2019年05月19日公開
2024年09月15日更新
バリラは世界トップシェアのパスタ!特徴やおすすめの種類など!評判は?
バリラというパスタメーカーを知っていますか?バリラはイタリア発祥のパスタで世界トップシェアの実力を誇るパスタメーカーとして世界中の人に愛されています。日本でもバリラの取り扱いがあるので、ファンが多いパスタでもあります。今回はバリラの製法などの特徴やよく比較されるディチェコとの違いなどを紹介します。またおすすめのバリラ商品を口コミを一緒にまとめました。ぜひバリラを購入する際の参考にしてみてください。
バリラとは?
「バリラ」とは何か知っていますか?バリラはパスタメーカーの名前です。とても人気のあるイタリアのパスタメーカーでイタリアでは知らない人はいないほどのイタリアNo.1パスタメーカーとして名を馳せています。日本でも人気がでてきており、プロの料理人だけでなく多くの家庭で利用されるようになりました。
今回はそんなパスタメーカー「バリラ」の魅力について紹介します。おすすめのバリラのパスタ商品やよく比較されるディチェコとの違いについても紹介しているので参考にしてみてください。バリラのパスタ商品の口コミもまとめました。
イタリアの歴史あるパスタのメーカー
バリラはイタリアの歴史あるメーカーでイタリアでは知らない人はいないほど有名な食品メーカーです。バリラの歴史と日本でのバリラの取り扱いについて紹介します。
歴史
バリラのパスタは約140年前の1877年にイタリアの下町「パルマ」でバリラ家のピエトロ・バリラがパスタの小さな店をはじめたのがきっかけで誕生しました。パルマはイタリアン食材の中心地にある食文化の豊かな町で、チーズとハムの名産地としても知られています。
バリラは現在は4世代目となる伝統的な企業となっており、長きにわたってバリラを発展させてきた家族経営のイタリア最大の食品メーカーです。
イタリアの人は3人に1人がバリラのパスタを選び購入しているといわれています。年間300万トンのパスタを製造販売し、世界150か国以上で販売しており、世界トップシェアを誇る企業として世界中の人に愛されています。
日本製粉がライセンス契約
日本では、日本製粉がバリラとライセンス契約を締結し、バリラのブランド商品を発売するようになりました。2017年4月1日からは三菱食品がライセンスを引き継ぎ、輸入、販売を行っています。
そのため、日本でもバリラの商品が購入できやすいようになっています。日本でもバリラファンは多く、料理店のシェフから家庭の主婦にまで広く受け入れられているパスタです。
パスタの特徴
世界トップシェアを誇るバリラですが、バリラのパスタはどのような特徴があるのでしょうか。バリラのパスタの特徴についてみていきましょう。
テフロン製の特徴
パスタにはテフロンダイスとブロンズダイスという2つの製法があります。ダイスとはパスタを作るときに通す穴の開いた型のことです。この型の違いによって食べたときの食感やソースとの相性などが変わってくるのです。
バリラはテフロン製のパスタです。バリラの特徴であるテフロン製のパスタはつるつるとしていてコシがあり、のど越しがいいのが特徴です。日本で販売されているパスタとも似ているので日本人にもなじみやすいパスタといわれています。バリラはこのテフロン製を生み出したメーカーとしても知られています。
デュラム小麦の特徴
バリラでは、契約農家から仕入れた良質なデュラムセモリナ粉をふんだんに使用しています。理想のアルデンテを追及して開発された100%デュラム小麦を使用しているのが特徴です。
デュラムセモリナ粉とは、デュラム小麦を粗びきにして作られた小麦のことで、パスタによく使われる小麦です。色は黄色で良質なタンパク質を含み、茹でたときに弾力ができ、コシが強いのが特徴です。
自社の製粉所で無添加で製粉
バリラは世界に7つのデュラム小麦製粉所をもっています。そこで必要なセモリナ粉の約70%以上を生産しているそうです。ここで作られる小麦は添加物を一切含まない無添加です。
製粉プロセスにデュラム小麦を導入したことによりでんぷんのダメージを抑えることができるので、食物繊維、ミネラル、ビタミンの含有量が多く、バリラ独特の全粒粉パスタを生み出しています。バリラでは全粒セモリナ粉製品の国際特許を取得しています。
バリラとディチェコの比較
バリラと比較されることが多いパスタメーカー「ディチェコ」を知っていますか?バリラ同様に人気のあるパスタメーカーです。バリラとディチェコの比較を見ていきましょう。
価格の違い
バリラのNo.5が1.7mmのパスタ、ディチェコのNo.11が1.6mmのパスタです。この2つの5kgの場合の価格を比較してみると、Amazonではバリラが2086円、ディチェコが2359円となっています。バリラの450gが354円、ディチェコの500gが246円でした。
容量が多い方がバリラがお得のようです。容量が少ないとディチェコの方が価格が安いようでした。バリラを購入したい場合には大容量を購入するのがおすすめです。
ディチェコの製法
バリラがテフロンダイスで作られる製法なのに対してディチェコはどのような製法でつくられているのでしょうか。ディチェコのパスタの製法について紹介します。
長時間乾燥で旨味を引き出す
ディチェコでは、30時間にもおよぶ昔ながらの低温長時間乾燥・熟成を行っています。これによって独自に麦の旨味を引き出しているのが特徴です。また茹で上がりがもちもちとした弾力のある仕上がりになります。
ブロンズ製
ディチェコはブロンズ製と呼ばれるブロンズダイスの製法でつくられているパスタです。表面に溝がついているので、食感がざらざらとした食感になります。その分ソースが絡みやすいのがディチェコの特徴となっています。
味や食感の違い
一番肝心なのは味や食感の違いです。ディチェコとバリラの味、食感の違いはどのような点があるのでしょうか?それぞれの特徴を紹介します。
バリラ
バリラはテフロン製でつくられているため口当たりがよく、つるつると弾力のあるパスタなのが特徴です。コシがあり、噛み応えがあるパスタが好きな人に向いています。バリラは良質なタンパク質を含んだ独自のデュラム小麦を使っているため、上質な小麦の味を味わうことができます。
ディチェコ
ディチェコの味は麦の旨味が強いのが特徴です。食感はブロンズ製法でつくられているため、表面がざらざらとしている食感になります。
それぞれのメリットとデメリット
最後にディチェコとバリラの比較のまとめとしてそれぞれのメリット、デメリットをまとめました。どちらも魅力ある商品ですが、メリット、デメリットには大きな違いがあります。
バリラ
バリラはソースを吸収しにくいので、茹でたての弾力を長時間キープすることができるのがメリットです。茹で時間も神経質にならなくても美味しく仕上がります。バリラのつるつるとした食感も好きな人にはメリットでしょう。反面、バリラのデメリットは、ソースが少し絡みにくいことです。
ディチェコ
ディチェコはブロンズ製法のため、ソースが絡みやすいのが最大のメリットといえるでしょう。しっかりとソースと絡むので、ソースとパスタに一体感のある味わいを楽しむことができます。しかしその反面、パスタがソースを吸ってしまうのでのびやすいのがデメリットです。
また、茹でる際には火加減が強すぎたり茹で時間が長すぎたりするとディチェコの特徴であるざらざら食感が削られてしまいます。それに加えてアルデンテが持続しづらいです。
表示時間よりも少し短めに茹でる必要があるなど茹で加減を判断するのが素人では難しいという難点があります。他にもディチェコのざらざら食感が苦手という方には不向きなパスタです。
バリラのおすすめの種類と評判
ここではバリラのおすすめの種類と評判についてみていきましょう。バリラは120種類以上のパスタを生み出したといわれています。現在そんなバリラにはどのようなパスタがあるのでしょうか?日本にいながら手に入れることができるバリラのおすすめ人気商品を紹介します。定番のパスタから変わり種パスタまでどれも食べてみたくなるものがいっぱいです。
バリラ スパゲッテイNo.5(1.7mm)
このパスタにしてから幸せになりました。すごく美味しい。
— flycat (@fly_fly_cat) November 13, 2017
バリラ の バリラ No.5 スパゲッティー 5kg [並行輸入品] を Amazon でチェック! https://t.co/VrwUBQQ4x5 via @
バリラNo.5(1.7mm)はバリラの定番ともいえるおすすめのスパゲッティです。ソースとのバランスもよいのが特徴です。アルデンテに仕上がりやすいので家庭でもプロの味を再現しやすいパスタとなっています。プロの料理人も使っているパスタです。
ネット通販では5kgなどの大容量サイズもお得に販売されているので、家族が多いご家庭や子供のいるご家庭にもおすすめです。トマトソースパスタやボロネーゼなどとの相性がよいパスタとなっています。
口コミでもとても人気のある太さのパスタです。乾麺パスタはバリラに決めているという人もいるほどバリラは日本人にも支持を得ています。茹で時間に神経質にならなくてもいいので、料理店などで使われることも多い種類のパスタです。家庭でも扱いやすいのが魅力のパスタです。
バリラ スパゲッティNo.3(1.4mm)
ちょっと細めがいいならバリラ No.3のほうがいいけど、ちょっと高くなったりする(´Д`)
— ラウンズ (@tenken_60) January 19, 2018
レビュー評価も☆5中4.6とか超評価いいんだよね~
食べるとわかるけど、この価格でこの値段はそりゃ美味しいですわ(^o^)
細めのパスタが好きな方には断然バリラNo.3(1.4mm)がおすすめです。茹で時間もNo.5と比べると短いのが特徴です。バリラなら細めのパスタでもしっかりとアルデンテにすることができます。麺のぷりぷりっとした歯ごたえを感じられるパスタです。さっぱりとした口当たりが口の中で持続するのが魅力の細めパスタです。
口コミによると、No.5よりも少し高い値段設定のところもあるようです。No.3もNo.5同様大容量の5kgサイズが販売されています。その場合はNo.5と同様の値段でした。
No.3は価格が高くても食べたくなるクセになる味わいになっています。細めパスタが好きな方におすすめです。コストコなどで比較的安い価格で売っている場合もあるのでチェックしてみてください。
バリラ スパゲッティNo.7(1.9mm)
茄子とミートソースのパスタ。バリラのパスタ、No3が安くなってたので2つ買ったけど、やっぱりNo7が食べ応えがあってもちもちしておいしい。#夜ごはん pic.twitter.com/E6tCo45eE1
— ひとり調理クラブ (@cyourikurabu) April 13, 2019
バリラ スパゲッティNo.7は1.9mmの太めのパスタです。バリラの中では一番太いパスタとなっています。バリラ特有の高品質のデュラム小麦の味をしっかりと感じたいならこちらの商品もおすすめです。バリラの良さ、特徴をしっかりと感じることができます。もちもちぷりぷり食感が特徴となっています。
食べ応えがあるパスタが好みの場合はNo.7がおすすめです。もちもちの美味しい食感を感じることができます。太めのパスタが好きな方はNo.7を選びましょう。
バリラ カッペリーニNo.1(1.15mm)
バリラとかのカッペリーニ素麺がわりに塩とかかけて食うだけで超うまいし 安物は知らん!
— Sho2010 (@Sho2010) September 1, 2010
バリラ カッペリーニNo.1は1.15mmという超極細のパスタです。このカッペリーニにはオリーブオイルを使ったシンプルなパスタがおすすめなのだそうです。冷製パスタとの相性が抜群です。
口コミのようにそうめんがわりに食べる人もいるほど超極細のパスタです。一度は味わってみたいパスタとなっています。つるっとした食感が冷製パスタとして活きてくるので食感を楽しみたくなります。バリラは小麦にこだわっていて品質がいいのでカッペリーニ自体の味を楽しむことができます。
バリラ ブカティーニ
パスタはやっぱりバリラだよね
— かず (@1989tarosan) August 28, 2016
このブカティーニは中が空洞になってて、コシがあって美味しい。 pic.twitter.com/jYrLs7htDn
見た目の形状は一見普通のパスタと似ていますが、ブカティーニはパスタの中心に穴が開いているのが特徴です。普通のパスタとは違った食感を楽しむことができるのとソースとのからまりがいいのがメリットです。
バリラのつるつるした食感のパスタはソースが絡まりにくいデメリットがありますが、それを解消してくれるパスタといえるでしょう。濃いソースにも負けない歯ごたえの商品となっています。
ブカティーニはローマ名物の伝統的なパスタですが、口コミでも好評なように日本人の口にも合うようです。中が空洞になっているので食感なども気になります。コシがあって美味しいとのことなのでぜひ一度食べてみてください。
バリラ グルテンフリーパスタNo.5(1.7mm)
菜の花で気分だけでも春先取り。バリラのグルテンフリースパゲッティはやっぱりおいしいな。#グルテンフリー #菜の花 #バリラ
— higashi(glufree) (@higashi_mitsuco) January 16, 2018
グルテンフリー生活もっとおいしく&たのしく「グルフリ」。 https://t.co/iMmbXUxRx1
バリラにはグルテンフリーのパスタもあります。王道のNo.5を小麦を使っていないグルテンフリーで楽しむことができるので、アレルギーがある人におすすめの商品です。また、体調を改善したりダイエットをしたりしたいと考えている人にも注目を集めています。
バリラでは黄トウモロコシ、白トウモロコシ、米粉をバランスよく配合してグルテンフリーパスタをつくっています。
バリラのグルテンフリーパスタは美味しく食べられるようこだわって作られています。「今まで食べたグルテンフリーパスタの中で一番小麦のパスタに近い」という口コミもありました。グルテンフリーパスタはなかなか小麦のパスタと比較すると味が劣ってしまうことが多いですが、弾力や見た目のパスタ感もしっかりとしているのが特徴です。
バリラ トロフィエ・リグーリ
バリラのトロフィエが美味しい。
— リネ (@Dia_dia) April 21, 2014
私の好きな安いパスタはアネージ>バリラ>ディ・チェコ。
しかし茹で過ぎてお腹いっぱいになってきた。 http://t.co/2OAwD8ausv
バリラ トロフィエ・リグーリはイタリアのリグーリ州で生まれた伝統的なショートパスタです。パスタの生地は台にこすりつけてひねりを入れてつくられます。
ジャノバ特産のバジリコをペーストにしたソースにじゃがいも、いんげんを合わせてパスタにすると、伝統的なジェノヴァのパスタ料理を食べることができます。ぜひバリラのトロフィエで試してみてください。通な人はトロフィエを自宅で楽しんでいるようです。口コミ評価でもバリラのトロフィエ・リグーリは高評価だったので、試す価値ありの商品です。
バリラ リゾーニNo.26
ミネストラ・デラカーサに、バリラのリゾーニを入れてミネストローネにして食べた。ミラノで食べるより旨いかも!?冷えた体にしみわたるおいしさ。つらいことはしあわせなことを輝かせるためにあるみたいだね。
— gattonegro (@gattonegro) March 24, 2010
バリラ リゾーニNo.26はAmazonでも人気のパスタです。お米のような形をしたパスタです。スープに入れたり、茹でて野菜と一緒に炒めたり、リゾットのようにして食べたりするのもおすすめです。バリラのリゾーニはお米で作ったリゾットよりもさっぱりといただくことができます。パスタを気軽に使いたい人にもおすすめのパスタです。
ミネストローネなどのスープに入れても合うという口コミが多くありました。バリラのリゾーニはいろいろな活用方法があるので一つ購入しておけば料理のバリエーションを増やすことができます。
全てにこだわったバリラは世界が認める美味しさ
バリラは上質なデュラム小麦にこだわって作られているため、味も食感も日本のパスタとは違った味わいを楽しむことができます。世界が認めたバリラの味わいをあなたの自宅でもぜひ体感してみてください。
ディチェコと比べるとソースが絡みにくいというデメリットはありますが、素人でも美味しく作りやすい上につるつる食感が好きな人にはとてもおすすめなパスタメーカーです。口コミでもバリラはとても人気があります。バリラのパスタでご家庭でもプロの味わいを堪能しましょう。