2019年09月07日公開
2024年09月26日更新
ミミガーは低カロリーでダイエット向き?栄養情報まとめ
ミミガーは低カロリー・低糖質でダイエット向きの食材です。沖縄郷土料理の定番であるミミガーはコリコリとした食感がおいしく、和え物にするとおいしくいただけます。低カロリーながら意外にも栄養素の多いミミガーの栄養成分について調査しました。
ミミガーはダイエット中に食べても良い?
ミミガーは豚の耳の皮を使った沖縄郷土料理の定番食材です。沖縄では茹でたり、蒸したりしたミミガーを細かく刻み和え物にして食べることが多いです。コリコリとした軟骨の食感がおいしくて、お酒のおつまみとしても絶品です。
豚の皮であることから、ミミガーはなんとなくコラーゲンが多そうだというイメージを持っている人も多いかもしれません。実はミミガーは低カロリー、低糖質で美容にかかわる栄養素も多い、ダイエット向きの食材です。今回はミミガーの栄養情報について詳しくまとめました。
ミミガーのカロリーと糖質量!ダイエット向き?
ミミガーは低カロリー・低糖質食材であり、ダイエット中にもおすすめできる食材です。1日の必要摂取カロリーを制限している人や、糖質制限ダイエットを実施中の人は食卓にミミガーをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
ミミガーのカロリー
ミミガーのカロリーは100gあたり200kcalです。同じ豚肉の一種であるバラ肉は100gあたり400kcalですから、バラ肉の半分程度のカロリーです。他の肉類と比べるなら、ミミガーのカロリーは鶏もも肉と同じくらいです。
それほど低カロリーじゃないじゃないか、と思った人もいるかもしれません。しかし、ミミガーは他の肉類と比べ1食に多くを食べるものではありません。多くが小鉢の1品として食べますが、小鉢1食20gの目安でミミガーのカロリーは45kcalくらいです。
ミミガーの糖質量
ミミガーは豚の耳でできており、肉類の食材です。このため糖質は含まれていません。ただし、ミミガーを食べる時は多くが何かの調味料と和えて食べますから、糖質ダイエットをしている人は合わせる調味料の糖質量には気をつけなくてはいけません。
ミミガーはダイエット向き?
ミミガー自体には糖質量が含まれておらず、自分で和え物をするなら調整が可能です。カロリーは鶏もも肉と同等ですが、コリコリとした歯ごたえのある食感を少量楽しむ食材のため、実際の1食分は低カロリーに抑えることができます。この2点を踏まえれば、ミミガーは比較的ダイエットに向いている食材と言えるのではないでしょうか?
ミミガーの栄養
低カロリー、低糖質食材であるだけでなく、ミミガーには美容・ダイエットに効果的な栄養素が多く含まれている点にも注目してみましょう。肌の調子を整えるコラーゲンや、アンチエイジングには必要不可欠な抗酸化作用を持つビタミンEなど、ミミガーには気になる栄養素が多くつまっています。
コラーゲン
ミミガーのほとんどの部分が豚の耳の皮と軟骨でできています。このためゼラチン質を多く含み、コラーゲンもたっぷりと含まれています。
コラーゲンはタンパク質の一種で、人間の体内の3分の1を占めるタンパク質でもあります。主に、皮膚や関節などの結合組織に存在しています。美容の観点から言えば、肌の健やかさを保つのには必要不可欠な栄養素です。加齢とともに減少していくものなので、積極的に食べ物から摂取しましょう。
ビタミンE
ビタミンEもまた多く含まれています。ミミガー100gあたり0.6mgあると言われています。ビタミンEにはアンチエイジングにも大いに役立つと言われている抗酸化作用があります。
抗酸化作用はまた、身体を活性酸素から守り、心筋梗塞や脳卒中など生活習慣病の予防にも効果があると言われています。また、血行を促進する効果があるので、肩こりや冷え性を持つ人は積極的に摂りたい栄養素でもあります。
カルシウム
ミミガーには豚の軟骨の部分も多くあり、カルシウムが豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素で、骨を強化することでよく知られています。カルシムが不足するとイライラして怒りっぽくなったり、骨粗しょう症や肩こりの原因となったりします。ミミガー100gあたり、24mgのカルシウムが含まれています。
ミミガーは低カロリー・栄養豊富でダイエット向き
ミミガーはコリコリとした食感が美味しい、沖縄郷土料理の定番食材です。豚の耳の皮からできており、その栄養素に糖質は含まれておらず、カロリーも豚肉の中では低カロリーなのが特徴的です。また美容にかかわる栄養素が多く含まれており、美しく健康的に痩せるのに効果的な食材とも言えます。ミミガーを美味しく食べてきれいになりましょう!