2019年05月10日公開
2024年09月14日更新
とうもろこしはレンジ調理がベスト!皮ごとや皮なしラップのゆで方を解説
とうもろこしをどうやって調理していますか?スーパーなどでも手軽に購入することができるとうもろこしですが、調理方法に迷ってしまう家庭も多いのではないでしょうか?実は、とうもろこしはラップに包んでレンジで簡単に調理することができます。今回の記事では、ラップや電子レンジを使ってとうもろこしを簡単に調理する方法について紹介していきます。とうもろこしを皮ごと調理する場合や皮なしで調理する場合、2本同時に調理する方法も載せています。
目次
とうもろこしの電子レンジ調理とは?
とうもろこしの旬は毎年6月~9月といわれています。特に7、8月は皮ごと市場に出回ることが多く、とうもろこしの糖度が高いといわれています。
スーパーで販売されれいる頃は気温が高く、鍋にお湯を沸かして茹でることを考えるととうもろこしを購入するのを諦めてしまう事も多いのではないでしょうか?
そこで今回はとうもろこしを手間なく、鍋を使わずに簡単で美味しく仕上がる電子レンジを使って茹でる方法を紹介します。電子レンジを使ってとうもろこしを茹でると熱いお湯を使うこともなく、さらに洗い物も少なくなるので、電子レンジ茹でる際の参考にしてください。
とうもろこしの皮ごとレンジのゆで方
最初はとうもろこしを皮ごと電子レンジで茹でる方法を紹介します。とうもろこしを皮ごと電子レンジでゆでる方法は数年前にメディアで紹介されて話題になっています。
皮ごと電子レンジに入れて調理すると、手間がなく、とても美味しい茹で上がりになります。レンジで調理する際の材料や下処理、加熱時間などを紹介していきますので、参考にしてください。
用意するもの
とうもろこしを皮ごと茹でる際に用意する材料は、皮ごと付いているとうもろこし1本です。スーパーで販売されているとうもろこしは皮ごと販売されているのと、皮なしで販売されている場合があります。スーパーや家に帰ってきたら、皮なしにせずに、そのまま調理しましょう。
とうもろこしの下処理
それではとうもろこしを皮ごと電子レンジで調理する場合の下処理について見てみましょう。とうもろこしを皮ごと電子レンジで調理する場合、とうもろこしの皮が多すぎる場合は、何枚か剥いておきましょう。
皮が多すぎて厚い場合は加熱に時間がかかってしまうため、少し剥くのがおすすめです。スーパーではすでに皮を数枚剥いているとうもろこしが売られている場合もあるので、その時はそのまま使いましょう。また、とうもろこしの茎も長すぎる場合は短くしておきます。
レンジの加熱時間
続いては、とうもろこしを皮ごと電子レンジで加熱する際の加熱時間について見てみましょう。加熱時間は電子レンジのワット数によって異なるので、電子レンジのワット数に合わせて加熱時間を変えましょう。
500Wの加熱時間
とうもろこしを500Wの電子レンジで皮ごと加熱する際は、皮ごとラップをせずに電子レンジに入れて、5分加熱します。
通常サイズのとうもろこしは500Wの電子レンジで加熱する場合、5分の加熱でも十分に茹でることができますが、サイズが大きかったり、日にちが経って水分が減っている場合は様子を見て追加で加熱する必要があるので注意しましょう。
600Wの加熱時間
とうもろこしを皮ごと電子レンジで加熱する場合、600Wの際も約5分程度は加熱が必要となります。こちらも500Wで加熱する際と同様にとうもろこしのサイズや収穫日数によって追加で加熱する必要があります。
とうもろこし2本分の加熱時間
続いてはとうもろこしを2本まとめて電子レンジで加熱調理する際の加熱時間について見てみましょう。スーパーなどではとうもろこしが1本で売られていることもありますが、複数本でお得に買うことができる場合も多いです。
ついついとうもろこしを多く購入してしまった場合は、2本にまとめて皮ごと電子レンジで調理してみましょう。ただし、とうもろこしの複数本調理は時間調整が難しいため、とうもろこしを2本同時に加熱する場合は、500W600Wともに1本で加熱する時よりも1~2分ずつ追加して様子を見ながら加熱しましょう。
とうもろこしの皮なしラップでレンジのゆで方
次は皮なしのとうもろこしをレンジ調理する際の方法を紹介していきます。皮なしでレンジ調理する場合に用意するものやラップの包み方なども紹介しているので、とうもろこしを購入した際に参考にしてください。
用意するもの
スーパーなどではとうもろこしが皮ごと売られている場合と皮がすでに剥かれている状態で売られている場合があります。
皮なしのとうもろこしをレンジ調理する場合に用意するものは、スーパーなどですでに皮が剥かれているとうもろこし、または皮付きのとうもろこしの皮を剥いておきましょう。そしてラップを用意しましょう。
とうもろこしの下処理
皮なしのとうもろこしをレンジで調理する際のポイントは3つあります。まずはとうもろこしをレンジに入れる前に軽く水洗いすることです。水分が少ないとうまく加熱できない場合はあるので、水でコーティングしておくことでムラなく加熱することができます。
2つ目は2回に分けて加熱することです。加熱の途中にひっくり返すことでとうもろこしをムラなく加熱することができます。
ポイントの3つ目は加熱後にラップをしたまま粗熱を取ることです。ラップをしたまま粗熱を取ることで水分の急激な蒸発を抑えることができ、表面のシワをできにくくすることが可能です。
レンジの加熱時間
最後に皮なしのとうもろこしをレンジで調理する際の加熱時間について見てみましょう。こちらも皮ごととうもろこし同様に500Wの場合と600Wの場合、2本を同時にレンジで加熱する際の加熱時間について紹介していきます。
500Wの加熱時間
まずは、皮なしのとうもろこしを500Wのレンジで加熱する際の加熱時間について見てみましょう。皮なしのとうもろこしを加熱する場合はとうもろこしを水洗いして、ラップで包み、500Wのレンジでまずは約2分半ほど加熱します。
その後、ラップで包んだとうもろこしをひっくり返してさらに、約2分半ほど加熱します。500Wのレンジ場合、皮なしのとうもろこしは合計約5分ほどで茹で上がります。
皮ごと調理する際と同じように使うとうもろこしのサイズや収穫日数によって加熱の時間を増やす必要があるので足りないと感じた場合は追加で加熱しましょう。
600Wの加熱時間
続いては600Wのレンジで皮なしのとうもろこしを加熱する際の加熱時間について見てみましょう。こちらも500Wレンジで調理する際と同様に皮なしのとうもろこしをラップで包み、電子レンジに入れてまずは、600Wで約2分半ほど加熱します。
その後、ラップで包んだとうもろこしをひっくり返してさらに、約2分半加熱します。レンジから取り出したらラップのまま、粗熱を取って完成です。こちらもとうもろこしのサイズや収穫日数によって加熱時間を増やす必要があるので注意しましょう。
とうもろこし2本分の加熱時間
最後に皮なしのとうもろこしを2本同時に加熱する際の加熱時間について見てみましょう。とうもろこしを2本同時に加熱することもできますが、できれば2本同時ではなく、1本ずつ加熱するのがおすすめです。
その理由は、とうもろこしには個体差があり、加熱ムラが出やすくなってしまうため、加熱時間の調整が難しいからです。それでも2本同時に加熱したい場合はとうもろこしの重さに比例して加熱時間を増やしてみましょう。
とうもろこし2本(約600g)の場合、ラップをして少し離してレンジに入れ、1本の時の加熱時間の倍の約5分ほど加熱します。その後、ひっくり返してさらに約5分ほど加熱するようにしましょう。
もちろん、加熱が足りないと感じ場合などは追加で加熱するようにしましょう。その後はラップをしたまま粗熱を取って完成です。
とうもろこしをレンジで調理するメリット
とうもろこしを皮ごと、皮なしでレンジ調理する際のポイントを紹介してきましたが、続いてはとうもろこしをレンジで調理するメリットについて紹介していきます。
メリット①短時間で茹であがる
とうもろこしをレンジで調理する最大のメリットは時短です。とうもろこしを茹でる場合は通常とうもろこしの皮を剥き、ひげを取ります。鍋にとうもろこしを入れて、かぶるくらいに水を入れ火にかけ、沸騰したら弱火にして3分ほど茹でます。
ボウルに水と塩を入れて茹で上がったとうもろこしをひたし、冷めたら完成となります。この場合だと手間も時間もかかってしまうため、レンジを使うことで時間を一気に短縮することが可能です。
メリット②栄養が上がる
とうもろこしは意外とデリケートな野菜となっており、皮を剥いた瞬間から鮮度や栄養がどんどん失われていく野菜となっています。
そのため、皮付きのままレンジで調理することでとうもろこしの鮮度や栄養を失わずに調理することが可能です。
メリット③味や糖度が上がる
とうもろこしをレンジで加熱調理するメリットの3つ目には、とうもろこしの味や糖度を上げる効果も期待できます。実はとうもろこしは水で茹でる際に旨味などが湯に溶けだしてしまうため、水っぽい味になりがちです。
そのため、レンジを使ってとうもろこしを加熱調理することで旨味や糖度などを逃さずに茹でることができます。時間も通常の茹でる方法よりも短くできるため、すぐに美味しく食べたい時はレンジを使って調理してみましょう。
メリット④ガス代の節約
とうもろこしをレンジで加熱調理するメリットの4つ目は、ガス代の節約になります。鍋を使ってとうもろこしを茹でる際にはガスを使う必要がありますが、レンジを使う場合はガスを使わずにとうもろこしを調理することができます。
もちろん、鍋も使わないため、洗い物も少なくすることが可能です。とうもろこしを皮ごと調理する際はラップも使わずに加熱することができるので、皮ごとレンジで調理してみましょう。
新鮮なとうもろこしの選び方
とうもろこしをレンジで調理するメリットについて紹介してきましたが、最後に新鮮なとうもろこしの選び方について紹介していきます。
ひげ根の色と本数で選ぶ
とうもろこしを選ぶ際のポイント1つ目はひげ根の色と本数です。ひげ根の色は先が茶色になっているものを選びましょう。先が茶色いものは完熟を表しており、とても甘いとうもろこしになっています。とうもろこしを買う時は最初にひげ根の色を確認しましょう。
続いて確認するところはひげ根の本数です。ひげ根がたくさんついていて、ふさふさしているとうもろこしは粒がたくさんついているので、ひげ根が茶色でふさふさしているものを選びましょう。
ひげ根の先が緑色で販売されているものは実がまだ未熟なので、避けた方が良いでしょう。また、ひげ根は触ったときにしっとりとしていて、乾燥していないものがおすすめです。
皮の色で選ぶ
とうもろこしを選ぶ際のポイント2つ目は皮の色です。とうもろこしは鮮度が落ちるのがとても速い食材で常温だと24時間経過すると糖分がでんぷんに変化してしまい、美味しさが半減されてしまう、と言われています。
皮ごと販売されているとうもろこしは、中を確認しないとどのくらい経過しているか、分かりづらいですが、中を確認しなくても皮の色でも簡単に判断することができます。
とうもろこしを買う時は皮つきのままで、皮の色が鮮やかな緑色のものを選ぶようにしましょう。時間が経過しているとうもろこしの皮は緑色が色あせていきますので、薄い色のとうもろこしは避けるようにしましょう。
重みで選ぶ
出典: https://jmty.jp
とうもろこしを選ぶ際のポイント3つ目は重さについてです。とうもろこしの粒は水分がたっぷりと含んだものが新鮮となっています。とうもろこしを手で持った時にずっしりと重みを感じるものが実が多くあり、水分がたっぷり含まれているので、重いとうもろこしを選びましょう。
少し指で押してみた時にしっかりと弾力があり、硬すぎないものが新鮮なので、少し押してみて粒が硬い場合は避けた方が良いでしょう。
切り口の色で選ぶ
とうもろこしを選ぶ際のポイント4つ目は切り口の色についてです。とうもろこしは鮮度が落ちてくるとおしりの方の切り口がうっすらと黒ずんできます。
とうもろこしを買う際はおしりの方の切り口が変色していない、白いものを選ぶようにしましょう。とうもろこしの粒の色を確認することが可能な場合は、薄い色(白っぽい)の粒を選ぶようにしましょう。
濃い黄色の粒の方がとうもろこしらしく、一見新鮮そうに見えますが、黄色の粒は熟しすぎてしまっているので、薄い色の方が甘みがあり、美味しいとうもろこしを楽しむことができるので、おすすめです。
とうもろこしは電子レンジ調理が最適
とうもろこしを電子レンジで簡単調理する方法について紹介してきましたが、どうだったでしょうか?とうもろこしを食べたいけど茹でるのが面倒という場合は、レンジを使って簡単調理をしてみましょう。
しっかりとポイントを抑えておくことで、レンジでもとうもろこしを茹でることができるので、とうもろこしが旬の季節には、スーパーなどで購入してレンジで調理してみてはどうでしょうか?