オートミールクッキーの簡単レシピ特集!ダイエット中のおやつにも最適!
皆さんは、オートミールを調理に使っていますか?実はオートミールは、クッキーに入れるとカロリーカット出来る上、とても美味しく作ることが出来ます。今回は、ダイエット中のおやつにもおススメなオートミールクッキーのレシピを紹介します。
目次
オートミールとは?
オートミールの栄養価やレシピを紹介する前に、少しオートミールの歴史について紹介します。日本では最近まであまりなじみの無い物でしたが、オートミールは海外では昔から分布しており食べられてきた穀物なのです。
オートミール(燕麦)の原産地は中央アジアで、現在でも野生の燕麦が広く分布しています。古代ギリシャなどでは家畜の餌とされていましたが、スコットランドでは5世紀には、ホットケーキやオートミールとして食べられていました。17世紀にはアメリカに渡り、オートミールはアメリカ人にとっても欠かせない朝食となりました。オートミールが日本に伝わったのは、明治時代のことです。
オートミールって一体どんなもの?
オートミールというと、白くてシリアルのようになっている見た目が最初に思い浮かびますが、もともとは燕麦と呼ばれる麦で、それを炒って粗挽きにした物です。燕麦はオーツ麦とも呼ばれており、フルーツなどを加えて簡単に食べられるので、そのまま朝食としても人気です。ミューズリーやグラノーラと似ていますが、ミューズリーはオートミールにドライフルーツやナッツを加えたもの。
グラノーラはオートミールにナッツやメープルシロップ、オリーブオイルなどを加えオーブンで焼いた後にフルーツを足したものと、少し違いがあります。ミューズリーとグラノーラの大きな差は、加熱処理があるか無いか、という点です。オートミールは、水や牛乳で柔らかく粥状にしても食べられている(ポリッジというものです)ので、赤ちゃんに離乳食としてあげるお母さんもいます。
オートミールの栄養価ってどうなの?
オートミールは非常に栄養価の高い食品で、ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富。食物繊維には血中のコレステロールを排出する働きがある水溶性食物繊維と、お腹の調子を整える働きがある不溶性食物繊維とがあり、オートミールにはこの両方が豊富に含まれています。
オートミールは精白されておらず外皮を残したまま加工するため、栄養がたくさん残っています。玄米の栄養価が高い理由と同じです。その玄米と比べてみても、オートミールは食物繊維は3.5倍、鉄分が2倍、カルシウムが5倍とかなり栄養豊富。コレステロールを下げるなど、健康増進効果も期待出来る点も人気の一つです。
カロリーはオートミールと小麦粉でほぼ同程度なのですが、オートミールは水を加え加熱すると膨らむ性質を持っているので、使用量が少なくて済み結果的に摂取カロリーが低くなります。ですので、小麦粉の代わりにオートミールを使用するレシピはダイエット中の方にも人気です。
オートミールを取るなら簡単で美味しいクッキーが人気
栄養価が高くて、低カロリー。こんなに良いことづくめのオートミールならば、是非食事に取り入れたいものです。オートミールを摂取できる料理のレシピはいくつかありますが、ここでは簡単に摂取出来るレシピとして人気の、美味しいオートミールクッキーの作り方をいくつかご紹介します。先ほど書いた通り、小麦粉の代わりに使用すればカロリーカット出来るので、ダイエット中のおやつとしてどうでしょうか?
簡単で美味しい!人気のオートミールクッキーレシピ
一口にオートミールクッキーと言っても、フルーツが入ったものや、ピーナッツバターが入ったもの、人気のスーパーフードが入ったもの、などトッピングを変えるだけで簡単に色々な味を飽きずに楽しむことが出来ます。お気に入りのレシピを見つけて、美味しいクッキーを是非作ってみてください。
簡単でシンプルな美味しさ『オートミールクッキー』
まずは、スタンダードなオートミールクッキーの作り方。メープルシロップやレーズンが入っているので、グラノーラクッキーと似ています。1.ボウルにメープルシロップ70g、油50g、豆乳50g(豆乳以外のミルク、水やリンゴジュースでも良いです)、バニラエッセンス少々、米粉100g、片栗粉や葛粉20g、(タピオカスターチの代用です)、ベーキングパウダー小さじ1、塩少々を入れよく混ぜます。
2.オートミール100g、レーズン30gを『1』に入れ、再び混ぜましょう。3.出来た生地をクッキングシートの上に、形を整えながら6~12個位に分けます。4.180℃のオーブンで20分焼いたら完成です。小麦粉を使わないレシピなので、グルテンフリーとなっています。
チョコ好きの方には美味しい『オートミールチョコクッキー』
チョコ好きな方にはこちらをおススメ!生地にココアパウダーを練りこんだオートミールクッキーです。早速作り方をチェックしていきましょう。1.ボウルにオートミール70g、薄力粉30g、ココアパウダー大さじ1、グラニュー糖25gを入れ、混ぜます。
2.混ざったら、サラダ油20gを入れ混ぜましょう。更に、水20g、チョコチップ40gを入れ混ぜ合わせます。3.オーブンを180℃に予熱しておきます。4.クッキングシートの上に生地を適度な大きさになるよう分けて乗せたら、17~20分焼いて完成。このレシピも、生地作り10分+焼き時間20分のトータル30分くらいで簡単に作ることが出来ます。
定番をアレンジ!香ばしいピーナッツバターが美味しい『オートミールクッキー』
次はピーナッツバター入りのレシピ。早速作り方をチェックしていきましょう。1.牛乳30㏄、グラニュー糖75g、無塩バター30gを鍋に入れ、混ぜながら沸騰させます。2.鍋を火から降ろし、バニラエッセンス2,3滴、ピーナッツバター60g、チョコレートシリアル60g、クイックオーツ90gを加え混ぜます。
3.『2』にチョコチップ30gを入れたら再び混ぜ、スプーンで皿の上に一口大に並べます。4.冷凍庫で30分冷やしたら、完成です!ちなみに『クイックオーツ』とは、内部に水や熱が通りやすいように加工されたオートミールの事。調理時間が短くて済む人気の食材です。
ダブルの食感が楽しい『オートミールバナナクッキー』
続いては、オートミールバナナクッキーをご紹介。美味しいクッキーを作るために、バナナは甘くなっている熟したものを使うのがおすすめです。熟していない場合は、砂糖を少し加えましょう。1.バナナ50gを潰します。2.潰したら、オートミール70g、全粒粉又は薄力粉30g、塩ひとつまみ、シナモンシュガー適量、油30g、豆乳30gを加えてよく混ぜます。
3.オーブンは170℃で予熱しておきましょう。4.予熱が済んだら、適度な大きさ、1cm位の厚さに分けたら、170℃で30分焼いて完成!外はサクサク、中はしっとり食感が楽しめるクッキー!オートミールに加えバナナを使用しているので、食物繊維が更に豊富なクッキーです。
オシャレで美味しいレシピ『エナジーバー』
次にオートミールバーを紹介します。ココナッツの粉は米粉などに変えても大丈夫です。1.オートミール100g、玄米ポン10g、チョコチップ20g、レーズン15gを混ぜ合わせます。2.ピーナッツ30g、アーモンド30gを包丁で粗く刻みましょう。3.『2』で作ったもの、チアシード10g、ココナッツオイル20g、ピーナッツバター50g、メープルシロップ80gを『1』に入れ、混ぜたらココナッツ粉50gを加え更に混ぜます。
4.型にクッキングシートを敷き、生地を入れます。ゴムベラなどで上から押し、平らになるようにしましょう。5.オーブンを180℃に予熱しておき、20分焼きます。6.焼けたら、冷ましてから好きな大きさにカットして、完成です。クッキーとは少し違いますが、栄養価も高くおススメです。
後引く美味しさ!クッキーのような『オートミールビスケット』
次はオートミールビスケットのレシピです。1.フライパンに無塩バター60g、三温糖60g、はちみつ大さじ1を入れ、弱火で溶かします。焦げないように気を付けましょう。2.全て溶けたら、冷まして粗熱を取ります。粗熱が取れたところでオートミールを入れ、薄力粉60g、ベーキングパウダー小さじ1/2をふるい入れます。
3.さっくり混ぜ合わせたら、生地を天板にいれ、形をまとめましょう。4.オーブンを180℃で予熱しておき、25分焼いてください。5.生地が冷めないうちに、適当な大きさに切り分けます。6.そのまま冷やして完成!食べ出したら止まらなくなる味わいです。
砂糖不使用でも美味しいオートミールクッキー
続いては、砂糖を使用していないオートミールクッキーのレシピを紹介します。1.豆乳70ml、油大さじ2をよく混ぜ、プロテイン30gを加え混ぜます。プロテイン、油は好きな種類の物で大丈夫です。
(画像はイメージです)2.あらかじめ素焼きミックスナッツ50g、ドライフルーツ50gを細かく砕いておき、ボウルにオートミール30g、押し麦30g、ナッツ、ドライフルーツを入れ混ぜます。(押し麦が無い場合は、オートミールを60gにしましょう)
オートミールクッキー🍪
— うみ (@v8vsy) April 20, 2017
砂糖小麦バター卵不使用🙅 pic.twitter.com/D08PIAbxE8
3.ポロポロした状態になったら、4cm位の大きさのお団子を作るように丸めます。出来たら、クッキングシートの上に並べ、スプーンなどで上から押して平らにしましょう。4.オーブンを160℃で予熱しておき、20~25分焼いて完成です。
プロテインというと筋トレしている人のメニューと思いがちですが、プロテインによってタンパク質などエネルギー代謝にも関わる栄養素を補えるのでダイエット中の方にもおススメです。好きな種類のオイルやプロテインを使って、色々な味を試してみてください。
スーパーフードも取れる美味しいオートミールクッキー
最後に、今人気のスーパーフードを使用したオートミールクッキーのレシピをご紹介。スーパーフードも栄養価がとても高い食品として人気です。オートミール同様、取ってみたいけど調理法に困った、という時にはクッキーに入れれば手軽に摂取することが出来ます。
ヘンプシード入り焼かないオートミールクッキー
まずはタンパク質やマグネシウムが豊富な、『ヘンプシード』が入ったオートミールクッキーのレシピから紹介します。1.フードプロセッサーなどにオートミール30g、ヘンプシードナッツ30g、ココナッツシュガー5~10g、自然塩ひとつまみを入れ、20~30秒位挽きます。全体が馴染んで来たらO.K.です。
ヘンプの凄さ!!https://t.co/lbAnZg5HGG
— hempbot (@hemp_bot) March 24, 2018
2.ボウルに『2』を入れ、溶かしたココナッツオイル10gを加えて混ぜます。まとまりにくかったら、更にココナッツオイルを足してください。3.まとまった生地を好きな形に成形し、冷蔵庫で冷やして固めて完成です。オーブンを使わずに作れるクッキーレシピとなっています。
メスキート入りオートミールクッキー
次はメスキートを生地に入れたオートミールクッキーのレシピです。メスキートは低GI食品なので、ダイエット中のおやつに取るにはピッタリです。1.オートミール60g、メスキートパウダー40g、卵1個をボウルにいれ、混ぜます。
2.『1』で混ぜたものにオリーブオイル25g、お好みのナッツ、シード類適量を追加し、混ぜます。3.生地を混ぜ終わったら、好きな形に取り分けましょう。4.オーブンを170℃に予熱しておき、『3』で分けた生地を15~20分焼いたら完成です。
モリンガ入りオートミールクッキー
次は、モリンガというスーパーフードが入ったオートミールクッキーのレシピです。モリンガは『奇跡の木』とも呼ばれており、こちらも人気が高い食品です。1.まずは下準備をしましょう。バター60gを溶かしておき、オートミールはブレンダーなどで粉状にしておきます。
地球上の可食植物の中で最も高い栄養価モリンガ
— 美肌美ボディ情報サイト (@BeautyandHigh) March 24, 2018
食生活における栄養補給はもちろん、毎日の活力、お肌の健康美など、元気の源におススメです。https://t.co/LGX0yIzhNu pic.twitter.com/3U1daLbMKX
2.ボウルに『1』のバターとオートミール、米粉100g、アーモンドプードル100g、全卵1つ、ナッツバター100g、塩ひとつまみ、お好みの甘味料(羅漢果など)50gをいれ、手で混ぜます。3.生地がまとまってきたら、半分に分け片方にモリンガパウダー10gを混ぜます。4.生地をラップに包み、冷蔵庫で1~2時間冷やして馴染ませます。5.好きなクッキー型で型を抜き、180℃で予熱したオーブンで10~15分焼いて完成です。
美味しいオートミールクッキーでおやつをカロリーカットしよう
いくつかオートミールクッキーのレシピを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?美味しい、なおかつ簡単におやつのカロリーカットが出来ると人気のオートミールクッキーですが、ずっと同じ味だと飽きが来てしまいます。使用する組み合わせを少し変えるだけで楽しく続ける事が出来ます。もちろん栄養価が高いので、ダイエット中以外の方も是非作ってみてください。