2019年09月29日公開
2024年09月29日更新
ヤングコーンの美味しい食べ方まとめ!茹で方や茹で時間は?生でも食べられる?
ヤングコーンの美味しい食べ方を解説!ヤングコーンは甘いスイートコーンの成長過程に摘み取られた食材で、夏が近づくと生のヤングコーンが店頭に並び始めます。この記事では、下処理から茹で方まで解説し美味しい食べ方やおすすめレシピも紹介します。
ヤングコーンの食べ方を下処理から解説
トウモロコシを育てる場合に1本の株に2本程度の実しか残さず、他の実を摘み取ったものがヤングコーンです。トウモロコシが旬を迎える前の5月から6月にかけ摘果された生のヤングコーンが店頭に並びます。
この記事では旬の時期にしか食べらないヤングコーンの下処理からおすすめレシピまで色々な食べ方を紹介します。
ヤングコーンの食べ方【下処理・茹で方】
ヤングコーンは缶詰で販売されていることが多いですが、トウモロコシの旬の時期が近くなると生のヤングコーンが出回るようになります。ここでは生のヤングコーンを購入した場合の下処理方法・下茹で方法・皮付きの茹で方と茹で時間を解説します。
下処理方法
ヤングコーンの下処理方法は、ヤングコーンを軽く水洗いし葉と外の硬い皮を1枚から2枚を剥きます。次に皮の中央に指で切り込みを入れ、ヒゲが見える部分まで割ります。このとき生のヤングコーンは柔らかいので力を入れ過ぎて折れないように注意しながら作業します。
ヒゲのある所まで裂いたら皮を根元から取り、最後にヒゲの部分をポキッと折れば下処理の完成です。
下茹で方法
ヤングコーンの皮を綺麗に取ったら下茹でしてから調理します。採れたてのヤングコーンは生でも食べることができますが、1日から2日以上経ったものは下茹でをしてください。
鍋に水を入れ沸騰させてから塩を加えて3分から4分茹でます。塩を入れると甘みや風味が引き立つのでおすすめです。塩の量は一つまみ程度で十分で無くても問題ありません。茹で時間はシャキシャキのままで食べたい場合は短めに、ホクホクをしたものを味わいたい場合は通常通り茹でてください。
皮付きの茹で方と茹で時間
- ヤングコーンを皮が付いたまま水洗いする
- ヤングコーンの葉と外の硬い皮を1枚から2枚を剥きます
- 鍋に水を半分くらい入れ沸騰させます
- 沸騰したら塩を一つまみ入れ、さらにヤングコーンを入れます
- 約5分くらい茹たら鍋から取り出し粗熱をとり、皮を剥いたらできあがりです
ヤングコーンを皮付きのままで茹でる場合には、歯と外の皮は硬いので1枚から2枚を剥いてください。水を沸騰させず最初からヤングコーンも一緒に茹でる方もいますが、茹でる時間が長くなると旨味が逃げてしまうので、必ず沸騰されてからヤングコーンを入れてください。ヤングコーンが大きい場合には切り分けてお湯の中に浸るようにしてください。
下茹で方法でも紹介しましたが、塩を一つまみ入れると甘みや風味が引き立ちます。ヤングコーンを皮付きで茹でる場合は、皮無しの生より少し長めに茹でてください。
ヤングコーンの食べ方
ここではヤングコーンは「生でも食べられるのか?」「ヒゲは食べられるのか?」の疑問に答えます。さらにヤングコーンの調味法で定番ともいえる皮付きでグリルする方法と電子レンジを使う方法を紹介します。
生でも食べられる?
ヤングコーンは収穫したての新鮮なものであれば生でも食べられることができます。ヤングコーンや野菜は畑から収穫されたときから鮮度が落ち始めます。収穫し直ぐに冷暗所などで保存すれば翌日までは食べられることもありますが、できれば収穫したその日に食べるのがベストです。
野菜は収穫して時間が経つと青臭さがでてくるので美味しくいただけません。ヤングコーンは摘果され出荷されたのもがほとんどで、トウモロコシの産地近くのスーパーや産直なら当日収穫されたヤングコーンを購入できる可能性があり、日にちを確認して食べてみてください。
ひげの食べ方
ヤングコーンのヒゲも食べることができます。ヤングコーンのヒゲの正体は雌しべで、ヒゲに受粉して実を結ぶため、コーンひと粒に1本の割合で付いているものです。
知らないと捨ててしまいそうなヒゲですが、生食はおすすめできません。ですが、調理をすることでとても甘く美味しくいただけます。茹でたり焼いたり煮たりなど、どんな調味法でも甘さが引き立ちヒゲだけで立派な一品料理になります。おすすめはヒゲの天ぷらでパリパリ食感が癖になります。
皮付きでグリルする
ヤングコーンの一番のおすすめは皮付きでグリルする食べ方です。葉を切り外側の硬い皮を剥いたら、アルミホイルを敷いた上にヤングコーンをのせ魚焼きのグリルなどで焼き上げます。途中裏返して様子を見ながら、焼き色が付くまで10分程焼くとできあがりです。ヒゲは切らないで一緒にグリルします。
焼けたら器に盛り付け皮を剥きます。ヒゲや固くない薄皮の部分も美味しく、醤油・マヨネーズ・七味唐辛子などお好みで味付けしていただきます。夏の人気メニューの焼きトウモロコシに引けを取らないほどの絶品メニューです。
電子レンジを使う
電子レンジを使っても美味しく調理できます。ヤングコーンの葉と外側の硬い皮を剥いたらサランラップで包み込み600Wの電子レンジで1分半から2分加熱します。サランラップで包むことで蒸しあがり旨味が閉じ込められ美味しく仕上がります。
加熱したら取り出して粗熱を取り、皮を剥いていただきます。中までホクホクして調味料など何もつけなくても美味しくいただけます。
ヤングコーンの食べ方別レシピ
バター醤油焼き
- ヤングコーン・6本
- バター・10g
- 酒・小さじ1
- 醤油・適量
- ドライパセリ・適量
- ブラックペッパー・適量
- ヤングコーンの皮とヒゲを取り除く
- 鍋にバターを入れて火にかけ一旦中火で溶かしたら、ヤングコーンを入れ全体にバターを絡ませる
- バターが馴染んだら酒を入れ蓋をして2分ほど蒸し焼きにする
- 少し焼き目を付けるために醤油をひとまわしかけ良く絡ませる
- 器に盛る付けドライパセリとブラックペッパーを振りかければできあがりです
バター醤油焼きは香ばしくてとても食べやすく子供にも人気なレシピです。食べやすくするため皮やヒゲは使用していませんが、切り分けて一緒に焼いても美味しくいただけます。蒸し焼きにすることで中までホクホクに仕上がります。ドライパセリ・ブラックペッパーなどはお好みで使用してください。
炒める・揚げる
- ヤングコーン・200g
- スナップエンドウ・100g
- ベーコン(ブロック)・100g
- ポン酢・大さじ2
- バター・10g
- にんにく・1片
- 塩・一つまみ
- ヤングコーンは茹でて水気を切り長いものは縦半分に切る
- スナップエンドウは筋を取ってから塩を一つまみ加えお湯で茹でて水気を切る
- ベーコンを4cmくらいの拍子切りにする
- ニンニクをスライスする
- フライパンにベーコンと半量のバターを入れてから火にかける
- バターが溶けてベーコンから油が出てきたら弱火にし、ニンニクを加えて色よく炒める
- ヤングコーンとスナップエンドウも入れて油を絡めるように炒める
- 全体に油が回ったらポン酢を回し入れて火を強め絡めるように炒める
- 汁気がほぼなくなったら残りのバターを入れ、バターが溶けたら全体に絡めて火からおろし、器に盛り付けけばできあがりです
ヤングコーンは炒め物にしても美味しくいただけます。炒め物に使う場合にはあらかじめ下茹でして水気を切ってから使用してください。炒め物ではヤングコーンや野菜をメインにしてヘルシーに仕上げたり、ベーコンや肉類との相性が抜群ですので色々な料理に使えます。
揚げ物も旨味が閉じ込められホクホク感が楽しめるのでおすすめです。素揚げ・天ぷら・フライなどで美味しくいただけます。塩コショウ・天つゆ・ポン酢などとの相性抜群でおかずやお酒のおつまみにおすすめです。
炊き込みご飯
- 米・2合
- ヤングコーン・2パック(12本)
- 昆布と鰹の出汁・340ml
- 三温糖・小さじ1
- 塩・小さじ1/2
- 日本酒・大さじ1
- ヤングコーンを1センチ幅に切る
- 炊飯器に米・昆布と鰹の出汁・三温糖・塩・日本酒を入れてからヤングコーンを入れ炊き込みご飯モードにセットし炊き上げる
- 炊けたらふんわり混ぜ合わせればできあがりです
炊き込みご飯は米とヤングコーンを使い調味料で炊飯器で炊き上げる簡単レシピです。おにぎりにしても美味しくいただけます。
ヤングコーンの食べ方を工夫して楽しもう
出典: https://tenki.jp
この記事ではヤングコーンの下処理からおすすめレシピまで色々な食べ方を紹介しました。生のヤングコーンを食べられるのは短い期間ですのでスーパーや産直などで見つけたらぜひ食べていただき食材です。
新鮮なものを購入できたらできれば生で食べてみてください。甘さとシャキシャキ感にビックリします。茹でたりグリルするのがおすすめで、レシピを参考に色々な料理にチャレンジしてヤングコーンの美味しさを満喫してください。