすめします。

果汁を使う場合は、鮮度が重要ですが、パサパサになって使えない様であれば、お風呂に入れて「柚子湯」の様に、香りを楽しんでから処分するのもいいですね!

腐った時の見分け方④異臭がする

レモンから異臭がする場合は腐っています。異臭があるものは食べることもできず、香りも楽しむことができません。迷わず捨ててください。

レモンの賞味期限まとめ

レモンの賞味期限や日持ちさせるための保存方法について解説しました。保存方法次第で、賞味期限よりも長持ちさせることができることが分かりました。また、レモンやポッカレモンが腐るとどうなってしまうのかも紹介しました。そのまま保存したり、使いやすく加工して、美味しいうちに無駄なく食べきりましょう。

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