2019年10月14日公開
2024年09月30日更新
コカコーラゼロは太る?太らない?カロリー&糖質ゼロで糖質制限の手助けに?
コカコーラゼロを飲むと太るのか、太る心配はないのかを詳しく解説します。また、コカコーラゼロのカロリーはなぜ0なのか、糖質は含まれないのか、使用されている人工甘味料は安全なのかといった疑問も解決していきます。
目次
コカコーラゼロで太る可能性があるのか知りたい!
健康やダイエットに気を遣う人が増えるにつれ、カロリーゼロ食品が多数販売されるようになっています。大人気飲料のコーラも例外ではなく、太る心配の少ないコカコーラゼロという商品があります。コカコーラゼロは普通のコーラと味が変わらないのに、カロリーや糖質を気にしなくてもいいという理由で特に女性に人気があります。
コカコーラゼロはカロリーや糖質がないのに、普通のコーラと味が変わらないのはなぜでしょうか?この記事ではコカコーラゼロに含まれている人工甘味料や安全性、太る心配はないのかを紹介していきます。
コカコーラゼロは太る?カロリーや原材料は?
コカコーラゼロのカロリーと栄養成分
栄養成分 | 含有量 |
---|---|
カロリー | 0kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
糖類 | 0g |
食塩相当量 | 0.01g |
コーラは太るというイメージが強いですが、コカコーラゼロは0kcalです。コカコーラゼロは糖類が0gであるため、糖質も含まれません。カロリーも糖質も0なので、コカコーラゼロは太る心配がないといえるでしょう。ダイエットをしている人には嬉しい飲み物です。
コカコーラゼロは他の栄養成分についてもほぼ0です。塩分がごく少量入っていますが、塩分は0kcalであるため、カロリーがプラスされて太る心配はありません。
コカコーラゼロがカロリーゼロと表示される理由
コカコーラゼロは0kcalと表示されていますが、本当に0kcalというわけではありません。人工甘味料や酸味料、香料などにも微量のカロリーがあります。しかし、商品名は「コカコーラゼロ」となっています。その理由は100mlあたり5kcalの飲食物は、商品に0kcalと表示しても良いという決まりがあるからです。
コカコーラゼロが0kcal商品として売り出されているということは、この条件を満たしているということです。つまり、コカコーラゼロは25kcal以下であることが分かります。普通のコーラは1本225kcalであるため、コカコーラゼロは1/8ほどのカロリーです。
普通のコーラよりも大幅にカロリーが低いのは、ほぼ0kcalの人工甘味料を砂糖の代わりに使用しているためです。人工甘味料と聞くと体に悪そうな印象を持つ人がいますが、それは間違いです。コカコーラゼロに使用されている人工甘味料は、安全性がきちんと確認されており、摂取しすぎなければ健康に害を及ぼすことはありません。
普通のコーラには角砂糖約18個分の糖分が含まれています。この砂糖の量をグラム換算すると54gにもなります。砂糖は1gあたり4kcalなので、0kcalの人工甘味料を使うことで、コカコーラゼロのカロリーを大幅カットしています。
また、人工甘味料の強い甘みも0kcalの実現に役立っています。表示の上では0kcalとされていますが、人工甘味料にもごくわずかなカロリーが含まれ、大量に食べるとカロリーを摂取することになってしまいます。しかし、人工甘味料は砂糖の何倍も甘く使用量が少しで良いため、0kcalと表示しても問題ないカロリーを実現しています。
コカコーラゼロの原材料
コカコーラの原材料は炭酸、カラメル色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香料、カフェインです。コカコーラゼロに含まれるスクラロースとアセスルファムKが、先ほどから述べている人工甘味料の正体です。食品の原材料名は、使用量が多い順に記載するというルールがあります。
コカコーラゼロの原材料を見てみると、スクラロースとアセスルファムKの表記が後ろの方にあるため、使用量が少ないことが分かります。人工甘味料意外の原材料もカロリーを含まないものなので、0kcalの表示は偽りではないということです。コカコーラゼロを選べば、清涼飲料水を飲んでも太ることはないと、いえるでしょう。
コカコーラゼロは糖質制限の手助けになる?
糖質ゼロでも甘い理由
コカコーラゼロの原料には糖類が含まれておらず、糖質の含有量も0gなのでダイエット中に飲んでも太ることはありません。しかし、コカコーラゼロを飲むと甘みを感じます。その理由は人工甘味料が入っているからです。
コカコーラゼロに使用されている人工甘味料は、スクラロースとアセスルファムKの2種類です。どちらもほぼ0kcalで太る心配が少ない甘味料です。砂糖の代わりにこれらを使用することで、甘みを感じるコカコーラゼロが完成します。では、スクラロースとアセスルファムKについて詳しく説明していきましょう。
甘い理由①スクラロース
スクラロースとは、1976年に開発された砂糖の約600倍の甘さをもつカロリーゼロ甘味料です。現在、カナダやオーストラリアを含む約80ヵ国で食品や飲料の原材料として使用されています。その安全性については、開発以来多くの研究が行われていますが、がんの発症や遺伝子の損傷、免疫系などに影響を及ぼすことはないと認められています。
スクラロースはコカコーラゼロを販売しているコカ・コーラ株式会社の公式ホームページで、上記のように紹介されています。人間の体はスクラロースを炭水化物として捉えられないため、栄養が体に吸収されないまま、ほぼ100%排泄物に混ざって体外に出ていきます。
スクラロースは危険性が高いといわれることがありますが、悪い噂が流れるようになったのは化学式が関係があります。スクラロースを化学式で分類すると、有機塩素化合物に属します。有機塩素化合物に属する他の物質は、猛毒の農薬やダイオキシンなどがあり、そこからスクラロースも体に悪いというイメージが強くなりました。
もちろん何度も解説している通り、スクラロースに毒性はありません。しかし、一度ついてしまったイメージはなかなか拭うことができず、今でもスラロースを悪とする声があるのが事実です。スクラロースを摂取するかどうかは個人の自由ですが、口にしても安全ということは頭の隅に置いておきましょう。
甘い理由②アセスルファムK
アセスルファムK(カリウム)は、酢酸を原料とする高甘味度甘味料で、砂糖の200倍の甘さがあります。水に溶けやすく、熱や酸に対する安定性も高いといわれています。アスパルテームなど他の甘味料と組み合わせて甘味の質を砂糖に近づけるため使用しております。
セスルファムKはコカ・コーラ株式会社の公式ホームページで、上記のように紹介されています。スクラロースだけでは普通のコーラの味が再現できないため、味の調節のために使用されているようです。アセスルファムKも人体ではエネルギーに変換できない物質で、0kcalとして扱われています。
アセスルファムKは体に害があると、いわれることがありますが、これは否定できない部分もあります。ある実験で大量にアセスルファムKを投与したラットが、死亡したという研究結果が出されました。また、妊娠中のラットに投与した場合は、生まれた子供に異常が認められたとの報告もされています。
アセスルファムKは大量に摂取しすぎると、何らかの影響を及ぼす可能性があるといえます。特に体の小さい子供は大人よりも影響が出やすいと考えられるため、子供や妊婦、授乳中の女性は摂取量に気を配った方が賢明です。
しかし、コカコーラゼロを1日1本飲む程度では何の影響もないため、あまり敏感になりすぎなくても大丈夫でしょう。
人工甘味料は太るって本当?
コカコーラゼロに使用されている人工甘味料は、0kcalで糖質も含まれないため、太る心配はありません。しかし、太る原因を作る可能性があります。コカコーラゼロを飲むと甘みを感じるので、体は糖質をエネルギーに変えようと働きます。しかし、その甘みは人工甘味料によるものなので、エネルギーを作り出せません。
すると、脳は糖質が不足していると勘違いして甘いものを食べるように指令を出します。その結果甘いものが食べたくなり、糖質を多く含んだ食べ物を食べてしまいます。このときに摂取する糖が多すぎると、ダイエットをしているつもりでも逆に太る結果になることもあります。
コカコーラゼロなど人工甘味料が入った0kcalの食品の摂取は、太る可能性も考慮してほどほどにするのが良いといえるでしょう。
カフェインの過剰摂取に注意が必要
コーヒーや緑茶に含まれているイメージが強いカフェインですが、コカコーラゼロにも含まれています。カフェインを摂取しすぎると健康に害を及ぼすため、摂取量に気を配る必要があります。
カフェインの1日あたりの上限摂取量は400mgとされています。妊婦や授乳中の女性は胎児および乳児への影響を考えて200mgと定められています。コカコーラゼロに含まれるカフェインは、1本あた50mgなので、飲みすぎなければ中毒になる可能性はありません。
カフェインの摂取量がどうしても気になるという人は、コカコーラゼロカフェインという商品がおすすめです。味や見た目は普通のコーラと変わりませんが、カロリーや保存料そして、カフェインが全く入っていないコーラです。
コカコーラゼロは太る?口コミ・評判は?
コカコーラゼロを飲んだ人の感想は、ツイッターでは太らないという人も、太るという人もいます。しかし、太ると呟いている人の方が少ないです。0kcalのコーラを選ぶことでカロリーの摂取量が控えられるため、太らないと実感している人が多いのではないかと考えられます。
また、0kcalで太る心配がないと思って飲んでいるので、太らないと感じている場合もあるでしょう。太ると呟いている人は、他の面で何かしらの太る原因がある可能性が高いです。
ゼロコカコーラ飲んでも太らないの凄すぎる 国民栄誉賞あげたい
— コバシコ 『教えて‼︎コス姉さん』発売中 (@koba4ko) August 18, 2019
コカ・コーラ ゼロ
— けーたに / KOFXI 新潟 TL40(赤) (@ktani0281) May 11, 2019
人工甘味料が健康にどう影響を及ぼすのかまだ良く分かってないみたいだから、自分は「太らない」って説を信じて飲んでる(笑)
素人がいくら「太る」って熱弁したところで説得力のかけらもないし、自分は普通に飲んでるけど日々ちょっとずつ痩せてるからそこまで影響ない気がする? pic.twitter.com/h5TLD3a1eh
要するに人工甘味料の成分のせいで血糖値が下がって空腹感が生まれてしまうからそこで食べなきゃコカコーラゼロでも太らないってことでしょ?
— きゅあハシ子 (@Kawazu_0317) March 9, 2019
普通にウィルキンソンとか飲んでても腹減るんやから変わらんやん
コカコーラゼロ好きの俺歓喜
コカコーラゼロは飲みまくっても太らないどころか実体験上、痩せるので人工甘味料太る説はデマだと思ってる
— 浮田 (@floatune) September 17, 2019
24 : マレーヤマネコ(埼玉県):2012/07/12(木) 00:35:55.48 ID:ztWsrRhU0
— 遍ク世界ニ【F】TigerShark (@x_garage2007) July 12, 2012
夜にPC弄りながら飲むジュース。
特に一緒に何を食べるわけでも無いが、コカコーラ・ゼロだと太る。
お茶系だと太らない。
ソース俺。
コカコーラゼロ以外のダイエット向きの飲み物
お茶
お茶には様々な種類がありますが、どれもカロリーがほぼないため、太る心配が少ない飲み物です。普段砂糖入りのコーヒーや清涼飲料水をよく飲むという人は、飲み物をお茶に置き換えるだけでも摂取カロリーを大幅にカットできるので、ダイエット効果を感じることでしょう。
種類によって含有量は異なりますが、お茶に含まれるカテキンやポリフェノール、タンニンなどには糖質の吸収を阻害する効果があります。食事前にお茶を飲むと脂肪の蓄積を少なくできるため、太ることを防ぎます。
また、お茶には食物繊維も多く含まれており、飲むことで便秘解消に繋がります。便秘が解消すると腸の働きが活発になって消費カロリーが増えるため、これも太ることを予防します。
炭酸水・ミネラルウォーター
炭酸水やミネラルウォーターもほぼ0kcalなので、飲んでも太る心配はありません。炭酸水やミネラルウォーターを飲むと体内の水分量が増え、血液の粘度が下がります。これにより血液の循環がスムーズになり、内蔵の各器官へ酸素や栄養素が運ばれやすくなります。すると、器官の働きが活発になり消費カロリーが増えるため、太るのを予防します。
内臓の働きが活発になると、体内に溜まった老廃物が排出されやすくなります。老廃物が減るとさらに血流が良くなり、内蔵の動きがより活発になるという太ることを防ぐ好循環が生まれます。
また、血流が改善されると人間の体温は1℃ほど上昇します。体温が上昇すると、1日の基礎代謝量が180kcalもアップします。これはお茶碗1杯分のご飯に相当するカロリーで、これも太る予防となるでしょう。
白湯
出典: https://oigen.jp
白湯とは水道水やミネラルウォーターを一度沸騰させ、それを50℃前後にに冷ました飲み物です。沸騰させることで水道水独特のにおいを消すことができます。水は0kcalなので、白湯にも当然カロリーは含まれません。ダイエット中でも安心して飲むことができ、太る心配はありません。
白湯を飲むと体が温まり内臓の動きが活発になります。すると、脂肪が燃えやすくなったり基礎代謝が上がって太ることを防ぎます。また、白湯にすりおろしたりしょうがを加えると、ジンゲロールという成分の効果で体温がより高くなるため、ダイエット効果も高まります。
コーヒー・ココア
コーヒーやココアは飲むと太るというイメージが強いですが、これは間違いです。これらを飲むと太るのは、砂糖を入れて甘くするからです。砂糖を使わずに飲んだり控えめにすることで、太る心配はなくなります。特に市販の粉ココアは、飲みやすくするために砂糖や乳製品が混ぜられているものがほとんどです。
粉のココアを買うときは、甘くない純ココアを選ぶようにしましょう。コーヒーやココアにはカフェインが含まれています。カフェインは眠気を覚ます効果が有名ですが、ダイエットに役立つ効果もあります。カフェインにはリパーゼという消化酵素の働きを活性化させる作用があります。
このリパーゼには脂肪を分解する効果があります。分解された脂肪はエネルギーとして消費されるため、ダイエットに繋がります。ただし、カフェインの取りすぎは中毒症状を引き起こす可能性があるため、コーヒーやココアは1日4杯程度に留めるようにしましょう。
コカコーラゼロは太る?太らない?まとめ
コカコーラゼロを飲むだけでは太りません。しかし、コカコーラゼロに含まれる微量のカロリーを摂取したり甘いものが食べたくなったりするため、太る原因を作る可能性があることを覚えておきましょう。また、カフェインやアセスルファムKの取りすぎになる場合も考えて、コカコーラゼロの摂取は1日1本にすると安心です。
清涼飲料水は太る飲み物ですが、コカコーラゼロは飲んでも太る心配がなくダイエットや糖質制限に役立ちます。我慢を続ける食事制限は長く続かないため、コカコーラゼロなどのカロリーオフ商品をうまく利用して、ダイエットを成功させましょう!