ポテトサラダの正しい保存方法は?冷蔵・冷凍のポイントを解説!アレンジレシピも

ポテトサラダは日持ちしにくい料理なので、保存には注意が必要です。この記事では、ポテトサラダの上手な保存方法を冷蔵、冷凍とシュチュエーション別にまとめました。べちゃっとならない解凍方法も紹介していますので、ぜひチェックしてください!

ポテトサラダの正しい保存方法は?冷蔵・冷凍のポイントを解説!アレンジレシピものイメージ

目次

  1. 1ポテトサラダを美味しく保存する方法が知りたい!
  2. 2ポテトサラダの保存方法〜冷蔵編〜
  3. 3ポテトサラダの保存方法〜冷凍編〜
  4. 4ポテトサラダの日持ちはどれくらい?
  5. 5ポテトサラダの保存方法まとめ

ポテトサラダを美味しく保存する方法が知りたい!

ホクホクとしたじゃがいもの食感と、まろやかな味わいが魅力のポテトサラダ。「せっかく作るのだし…」と、一度にたくさん作る人も多いのではないでしょうか?しかしポテトサラダはじゃがいもやきゅりの水分をたっぷり含んでいるので、傷みやすく日持ちしない料理です。

この記事では、ポテトサラダの味を損なわず正しく保存する方法をまとめました。保存方法をしっかり覚えて、最後まで美味しく食べ切りましょう!

ポテトサラダの保存方法〜冷蔵編〜

ポテトサラダを冷蔵庫で保存する際の正しい方法について紹介します。2~3日以内に食べきる方におすすめです。

冷蔵保存方法

ポテトサラダは、冒頭でも伝えたように日持ちしない料理です。そのため常温ではなく、必ず冷蔵庫に入れて保存することを徹底しましょう。食中毒細菌の多くは10度以下では増殖しにくいと言われています。食べない分は早めに冷蔵庫に移して細菌が繁殖しないようにしてください。

またポテトサラダの隣に熱いものを置くと傷むことがあるので、置く場所にも気をつけましょう。

ポテトサラダを冷凍保存する際は、蓋付きの密閉容器に入れて空気に触れないようにしましょう。お皿のまま保存する場合は、ラップできちんと包んで密閉してください。密閉できていないと乾燥したり、雑菌が入って日持ちしなくなるので注意してください。

保存のポイント

ポテトサラダを保存するときのポイントは2つあります。1つめのポイントはあらかじめきゅうりを入れない方法です。予めポテトサラダをたくさん作って保存するつもりならば、最初からきゅうりを抜いておくのがおすすめです。

きゅうりには水分が多く含まれています。そのため水分が出やすく、鮮度が落ちやすくなります。日持ちさせたいのであれば、きゅうりは別にして食べきれる分だけ入れるのがベターです。人参などは水分が少ないので、あらかじめ入れておいても問題ありません。

2つめのポイントは、酢を使うことです。酢には抗菌作用があるので、味付けに酢を入れることで日持ちしやすくなります。酢の量はじゃがいも3個に対し、小さじ1杯程度で構いません。酢を入れることで味もさっぱりして美味しくなるので、ぜひ試してみてください。

ポテトサラダの保存方法〜冷凍編〜

ポテトサラダを冷凍庫で保存する方法を紹介します。大量に作りすぎてすぐに食べきれない場合や、長期間保存したい方に最適です。上手に解凍する方法も説明しますので、参考にしてください。

ポテトサラダの冷凍保存方法

ポテトサラダを冷凍保存する時は、いつも通りに作ったものをそのまま冷凍するというよりも、冷凍保存することを考えて作るのがおすすめです。

冷凍するのに適さない食材を使わない、じゃがいもの食感が悪くならないようによく潰してから使う、など工夫することで解凍後も美味しく食べることができます。

冷凍保存する時の作り方

冷凍保存する時のポテトサラダの作り方を順に解説します。作る時に気をつけて欲しいポイントも紹介していますので、チェックしてください。

①水気を取る

ポテトサラダを冷凍保存するときは、水気対策をきちんと行うことが大切です。じゃがいもを茹でた後はしっかり水分を飛ばしたり、キッチンペーパーで水気を吸い取っておくようにしましょう。それを怠ると解凍した時に、ベチャッとした食感の悪いポテトサラダになってしまいます。

じゃがいもと同様にハムやゆで卵などの食材も水気を取っておきましょう。食材についている水分をしっかり取ることで、解凍後も美味しく食べることができます。

②野菜を控える

ポテトサラダにつきもののきゅうりですが、冷凍保存する時はなるべく使用を控えましょう。きゅうりは水分が多いため、解凍した時にどうしても食感が悪くなってしまいます。玉ねぎなどの水気の多い具材も解凍すると美味しくないので、おすすめしません。

あらかじめ冷凍庫で保存することがわかっている場合は、水気の多い野菜を使わないことが大切です。

③マッシュポテトだけで保存

ポテトサラダに使うマヨネーズは冷凍すると分離する場合があるため、味付けせずにマッシュポテトだけで保存するという手もあります。

マッシュポテト状にしたじゃがいもだけを冷凍保存すると、その時冷蔵庫にある野菜や具材を使ってすぐにポテトサラダを作ることができます。時短調理も可能で、美味しく食べることができます。

マッシュポテトだけで保存する場合は、じゃがいもの形が残らないようによく潰しておいてください。じゃがいもは冷凍することででんぷんや繊維が破壊されるため、じゃがいもの形が残っていると食感が悪くなってしまいます。しっかりとマッシュポテト状に潰し、冷凍できる保存袋に入れて保存するとよいでしょう。

冷凍に適したレシピ

  • じゃがいも 1個
  • ハム 2枚
  • チーズ 3切れ
  • 塩コショウ 少々
  • マヨネーズ 大さじ3
 
  1. じゃがいもは皮付きのまま4等分し、水で濡らしたキッチンペーパーに包みます。
  2. その上からラップをして、500Wの電子レンジで3分~4分加熱します。
  3. じゃがいもの皮をむいてフォークで潰します。
  4. ハムは細切り、チーズは適当な大きさに切っておきます。
  5. じゃがいも、ハム、チーズを混ぜ、塩コショウとマヨネーズで味付けしたら出来上がりです。

水分の出にくい食材を使った冷凍保存におすすめのレシピを紹介しました。使う材料はじゃがいもとハムとチーズの3種類だけですが、シンプルなのにとても美味しいレシピです。

コツはじゃがいもを加熱した後、しっかりめに潰すことです。冷凍庫にストックしておけば、いつでもポテトサラダを楽しむことができます。冷凍する時は小分けにして冷凍しておくと便利です。

上記の方法で作ったサラダをお弁当カップに詰めて冷凍しておくのもおすすめです。お弁当カップに小分けに詰めて、カップごとタッパーに入れて冷凍庫に入れたらOKです。お弁当のおかずに困ったときにも便利です。

解凍方法

冷凍したポテトサラダを解凍する場合は、冷蔵庫に移して6時間程度自然解凍します。電子レンジで解凍すると、水分が抜けてべちゃっとした仕上がりになってしまいますので、なるべく避けたほうが良いです。夜にポテトサラダを食べたいなら、朝に冷蔵庫に移しておくだけで食べ頃になるので試してみてください。

お弁当カップに入れたものは、朝解凍せずにそのままお弁当に入れてください。お弁当を食べる頃には、程よく解凍されています。

冷凍ポテトサラダの活用レシピ

冷凍したポテトサラダにちょっと一手間加えると、全く違った味や料理にリメイクすることができます。ここでは冷凍ポテトサラダのおすすめ活用レシピを紹介します!

カレー味のポテトサラダ

  • 冷凍ポテトサラダ 適量
  • カレー粉 小さじ1
  • オイスターソース 大さじ1/2
 
  1. ポテトサラダは冷蔵庫に移して解凍します。
  2. カレー粉を入れてよく混ぜ、オイスターソースで味付けしたら出来上がりです。

みんな大好きなカレー粉を入れて、味変を楽しみましょう!オイスターソースを使うことで、味にコクが出て美味しくなります。カレー粉の代わりにコンソメとバターを入れるのもおすすめです。

ポテトサラダチヂミ

  • 冷凍ポテトサラダ じゃがいも中2個分
  • 片栗粉 大さじ2
  • 水 大さじ1
  • ごま油 大さじ1
 
  1. 解凍したポテトサラダに片栗粉と水を加えて混ぜます。
  2. フライパンにごま油を熱し、ポテトサラダを入れて薄くのばします。
  3. 中火で片面3分ずつ揚げ焼きにし、表面に焼き色がついたら出来上がりです。

ごま油でかりっと揚げ焼きにすることで、さくさくとした食感がたまらなく美味しいチヂミが完成します。そのまま食べても良いですし、コチュジャンやナンプラーをつけて食べても美味しいです。

揚げカルツォーネ

  • ポテトサラダ 120g
  • ミックスチーズ 16g
  • 餃子の皮 8枚
  • サラダ油 適量
  • Aヨーグルト 大さじ3
  • Aにんにくチューブ 小さじ1/2
  • A塩 小さじ1/2
  • A乾燥パセリ 少々
 
  1. ポテトサラダとチーズを混ぜ、8等分にして餃子の皮の上に乗せます。
  2. フライパンに少し多めのサラダ油を熱し、揚げ焼きにしてカルツォーネを作ります。
  3. 材料Aを混ぜてソースを作ります。
  4. 揚げたカルツォーネをお皿に盛り、ソースを添えたら出来上がりです。

イタリア料理の揚げピザをアレンジしたレシピです。餃子の皮を使うと簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。お洒落なイタリア料理があっというまに完成します。ごはんのおかずにはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。

簡単スコップコロッケ

  • ポテトサラダ 耐熱容器3/4の量
  • パン粉 適量
  • オリーブオイル 適量
 
  1. 耐熱用にポテトサラダを入れます。
  2. パン粉を一面に乗せ、オリーブオイルを薄くかけます。
  3. 200度のオーブンで15分焼き、パン粉がきつね色になれば出来上がりです。

誰でも簡単に作れるスコップコロッケのレシピです。カリっとしたパン粉の食感がたまりません!栄養が気になる方は、茹でたブロッコリーやコーンを入れてもOKです。

ゴルゴンゾーラ風チーズニョッキ

  • ポテトサラダ 120g
  • 片栗粉 70g
  • 粉チーズ 35g
  • 牛乳 300ml
  • サワークリームオニオン味のポテトチップス 15g
  • 粉チーズ 35g
  • オリーブオイル 少々
  • ブラックペッパー 少々
 
  1. 解凍したポテトサラダをビニール袋に入れ、手でよく潰します。
  2. 片栗粉と粉チーズを加えてよく混ぜます。
  3. 袋の中で棒状にし、一口大に切って丸めます。
  4. 鍋に牛乳と一口大に丸めたニョッキを入れて、3分煮ます。
  5. 手でくだいたポテトチップスを加え、さらに2ふん煮ます。
  6. 粉チーズを加え、とろみが出るまで煮ます。
  7. お皿に盛り、オリーブオイルを回しかけ、ブラックペッパーを振ったら出来上がりです。

手間のかかるニョッキをポテトサラダで代用したお手軽レシピです。ゴルゴンゾーラチーズもなかなか手に入りにくい食材ですが、ここではコンビニでも売っているサワークリームオニオン味のポテトチップスを使いました。濃厚でクリーミーな味わいが絶品なので、ホームパーティなどで作ってみてはいかがでしょうか?

ポテトサラダの日持ちはどれくらい?

ポテトサラダがどれくらい日持ちするか知っていますか?ここで改めて日持ち期間についておさらいします。腐った場合の見分け方も紹介しますので、よく覚えておきましょう。

ポテトサラダの賞味期限

ポテトサラダは保存方法によって日持ちする期間が変わります。常温保存だと1日どころか、半日も持ちません。ポテトサラダを作ってから持ってせいぜい3時間程度です。すぐに食べない場合は速やかに冷蔵庫に移してください。

冷蔵庫に入れた場合の日持ち期間は、1日~3日程度です。ただし密閉できる容器に入れるか、しっかりとラップした状態であることがマストです。冷蔵庫に入れる場合は開け閉めの多い扉付近は避け、奥側に置いておくと温度差による劣化を防ぐことができます。

冷凍庫に入れた場合は、だいたい1ヶ月程度日持ちします。冷凍庫に入れておくことで風味を落とさず美味しい状態をキープできます。ただしあまり長期間冷凍庫に入れると冷凍焼けしたり、他の食品の匂いが移ることがあるので注意しましょう。

冷凍庫に入れる場合も、なるべく早いうちに食べ切ってください。。保存袋に日付を記入してくと忘れにくいのでおすすめです。

持ちは食材によって変わる

ポテトサラダの日持ち期間は冷蔵庫で1日~3日、冷凍庫で1ヶ月程度と伝えましたが、使う食材によって期間は前後します。例えばポテトサラダにきゅうりなどの水気の多い野菜を使用した場合は、日持ちする期間が短くなります。

食べきれないことがわかっている場合は、きゅうりなどの水気の多い食材は入れずに作るようにしましょう。

腐るとどうなる?

もしポテトサラダが腐ってしまうと、酢を使っていないのに酸っぱい味や匂いがします。また糸を引いたり、カビが生えることもあります。ポテトサラダのメイン食材であるじゃがいもは、細菌が好む食材です。そのためポテトサラダは食中毒になりやすいメニューと言われています。

特に夏場は食中毒が起こりやすいので注意が必要です。変な味がしたり、酸っぱい匂いがするなどの異変を感じたら、食べないようにしてください。

Thumbポテトサラダの日持ち期間は?日持ちするレシピと保存方法も! | お食事ウェブマガジン「グルメノート」

ポテトサラダの保存方法まとめ

今回はポテトサラダの保存方法について紹介しました。日持ちする方法を伝えてきましたが、ポテトサラダは生鮮食品になるため、できるだけ早めに食べきることをおすすめします。

冷凍できると安心してたくさん作るよりも、食べきれる分だけ作るほうが美味しくいただけます。冷凍保存できるからといって作りすぎて痛ませてしまっては元も子ありません。ポテトサラダをアレンジするレシピも紹介したので、上手に活用して美味しい内に食べ切ってください!

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