2019年09月24日公開
2024年09月28日更新
アイスプラントの食べ方の種類とおすすめレシピを解説!茎は食べられる?
アイスプラントの食べ方を知っていますか?この記事では、アイスプラントの食べ方の種類とレシピを紹介します。シンプルなサラダを始めとして色々な愉しみ方があるので、アイスプラントの食べ方に迷った時は参考にしてみて下さい。
アイスプラントとは?
世界には数多くの野菜がありますが、この記事ではアイスプラントという個性的な名前の野菜を紹介します。アイスプラントというのは海水と同じ塩分の水で水耕栽培できるという個性的な野菜で、ナビブ砂漠が原産です。
アイスプラントの名前の由来は、そのビジュアルです。アイスプラントの葉や茎にプチプチとした水滴のようものがついていますが、これがまるで凍っているように見えたという事からアイスプラントと呼ばれるようになりました。
水滴状の液体の正体は、土壌のミネラルや塩分を吸い上げたものです。初めて見た時は驚くかもしれませんが、自然現象なのでそのままおいしく頂きましょう。
アイスプラントの食べ方・レシピ
ここからは、アイスプラントのおすすめの食べ方とレシピを紹介します。生、茹で、揚げの3種類の食べ方を紹介するので、アイスプラントの食べ方に迷ったら参考にしてみて下さい。
生で食べる
まずは、アイスプラントを生で愉しむ食べ方を紹介します。アイスプラントはサラダでも美味しいですが、和え物でも美味しくいただけます。
アイスプラントの和え物
- アイスプラントの葉3枚
- ツナ缶1缶
- プチトマト3個
- 創味のつゆ小さじ1
- ごま油小さじ1
- アイスプラントを5ミリ幅ほどの細切りにします。
- プチトマトを1/4程のサイズに切ります。
- ツナ缶、創味のつゆ、ごま油を和えたら完成です。
アイスプラントとアボカドの簡単サラダ
- アボカド1個
- アイスプラント10本
- オリーブオイル小さじ2
- 塩ひとつまみ
- ブラックペッパー適量
- レッドペッパー適量
- グリーンペッパー適量
- ピンクペッパー適量
- アボカドは、半分にカットしてタネを取ります。
- 1の皮も剥いておきましょう。
- アイスプラントは食べやすい大きさにカットしておきましょう。
- アボカドの上にアイスプラントをのせます。
- オリーブオイルと塩コショウを仕上げにかけたら完成です。
様々なペッパーを使用しているので、ぴりっと刺激が魅力的なサラダに仕上がります。サラダというシンプルな食べ方ですが、胡椒の刺激やアボカドの食べごたえで満足感の高いおつまみにもなります。
トマトとアイスプラントとチーズのサラダ
- アイスプラント2パック
- トマト2個
- ベビーチーズ4個
- 塩適量
- トマトは好きなサイズにカットしておきます。
- アイスプラントは一口大にちぎって、ベビーチーズは半分に斜め切りにします。
- トマト、チーズ、アイスプラントを混ぜ合わせます。
- お皿に盛り付けて、食べる直前に塩を少しふったら完成です。
トマト、アイスプラント、チーズというベストマッチな組み合わせを愉しむ事が出来る食べ方です。香ばしさをプラスしたいという時には、クルトンをトッピングしても美味しいです。
茹でる
続いて、アイスプラントを茹でて調理する食べ方を見ていきましょう。アイスプラントの食感を愉しむためには長時間の加熱は厳禁ですが、短時間茹でるだけなら大丈夫です。ここではおひたしとしゃぶしゃぶのレシピを紹介します。
アイスプラントのおひたし
- アイスプラントひとつかみ
- 鰹節適量
- すりごま適量
- だし醤油大さじ1
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かしたら、洗ったアイスプラントを茹でます。
- 氷水で冷やし、水気を切ります。
- 2を器に盛り付けたら、だし醤油をかけましょう。
- 仕上げに、すりごまや鰹節をふりかけたら完成です。
アイスプラントは茹ですぎるとプチプチした食感が無くなってしまうので、短時間でさっと茹でるようにしましょう。茹でる事で、綺麗な緑色がより鮮やかになります。
アイスプラントのしゃぶしゃぶ
- アイスプラント1パック
- レタス適量
- 水菜適量
- 水1/2カップ
- オリーブオイル小さじ1
- 塩少々
- ポン酢醤油適量
- マヨネーズ適量
- まずはアイスプラントをさっと洗います。
- アイスプラントは手でちぎります。そして水菜、レタスと一緒に盛り合わせましょう。
- ポン酢醤油にマヨネーズを混ぜて、タレを作ります。
- お湯を沸かして、塩とオリーブオイルを入れます。
- 再沸騰したら、アイスプラントを入れて10秒茹でます。
- 色が鮮やかになったら取り出します。
- 作っておいたタレにつけて愉しみましょう。
おひたしの場合と同様、茹ですぎると食感が無くなってしまうので茹でる時間は10秒位にしましょう。出来たての熱々が美味しいですが、アイスプラントの中の水分がかなりの高温になるのでやけどには注意して下さい。
揚げる
アイスプラントは、揚げて食べても美味しいです。山菜の天ぷらは定番ですが、アイスプラントの天ぷらもサクサク食感が魅力な人気の食べ方です。
アイスプラントの天ぷら
- アイスプラント適量
- 市販の天ぷら粉適量
- 水適量
- 顆粒だし小さじ1
- 揚げ油適量
- 塩適量
- アイスプラントを一口大日切り、水気を拭き取っておきましょう。
- 天ぷら粉に顆粒だしを入れたら、緩めに溶いておきます。
- 揚げ油を熱し、アイスプラントを一気に揚げていきましょう。
- 揚げ終わったら、そのまま食べるか少し塩を付けて頂きます。
アイスプラントを丸ごと頂くことが出来る食べ方です。外側はサクサクしていますが、中側は少しとろみがあるという食感の違いを愉しむことが出来るレシピになっています。
アイスプラントの調理の注意点
食べ方に続いて、アイスプラントの調理の注意点を見ていきましょう。保存方法や、茎は食べる事が出来るのかどうかについて紹介します。あまり馴染みがない野菜であるアイスプラントですが、どの様な点に気をつければよいかチェックしておきましょう。
茎は食べられる?
アイスプラントは、茎も美味しく食べる事が出来ます。ただ、少し食べづらいと感じる方も居るかもしれないので食べる時は薄くスライスして愉しむ事をおすすめします。茎も葉同様美味しいと人気があるので、捨ててしまわずに美味しく調理しましょう。茎の部分も適度に塩味が効いているので、初めて食べる場合にはそのまま味わってみるのもおすすめです。
また、茎を調理に使用する際は、洗う前に茎をカットしてしまわないように注意しましょう。茎を先にちぎってしまうと、アイスプラントに含まれている栄養素が水に流れてしまうからです。さっと全体を水で洗ってからカットしましょう。
塩加減
植物は普通塩分を吸収すると枯れてしまうのですが、アイスプラントは他の植物に比べて、数倍の塩分を吸収する事が出来ます。
ですので、アイスプラントは軽い塩味が付いています。味付けの際、塩加減は普段よりも控えめにしておきましょう。仕上がりがくどくなってしまうので、サラダとして食べる場合もドレッシングは少なめにするように心がけて下さい。
塩分摂取量に気を付けているという方なら、調味料類は何も使用せずに食べるというのもおすすめです。ほんのりと塩味が付いていますので、薄味でも大丈夫という方ならきっとおいしく食べる事が出来るでしょう。
保存方法
アイスプラントは、水滴がついている様なビジュアルからは想像しにくいですが実は乾燥しやすい野菜です。保存する際は、アイスプラントが乾いてしまわないように正しい方法で保存しましょう。
保存は冷蔵庫がおすすめですが、冷蔵庫に入れる前に濡らしたっキッチンペーパーや新聞紙でくるんでおきましょう。その後、ビニール袋に入れておくとより乾燥から防ぐ事が出来ます。キッチンペーパーや新聞紙が無いという場合には、ラップで巻いても大丈夫です。
早めに使い切る
アイスプラントの魅力の一つに、ぷちぷちとした食感が挙げられます。新鮮なうちに食べ切れれば食感をしっかりと愉しむ事が出来ますが、日数が経ってしまうとしおれてしまいます。せっかくの食感が失われてしまうのでアイスプラントは早めに使い切るようにしましょう。
アイスプラントの美味しい食べ方を知っておこう
この記事では、アイスプラントの美味しい食べ方を紹介しました。アイスプラントはあまり馴染みが無い野菜かもしれませんが、プチプチした食感と程よい塩気が魅力の美味しい野菜です。そのままサラダとして食べても美味しいですし、茹でたり天ぷらにしたりして愉しむ事も出来るのでぜひ見かけたら色々な食べ方で頂いてみてはいかがでしょうか?