ねりあめの食べ方と作り方!練る時間の目安は?固まった時の対処や活用法

ねりあめの正しい食べ方や作り方を知っていますか?駄菓子屋などで購入できるねりあめはその名の通り練って食べる駄菓子ですが、どの程度練ったらいいのか、また固まっている場合にはどのようにしたらいいのか?などを知らないと、大変な事に成りかねません。またねりあめはそのまま食べるだけでなく、様々な料理やお菓子に使うといった活用方法もあるようです。今回はそんなねりあめについて詳しく紹介していきます。ねりあめの活用方法や手作り方法なども併せて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

ねりあめの食べ方と作り方!練る時間の目安は?固まった時の対処や活用法のイメージ

目次

  1. 1ねりあめとは?
  2. 2ねりあめの食べ方
  3. 3ねりあめの作り方
  4. 4ねりあめの活用方法
  5. 5ねりあめはいろんな楽しみ方ができる!

ねりあめとは?

考えている女の子

ねりあめは1個100円以内で購入する事ができる、お子さんでも気軽に購入しやすい駄菓子です。ねりあめはその名の通り練って食べるあめですが、どのような食べ方が正しいのか知らない人も多いと思います。今回はそんなねりあめの特徴や、何故練ってから食べるのか?といった理由について詳しく紹介していきます。

ねりあめの特徴

水あめと呼れることもあるねりあめは、粘り気があり甘い駄菓子です。最初は透明で透き通っていますが、練っていくと白っぽく色が変化していくのが特徴です。現在はイチゴ・サイダー・ぶどう・メロンといったフレーバー付きのものも駄菓子屋で販売されています。またねりあめは日本独特のものなので、外国人にとっては馴染みのない駄菓子です。

ねりあめを練る理由は?

ねりあめは練ってから食べると美味しいと言いますが、なぜ練ってから食べた方が美味しいのでしょうか?それは割りばしを使ってくるくると練り空気を含ませてから食べると、口当たりが滑らかになると言われているからです。

ねりあめはとても柔らかくそのまま食べるとすぐに垂れてしまいますが、練るとほどよい固さになり食べやすくなるようです。また練るという行為そのものが子供にとって楽しいことも練る理由になっています。

このように練る理由はいくつかあるので、ねりあめを食べる際にはぜひ自分の好みになるまで練りながら食べてみてはいかがでしょうか?

レビュー

練ってから食べると美味しいと言われているねりあめですが、練らない方が良いと感じる人もいるようです。また練らないとあめが垂れて服が汚れてしまう可能性もあるので、注意が必要との口コミもあります。

ねりあめの食べ方

ねりあめはどのように食べるのが正しいのでしょうか?練ってから食べた方が良いと言われても、正しい練り方やどのくらいの時間練ったらいいのかわからない人も多いでしょう。

ここではねりあめの練り方や、練る時間の目安について紹介してきます。ねりあめを美味しく食べるためにぜひ参考にしてみて下さい。

ねりあめの練り方

駄菓子屋などで購入できるねりあめには2種類あり、カップに入っているタイプとスティック状の袋に入っているタイプがありますが、ここではそれぞれのタイプでのやり方を紹介します。まずカップに入っているタイプは付属の割りばしを使って、カップをしっかりと押さえてとにかくよく練っていきます。練り方は納豆を混ぜるときのようなイメージです。

次にスティック状の袋に入っているタイプの場合は、付属の割りばしに下からねりあめを絞り出すイメージで袋から出し、割りばしにあめをつけていきます。全て出し終えたら2本の割りばしを使ってくるくると練っていきましょう。

カップに入っているタイプの場合、最初はあめが固まっており上手く練れないこともあると思いますが、根気よく練って下さい。根気よく練っていると柔らかくなってきて練りやすい状態になるでしょう。この後は白っぽく色が変化してくるまで練ると、美味しいねりあめになります。


 

練る時間の目安

通常のねりあめの場合は最初は透明の色だと思います。一方でフレーバー付きのものに関しては色がついているものもありますが、こちらも最初は透き通っています。この状態のねりあめを割りばしを使って練っていくと、あめの色がだんだん白っぽくなってきます。

何分くらい練るという時間の長さより、ねりあめが白っぽくなってきたらOKと考えたほうがわかりやすいのかも知れません。色が白っぽくなってきた=空気がほどよく含まれて美味しくなってきたというサインです。どのくらいで白っぽくなるのかというと、練り方にもよりますがおおよその目安は2~3分程度です。

また練る時間によって味は変わってくるので、練る時間の長さは自分の好みで決めると良いでしょう。練る時間を長くしたり短くしたりして、味の変化を試してみるのも良いかもしれません。

ねりあめの味わい方

ねりあめはソフトキャンディ程度の固さなので、すぐに噛んで食べることもできます。しかし正しい食べ方は噛んで食べるのではなく、口の中でコロコロと転がして舐めて食べるのが正しいようです。

ねりあめが固まった時の対処法

指をさしている女性

ねりあめはそのままの状態で長期間置いておくと、固くなってしまうことがあります。固くなってしまった場合は口に入れて柔らかくするか、もしくはコンロなどの火の近くにおいて柔らかくすると良いでしょう。

一度柔らかくなったものは時間が経つと固くなります。一度で食べきれる場合は気にする必要はありませんが、柔らかくしたり固くしたりを繰り返してしまうと味が変わってしまう可能性があります。そのため一度柔らかくしたものは、固くなる前に早めに食べてしまった方が美味しく食べられるでしょう。

もし食べきれずに残って固くなってしまうような場合は、そのまま食べるのではなくこのあと紹介するような料理やお菓子作りに活用する方法も検討してみて下さい。

レビュー

ねりあめは秋や冬などの寒い時期になってくると固くなってしまうことが多いようです。その場合は上記で紹介したような口に入れて柔らかくする方法や、コンロなどで温めて柔らかくする方法を試してみるのがおすすめです。また袋に入ったまま手で握って温めるのも良さそうです。

ねりあめの作り方

駄菓子屋やスーパーなどで購入することが出来るねりあめですが、実は自分で作ることも然程難しくありません。なのでおやつ作りとして自宅でお子さん達とねりあめ作りに挑戦されている方も多いようです。本項ではそんなねりあめの作り方について紹介します。とても簡単に作れるので皆さんも一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

色付きのねりあめも自宅で作ることができますので、お子さんと御一緒に好きな色のねりあめを作るのも楽しいかもしれません。

レンジで作る方法

  • 水30cc
  • グラニュー糖25g
  • お好きな飴玉2コ
 
  1. 耐熱ボウルに材料をすべて入れます。
  2. 1をレンジに入れ、約2分加熱してあめを溶かします。あめが溶けていない場合は1分ずつ再度加熱して完全に溶けるまで繰り返します。
  3. お皿に氷を入れてその上に2のボウルをのせ、あめを冷ましながら混ぜていきます。
  4. くるくると混ぜて好みの固さになったら完成です。

鍋で作る方法

  • 砂糖130g
  • 水100ml
 
  1. 鍋に材料をすべて入れて弱火にかけます。
  2. 軽く混ぜながら砂糖を溶かしていきます。泡が出てきたら焦げないように注意しながら混ぜていきます。
  3. くるくると様子を見ながら混ぜていき、とろみがついてきたら完成です。

色付きねりあめの作り方

シンプルなねりあめは透明で無色だと思いますが、そこに食紅を使う事で色付きのものも簡単に作ることができます。レンジや鍋を使ってねりあめを作ったら、そこに食紅を加えるだけでカラフルなねりあめの完成です。食紅は無味無臭ですのでねりあめの味を損ねる心配もありません。

食紅は食品の取り扱いがある100均等でも購入する事が可能です。赤・黄・青・緑・ピンクなど様々な色があるのでお好きな色をご用意下さい。100均なら値段も手頃なので、一揃え買っておくのも良いかも知れません。

もし100均で見つからない場合はスーパーを探すと良いでしょう。お菓子作りコーナーの充実している店舗であれば先ず見つかるはずです。もし店頭にない場合は取寄できる可能性もありますので、店員さんに確認してみる事をおすすめ致します。

美味しく作るコツ

上記で紹介したレシピのように、本来ねりあめは砂糖や飴玉を使って作るものなのですが、コレをグミで代用しても美味しいねりあめが作れのだそうです。コーラ味やソーダ味などグミには色々なフレーバーがありますので、それらをそのままねりあめに使えるとしたら、かなり美味しそうなグミが出来上がるのではないでしょうか⁉

こちらも作り方は非常に簡単で、お好みのグミを溶かしてから少し冷蔵庫に入れて冷やし固めます。固まったものを割りばしにつけてくるくると練っていけば、お手製のグミねりあめの完成です。ノーマルなねりあめでは決して味わえない、ハイクラスなねりあめをご堪能下さい。

ねりあめの活用方法

そのまま食べるのは飽きてしまった、たくさん購入してしまったけど食べきれずに余ってしまったというような場合もあるかと思います。そんな時はねりあめを別の用途に活用してみましょう!

ねりあめにはいくつかの活用方法があり、余らせてしまったねりあめを上手に使い回す事が出来るのです。ここではそんなねりあめの活用法を紹介して行きましょう。

 

砂糖の代わりとして料理に使う

ねりあめは砂糖の代わりとして甘味料にすることができます。なのでもし作ったねりあめを余らせてしまった場合は、お菓子や料理の甘味料として活用すると良いでしょう。ねりあめには特別なクセなどもないので、砂糖を使う料理ならどの様な料理でも問題ありません。

更にねりあめは砂糖よりもカロリーが低いので、カロリーを抑えたい場合にも役に立ちます。また砂糖の代わりにねりあめを使うと、料理の味やコクに深みが出るとも言われています。

味付きのねりあめを料理に使用することも出来なくはないですが、出来れば味付けがされていないねりあめを使うことをおすすめします。味付きねりあめを使ってしまうとどうしても料理に味が移ってしまいますので、場合によっては残念な料理に成りかねません。

ねりあめで作る大学イモレシピ

  • 水あめ
  • しょうゆ
  • サツマイモ
  • 黒ゴマ
 
  1. 鍋に水あめを入れます。ここにしょうゆと水も加え弱火で加熱していきましょう。
  2. 軽くかき混ぜて加熱し、全体的に泡立ってきたら火を止めます。
  3. サツマイモの水気をとってから油で揚げます。
  4. 全体に火が通ったらキッチンペーパーを敷いたお皿に取り上げて油を切りましょう。
  5. 油を切れたら別の皿に移し、2で作っておいた水あめをかけてよく絡めます。
  6. よく絡まったら黒ゴマを振りかけて完成です。

お菓子作りに活用する

ねりあめはお菓子作りにも活用することが可能です。既に説明させて頂いた通りですが、ねりあめの原料は砂糖です。普通の料理で砂糖の代わりに使用できるのですから、これがお菓子作りに流用できない筈がありません。砂糖の代用としてお菓子作りの際に是非活用して下さい。ただし分量だけは間違いない様に注意しましょう。

プリンやクッキーなどねりあめは様々なお菓子のレシピに使えます。もしねりあめが残ってしまった場合は、廃棄せずにお菓子作りに使ってみて下さい。

琥珀糖を作ってみる

琥珀糖は寒天と砂糖で作られたお菓子で、外はシャリシャリで中は柔らかな食感を楽しむ事が出来ます。この琥珀糖作りの際も砂糖の代わりにねりあめを代用する事が出来ます。手間も掛からず美味しく頂けますので、ねりあめが余った時は積極的にチャレンジしてみて下さい。

作り方

  • 糸寒天10g
  • 水400ml
  • 砂糖600g※ねりあめに代用
  • 油適量
 
  1. 糸寒天をボウルに入れて1時間程度浸水させておきます。
  2. 糸寒天を戻したら鍋に移します。ここに水を400ml入れましょう。
  3. 鍋に火をかけて3~5分程度煮ていきます。寒天はこし器などを使って取り除きます。
  4. 寒天を取り除いた3に砂糖(ねりあめ)を入れ、20~30分煮詰めます。
  5. トレイに油を塗ります。4が少しトロっとするくらいになったら、こしながらトレイに入れます。
  6. 5を4等分に分け食紅を加えて色をつけます。このとき一緒にクエン酸も加えてよく混ぜます。
  7. トレイに6をすべて入れ固まるまで冷まします。
  8. 冷めたら周りからゆっくりとトレイからはずし、食べやすい大きさにカットします。
  9. 8を数日間乾燥させれば完成です。

ねりあめはいろんな楽しみ方ができる!

今回はねりあめについてアレコレと紹介して参りました。ねりあめと言うと一昔前に駄菓子屋で流行ったお菓子的なイメージを持っていらっしゃる方も多いかも知れませんが、これが何と今でも駄菓子屋の人気商品として販売されているのです。

勿論昔には無かった様な様々な味わいのねりあめが追加されてはおりますが、基本的には昔のねりあめと何ら代わりません。

また駄菓子屋で買わずとも誰でも簡単に作る事が出来るとの事なので、子供達と一緒にねりあめ作りにチャレンジするのも一興です。人数が集まれば大いに盛り上がる事でしょう。ねりあめには色々な楽しみ方がありますので、機会があれば貴方も是非チャレンジしてみて下さい!

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