2019年06月14日公開
2024年09月18日更新
懐かしの駄菓子「すもも漬け」はアレンジして食べると美味しい!大人もハマる!
すもも漬けを聞いたことがありますか?果実のすももを使った駄菓子で、最近ではコンビニやショッピングモールなどに設けてある駄菓子コーナーでよく見かけるようになりました。今回はすもも漬けについて徹底調査します。すもも漬けとはどんな駄菓子なのか?どこで購入できていくらくらいするのか?など調査しました。また、すもも漬けを美味しくアレンジする食べ方、自家製すもも漬けの簡単な作り方も紹介します。
駄菓子のすもも漬けとは?
すもも漬けは甘酸っぱさが魅力で、子供から大人からまで人気のある駄菓子です。以前に比べると見る機会が増え一度は食べたことのある方もいると思います。どこか懐かしい雰囲気のある、すもも漬けを食べてみましょう。
すももはバラ科サクラ属に分類される落葉小高木で、古くから日本に存在する五果の一つです。桃に比べ酸味が強いことからすももと呼ばれるようになりました。すももの果実は6月下旬から8月中旬まで収穫され山梨県や長野県が主な産地です。
日本人に馴染み深いすももは古くから食材として利用されており、すももを使った駄菓子も作られるようになりました。そこで作られるようになったのが駄菓子のすもも漬けです。産地の立地条件から、すもも漬けは主に関東エリアで親しまれてきた駄菓子です。
すもも漬けとは?
すもも漬けは果実のすももをリンゴ酢などで漬けた駄菓子で、なんともいえない甘酸っぱさが魅力の駄菓子です。すもも漬けの全盛期は昭和40年代といわれており、街中に駄菓子屋がたくさんあった時代に大人気だった駄菓子です。
子供がおこずかいを持って駄菓子屋へ行き、小銭で色々な駄菓子を買っておやつとして楽しんでいた頃に子供だった方には馴染みの駄菓子です。すもも漬けが人気の駄菓子だった頃は流通も発達しておらず、ほとんどが関東エリアに出荷されていました。したがって関東エリア以外の方では懐かしいと感じることの少ない駄菓子です。
すももを使った駄菓子はほかにもあるので紹介します。見た目は梅干しのようでカリカリ食感が楽しめるすもも兄弟、ソーダ味やコーラ味があるゼリーの駄菓子のすももボール、すももが丸ごと4つ入ったヤングすももなどがあります。
入手方法と価格
現在では街中で駄菓子屋を見ることは少なくなり、駄菓子のすもも漬けはどこで買えるのでしょう。最近すもも漬けをよく見るようになってきたのは、駄菓子コーナーのある大手コンビニチェーン、大型ショッピングモール、スーパーマーケット、あと100均でも見ることがあります。またネットショップでも販売されており通販でも購入できます。
駄菓子のすもも漬けの当時の価格は判りませんでしたが、現在では1パック40円ほどで販売されているのが一般的です。だいたい1パックに2個のすもも漬けが入っており、ネット通販の場合には20パックセットで販売されていることが多いようです。
すもも漬けを美味しくアレンジする食べ方
駄菓子コーナーですもも漬けを見つけたぜひ買ってみましょう。すもも漬けは手に取ってシャリシャリ食べ、ツユはストローで飲むのが一般的ですが、そのほかにも色々アレンジする食べ方があります。
パックごと凍らせる
すもも漬けの一番おすすめの食べ方はパックごと凍らせてシャーベット状する食べ方です。すもも漬けを凍られて味わる食べ方は、実はすもも漬けが一番良く売れていたころからある定番の食べ方です。
すもも漬けをパックごと冷凍庫に入れ中のツユごと全部凍らせます。するとすもも漬けの果実は中が凍りシャリシャリ食感が増します。ツユはシャーベット状のかき氷のようになり、酸味が強すぎてツユが飲めない方でもスプーンですくって美味しくいただけます。
すもも漬けを凍らせる食べるのは一番の定番の食べ方なんですが、今まで食べたことのない方がすもも漬けにハマってしまう一度食べたら病みつきになる食べ方です。
炭酸水で割って飲む
駄菓子のすもも漬けの別のおすすめの食べ方は炭酸水で割って飲む方法です。すもも漬けのツユと炭酸水をお好みの比率で割って飲みます。すもも漬けと炭酸水1対1が基本で、酸っぱさを緩和したい方は炭酸水を多めにすると飲みやすくなります。
このすもも漬けの炭酸水割りをベースに、ウイスキー、焼酎、ワインなどのお酒をブレンドして飲むのもおすすめです。サッパリとした味わいのすもも漬けの炭酸水割りにお酒を加え果実を浮かべれば、おしゃれな雰囲気のアルコールドリンクを楽しめます。
お酒で割って飲む
駄菓子のすもも漬けの大人用のおすすめの食べ方を紹介します。すもも漬けのツユはお酒との相性が抜群で色々とブレンドして楽しめるのでおすすめです。
焼酎
駄菓子のすもも漬けのツユと焼酎をブレンドして味わいます。ツユの酸味がキツい場合は水を加えても美味しくいただけます。アルコール度数の低い焼酎なら水は少しか要りませんが、度数の高い焼酎なら水を加えたほうがマイルドな味わいになるのでおすすめです。
ハイボール
コンビニやスーパーなどでも販売している缶入りのハイボールで割っても美味しくいただけます。すもも漬けのツユをしっかり冷やしてシャーベット状にして缶ハイボールを注いでいきます。缶ハイボールのシュワシュワとシャーベット状のすもも漬けは相性抜群で一度は試して欲しい飲み方です。
サイダー
サイダーとすもも漬けのツユもベストマッチです。甘味があるサイダーと混ぜることによってすもも漬けのツユの酸味を和らげてくれます。この二つを混ぜ合わせたベースに、色々なお酒をブレンドして味わいます。ウイスキーや焼酎などアルコール度数の高いお酒でもよいですし、ワインやリキュールなどの軽いお酒でも美味しくいただけます。
自家製すもも漬けの簡単な作り方
駄菓子のすもも漬けですが自宅で作る方もいます。最大の利点はトータル的に購入するよりお金がかからないことです。作り方は簡単で材料を自分で買い集め仕込んで作りますが、できあがるまで時間がかかります。ですが自分好みのすもも漬けを作ることもできますので興味のある方にはおすすめです。
材料
自家製すもも漬けの材料は、果実のすもも、氷砂糖、リンゴ酢の3点だけです。すももはスーパーや道の駅などで購入することができ、氷砂糖とリンゴ酢もスーパーで購入できます。漬け込む酢は米酢でもよいですが、リンゴ酢の方がマイルドに仕上がります。また氷砂糖の代わりとして砂糖やはちみつでも美味しくできあがります。
用意するもの
出典: https://jmty.jp
自家製すもも漬けを作るとき用意するものは、蓋が開閉できる清潔なガラス瓶と消毒用のアルコールだけです。ガラス瓶は煮沸消毒が可能なもので、パッキンがついているものが密封度が高くおすすめです。すもも漬けを作るガラス瓶はあらかじめ煮沸消毒をしておきます。ガラス瓶はホームセンターなどで購入できます。
作り方
自家製すもも漬けも作り方は、まず最初にすももきれいにします。すももをひとつひとつ丁寧に水で洗い、へたの部分を竹串などを使ってきちんと取り除きます。へたが残っていると渋みが出やすくなったり腐りやすくなるのできちんとした下処理が必要です。
すももの水気をキッチンペーパーで拭ったら、ボウルに入れたアルコール液にくぐらせ消毒します。アルコール液にくぐらせることで腐りにくくなる効果もあります。
次にあらかじめ煮沸消毒をしておいたガラス瓶に、すももと氷砂糖を交互に並べながら入れていきます。隣り合うように交互に並べることで、すももと氷砂糖が馴染みやすくなります。すももと氷砂糖の分量が同じ割合だと甘めのすもも漬けができあがります。酸っぱいすもも漬けが好きな方は氷砂糖の分量を減らしてください。
すももと氷砂糖を入れたら上からタップリとリンゴ酢を入れしっかりと蓋をします。あとは冷暗所に置き、半月から1カ月ほどで待てば自家製すもも漬けのできあがりです。作り方は以上です。
駄菓子のすもも漬けは手作りもできて大人もハマる
今回は駄菓子のすもも漬けについて紹介しました。今ではスーパーやコンビニの駄菓子コーナーなどで見ることができるようになってきました。まだ食べたことのない方は、駄菓子のすもも漬けを見つけたら一度購入してみてください。
そしてキンキンに凍らせて食べてみてください。なんどもいえない甘酸っぱさにきっとハマってしまうはずです。もし気に入ったらネットショップで大人買いしましょう。冷凍庫で冷やしておけば食べたいときにいつでも楽しめます。
最後は自分で作ってみましょう。作り方は簡単で材料も少しだけですし味も自分好みに調整できます。時間がかかりますが待つ時間をワクワクしながら楽しみにしましょう。作り方を参考にぜひチャレンジしてみてください。