梅酒の効果効能が凄い!美容・健康にいい飲み方や作り方を紹介!
梅酒にはたくさんの効果効能があることを知っていますか?その効果効能の多さから、梅酒は美容や健康、そしてダイエットに関心がある人から注目されているお酒です。今回は梅酒の持つ効果と効能について詳しく調査してみました。適量の梅酒は美肌やダイエットに大きな効果がありますが、飲み方を間違えるとかえって太る心配があるので要注意です。美容に良いと噂のホット梅酒の作り方についても紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
梅酒の健康への効果効能
梅酒が健康にもたらしてくれる効果、効能は一体どんなものがあるのでしょうか?本項では梅酒がもつさまざまなパワーについて調査してみました。ひと口に健康に効果があると言っても、いろいろな成分が体に良い影響をもたらしてくれます。日常生活に梅酒のパワーを取り入れて、元気はつらつになりませんか?
梅酒のクエン酸には疲労回復効果が
梅酒に含まれているクエン酸には、疲労回復効果があると言われています。疲れた時に体内に溜まる乳酸という疲労物質を、クエン酸が分解することができるためです。この効果によりエネルギー代謝が活発になり、結果として疲労回復につながります。ところで、クエン酸というとレモンを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?実は梅酒に含まれるクエン酸はレモンの15倍で、梅酒はまさに疲労回復にはもってこいのお酒なのです。
梅酒は胃腸を刺激し食欲を増進させる
梅酒には胃腸を刺激し食欲を増進させるパワーがあります。梅酒の飲み方として、一般に食前酒に選ばれることが多いのもこの効能を狙ったものでしょう。これは梅酒に含まれるクエン酸やりんご酸など、酸が消化液の分泌を促し胃腸を刺激するからです。
毎日が暑い夏場などご飯を食べる気力もないような時に梅酒を飲めば、食欲が湧いてくること間違いなしです。逆にダイエットの観点から言えば、梅酒を飲んで食欲が増し、ご飯を食べすぎて太る可能性もあるのでこの点は気をつける必要があります。
抗菌力があり下痢防止にも
梅酒には抗菌力、殺菌効果も期待できます。梅と殺菌作用というと、お弁当が傷まないように入れる梅干しを思い出す人も多いかと思います。梅の抗菌力はカテキン酸という酸による効果で、腸内環境を整え、下痢予防にも効くと言われています。口から入った菌による下痢を防ぐ効能のある梅酒は、お腹が緩くなりがちな人にとって非常ありがたいお酒です。
クエン酸は血液をサラサラにする
梅酒に含まれているクエン酸は、血液をサラサラにする効能があります。具体的には中性脂肪を下げ、血流がスムーズに通るよう働きかける効能です。また、肝臓に脂肪が溜まるのを防ぐ力もあり、動脈硬化や脳梗塞といった血管の病気の予防にもなります。そして、血液や血管の健康は、美肌づくりにも欠かせません。血液がサラサラになれば老廃物の流れもスムーズになり、美肌効果が高まります。
梅酒はミネラルやカルシウムも豊富
梅酒にはカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれていることが分かっています。ミネラルは美肌効果が望め、何より体の機能全般を健やかに保つために不可欠な成分で、日常で積極的に摂りたいものです。カルシウムは骨を丈夫にしイライラしがちな気持ちを静める効果があります。また、梅酒にはカルシウムの吸収を助けると言われているクエン酸も多いので、効能の相乗効果も期待できるでしょう。
アルコールには安眠効果も
梅酒は焼酎やブランデーなど、さまざまなお酒で漬けられています。アルコールと梅に含まれているムメフラームという成分は、血行を良くする効能があります。梅酒を飲むと体がポカポカして、眠りにつきやすくなります。熟睡することができれば副次的に美肌への効果も期待できます。しかし、アルコールには安眠効果もありますが、飲み方に気をつけないとかえって浅い眠りを引き起こす可能性もあるので注意しましょう。
梅酒の美容への効果効能
梅酒には健康に良いだけでなく、女性がうれしい美容への効果効能も期待できると知っていましたか?本項では美肌やダイエットに良いと言われる梅酒の具体的な効果について詳しく解説しています。楽しく美味しく飲める梅酒が美肌やダイエットに貢献できるなんて見逃せません!ひとつひとつの効能効果をしっかりチェックしてみましょう。
梅酒の便秘解消効果で美肌に
梅酒にはダイエットや美肌にも効く効能があると知っていましたか?梅酒に漬けられている梅一粒には食物繊維が多く含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消の効果があります。梅酒を飲むときには、梅もいっしょに食べると体内に溜まった老廃物を外に出しれくれるので、代謝が高まり美肌効果も期待できるでしょう。
梅酒に含まれているピクリン酸とアルコールもまた、胃腸の働きを活発にして便通を良くする効果があります。なお、腸内環境を整えて便通を良くするために梅酒を飲むのなら、冷たい梅酒ではなくホット梅酒がおすすめです。
梅酒の香りにはアロマテラピー効果が
梅酒のボトルのふたを開けると、なんとも言えない芳醇な香りがします。梅酒の香りにはアロマテラピー効果があると言われています。これは気のせいではなく、れっきとした科学的根拠がある効能です。梅酒に含まれているベンズアルデヒドという成分が、人をリラックスさせ爽やかな気持ちにさせてくれます。疲れた1日の終わりに、梅酒の優しい香りで癒されてみてはいかがでしょうか?
ポリフェノールにはアンチエイジング効果が
ワインに多く含まれていることで知られているポリフェノールは、実は梅酒にも多く含まれていることが分かっています。ポリフェノールは抗酸化作用があり、老化防止、美肌への効能が期待できます。市販の梅酒のなかには、梅を漬けるときに赤しそやブドウをいっしょに漬けたものがありますが、しそやブドウもポリフェノールが豊富ですのでアンチエイジングのために梅酒を飲むならそういった種類を選ぶのも良いでしょう。
クエン酸の脂肪燃焼効果はダイエットに効果的
すでに述べた通り梅酒には多くのクエン酸が含まれています。レモンの15倍、梅干しの6倍もある梅酒のクエン酸は、脂肪燃焼効果が期待できると言われている成分です。そのため、ダイエットにも効果的なお酒と言えるでしょう。ただし、梅酒には多くの糖分が含まれており、また食欲増進の効果があるため、適量を飲むのを忘れずにいましょう。冷たい梅酒だとがぶ飲みしてしまう恐れがあるので、ホット梅酒がおすすめです。
寒い時期におすすめなホット梅酒の作り方
梅酒がいくら健康や美容に効果があるからと言って、氷を入れた冷たい梅酒ばかり飲んでいては体によくありません。美肌やダイエットの観点からも、口にいれるものはできるだけ温かいものにしたいものです。梅酒も温めて飲んではいかがでしょうか?そこで本項では寒い時期にもおすすめのホット梅酒の作り方について紹介しています。お気に入りのホット梅酒の作り方を見つけてみてください。
湯煎
ホット梅酒の作り方にはいろいろな方法がありますが、まず最初に紹介するのは湯煎でホット梅酒を作る方法です。徳利や耐熱性のグラスに梅酒を注ぎ、湯煎で梅酒を温めます。お湯は30度から40度くらいの少しぬるめのお湯なら、ほどよく梅酒が温まり飲みやすく仕上がるでしょう。
ぬるめのお湯で梅酒を湯煎する方法は、梅酒の香りをもっともダイレクトに楽しむことができる作り方です。温めるうちに湯気に交じって梅酒の爽やかな香りが立ち上り、それをかぐだけでリラックスできることでしょう。
お湯割
ホット梅酒の作り方、続いて紹介するのはお湯割の方法です。耐熱性のグラスやマグカップに梅酒を注ぎ、お湯を適量加えるだけで完成しますので、湯煎してホット梅酒を作るよりもさらに簡単な方法です。梅酒とお湯の割合は半々にするか、梅酒を6割ほどにするくらいが美味しく飲める目安です。
お湯割でホット梅酒を作る時のポイントは、注ぐお湯の温度を高くし過ぎないことです。沸騰に近い高温度のお湯では、梅酒のアルコールが飛んでしまい、梅酒の風味も損なわれてしまいます。お湯の温度は高くても70度くらいまでにしておきましょう。お湯の温度に気をつければ梅酒の風味を生かしたお湯割を作れます。
紅茶割り
ホット梅酒のおすすめの作り方、続いて紹介するのは紅茶割りです。こちらはお湯割りをアレンジした作り方です。梅酒に注ぐお湯を紅茶にするだけで、梅酒と紅茶ふたつの香りを同時に楽しめるドリンクができあがります。梅酒と紅茶の香りは、意外にもお互いを引き立て相性が抜群です。ミックスされた芳醇な香りを是非試してみてください。
ホット梅酒を紅茶割りで作る時のポイントは、注ぐ紅茶を濃い目に作ることにあります。梅酒の香りが華やかなので、混ぜた時に香りが負けないように普段より濃く煮出すといいでしょう。紅茶のティーバッグを使うときには加えるお湯の量を加減するのがおすすめです。
ミルク割り
ホット梅酒をミルク割りで作るアイディアを紹介します。作り方は、梅酒とミルクの割合を6対4、または7対3で合わせ電子レンジで加熱するだけです。意外な組み合わせのように思えるかもしれませんが、ミルク割りにすると梅酒の甘みと酸味にまろやかなミルクの旨味が加わり、ホッとする美味しさになります。
ミルク割りでホット梅酒を作るなら、梅酒はすこしトロミのあるタイプを選ぶとより美味しく作ることができます。ミルクには安眠効果があることが知られていますので、就寝前にミルク割りの梅酒を適量楽しむのもおすすめです。
りんごジュース割り
ホット梅酒のおすすめの作り方、最後に紹介するのはりんごジュース割りです。りんごジュースと梅酒を適量まぜて電子レンジで加熱して作ります。りんごジュースと梅酒の割合については、お好みで大丈夫ですがミルク割りと同じ割合ならお互いの香りを生かして作ることができます。りんごジュースの爽やかな甘みが梅酒によく合いついつい飲み過ぎてしまいそうになるので気をつけましょう。
りんごジュースは果汁100%のストレートタイプのものを使いましょう。梅酒のりんごジュース割りは口当たりが良いので、飲み過ぎて太る原因となってしまわないよう十分気をつけてください。ホット梅酒でゆっくりと一口ずつ味わって飲むのが太る心配のない飲み方です。
ホット梅酒におすすめのトッピング
ホット梅酒の作り方を覚えて作るのに慣れてきたら、トッピングで楽しむのはいかがでしょうか?ちょっとした材料を少し足すだけで、より風味豊かなホット梅酒ができあがります。ただし糖分が多いものは太る原因にもなるので、量を加減するのを忘れないでおきましょう。
ホット梅酒のトッピングに、例えばハチミツやカルピスのちょい足しはいかがでしょうか?どちらも梅酒が飲みやすくなりますので、アルコールがあまり得意でない人にもおすすめです。それから、体を温めたいなら生姜のすりおろしを加えるのはいかがですか?飲み進めるたびに体がポカポカしてくること請け合いです。
梅酒の飲み方と注意点
美容や健康に効果効能がある梅酒ですが、お酒ですから飲み方には注意したほうがいいでしょう。飲み方が適量でないと、健康を害す恐れだけでなく、太る可能性もありダイエットには逆効果となってしまいます。本項では梅酒の1日の適量について調査したほか、梅酒の飲み方について注意したほうがよいことを解説しています。適量の飲み方を覚えて、美容と健康に良い梅酒生活を楽しみましょう。
梅酒の1日の適量は?
梅酒を飲むときには1日の適量を守りましょう。梅酒にはアルコールや糖分が多く含まれており、適量を守らなければ健康を害すほか、太る原因にもなってしまいます。それでは、梅酒の1日の適量とは一体どれくらいの量を示すのでしょうか?
アルコールが肝臓で変化するアセトアルデヒドは体に有害な成分ですが、これを分解する能力は個人差があります。そのため一概には言えませんが、1日グラス1~2杯程度の梅酒なら問題がないと言われています。
食前に飲む場合
食前酒としての梅酒は、旅館の夕食や会席料理でもよく出される比較的ポピュラーな梅酒の飲み方です。食前に適量の梅酒を飲むと、胃酸の分泌が良くなり食欲が湧いておいしく食事を楽しめます。ただし飲み過ぎはいけません。梅酒には多くの糖分があってカロリーも高いですから、飲み過ぎは太る原因にもなってしまいます。
寝る前に飲む場合
寝る前に梅酒を飲むなら、どんな飲み方が良いのでしょうか?また、睡眠前に飲んでも太る心配はないのでしょうか?梅酒を寝る前に飲むなら、少量をホットで飲むと良いでしょう。冷たい梅酒は飲みすぎの心配がありますし、体を冷やしてはスムーズな入眠を妨げてしまいます。温めた梅酒を少しだけ体に入れると、血行が良くなり寝つきもよくなります。
梅酒の飲み過ぎは太る原因に
梅酒は適量を飲み、飲み方に気をつけることができれば、美容と健康にとても良いお酒です。しかし、なんでも飲みすぎ食べ過ぎは太るもとです。梅酒には漬けるときに多くの砂糖が使われており、高カロリーなので飲みすぎるとダイエット効果も半減してしまいます。梅酒を太る原因にしないために、1日の適量を守って楽しみましょう。
梅酒は健康や美容への効能が抜群!
梅酒は健康への効能が期待できるだけでなく、美肌やダイエットにつながる美容効果も期待できる万能酒です。今回は梅酒のもつパワーについて、健康面と美容面を中心に特集しました。1日の適量を守り梅酒を飲んだことで太ることのないよう、飲み方について注意しながら梅酒を楽しみましょう。美肌など美容に良いホット梅酒の作り方も紹介しましたのでぜひ試してみてください!